研究室紹介


研究室の研究についての紹介を、父母会のニューズレータにて掲載してもらいました。

進化計算シンポジウム

12月17-18日にかけて宮城県岩沼市のモナタナリゾート岩沼で開催された進化計算シンポジウム2011と呼ばれる学会に参加し発表しました.

以下の題目でポスターセッションを行いました.
・「進化的画像処理を用いた細胞抽出の検討」布川将来人
進化計算シンポジウムという学会は進化計算と呼ばれる分野の研究を行う方々が集まる学会で,教授と学生を合わせて90人近くの人が参加していました.ポスターでの発表であったため,初めての学会にしては適度な緊張で発表を行う事ができました.発表自体は4つのセッションに分かれており自分の発表時間以外は色々な方々の研究について聞くことができ,有意義な時間を過ごせました.17日の夜には懇親会が行われ,他大学の学生や教授の方と色々な話ができ大変勉強になりました.初めての学会でしたが色々な方々の研究や大学について知ることができ,機会があればまた参加したいとかんじました.
今回の学会にあたり,ご指導頂いた横内先生.廣安先生,そして研究室の皆様に感謝致します.ありがとうございました.
【文責:布川】

オープンラボ


11月5日(土)にオープンラボが開催されました.今回が初めて体験するオープンラボということで,ポスターの準備など,色々と手間取りました.一番苦労した点は,ポスターなどでいかにわかりやすく伝えるかという点です.今までは研究室内での発表しかしたことがなかったので,言葉が足りなかったとしても先輩方が豊富な知識で言外の言葉を汲み取って下さり,自分の言いたいことを理解してくれました.しかし,今回のオープンラボには父兄や一般の方々がたくさんいらっしゃいます.自分が専門とする分野を一般の方々にわかりやすく伝えるにはどうすれば良いのか悩みました.それでも,廣安先生や先輩方にアドバイスを頂きながら,何とかポスターを形にできたときには喜びが溢れました.
オープンラボ当日は,ポスターを使い父兄や一般の方々にわかりやすく説明できるか不安でなりませんでした.当日は廣安先生,横内先生のお話がある説明会場の受付を担当したのですが,私が想像していた以上にたくさんの方々がいらっしゃって下さり,驚きました.廣安先生や横内先生のお話を拝聴し,いざポスター発表の時間になると緊張状態が極限にまで達していました.ポスター発表の時間が始まってからも,なかなか発表することができず,先輩方が堂々と発表している様に敬意を抱くばかりでした.始まってから10分後くらいに,とうとう自分にも発表する機会が訪れました.一般の方1名に対しての発表だったのですが,大勢の前で発表しているような気分でした.説明している最中は頭が真っ白で,後になって考えると何を話していたのか全く思い出せなかったです.その後も何名かの方に発表する機会に恵まれました.そのことに比例するように,緊張もなくなっていきました.しかし,危惧していた通り,一番伝えたかったことが伝わっていなかったりと自分の言葉の拙さを痛感しました.
その後,fMRI(functional Magnetic Resonance Imaging)装置やfNIRS(functional Near-Infrared Spectroscopy)装置の見学を行いました.父兄や一般の方々にも大変興味を持って頂けました.オープンラボは普段の発表とは違った緊張感がありましたが,やりきった後の達成感は大きなものでした.また,自分の研究を見つめ直す良い機会にもなりました.企画して下さった廣安先生や横内先生,様々なアドバイスをして下さった先輩方には,大変感謝しております.
【文責:福島】
 

第6回月例発表会

 
2011年10月29日に,第6回月例発表会が開催されました.今回は,学部4回生(以下B4)9名藤井、大堀、杉野、丸尾、大山、加藤、林、福島、上堀が以下の題目で発表しました。
・「Gfarm の XML 拡張属性を利用した医用画像保存通信システム」藤井 亮助
・「k-means 法と重心法による数値実験」大堀 祐一
・「GPU を用いた Smith Waterman 法の並列化手法」杉野 嘉紀
・「医療の質向上における問診票アプリケーション開発の提案」丸尾 亜希
・「クラウドコンピューティングを利用した光トポグラフィデータ解析システムの構築」大山 亮
・「刺激提示ソフトウェア”presentation” を用いた計測実験での遅延調査」加藤 真輝
・「NIRS と EEG による情動の解析」林 貴之
・「サーカディアンリズム研究のための Psychomotor Vigilance Task の指標の検討」福島 亜梨花
・「相関ルールを用いた疾患の診断基準抽出に関する検討」上堀 聖史

今回の発表ではB4の卒業論文のテーマと現段階の進行度を発表しました.質疑応答では30分以上、なかには1時間近く活発な議論が飛び交いました。初めての卒論の中間報告ということで、緊張もしましたが、自分に何が足りていないのか、何を伝えるべきか、のアドバイスをたくさん頂き、今後の方針も立ちました。同時に、他の発表者に発表に対して、疑問に思い、それを質問することもとても重要なことであるとも思いました。
また、自分以外のB4の発表では各自がどんな研究をしているのかを詳しく知る良い機会にもなりました。特に最後の上堀くんの発表では、自分で新しいアルゴリズムを見つけ、普段の研究の成果が現れるといったとても充実した内容でした。普段から自分で考えることがいかに重要であるかを再認識させられました。B4にとっては初めて各自で卒業研究を進めた結果を発表することなので、うまくいってる人、うまくいってない人、それぞれこれからの課題が明確になった良い発表となりました。
【文責:加藤】

北大情報基盤センター 共同研究 「広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システムの構築」 ミニシンポジウム

次の通り、ミニシンポジウムを開催いたします。
「北海道大学アカデミッククラウドと医療情報システム」
 
主 催:北海道大学情報基盤センター
共催:同志社大学 イノベーティブコンピューティング研究センター
 
日時:2011年9月14日(水)14:00 – 16:30
場所:北大情報基盤センター 4階の会議室
 
14:00 – 14:30
北海道大学アカデミッククラウドの構築
棟朝雅晴 (北海道大学)
 
14:30-14:50
A Framework for Cloud Embedded Web Services Utilized by Cloud Applications
Mohamed Wahib Attia (北海道大学)
 
14:50 – 15:10
Multi-Level Autonomic Architecture for the Management of Virtualized Application Environments in Cloud Platforms, Omar Arif Abdul-Raman, (北海道大学)
 
15:10 – 15:20 休憩
15:20 -15:40
広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システム
廣安 知之(同志社大学)
 
15:40 – 16:10
fMRIによる脳機能計測と脳活動データの処理
田中 美里(同志社大学)
 
16:10 – 16:30
ICAによる光トポグラフィーデータからのノイズ除去手法
横田 山都(同志社大学)

【速報】研究室旅行

本日と明日、研究室旅行です。
和歌山へ行ってきます。千畳敷、三段壁やら和歌山マリーナシティをまわってきます。