2020年度卒業論文審査会

2021年2月18日(木)~19日(金)の2日間に渡り,卒業論文審査会が開催されました.今年はパンデミックの影響によりオンライン上で行われ,当研究室からはB4:19名(荒木,岩出,奥田,尾本,北村,後藤,佐々木,坪郷,角田,戸田,舩津,松永,松本,森川,柳楽,山崎,吉岡,和田,Alassaf Abdulaziz Hamad h)が発表しました.

この1年間の研究成果の集大成を10分という短い時間の中で,どのように魅せれば相手に伝わり,自らの研究を面白いと感じてもらえるかどうかを考え,発表の修正を繰り返し当日に挑みました.

質疑応答では,分野の異なる先生方からの貴重なご意見を頂くこともでき,自身の研究を見つめ直す良い機会となりました.また,オンライン上で開催されたことにより,物理的な部屋の移動が不要になったため,例年より多くの人の発表を聞くことが出来ました.普段は見られない他研究室の学生の発表を聞くことで,良い刺激となりました.

私たち4年生はこれから別々の進路を歩むことになります.今年度で卒業する人も,修士課程に進学する人も,この1年間の研究生活で学んできたことを胸に,それぞれの道を邁進していきます.

【文責:B4 戸田】

2020年度修士論文諮問会

2021年1月28日~29日に同志社大学院 生命医科学研究科 修士論文諮問会がオンラインで開催されました.本研究室からはM2の9名(青木,北川,清野,風呂谷,藤田,松岡,丹,田中,辻本)が発表しました.

私は,ワーキングメモリの負荷が脳活動に及ぼす影響をテーマに3年間研究を行ってきました.その研究の集大成として,この研究の何が面白いのか,仮説は何か,なぜこの解析方法をする必要があるのかなど,専門分野の異なる先生方にうまく伝えることができるよう意識して発表練習を行いました.発表では,先生方からたくさんの貴重なご意見・ご質問を頂き,M2全員が無事に発表を終了することができました.

 

私はこれまでの研究を通して,自分自身で調べ通して答えを出すことや,自分が行っていることの目的や何が面白いのかについてよく考えること,聞く側が誰かを意識しその立場になって伝えることなど,3年前の自分にはなかったものを得ることができました.それらはこれからも必要なことだと思うため,今後も意識してさらに力をつけられるよう頑張りたいと考えています.研究では苦しいときもたくさんありましたが,自分のテーマ・課題について知識が増えていき一つずつ納得できたときや,結果の考察について他の人に面白いと言ってもらえたとき,学会で成果を発表できたとき,研究が楽しいと感じました.少しずつ自分の中で成長を感じることができたと思います.

私たちM2は4月から社会人となります.研究室で尊敬できる先生方やたくさん面倒を見て下さった先輩方,支えてくれた同期や優しい後輩に出会うことができ,研究室の思い出や頂いた言葉は,私の一生の財産となりました.これから社会人として仕事をしていく中で,お世話になった先生方にいつか恩返しができるよう,常に努力を続け活躍したいと考えています.幅広く興味を持ち,自分から発信し,周りに良い影響を与えられる人を目指したいと考えています.最後になりましたが,これまでたくさんのご指導を頂きました廣安先生,日和先生,谷岡先生,そして研究室の皆様,本当にありがとうございました.

【文責:M2 丹】

第101回月例発表会

2020年8月24日に第101回月例発表会が開催されました.

本月例発表会ではM1の2名(川瀬,泉)がZoomを通して発表しました(敬称略).

春学期の研究成果の発表の場として開かれ,私は「大腸ポリープに対するSLICの検討」について発表しました.前回の月例発表会からB4も参加する傍聴するということで,そろそろ研究テーマが決まり始めるB4へ研究内容が伝わるように,分かりやすいスライド作りや発表内容を心がけました。発表後は,研究内容についてB4からも質問があり,興味を持っていただけたと感じています.

