2011年12月27日に,今年最後の月例発表会が開催されました.本発表会には,M2が一人(米田),B4が6人(丸尾,加藤,大堀,上堀,山里,藤井)発表しました.,M1が5人(南谷,山口,山中,宮地,福原)発表しました.発表のタイトルは以下の通りです.
1.EEG を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの提案 米田有佑
2. Linked Data を用いた医療アプリケーション「PANDA-D」の提案 丸尾亜希
3.刺激提示ソフトウェア“ Presentation ”を用いたVigilance Task における測定精度調査 加藤真輝
4. 抗がん剤効果予測システムのための学習データ選択アルゴリズムの提案 大堀裕一
5. 角膜内皮細胞における特徴量抽出のための疑似細胞画像生成 上堀聖史
6. 対話型遺伝的アルゴリズムにおけるdislike 探索の提案 山里真由
7.Gfarm のXML 拡張属性を利用した画像保存通信システム 藤井亮助
8.広域分散ファイルシステムGfarm を用いたPACS のユーザーインタフェース 南谷祥之
9.細胞領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較 山口浩明
10.GAROP:進化計算の並列処理フレームワーク 山中亮典
11.対話型遺伝的アルゴリズムを用いた個人の感性モデルに基づく記事推薦システムの提案 宮地正大.
12.ストループテストによる脳血流変化の被験者分類の検討 福原理宏
朝の9:30から開始し,12人が発表する長丁場の発表会となりました.長い時間ながらも,多数の質疑があり,活発な議論がなされました. M1にとっては今年一年の研究成果を発表する機会になりました.学生の中には研究グループの異なるM1の方々の研究内容を初めて知る人もいました.忙しい中で,研究を着実に進め,その安定した発表は尊敬に値するなと思いました. B4にとっては,卒業研究に関して現時点で成果を発表する機会となりました.卒論提出が間近にせまっている状況で中には研究の遅れが指摘される人もおり,年末年始を迎えるにあたって気を引き締めるイントとなりました.一方で成果が上がっているのに,その頑張りや成果が十分に発表に表されていないことが指摘され,発表の難しさ痛感しました.「発表の1/3は誰でもわかる内容に,1/3は同じ研究分野の人がわかるように,1/3は同じ研究グループの人がわかる内容」にするという指摘があり,こういったセオリーも意識しながらよりよい学会や卒論発表ができるように精進したいです.