2011年12月27日(火)に京都三条河原町の鳥貴族にて忘年会が行われました.
月例発表会後に行われましたが,多くの方が参加され皆さん楽しく飲んでいました.2次会や3次会に参加された方もいらっしゃいました.
この忘年会で発表会の反省ができ,また先生方や先輩方から多くのご助言を頂きました.研究室での今年の様々な出来事から感じたことや学んだことを整理し,来年に向けて気持ちを切り替える事ができたと思います.
【文責:杉野】
best papers of ICNC 11
The Second International Conference on Networking and Computing Osaka, Japan, November 30 – December 2, 2011
にて発表された ”Performance Evaluation of Power-aware Multi-tree Ethernet for HPC Interconnects, Michihiro Koibuchi, Takafumi Watanabe, Atsushi Minamihata, Masahiro Nakao, Tomoyuki Hiroyasu, Hiroki Matsutani, Hideharu Amano” がbest paperに選出されました。
第7回月例発表会
早いことにもう一年の終わり,12月となりました.師走の名の通り,卒業を控えているM2の皆さんと我々B4は成果を出すために日々研究に勤しんでおります.そんな中,12月3日(土)に今までの研究進度や成果を発表する第7回月例発表会が恵道館106で開催されました.今回は,M2が5名とB4が6名の計11人が発表を行いました.私たちB4にとっては4回目の発表ということもあり,レジュメやスライドの作成技術がICT発表会に比べかなり上達したような気がしました.一方で,先輩方の研究内容や発表方法,質疑応答などとてもレベルが高くとても勉強になりました.発表を終えて思うことは,今後の研究への取り組みについてだけでなく,先輩方への感謝の気持ちであります.先輩方も自分の研究が忙しいなか私たちのレジュメチェックやリハーサルに参加していただいたことは,本当にありがたく感じました.さらに,来年私達が後輩に指導できるようにこの1年で成長していかなければいけないと思いました.
(文責:星野)
医療情報システム研究室 オープンラボラトリの開催
医療情報システム研究室では,下記の通り,「オープンラボラトリ」と題しまして,研究室運営および教育の方針説明とわれわれが行っている研究の紹介を行うことになりました.
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生命医科学フォーラム
10月に行われた生命医科学部のフォーラムの場を借りて、後輩に対して就職活動セミナーを行う機会がありました。就職活動セミナーでは、就職活動を終えた4回生5名が個々の体験についてプレゼンと座談会を行い、後輩に対してのメッセージを伝えました。
私は、チームプレーというものをあまり経験したことがなかったのですが、今回はリーダーという立場でこの企画に携わりました。この経験で知ったことが3つあります。1つは、伝えたいことを相手に伝える難しさ。2つ目は、相手の話を聞くことの難しさ。最後は、チームだからこそできることです。
チームで何かを行うと、必ずと言っていいほど意見の食い違いが生じます。自分の理想と相手の理想にギャップがある中で、どこに妥協点を見つけるのか、それが大きな課題でした。意見の食い違いがもつれる中で気付いたのは、私は自分の目線でしか物事を見ていなかったということです。相手がなぜそう言っているのかを理解して、自分の言葉が相手にどう伝わるのかを考えて、初めて、自分の意見を相手に伝えることができるということを学びました。ただ、意見の不一致がある場合は、どうしても自分目線でしか物事を見られなくなる場合が多いです。その状況の中で相手の意見をきちんと聞くことの難しさも実体験として学びました。意見の不一致というのは、個々人の考え方の不一致からくるものですが、逆にそこがチームプレーの醍醐味であることも知りました。今回の企画においても、自分が考えもしなかった案が出たり、互いの足りない部分を互いに補完しあうことで、1人では出来ない結果を出せたと思っています。
セミナーでは多くの3回生と話すことができました。3回生と話すことで、すでに忘れかけていた就職活動中の気持ちをもう一度思い出すことが出来ました。私は来年から社会人となるのですが、社会人になったとしても初心を忘れないよう、そして今回のフォーラムで学んだことを活かすことができるよう、頑張っていきたいと思います。
【文責:山里】
【速報】第85回 数理モデル化と問題解決 研究発表会
北大情報基盤センター 共同研究 「広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システムの構築」 ミニシンポジウム
次の通り、ミニシンポジウムを開催いたします。
「北海道大学アカデミッククラウドと医療情報システム」
主 催:北海道大学情報基盤センター
共催:同志社大学 イノベーティブコンピューティング研究センター
