IES2014

11月10日(月)から12日(水)にNanyang Executive Centre, SingaporeにてThe 18th Asia Pacific Symposium on Intelligent and Evolutionary Systems (IES2014) が開催されました。
本研究室からは廣安教授、西村祐二さん(M2)、関谷駿介さん(M2)、小淵将吾(M1)の4名が参加しました。
西村さん、関谷さん、小淵は15分間の口頭発表を行いました。発表題目は以下の通りです。

・”Cell Segmentation using Binarization and Growing Neural Gas” Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, and Utako Yamamoto

・”Working Memory Training Strategies and their Influence on Changes in Brain Activity and White Matter”
Tomoyuki Hiroyasu, Shogo Obuchi, Misato Tanaka, Tatsuya Okamura, and Utako Yamamoto

・”Medical Image Management System with Automatic Image Feature Tag Adding Functions”
Tomoyuki Hiroyasu, Yuji Nishimura, and Utako Yamamoto

IES2014は人工知能や進化計算分野のアジア環太平洋諸国の研究者が集まり、情報交換や近年の研究結果、そしてコラボレーションを議論する目的として開催されました。

関谷さん、小淵は11月11日(火)に、西村さんは11月12日(水)に発表いたしました。全員が違うセッションで参加しましたが、20分間に及ぶ英語の議論を無事に終えることができました。

本学会での演題のテーマは幅広く、私の本来の分野とは異なる学会ではありましたが、今後のデータ処理についての知見が得られ、とても有意義な時間を過ごすことができました。多くのアドバイスや質問をいただき、自分の研究の課題点を知ることができました。今回いただいたアドバイスを生かして、今後の研究に励んでいきたいと思います。

シンガポールの街並みは都会で洗練された場所や伝統ある寺院が入り乱れ、とても魅力的な場所でした。また公共の交通機関が発達しており非常に観光するにも便利で良い街だなと感じました。

最後になりましたが、学会参加にあたり、先生方をはじめ、研究室の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
【文責:M1 小淵】
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第39回月例発表会

10月28日(火)に第39回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM2が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.
1.関谷駿介 2値化と成長型ニューラルガスを用いた細胞領域分割手法の検討
2.白石駿英 2クラス分類の為の多目的遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換方法の提案
3.吉田倫也 fNIRS時系列データを用いた類似度を特徴量とする識別とクラスタリングによる解析手法の検討
4.松浦秀行 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム -構築システムにおける交叉手法の検討-
5.西村祐二 MRI情報を用いた脳部位自動抽出システム
6.井上楓彩 顕微鏡動画から細胞輪郭を抽出する際のCPUとGPUの性能評価
7.大西夏子 色温度が視覚探索時の脳活動に及ぼす影響の検討 -脳血流モデルモデルの作成と検討-
8.大久保祐希 運動イメージにおける左右識別のための特徴量の検討
9.大村歩 fMRIデータを用いた快の度いの識別の検討
10.後藤真櫻 協調作業の作業評価と脳血流変化を用いた識別による脳部位の検討
11.真島希実 リーディングスパンテストの高成績群と低成績群によるワーキングメモリの検討
12.木村茜 視覚刺激と聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討
13.杉田出弥 視覚GO/NOGO課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討
14.將積彩芽 雑音環境が記憶作業と心理状態に及ぼす影響の検討
15.早川温子 立体視課題を用いた生理的指標による習熟度変化の検討
16.中村友香 fNIRSデータモデルに対する体動除去手法の検討
今回の発表会は修士論文提出が近い時期での発表であり,それぞれの集大成に近い濃い内容でありました.また,約12時間にわたる発表会でしたが,最後まで活発に議論が行われていました.私たちM2は,修士論文発表に向けて自身の研究についてじっくり見直す良い機会となりました.修士論文提出まで,今回頂いたアドバイスや指摘を参考に,3年間の研究をしっかりとまとめていきたいと思います.そして,本番の修士論文諮問会では自分の研究についてしっかり伝えることができれば幸いです.
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最後に,長時間の発表に付き合っていただいた廣安先生,山本先生,田中先生を始め,研究室の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます.
【文責:M2 將積】

