2015年12月26日(土),医療情報システム研究室では今年1年を良い形で終え,新しい年を迎えるという意味で研究室の大掃除を行いました.この日は綺麗だと思っていた研究室に,意外にも多くの汚れや埃が溜まっていることを認識する日でもあります.特に毎日使ってる研究室の椅子には繊維の奥まで埃が溜まっていたので,一度研究室から全ての椅子を出して,太陽の下で全ての埃を叩き出しました.あまりにも多くの埃が出るので驚いた学生も少なくはなかったようです.
また,研究室メンバー全員で掃除に取り組むことで,新しい発見もありました.黙々と掃除に取り組む人・楽しそうに掃除をする人・人手が足りなさそうなところに行って自発的に掃除を手伝う人,掃除1つを取っても,その人の人となりが垣間見れて楽しいひと時でもありました.
全ての埃や汚れを綺麗にし,研究に必要なものとそうでないものを分別し,しっかりと整理することが出来て,過ごしやすい研究室になりました.また,掃除に楽しく取り組むことが出来て,本当に充実した1日となりました.
掃除はその人の生き方を変える良い機会にもなります.「人生がときめく片づけの魔法」という本を執筆し,「2015年に世界で最も影響力のある100人」にも選ばれ一躍有名になった近藤麻理恵さんはこう言います.
「自分にとってときめかないものをたくさん持っている人や,古いものを持ちすぎて
いる人は,やっぱり次の新しい一歩を踏み出しにくい方が多いんです.」
研究にとって大切なものだけを残し,すっかり綺麗になった医療情報システム研究室は,2016年,新しい一歩を踏み出し,きっと良い研究結果を残せることと思います.
【文責:M2 田中 健太】