4月13日(水)に開催されました記念すべき第一回イブニングセミナーには、廣安先生がセンター長を務めるイノベーティブコンピューティング研究センターの古谷先生がお越し下さいました。古谷先生は病気の原因となる遺伝子の異常や遺伝子データベースの利用など遺伝子に関連する研究に携わり、生物が環境に適応して進化していく過程を工学的に模倣した進化計算の一種である遺伝的アルゴリズムに興味を惹かれ、遺伝的アルゴリズムの研究の道に進んだとお話されました。このお話を聴き、自分も高校生の時に生物が好きで、特に遺伝子やヒトの脳に関して興味をもち、この同志社大学の生命医科 学部に入学し、いつの間にか研究で人工知能技術を勉強していたことを思い出しました。少し自分のことと重なるお話があり自分のこれからの生き方のヒントをもらったような気がしました。また、お話の最後に、研究を進めていくうえでの心構えを古谷先生にお尋ねしました。答えは「ねちっこくやる」という、しっくりくるお答えをいただきました。地道に自分で諦めずにこれでもかというくらい研究をしていくことが必要なのだと感じ、諦めずにやり抜いていこうと、今回のセミナーでやる気をいただきました。古谷先生ありがとうございました。これからも頑張っていきます。
【文責:M2 田村】