OHBM2016

2016年6月26日~30日にかけて,スイスのジュネーブ(Palexpo Exhibition and Congress Centre)にて開催されましたThe 22nd Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mappingに参加いたしました.本研究室からは,日和先生,田中勇人(M2),片山朋香(M1)の3名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
「Examination of light environmental effects on brain activity using paper and computer screen」
田中 勇人,日和 悟,廣安 知之
「A study of performances and brain activities during memorizing tasks under the influence of sound」
片山 朋香,日和 悟,廣安 知之
本学会には,ヒトの脳の高次機能を様々なイメージング装置によって解明するために,最新かつ革新的な研究の情報を交換することや研究成果について議論することを目的に多くの研究者が参加されました.私は初めての国際学会ということであり,英語での説明はとても不安だったのですが,多くの方が興味を持ってポスターを見に来てくださいました.英語で研究内容を説明でき,さらにいろんな質問やアドバイスをしていただくことができたので本当に良い経験になったと思います.しかし,深く研究について議論することや,自分の知識があまりない研究発表の理解をすることなどは,英語力が乏しくできなかったため今後の課題であると改めて思いました.言葉が通じあわないと,理解できないことがとてももどかしく感じました.来年の国際学会に向けて,英語力を高めて多くのことを吸収できるようにしたいと思います.また,国内学会と比べて国際学会の規模はとても大きく,世界に多くの脳機能研究者がいることを実感しました.部屋が満席になり立ち見となることもしばしばあるくらい活気にあふれていました.世界の最先端の研究について触れることができる貴重な経験となり,私もますます研究を頑張っていこうと思いました.
本学会参加にあたり,廣安先生,日和先生を始め研究室の方々には大変お世話になりました.この場を借りてお礼申し上げます.今回の学会発表で得られた経験や反省点を今後に活かしていきたいと思います.
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【文責:M1 片山】

Neuroscience2015

2015年10月18日から21日にかけてChicagoのMcCormick Placeにて開催されましたSociety for Neuroscience2015に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,岡村(M2),滝(M2),信楽(M1),田中勇人(M1)が参加し,学生4名がポスター形式で発表いたしました.発表題目は以下の通りです.
Suggestion of the analysis method to extract the relationship between the brain activity and salivary metabolites during actue psychosocial stress
Tatsuya OKAMURA, Masahiro SUGIMOTO, Tomoyuki HIROYASU
Examination of working memory capacity by cerebral blood flow changes : study using reading span test
Kenichi TAKI, Tomoyuki HIROYASU 
Cross-modal processing in the auditory and visual cortex : a fNIRS study with a double-flash illusion
Satoshi SHIGARAKI, Keisuke HACHISUKA, Eiichi OKUNO, Tomoyuki HIROYASU 
Examination of the effect of light environment on brain activity during visual search task by fNIRS
Hayato TANAKA, Tomoyuki HIROYASU
この学会は私たちのように非侵襲の計測機器を用いた研究者だけでなく,動物実験などの解剖学の研究者なども集まり,神経科学に関する学術的な発見を目指すものです.発表のポスターの数は15,000以上で,大規模な学会となっていました.
私たちもその中でポスター発表を行いました.当日の朝や,直前のバス移動の中で英語のシミュレートをするなど,みんな緊張していましたが,結果として自分の伝えたいことを伝えられたと思います.多くの人に自分たちの研究に対して興味を持ってもらうことが出来て非常に励みになり自信にもなりました.
このように意義のある発表を行うことが出来たのは支えて下さった研究室の皆様のおかげだと思います.リハーサルに参加してくれた方,英語の修正にお付き合いしてくださった先生方,ありがとうございました.今後ともご指導よろしくお願いいたします.
そして今回の発表での反省を元に,来年さらに良い発表が出来ることを祈っております.
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【文責:M2 滝】

EMBC2015

2015年8月25日~29日にかけて,イタリアのMiCo – Milano Congressiにて開催されたEMBC2015に参加致しました.本研究室からは,廣安先生,林沼勝利(M2),村上晶穂(M1),田中那智(M1)の4名が参加しました.また,横内先生,福島亜梨花さん(MISL5期生)も参加され,にぎやかな学会となりました.発表形式は林沼,村上はポスター発表で,田中は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.
「Preprocessing with Image Denoising and Histogram Equalization for Endoscopy Image Analysis using Texture Analysis」林沼勝利
「Brain Activities during Synchronized Tapping Task」村上晶穂
「Emphasizing Mesenteric Blood Vessels in Laparoscopic Colon Cancer Surgery Video Images」田中那智
無事に3名とも発表を終えることができました.ポスター発表では多くの人に質問されており,口頭発表でも多くの人が発表を聞きに来てくださったため,非常に有意義な学会となりました.頂いた質問や意見,聴講した発表から得られた情報は今後の研究活動に活かして参ります.イタリアでは治安に関して不安もありましたが,最後まで大きなトラブルもなく滞在,観光もできました.
学会参加にあたり,ご指導くださった先生方,またリハーサルに参加して質問や意見をくださった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程宜しくお願い致します.
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【文責:M1田中那智】