日時:2011年9月14日(水)14:00 – 16:30
場所:北大情報基盤センター 4階の会議室
14:00 – 14:30
北海道大学アカデミッククラウドの構築
棟朝雅晴 (北海道大学)
14:30-14:50
A Framework for Cloud Embedded Web Services Utilized by Cloud Applications
Mohamed Wahib Attia (北海道大学)
14:50 – 15:10
Multi-Level Autonomic Architecture for the Management of Virtualized Application Environments in Cloud Platforms, Omar Arif Abdul-Raman, (北海道大学)
15:10 – 15:20 休憩
15:20 -15:40
広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システム
廣安 知之(同志社大学)
15:40 – 16:10
fMRIによる脳機能計測と脳活動データの処理
田中 美里(同志社大学)
16:10 – 16:30
ICAによる光トポグラフィーデータからのノイズ除去手法
横田 山都(同志社大学)
【速報】研究室旅行
本日と明日、研究室旅行です。
和歌山へ行ってきます。千畳敷、三段壁やら和歌山マリーナシティをまわってきます。
【速報】33rd Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC ’11)
ボストンで開催されるIEEE EMBC2011にて三件、発表予定です。
○Tuesday, August 30, 2011 15:15-16:45
Training Data Selection Method for Prediction of Anticancer Drug Effects Using a Genetic Algorithm with Local Search
Tomoyuki Hiroyasu, Yota Miyabe, Hisatake Yokouchi
Medical Decision Making − TuP4
○Thursday, September 1, 2011 11:15-11:30
An Algorithm for Cancer Nest Feature Extraction from Pathological Images ThB25.1
Tomoyuki Hiroyasu, Hiroaki Yamaguchi, Sosuke Fujita, Mitsunori Miki, Masato Yoshimi, Maki Ogura, Manabu Fukumoto
Image Analysis in Cancer Detection − ThB25
○Friday, September 2, 2011 15:30-17:00
Measurements of Right / Left Hemisphere Activation Using Functional Near-Infrared Spectroscopy During Incongruent Stroop Test FrP24.2
Tomoyuki Hiroyasu, Michihiro Fukuhara, Hisatake Yokouchi, Mitsunori Miki, Masato Yoshimi
Optical Imaging, Microscopy, and Infrared Imaging − FrP24
ニュースリリース:脳科学の知見を活用した学習照明スタンド「調光式学びライトLED」を発売
日立のニュースリリース
開発の背景
ベネッセは、子どもの学びを支援する自社の事業展開の一環として、通販事業の分野において子どものよりよい学習環境の提供をテーマとした学習用品の開発、販売を進めてきました。一方、日立は脳活動計測の技術開発や、パートナー企業との連携を図り、脳科学をモノづくりに活用する取り組みを進めてきました。
本製品の企画開発において、ベネッセが会員を対象に行ったアンケート結果に基づいて、より集中する環境を提供する学習スタンドの製品化をめざしました。日立では、色温度と照度が人の認知機能に与える影響に関する先行研究に着目し、京都大学大学院医学研究科 若村智子准教授、同志社大学生命医科学部 廣安知之教授の協力を得て、18歳から19歳の男子大学生20人を対象に本製品の試作機を用いて認知機能計測と積極性・眠気を調査するアンケート*2を実施しました。その結果、高い色温度で高い照度7000ケルビン・900ルクスの光の場合、照明点灯直後に判断時間の短縮傾向が確認でき、点灯後30分まで積極性が顕著に上がりました。低い色温度で低い照度3000ケルビン・300ルクスの光の場合、照明点灯後、90分間継続して判断時間が短縮することが分かりました。この実験結果に基づいて、短い時間で集中して勉強したり、長い時間で継続して勉強するなど、学習内容に応じて色温度の異なる光を選択できるようにしました。