進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成シンポジウム

9月19日(金),進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成シンポジウムが,本学の香知館(知能情報センター)で行われ,廣安先生が「高齢者の運転行動モデル構築のためのヒト整体情報多次元解析技術」と題して発表されました.
本プロジェクトは,平成26年度 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の一環であり,自動システムとしての「ループ」の中に、ヒトとしての振る舞いを行う「ドライバ」を組み込んだ,新たな形の自動車運転支援システムの研究開発を目標に,同志社大学の4つの研究室が協力して取り組みます.具体的な研究内容として,ヒトとクルマおよび周辺環境をセンシングし,車両間の協調を通して人間との共存を前提に,特に高齢者ドライバにおいても運転を楽しめる技術のための研究を行います.
他研究室は,情報工学の観点から本プロジェクトに携わるのに対し,MISLでは今までの脳機能に関する数々の研究成果をもとに,運転者の生体情報を利用した高齢者の運転行動モデルの構築に取り組みます.本プロジェクトは今年度から5年間で完成を迎える予定です.今後のどのような成果が出てくるのか楽しみです.
【文責:M2 井上】
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WAC2014

2014年8月3日から7日にかけて,ハワイ島ヒルトンワイコロアビレッジにて行われましたWAC2014に参加致しました.本研究室からは山本先生,後藤(M2),中村(M2)の3名が参加致しました.発表形式は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.
・Brain Activity during Cooperative Work Determined by Simultaneous
fNIRS measurement in Two People and the Effect of Different Social
Skills on Cooperative Task Performance
Utako Yamamoto,Mao Goto,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
・Improving the Accuracy of the Method for Removing Motion Artifacts
from fNIRS Data using ICA and an Accelerometer
Utako Yamamoto,Yuka Nakamura,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
二度目の国際学会でしたが,思った以上の大きな会場でほどよい緊張感の中,無事に発表を終えることができました.昨年は質問をいただけませんでしたが,今回は質疑応答をすることができ,とてもうれしく思いました.また,セッション終了後にも,自分の研究についてアドバイスをいただいたりすることができました.様々な発表を聞いたり,いろいろな方とお話しできたり,とても勉強になり,有意義な時間を過ごすことができました.学会で学んだことを生かし,今後も研究に取り組んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.ありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 中村】
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大掃除

85()に研究室の大掃除が行われました.普段利用している部屋を3班に分かれ.30人で楽しく清掃しました.IN223清掃班ではロッカーの上や冷蔵庫や窓など普段清掃しないような所を清掃すると共にしました.普段目につかない所にたくさんのほこりやゴミが溜まっていました.それを雑巾や粘着カーペットクリーナで入念に取りました.IN206Nではコードや本のほこりを取りました.コードなどはトラッキング現象などが起きる可能性もあるので普段から綺麗にしとく必要があると感じました.fNIS部屋プローブのコードを整理をしました.今回の大掃除で普段から物を綺麗に扱うことの大切さを改めて実感し心も綺麗になったような気持
ちです.

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【文責:B4 後藤

第36回月例発表会

7月31日(金)に第 36回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM1が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)
1.滝 謙一   fNIRSを用いた認知課題における感覚相互作用の影響の検討
2.大谷 俊介  fNIRS計測データを用いたデータ補間による脳機能情報のマッピング
3.岡村 達也  マルチタスク時における脳活動とストレス状態の検討
4.小淵 将吾  ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳内ネットワーク変化
5.佐藤 琢磨  圧電セラミックセンサを用いたベッド上における患者の状態検知システム
6.塙 賢哉   fNIRSから得られた脳血流変化量に対するDeep Leaningを用いた被験者分類の検討
7.林沼 勝利  Gaborフィルタを用いた内視鏡画像における早期胃癌の解析手法の検討
8.三島 康平  問診アプリケーションのためのLODの検討14862344617_3aa32125f2_o15048495192_fcc660cc90_o
今回の月例発表会は卒論発表会以来の研究発表だったため,M1みんな緊張感をもって準備しました.研究内容が決まらない人,結果がない人など問題を抱えている人がいましたが,無事に終了してほっとしました.M1はB4に研究内容が伝わるように,何度も訂正をして発表しましたが伝わったんでしょうか.とても気になるところです.質問なども活発に行われ,自分たちの課題も浮き彫りになったと思います.
今回の発表で御指摘頂いたところを改善し,さらなる飛躍を求め,研究に取り組んでいきたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:M1大谷】

第33回日本医用画像工学会大会【国内学会】

 2014年7月24日から26日かけて東京慈恵会医科大学で開催されました、第33回日本医用画像工学会大会(JAMIT2014)に参加いたしました。本研究室からは廣安教授、林沼(M1)が参加し、林沼が以下の演題で1分30秒のショートプレゼンおよびポスター発表を行いました。

