The Genetic and Evolutionary Computation Conference 2018

GECCO 2018 was held in Kyoto city, at Kyoto Terrsa.Between the 15 th and 19 th July I participated to the Genetic and Evolutionary Computation Conference (GECCO), which is the premier conference in the area of genetic and evolutionary computation, where latest high quality results in this field are presented from researchers coming from all over the world.At GECCO 2018 both workshop papers and full papers were accepted, as for my case I submitted and get to present my own workshop paper.

  • “Solution Exploration using Multi-Objective Genetic Algorithm for Determining Experiment Candidate -The case study of extraction of cancer cells in which the transcription factor NRF3 functions”

     L.PERINO ; S.HIWA; T.HIROYASU.


Apart from the beauty of the Conference venue, I really appreciated having the possibility to discuss about my research and Evolutionary computation’s topics with an international community, which is something rare to find here in Japan.Specifically, I received very good feedbacks after my presentation: questions coming from the audience had the credit to highlight the critical aspects of my research, leading to a fruitful discussion which fostered my passion and understanding of the topic involved in my research.



【文責:M2 Lorenzo Perino】

日本光脳機能イメージング学会 第21回学術集会

2018年7月14日(土)に東京都千代田区永田町の星陵会館にて開催されました日本光脳機能イメージング学会第21回学術集会に参加いたしました.本研究室からは藤井 聖香(M2),山本 渉子(M1)の2名が参加しました.発表形式は各学生がポスター発表と2分間のフラッシュトークにて発表しました.発表題目は以下の通りです.

    • 「fNIRSによる瞑想状態推定システムの構築」
      藤井 聖香,日和 悟,廣安 知之
    • 「fNIRSによる集中瞑想の神経基盤の検討」
      山本 渉子,日和 悟,廣安 知之

NIRSの学会ということで,どんな発表を聴かせていただけるか,楽しみにしていました.今回のテーマは,「周産期医療における光イメージングの未来」であったので,日常ではあまり聴くことができない周産期の現場での近赤外線分光法を利用したイメージング装置の使用などについて聴講しました.実際に使用している映像などを見ることができて,とても貴重な機会でした.自分の発表では,伝えたいことがなかなか伝えられない事も多かったですが,質問をいただくことで自分の中でもう一度自分の研究について考えることができました.普段は自分の研究について知っている方に話すことが多いですが,知らない方に話す経験をすることで相手に合わせて説明する重要性も感じました.今回の経験を生かして,これからさらに自分の研究を深めていきたいと思います.
  
【文責:M1 山本】

第80回月例発表会

2018年7月10日に第80回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2 4名(小林,藤井(聖),中村(清),相本),M1 8名(藤井(光),奥村(康),吉岡,大澤,清水,奥村(駿),吉田,古家)の計12名が発表しました.

院生が学部生の前で行う初めての口頭発表での月例発表会であり,わかりやすく伝えるための工夫や努力が見られました.久々の口頭発表で,皆緊張しているようでしたが,堂々と発表している印象を受けました.
また同期の発表の大多数がより専門的な質疑応答が増えており,同期の成長を感じたとともに,研究ももちろんですが発表の準備にもより力を入れる必要があると改めて実感しました.
 


【文責:M1 清水】

7月イブニングセミナー

7月4日(水)にNTTコミュニケーション科学基礎研究所の渡邊淳司さんと村田藍子さんによるイブニングセミナーが開催されました.今回の講演は,ウェルビーイングに関するテーマを扱い,前半は渡辺さんと村田さんの取り組みと後半がワークショップの2部構成となっていました.
前半のウェルビーイングでの取り組みの紹介では,渡辺さんは触感とウェルビーイング,村田さんは他人と情動を共有することについて話されました.ウェルビーイングとは,3つある意味があり,今回はそのうちのひとつである長期間でその人が能力を発揮してうまくやっていることを指します.渡辺さんは,ウェルビーイングにおいて,他人との関係において触覚が大きな役割を果たしているため,触覚がどのように他人と共感することにかかわっているのかについて話されました.次に村田さんは,人同士の共感の中に,無意識に他人の情動を共有する情動伝染や情動共有について,実際に行われた実験を紹介してくださいました.
後半のワークショップでは,4人を10班に分け各班でワークを行いました.ワークの内容は,自己診断と他己診断を行いレーダーの作成と,4人それぞれの悩みを班内で用紙を回して解決していく物語を作成することでした.後半の物語作成では,A3の紙を四つ折りにして,左上から右回りの順に1から4まで番号を振り,1に現在抱えている大学生活に関する悩み,2にその悩み場面で起こる突拍子な展開,3にその解決方法,4にオチをイラストなど用いて,1から4を班内で順番に担当して物語を作成しました.最終的に最後に各班で最良の物語を発表しました.
今回の講演で,ワークショップの前半に行った,自己,他己診断によるレーダーチャート作成において,自己診断と他己診断でのギャップから,自身について改めて考えるいい機会になりました.さらに研究室で扱っているテーマでもあるウェルビーイングについて深く知る機会となりました.
【文責:B4 佐原】
 

