今回,自分は富山県富山市富山国際会議場で行われた第27回人工知能大会全国大会に参加させて頂きました.会期は6月4日(火)から6月7日(金)の4日間でしたが,参加者は1000人規模と想像以上に大きかったのが印象に残りました.今回の人工知能全国大会には研究室の田中美里さんとご一緒させて頂きました.4日間の間に特に印象に残った2つのエピソードを述べさせて頂きたいと思います.
まず1つ目は5日(水)に行われました学生企画「研究室とリアル」です.東京大学他の学生の方と一緒のグループになり,研究室の現状とその改善策をテーマに2分ほどのポスター発表を行いました.研究室毎の取り組みなどは研究室によって違うことを実感できました.また,日頃全体ゼミで行っていた3分間スピーチの仕組みが功を奏し,発表をきちんと2分以内に収めることもできました.
2つ目は,自身の研究発表とそのセッション「脳科学とAI」に関してです.6日(木)の早朝だったにも関わらず多くの公聴者の方がいらして大変驚きました.また,そのセッション内には企業の研究者の方が多くいらっしゃり,脳科学と情報系の融合に関して社会的関心が非常に高いことが伺えました.また,企業の研究者の方々ですと学生の自分とは違った視点で物事を捉えていらっしゃると感じるような質問を頂き,実りの多い機会でした.
【文責:M2福島】