また,今回の月例発表会は私にとって初めてのオンラインでの発表でした.以前は全員が1つの部屋に集まり,発表者は部屋の前方に立って発表していましたが,今回はオンライン開催のため自宅からの参加となりました.そのため発表時に感じる緊張は小さく,移動が不要のため発表会前後の時間を効率的に使うことができるという,オンラインでのメリットを感じられる機会となりました.

今回指摘されたことや考えたことに迅速に取り組むため,オンラインでのMTGを積極的に行い,自分の研究を進めていきたいと思います.

【文責:M1川瀬】

第100回月例発表会

2020年7月25日(土)に第100回月例発表会が開催されました.

本月例発表会ではM1 4名(瓦谷,豊福,渡邊(成),渡邉(翔)),の計4名がZoomを通して発表しました(敬称略).

月例発表会が今回で記念すべき第100回を迎えました.サッカー大会の天皇杯サッカー選手権大会(2020年)や全国高等学校野球選手権大会(2018年)も第100回を迎えており,歴史ある大会に肩を並べました.第1回月例発表会(ICT用語発表会)は2011年4月23日に行われており,無事に100回を迎えたことはとても素晴らしいことだと思います.

今回の月例発表会は発表者が4名ということもあり、先生方や研究室メンバーと研究に対する議論を活発にすることができ,私たちM1にとっては各々の研究への理解や方向性を再確認すことのできる良い機会となったと感じています.また,私にとっては「自分自身の研究の面白さを発表でうまく表現できているのか」といったことを考えさせられる月例発表会でありました.4回生も研究に興味を持ち,積極的に質問をしていました.

今回の発表で御指摘頂いたところを改善し,さらなる飛躍を求め,研究に取り組んでいきたいと思います.また,記念すべき第100回月例発表会に発表者として自分の研究内容を発表できたことはとても光栄でした.

【文責:M1豊福】

2019年度卒業論文審査会

2020年2月20日(木)に卒業論文審査会が開催されました.当研究室からはB4:17名(泉,浦喜,荻原,神野,瓦谷,菊池,川瀬,高橋(伸),豊福,中村,浅沼,布施,岡田,渡邉,渡邊,高橋(ひ),郷戸)が発表しました.
1年間の集大成であるこの日のために,スライドや言葉の使い方まで,最後まで調整を繰り返しました.発表をすることで,個々が自分の研究と向き合いより一層,研究に対し愛着が持つことができたと思います. 当日は緊張した面持ちでしたが,大きなアクシデントもなく発表を終えることができました.また,他の学生の発表を聞き,予稿に目を通すことで研究への姿勢に対する刺激を受けました.



自らの分野とは違う医情報学科の先生方,学生に研究内容を話すことは初めての経験である学生が多く,普段得られない貴重なご意見をいただきました.自分の研究を見つめ直す良い機会になったと思います.自身の研究が面白いと多くの方に思ってもらえるようにこれからも日々精進を重ねていこうと思います.



【文責:B4 郷戸】

2019年度修士論文諮問会

2020年1月30日に同志社大学大学院 生命医科学研究科 修士論文諮問会が開催されました.本研究室からはM2の12名(大澤,大塚,奥村(康),奥村(駿),清水,杉野,谷口,古家,藤井,山本,吉岡,吉田)が発表しました.


   

諮問会では,12名全員が無事に発表することができました.発表当日まで,私達全員が「他の研究室の先生方に伝わる発表にするにはどのような工夫が必要か?」ということを念頭に置き,発表やその後の質問に備え,練習を行いました.発表当日は,緊張や様々な視点の先生方の質問に戸惑うこともありましたが,皆が自身の研究に自信を持ち,発表できたのではないかと考えております.また,皆が自身の集大成である本発表で力を発揮することができたこと,本当に良かったと思います.そして私達は本発表後,3月に卒業します.研究室での生活を通して得たかけがえのない経験,学んだことは私達にとっての財産であり,今後の人生に欠かせないものです.4月からは社会人として,研究室生活で身につけたことを活用し,それぞれの分野で活躍したいと一同考えております.



