2012年3月9日(金)から10日(土)にかけまして大阪大学にて、「第2回進化計算学会研究会/第8回進化計算フロンティア研究会」合同研究会が開催されました。
本研究会では、名前の通り「進化計算」をテーマにした内容であり、廣安先生が理事を務められています。
今回、本研究室からはM1の山口が口頭発表、D1の田中がポスター発表を行いました。
「細胞領域分割のための遺伝的プログラミングを用いたブロート抑制モデルの比較」(山口浩明)
「ユーザの非選好情報に基づいて探索空間の削減を行う対話型遺伝的アルゴリズムの検討」(田中美里)
研究会の参加者はほとんどが進化計算の研究をされているため、発表の質疑応答では深い質問が多くレベルの高い印象を受けました。私自身、質疑応答では回答に詰まってしまうこともあり、今後の研究の課題を知ることができたと思います。また、今回は論文誌への同時投稿を行ったのですが、残念ながら不採録という結果となり、大学院在学中にもう一度挑戦したいと考えています。
田中さんのポスター発表はとても盛況で、活発な議論が行われていました。また、ベストポスター投票では惜しくも1票差で2位でしたが、改めてドクターのレベルの高さに尊敬しました。
研究会後は、ISDL2期生の渡辺さんと夕食をご一緒させて頂き非常に楽しい時間を過ごすことができました。今回の研究会では反省すべき点が多かったのですが、その分それらを修正して次に繋げたいと感じました。
今回の発表にあたって廣安先生ならびに医用画像班の皆様に多くのご協力を頂き、この場を借りて御礼申し上げます。
(文責:山口)