プロジェクト特別演習最終報告会

2013年1月23日に、医心館G階多目的室にてプロジェクト特別演習最終報告会が行われました。
医療情報システム研究室からは博士課程1年が1人、修士課程1年が7人発表を行いました。発表テーマとしては以下の通りです。
D1 日和悟「カーネル主成分分析ソフトウェアの開発と評価」
M1 福島亜梨花「優位半球と聞き手の関連性の検討」
M1 林貴之「簡易型NIRSによる情動画像刺激に対する快・不快効果の検討」
M1 星野雄地「心拍変動と脳血流変化の関係性の検討」
M1 藤井亮助「医用画像保存通信システムへの利用を想定した分散ファイルシステムGfarmとGlusterFSの性能評価」
M1 布川将来人「遺伝的アルゴリズムを用いた角膜内皮細胞画像の特徴量抽出」
M1 大堀裕一「ニューラルネットワークとGAを用いた病理データのクラス分類」
M1 上堀聖史「ユーザの嗜好性を考慮したインタラクティブ画像処理システムの構築」
本プロジェクトの目的は、自身で設定した課題に対する結果だけでなく、研究者・技術者に求められる能力である「問題設定・解決能力」、「創造性」、「立案能力」、「自立した思考力」を身につける事であります。
普段から研究に取り組んできた私達にとって、上述の能力は鍛えられているであろうと考えていました。しかしながら、5ヶ月間という決められた期間の中で問題解決に取り組むだけでなく、結果をまとめ、ポスターを作成することはかなり大変でした。それだけでなく、先生方に対しプロジェクト内容を説明させていただく場でもあるため、自身のプロジェクト目的や内容、結果を十分に理解する必要がありました。当研究室のメンバーは日頃から月例発表会で鍛えられているため、皆上手く発表ができていたと感じました。
今回のプロジェクト科目は大変でしたが、それだけに得たものはたくさんあったと感じました。プロジェクトを通して学んだことを今後の研究生活に活かし、よりよい成果を出していきたいと考えております。
【文責:星野(M1)】