2018年度学内高校見学会

6月23日(土)に,同志社大学京田辺キャンパス医心館にて,学内高校見学会が行われました.約10人に分かれた高校生1グループにつき10分,計3グループと追加で1グループに研究室の紹介,光トポグラフィ装置を用いた実験を行いました.
1グループにつき1人被験者を募り,簡単な暗算課題を行ってもらいました.計算を行っているときはリアルタイムで脳活動が活発になっているということを高校生に理解してもらえたと思います.このような機会を通して,医療情報システム研究室で取り組んでいる研究などに興味をもってもらうことで高校生の進路選択の幅が広がることにつながればいいなと思います.
また,自分自身も研究室外の人に説明する機会はあまりないので,良い体験になりました.質問も多くしていただき,納得してもらえるような回答ができたと思います.より話を聴いてもらっている人の理解が深まるように発表の仕方を工夫し,研究発表の場でも活かせるようにしたいと思います.

【文責:B4 青木】

第57回日本生体医工学会大会

2018年6月19日から21日にかけて札幌コンベンションセンターにて開催されました日本生体医工学会大会に参加いたしました.本研究室からは谷口(M1)と中村(清)(M2)の2名が参加しました.発表形式は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • 「fNIRSを用いたhyperscanningによる協調時の脳活動の検討」
     谷口 尚,日和 悟,廣安 知之
  • 「ラジコンカーの操作が脳活動に及ぼす影響」
     中村 清志郎,日和 悟,廣安 知之


日本生体医工学会は生物学における電子工学、機械工学などの方法、および工学における医学、生物学的知見の応用に関する研究の発展、知識の交流および社会における事業の振興をはかることを目的として設立されました.本学会は,医学・生物学と理工学との中間領域に関係する研究者の協力の場として機能しています.この学会ではNIRSに関する研究はもちろんですが,生体と医療に関する発表が多く行われており,幅広い分野の発表を聞くことができました.
 
この学会が私にとって初めての口頭発表となりました.実際に発表をするまでは非常に緊張しましたが,前日まで練習していたこともあり,わかりやすく発表できたと思います.質問等も多くいただき,様々な指摘もいただけたので,今後の研究や発表に生かしていきたいと考えています.
【文責:M2 中村(清)】

The 24th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping

2018年6月17日〜22日にかけて,シンガポールのサンテックシティにて開催されましたThe 24th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mappingに参加しました.この学会は,ヒトの脳組織および脳機能のマッピングに関する研究に携わる様々な背景を持つ研究者を集め,これらの科学者のコミュニケーションおよび教育を促進することを目的に開催されています.M2の三好,石田,中村圭佑,藤原,西澤,M1の杉野,大塚の計7名が参加しました.19日,20日のポスターセッションおよび21日のポスターレセプションにおいて日和先生,三好,石田,中村,藤原,西澤,杉野,大塚が発表しました.発表形式はポスター発表で計3時間参加者の方々と議論を行いました.

  • “Evolutionary optimization approach to explore the functional network organization during meditation”
     S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Mapping the brain state behavior during meditation in low dimensional feature space”
     T.MIYOSHI; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Generating individual brain atlases reflecting structural and functional characteristics”
     K.NAKAMURA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Extracting functional network differences from multiple brain states based on graph theory metrics”
     S.ISHIDA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “”Mindful driving:
    Detecting driver’s attention and distraction using fNIRS””
     Y.FUJIWARA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “FNIRS study of attentional states based on dynamic functional connectivity analysis”
     M.NISHIZAWA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Functional connectivity network of Kanizsa illusory contour perception”
     R.SUGINO; S.HIWA; K.HACHISUKA; F.MURASE; T.HIROYASU.
  • “Intra-individual variations in graph theoretical properties of functional networks during meditations “
     Y.OTSUKA; S.HIWA; T.HIROYASU.


私にとっては今回が初めての学会でした.世界でも自分と同じような研究が行われていることを知り,自分の研究テーマの重要性を改めて感じました.発表では多くの意見を頂き新たな課題も発見することができました.また英語でのポスター発表を受けて,英語で伝えることの難しさを感じました.初日は緊張しましたが,2日目,3日目は英語で説明することへの抵抗はなくなりました.今回は質問を何度も聞き直す場面が多々あったため,今後は英語の勉強にもより一層力を入れて取り組みたいと思います.