テクスチャ解析を用いた内視鏡画像における早期胃癌の評価手法の検討」
林沼 勝利, 山本詩子,市川寛,八木信明,廣安知之

 今年のJAMIT2014のテーマが「医用画像工学と臨床現場との応用」であったため,実際に臨床実験が行われている研究の発表や医師の方から見た医工連携のお話があり,刺激的な3日間となりました.私は今回2回目の学会発表であったため,前回の発表よりも落ちついて説明することができました.私と似たような研究をされている方もおられ,研究に関して様々なアドバイスをいただくこともできました.このアドバイスを参考に今後も研究に励んでいきたいと思います.
 最後になりますが、今回の発表にあたり先生方をはじめとする研究室の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
【文責:M1林沼】
 
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大学院入試

71213日に2015年度の同志社大学大学院生命医科学研究科入学試験が行われました。12日には専門基礎科目と語学試験、13日には専門応用科目と面接がそれぞれ行われました。今年の医療情報システム研究室からは先日から配属になった後藤君も入れて8名、そのうち7名が推薦で受験しました。入試の数日前から全員緊張しているような雰囲気がありました。特に面接のときに一番現れていたように思います。入試に挑むに当たりこのたび廣安先生をはじめとする研究室の皆様、本当にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。これから研究を行っていく中で、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

大学院入試

【文責:B4西田】

第35回月例発表会

6月28日(土)に第35回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM2が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)

  1. 脳血流変化を用いた訓練に伴う技能習得における習熟度変化の検討:早川温子
  2. fNIRSデータに対する体動除去手法の比較:中村友香
  3. オーバーラップ処理を用いた運動イメージ識別法の検討:大久保祐希
  4. fNIRS 同時計測による協調作業時の複数人脳活動の検討:後藤真櫻
  5. 色温度が視覚探索の課題成績に及ぼす影響と探索時の脳活動の検討:大西夏子
  6. fNIRS実験時における音圧変化の影響の検討:井上楓彩
  7. 雑音環境が知的作業に及ぼす影響の検討:將積彩芽
  8. リーディングスパンテストの高成績群と低成績群によるワーキングメモリの検討:真島希実
  9. 視聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討:木村茜
  10. 視覚課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響:杉田出弥
  11. 快の度合が異なる画像に対する脳活動の検討: 大村歩
  12. 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム -構築システムにおける評価手法の検討-:松浦秀行
  13. 2クラス分類の為の遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の提案:白石英駿
  14. fNIRSから得られる時系列データ間の類似度を特徴量とする識別と脳機能ネットワークの検討:吉田倫也
  15. 画像タグへの情報付加機能を持つ医用画像管理システム:西村祐二
  16. 成長型ニューラルガスを用いた細胞領域分割手法の検討:関谷駿介

M2は今までの研究の集大成を発表していたため,15分発表の人達が多くいました.しかし,今までの研究内容がその15分だけでは全てを伝えきれないという発表者も中にいたのではないのかと感じました.また,発表者が全員で16名と非常に多かったため,朝9時30分から開始し終了時刻が20時と長丁場になりました.しかし,公聴者は最後まで集中力を切らさず,発表内容を理解しようとしていたため質問も多く議論が活発になっていました.14368204707_2a8008ab9f_z14531589586_5ecc6efb16_z
B4の中にはM2の研究について初めて聞く人もいるため,M2はB4にも理解できるようなプレゼンの構成になっていたと感じました.この2年間MISLで過ごしたM2だからこそ,このように気遣えたのではないでしょうか.
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これからM2は修了論文の作成のため,更なる研究の研鑽を積む必要があります.そのため,これから自身の研究に邁進していきたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:M2大久保】

1Dayキャンパス

6月22日の日曜日、福岡のTKP博多駅前シティセンターで行われた1dayキャンパスに山本詩子助教が参加しました。本イベントでは高校生、高校教員、高校生父母および在学生父母を対象に、大学の近況報告、入試やキャリア支援についての説明、個別相談などが行われました。
当日のプログラムは以下で、山本はB会場の生命医科学部コーナーを担当しました。生命医科学部は各学科から教員が参加し、事前に申し込みのあった在学生父母と成績や進学、就職などについての相談を行いました。個別相談会場には在学生父母など約70名程度参加され、本イベントで同志社大学の魅力をしっかり伝えられたのではないかと思います。
A会場
DVD上映 12:45~13:00
開会挨拶、大学の近況報告 13:00~13:30 学長
入試説明 13:40~14:10 入学センター
模擬講義(高校生向け講座) 14:10~14:55 本学教員
模擬講義(高校生向け講座) 15:00~15:45 本学教員
キャリア支援説明 15:50~16:20 キャリアセンター
B会場
個別学部による説明・相談コーナー 13:30~16:30 各学部・教職員アドバイザー
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【文責:山本先生】