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【速報】 the 37th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC'15)

The 37th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC’15) to be held in MiCo, Milano Conference Center, Milano, Italy on August 25-29, 2015.
– Algorithm of Emphasizing Mesenteric Blood Vessels in Colon Cancer Surgery Video Image by Laparoscope, by Tomoyuki Hiroyasu, Nachi Tanaka*, Akeo Hagiwara, Yuki Ozamoto, Hisatake YOKOUCHI
– Preprocessing With Image Denoising and Histogram Equalization for Endoscopy Image Analysis Using Texture Analysis, by Tomoyuki Hiroyasu, Katsutoshi Hayashinuma*, Hiroshi Ichikawa, Nobuaki Yagi
– Study of brain activities during synchronized tapping task ~Study of brain activities to machine system that has other model ~, by Akiho Murakami*, Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Hisatake YOKOUCHI
採択されました。

CEC2015

 
5月25日(月)から28日(木)にかけて,宮城県仙台市仙台国際センターにて CEC2015(Congress on Evolutionary Computation)が開催されました. 本大会は進化的最適化の大きな国際会議であり,廣安先生も今大会のLocal Committeeとして参加されていました. 本研究室からの発表者は廣安先生,田中,そして昨年度院を修了した白石でした. 三者とも口頭発表で題目は以下の通りでした.
「Investigation of Regions of Interest (ROI) through the Selection of Optimized Channels in fNIRS Data」廣安知之
「Discussion on interactive Genetic Algorithm with brain activation measured by functional Magnetic Resonance Imaging」田中美里
「A Feature Transformation Method usingMultiobjective Genetic Programming for Two-ClassClassification」白石駿英

今回は発表は勿論ですが,色々なイベントや運営の手伝いに参加させてもらい,そちらの方が楽しかったです. 最適化の大御所と若手が飲むというイベントや,Registratin Deskの手伝い等,色々と勉強になりました. ほとんど会場に詰めていたため,あまり観光はできませんでしたが,その分発表を見て回ったり,人と話ができて良かったかも知れません.後に,リハーサルや準備等でお世話になりました廣安先生,研究室の学生のみなさま ありがとうございました.

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【文責:田中先生】

【速報】IEEE Congress on Evolutionary Computation

仙台で行われた IEEE CECで下記の発表を行いました。
Investigation of Regions of Interest (ROI) through the Selection of Optimized Channels in fNIRS Data
HIROYASU TOMOYUKI, Yoshida Tomoya and Yamamoto Utako
A Feature Transformation Method usingMultiobjective Genetic Programming for Two-ClassClassification
HIROYASU TOMOYUKI, Shiraishi Toshihide, Yoshida Tomoya and Yamamoto Utako
Discussion on interactive Genetic Algorithm with brain activation measured by functional Magnetic Resonance Imaging
MISATO TANAKA, Mitsunori Miki, Utako Yamamoto and Tomoyuki Hiroya

SSCI2014

2014/12/9-12にOrlandoにて開催されましたIEEE SSCI 2014に参加致しました.
本研究室からは廣安先生,大久保(M2),白石(M2),塙(M1),林沼(M1)が参加しました.
発表題目は以下の通りです.
1.Endoscope Image Analysis Method for Evaluating the Extent of Early Gastric Cancer Tomoyuki Hiroyasu, Katsutoshi Hayashinuma, Hiroshi Ichikawa, Nobuaki Yagi and Utako Yamoto
2.Gender classification of subjects from cerebral blood flow changes using Deep Learning Tomoyuki Hiroyasu, Kenya Hanawa and Utako Yamamoto
3.A feature transformation method using genetic programming for two-class classification Tomoyuki Hiroyasu, Toshihide Shiraishi, Tomoya Yoshida and Utako Yamamoto
4.Electroencephalographic Method Using Fast Fourier Transform Overlap Processing for Recognition of Right- or Left-handed Elbow Flexion Motor Imagery Tomoyuki Hiroyasu, Yuuki Ohkubo and Utako Yamamoto
この学会はComputer Intelligenceに関するIEEの学会のひとつであり,最適化やビックデータ解析,画像処理等様々な問題に対するアルゴリズムやシステムの提案が為されました.
また,今回の学会では脳波を解析する際のアルゴリズムやBCIシステムに関する研究も数多く発表されており,生体情報への応用に関する研究も行われていました.
私は3日目の夕方に行われたポスター発表のセッションで発表を行いました.
英語で説明することに苦労しましたが,いろいろな国籍を持つ人と私の研究に関して議論を行うことができました.
中には研究について興味深いとおっしゃってくれた米国人もいたので,つたない英語でしたが,充実感がありました.
今後よりより一層研究の深みを増していきたいと思います.
最後になりましたが,ご指導くださった先生方,またリハーサルでアドバイス下さった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 白石】
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Neuroscience2014【国際学会】

2014/11/15-19Washington DCにて開催されましたSociety for Neuroscience 2014参加致しました本研究室からは山本先生,大村(M2)大西(M2),真島(M2),岡村(M1),滝(M1),大谷(M1)7ポスター形式発表致しました.発表題目は以下の通りです.

