The 26th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping

2020年6月23日〜7月3日,および2020年7月15日〜7月17日に,OHBM2020が開催されました.今年は,モントリオールでの開催が予定されていましたが,COVID-19の流行により,オンライン形式での開催に変更となりました.この学会は,ヒトの脳組織および脳機能のマッピングに関する研究に携わる様々な背景を持つ研究者を集め,これらの科学者のコミュニケーションおよび教育を促進することを目的に開催されています.

本研究室からは日和先生,D1の山本が参加しました.4日間,各日1時間のポスター発表を行いました.発表題目は以下のとおりです.

 

  • ”Is interoceptive attention during breath-counting meditation reflected in functional connectivity?”
     山本渉子,廣安知之,日和悟

今年は,私にとってOHBMの参加は2度目となりました.今年から博士後期課程に進学し,初めての学会参加だったこともあり,昨年のabstract提出から力を注ぎ,参加を楽しみにしていました.モントリオールでの開催予定がオンラインでの開催となり,最初は残念に思っていましたが,オンライン会議という大きな変化を体験できて良かったと思っています.今回の反省点としては,この大きな変化にもかかわらず,私の考え方は従来から変えられていないことにまず気づくことができなかったことです.また,計画の立て方の甘さなども改めて実感しました.しかしこの経験により,自分が分かっていなかったこと,気を付けるべき点を知ることができて良かったと思います.また,この学会参加で驚いたのが,学会開催中にシステムがどんどん改良されたことです.SNSでも世界中の人から情報が発信され,それがシステムに組み込まれていきました.そのようなことも踏まえ,もっと世の中の動きに注目し,自分から情報を得て動くようにしようと思います.さらに,発表に際して,チャレンジすることを明確にして今後望んでいきたいと思います.

【文責:D1山本】