【文責:M2 奥村(康)】

2019年度プロジェクト科目最終発表会

2020年1月22日に,生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の必修科目の一つである「プロジェクト特別演習」の最終課題発表会が医心館のG階多目的ホールにて行われました.
本科目は,それぞれの学生が独自に研究テーマを決定し,計画を立て実行し,結果についてディスカッションすることで研究者やエンジニアに求められる能力である問題設定・解決能力,実行能力,計画力等の向上を目的として行われています.
中間発表会ではプロジェクトの背景と課題,提案システムとその評価方法,行動計画の発表を行いました.また今年度は去年度と異なり,研究室での取り組みとして,毎週一コマ×15週という限られた時間内で,計画から実行まで行いました.決められた時間内だけで取り組むということで,計画的に進めることが私も含め苦戦した人が多くいましたが,最終的には受講者全員が一通りシステムを完成した形で終えることができました.

 

改めて計画を立てることの大切さを認識することができました.また,最終課題発表会では教員の方々も含め多くの人に聞いてもらい,積極的に議論ができたと思います.本発表で得た経験を生かし,これからの研究生活をより有意義に過ごしていきたいと思います.

【文責:M1 青木】

第93回月例発表会

2019年10月29日(火)に第93回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではB4(浦喜,豊福,瓦谷)の3名が発表しました.

  

今月は先月と同じく3名での発表となりました.発表者が少なかったこともあり,研究に対する議論を活発にすることができ,私たちB4にとっては各々の研究への理解を見直すことのできる良い機会となったと感じています.
私個人としては2回目の月例発表会ということで,前回よりも自分の研究として主体的に取り組んできた成果を発表する場でした.そのため,今回の月例発表会は研究を通じた成長の実感が得られたと同時に,今後に向けて一層気を引き締めていきたいと感じられる場でした.


来月にはB4の多くが月例発表会を控えており,卒業論文の執筆も佳境を迎え始めます.
1年間の結果に胸を張れるよう,研究室一丸となって頑張っていきたいです.
【文責:B4 浦喜】

2019年度プロジェクト科目課題発表会

2019年10月16日(水)に生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の必修科目の1つである「プロジェクト特別演習」の中間課題発表会が医心館のG階多目的ホールにて行われました.本発表会ではM2 4名(清水,谷口,山本,吉岡),M1 8名(青木,清野,田中,丹,辻本,藤田,風呂谷,松岡)の計12名が発表しました.
この科目は各学生が独自に研究テーマを決定し計画を立て実行することで,研究者やエンジニアに求められる能力とされている問題設定・解決能力,実行能力,計画力等の向上を目的として行われています.今回はこれから取り組んでいくプロジェクトの背景,提案手法や計画をポスターで発表しました.

授業の一環とはいえ,初めてのポスター発表に少し緊張しましたが,普段のスライドと違うプレゼン能力が必要だと学ぶことができ良かったです.
また,私たちの研究室以外の方のポスターを拝見させていただくことで,自身の研究科でどのような事が行われているのかを学べるとても良い機会となりました.
これからはプロジェクト科目の最終発表会に向け,計画的に準備を進めていきたいと思います.


【文責:M1 松岡】

第92回月例発表会


2019年9月17日に第92回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2 2名(古家,大塚),M1 1名(風呂谷)の計3名が発表しました.


今回は発表者が3名と先月と比較すると少数でしたが,内容について活発な議論を学生間でも行うことができ,B4をはじめとする聴く側にも発表者にも有意義な時間になったと感じています.私の今回発表したパーセレーションを用いた瞑想時の脳機能研究はちょうど1年前に始動しました.先輩,同期にもアドバイスをいただき,国際学会や国内の学会でも発表する経験もできました.改めて今回月例で研究室のみんなに発表し,質疑応答でも自信をもって回答することができ,本研究室の目標である「研究を通じた自己の成長」を実感することができました.秋学期は特にM2とB4は卒業論文の提出を控えているので研究室で一体となって良い成果を出せるようにより一層研究に尽力し,研究室の雰囲気作りにも貢献していきたいと思います.



【文責:M2 古家】