Anatomical labeling with probabilistic inference for diffusion tensor imaging of human brain

Utako Yamamoto, Masayuki Ohzeki, and Tomoyuki Hiroyasu

Sex differences of the pleasantness level of pictures upon cerebral activity using fMRI

Ayumi Omura, Misato Tanaka, Utako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

Analysis of color temperature to improve intelligent productivity -The effect for psychological states and brain activity-

Natsuko OnishiUtako Yamamoto, Mitsunori Miki, Tomoyuki Hiroyasu

Study on the related regions of working memory using reading span test

Nozomi MashimaUtako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

Relationship between brain activity and emotional state during multi task

Tatsuya Okamura, Utako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

Analysis of processing mechanism of the human brain with multiple sensory information using fNIRS

Keinichi TakiUtako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

3D drawing system to combine MRI data of nerve fibers and fNIRS data of activated brain regions

Shunsuke OhtaniUtako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

この学会は神経科学の研究者臨床医などが参加する世界最大級の脳や神経系に関連する科学的な発見を目的としています.実際に15,000以上の科学的な技術や脳の構造健康病気および治療法に関する新しい研究のプレゼンテーションなされ,数多くの革新的な研究が披露されていました.私は学会開始2日目の発表ということでまだ学会の雰囲気や英語に慣れないまま本番を迎えることとなり,とても緊張しました.しかし,たくさんの方にお集まり頂き,言語の壁に苦しみつつも言いたいことを伝えられたのではないかと思います.数名の方にはinteresting! と言って頂いたことで,自分の研究に対して自信をもつことができさらに研究に磨きをかけていきたいと感じました.最後になりましたが,ご指導くださった先生方,またリハーサルでアドバイス下さった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 真島
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IES2014

11月10日(月)から12日(水)にNanyang Executive Centre, SingaporeにてThe 18th Asia Pacific Symposium on Intelligent and Evolutionary Systems (IES2014) が開催されました。
本研究室からは廣安教授、西村祐二さん(M2)、関谷駿介さん(M2)、小淵将吾(M1)の4名が参加しました。
西村さん、関谷さん、小淵は15分間の口頭発表を行いました。発表題目は以下の通りです。

・”Cell Segmentation using Binarization and Growing Neural Gas” Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, and Utako Yamamoto

・”Working Memory Training Strategies and their Influence on Changes in Brain Activity and White Matter”
Tomoyuki Hiroyasu, Shogo Obuchi, Misato Tanaka, Tatsuya Okamura, and Utako Yamamoto

・”Medical Image Management System with Automatic Image Feature Tag Adding Functions”
Tomoyuki Hiroyasu, Yuji Nishimura, and Utako Yamamoto

IES2014は人工知能や進化計算分野のアジア環太平洋諸国の研究者が集まり、情報交換や近年の研究結果、そしてコラボレーションを議論する目的として開催されました。

関谷さん、小淵は11月11日(火)に、西村さんは11月12日(水)に発表いたしました。全員が違うセッションで参加しましたが、20分間に及ぶ英語の議論を無事に終えることができました。

本学会での演題のテーマは幅広く、私の本来の分野とは異なる学会ではありましたが、今後のデータ処理についての知見が得られ、とても有意義な時間を過ごすことができました。多くのアドバイスや質問をいただき、自分の研究の課題点を知ることができました。今回いただいたアドバイスを生かして、今後の研究に励んでいきたいと思います。

シンガポールの街並みは都会で洗練された場所や伝統ある寺院が入り乱れ、とても魅力的な場所でした。また公共の交通機関が発達しており非常に観光するにも便利で良い街だなと感じました。

最後になりましたが、学会参加にあたり、先生方をはじめ、研究室の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
【文責:M1 小淵】
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WAC2014

2014年8月3日から7日にかけて,ハワイ島ヒルトンワイコロアビレッジにて行われましたWAC2014に参加致しました.本研究室からは山本先生,後藤(M2),中村(M2)の3名が参加致しました.発表形式は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.
・Brain Activity during Cooperative Work Determined by Simultaneous
fNIRS measurement in Two People and the Effect of Different Social
Skills on Cooperative Task Performance
Utako Yamamoto,Mao Goto,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
・Improving the Accuracy of the Method for Removing Motion Artifacts
from fNIRS Data using ICA and an Accelerometer
Utako Yamamoto,Yuka Nakamura,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
二度目の国際学会でしたが,思った以上の大きな会場でほどよい緊張感の中,無事に発表を終えることができました.昨年は質問をいただけませんでしたが,今回は質疑応答をすることができ,とてもうれしく思いました.また,セッション終了後にも,自分の研究についてアドバイスをいただいたりすることができました.様々な発表を聞いたり,いろいろな方とお話しできたり,とても勉強になり,有意義な時間を過ごすことができました.学会で学んだことを生かし,今後も研究に取り組んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.ありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 中村】
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