【文責:M1 大塚】

2018年度6月イブニングセミナー

6月13日(水)に株式会社ファインネットワールド代表取締役 赤木広紀さんと,廣安先生,日和先生,M2の藤井(聖)さん,三好さんによるイブニングセミナーが開催されました.
セミナーは2部構成でした.前半は学生から事前に回収されたアンケート内容等に基づき,M2の先輩方からの質問に先生方が回答されるというインタビューが,後半は先生がお話しされた内容のキーワードをもとに,先輩方がより話を深めるという本当の「コーチング」が行われました.
前半の内容を見て赤木さんにお話しいただくまでは,「コーチング」とは質問して単に答えてもらうというやり取りのことなのだろうと思っていました.しかし実際はその逆の「話す側が主役だ」ということをお伺いして,インタビューとコーチングの違いに納得することができました.話す側の答えを引き出してあげる「コーチング」にはpotentialとinterruptの2つの要素があり,話す際のプレッシャーや自己否定といったinterrruptというマイナス要素をいかに小さくできるかで,引き出せる話の深さが変わるそうです.自分にどれほどのpotentialがあるかは未知ですが,将来誰かに対してより良いコーチングができるように,今から話の引き出し方を磨いていきたいと思いました.

先生が回答されていたことで印象に残っていることが大きく2つあります.1つ目は,先生方が学生のことをとても考えて理解しようとしてくださっていることです.私たちの力に期待し,もっと伸びると信じてくださっている先生方の下で研究できる現在の環境はとても恵まれており,私たちも先生方の発言や行動の意図をきちんと理解する必要があると強く思いました.2つ目は,自分たちの研究が世界と戦えるレベルの研究であるということです.先生方が学生の適性を見て考えてくださった実験テーマを,与えられたものだと受け身の姿勢で取り組むのではなく,学生自身のやりたいことにつながる技術が学べるものであり,自分で積極的に考えることでそのテーマの中に楽しみを見出すことが大切だと感じました.
B4のこの時期に先生方の考えておられることを聞くことができたのは非常に良かったですし,とても貴重なことだったと思います.先生方のお話を聞き,さらに熱くなった研究への気持ちを持ち続けて,卒業論文まで駆け抜けたいと思います.

【文責:B4 濵岡】

第79回月例発表会

2018年7月10日に第79回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではB4 2名(北川,藤本),M1 2名(大塚,杉野),M2 5名(中村(圭),西澤,藤原,三好,石田の計9名が発表しました.

B4の2名はKEYTECHの発表を行いました.発表者は研究室に配属されてから2カ月でしたが,発表内容は詳しく,聞いていて面白い発表でした.発表日のギリギリまで頑張っていた様子も印象的でした.


また,残りの7名はOHBM2018の参加が近かったため,ポスター形式のリハーサルを行いました.英語での発表であったため緊張しましたが,実際に色々な人に聞いてもらい,本番までの改善点も多く見つけることができました.また,未発表者にとっては,発表者のポスターを聞きにいき,国際学会のイメージをつけることができたと思います.今回の経験を生かして今後の成長につなげていきたいと思います.


【文責:M2 西澤】

第32回人工知能学会全国大会

6月5日(火)~8日(金)にかけて鹿児島県鹿児島市にて開催されました2018年度 人工知能学会全国大会(第32回)に参加いたしました.本学会は,人工知能学会によって主催された学会で,企業や研究者,学生が参加して,現在ブームである人工知能を用いたセッションがあり,新たな発展や次の方向性に関わる様々なアイディアが提案され、議論されることを目的に開催されています.本研究室からは廣安先生,日和先生,藤原(M2)の3名が参加しました.発表形式は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • 「Well-beingの定量化に向けて:脳機能ネットワークに基づくマインドフルネスの見える化の検討」
     日和 悟,廣安 知之
  • 「マインドフル・ドライビング:fNIRS を用いた自動車運転中の注意状態の分析」
     藤原 侑亮,日和 悟,廣安 知之


本学会では,日和先生がオーガナイザを務める【Well-being Computing】のセッションが開かれ,マインドフルネスや睡眠などWell-beingに関わる研究について多くの発表を拝聴し,貴重な経験をさせていただきました.また,自身の発表では,月例発表会とは異なり,様々な研究分野における専門家の方々から,鋭い質問やアドバイスを頂くことができました.この学会を通じて改めて自身の研究について考え直し,さらに頑張って良い結果を出していこうと思いました.自身の発表以外にも,様々な方面の注目を集めている研究に触れる機会や,人工知能についての歴史から近年の動向まで学ぶ場面があり,とても有意義な時間を過ごせました.




【文責:M2 藤原】

“第32回人工知能学会全国大会” の続きを読む