第15回日本ワーキングメモリ学会大会

2017年12月9日に京都大学にて開催されました第15回日本ワーキングメモリ学会大会に参加いたしました.この大会は,日本ワーキングメモリ学会によって主催された大会で,ワーキングメモリに関わる広義の記憶・注意・発達などの諸領域に関して議論し,研究の進捗を報告することを目的に開催されています.本研究室からは日和先生,萩原(M2)の2名が参加しました.発表形式は萩原(M2)が口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • 「暗算課題中の脳機能ネットワークに対する機能的結合度分布に基づく分類法の提案」 萩原 里奈,日和 悟,廣安 知之


私が初めて参加した学会がワーキングメモリ学会であり,2年前と比べて自分の成長を実感することができた学会でした.発表内容はより難しい内容となり,スライド構成はより流れがわかるものになったと思います.また,発表後の質問では決められた時間を過ぎるほど多くの質問をしていただきました. 2年前よりも結果に対する質問を受け,興味を持っていただけたことを実感しました.日本でワーキングメモリにおいて有名な研究者の方とお話でき,結果について考える機会ができたと思います.一方で,発表の結果がギリギリであったこともあり,質問をいただく中で,自分の結果に対する考察が薄いことも感じ,まだまだ考えられることがあると思いました.研究室での残り少ない生活の中で,今回不足していると感じた部分をより深めたいと思いました.



【文責:M2 萩原】
続報:上記の発表が第15回日本ワーキングメモリ学会大会優秀発表賞を受賞しました.