日本マインドフルネス学会 第6回大会

2019年8月24から8月25日にかけて関西大学にて開催されました第6回日本マインドフルネス学会大会に参加いたしました。この学会はマインドフルネス学会によって主催された学会で,マインドフルネスに関する科学的・学術的研究の発展に寄与するとともに,マインドフルネス実践の有効性と安全性を高めることを目的に開催されています.本研究室からはM2の山本,大塚,古家の3名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • 「集中瞑想における「脳地図」の作成:第2報:個人毎の脳地図作成による個人差の検討」
     古家 知樹,日和 悟,廣安 知之
  • 「集中瞑想中の脳機能ネットワークにおける個人内変動の検討:第2報:高変動な脳領域の特定」
     大塚 友樹,日和 悟,廣安 知之

この学会は去年も参加し今回で2度目の参加になりました.瞑想関連の脳機能研究を行なっている人がほとんどおらず,脳機能研究以外の人にも理解してもらえるよう努めました.発表では,脳機能研究以外の視点からの意見を多くいただき新たな発見もありました.質問等も多くいただき,様々な指摘もいただけたので,今後の研究や発表に生かしていきたいと考えています.




【文責:M2 大塚】

第22回日本光脳機能イメージング学会


2019年7月20日に星陵会館にて開催されました第22回日本光脳機能イメージング学会学術集会に参加いたしました.この学会は,光脳機能イメージング法に関心の高い研究者間の情報交換の場と研究協力を促進するための機会を提供する目的として開催されています.本研究室からは吉田早織(M2),藤田渉(M1)の2名が参加しました.発表形式はポスター発表およびフラッシュトークでした.発表題目は以下の通りです.

  • 「ワーキングメモリ容量が脳機能に及ぼす影響」
     藤田 渉,丹 真里奈,日和 悟,廣安 知之
  • 「ダーツ投てき時の脳活動における体動除去手法の検討」
     吉田 早織,日和 悟,竹田 正樹,廣安 知之


今回の学会が初めての学会だったので緊張しましたが,初めて研究室外の人へ自分の研究内容を説明する貴重な経験となりました.また,NIRS研究の最前線にいる人達のお話を聞くことで,今後検討するべきことや新しい解析手法を知ることができ,非常に勉強になりました.認知課題を用いたNIRS研究は情動や言語流暢性課題,ハイパースキャニングなどが多く,ワーキングメモリをテーマにしている人は少ないのかなと感じましたが,ポスターには多くの人が見に来てくださり,自分の研究に対する自信になりました.今回の学会で得られた課題を踏まえ,今後の研究や発表に活かしていきたいと思います.



【文責:M1 藤田】

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The 25th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping


2019年6月9日〜13日にかけて,イタリアのAuditorium Parco Della Musicaにて開催されましたThe 25th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mappingに参加しました.この学会は,ヒトの脳組織および脳機能のマッピングに関する研究に携わる様々な背景を持つ研究者を集め,これらの科学者のコミュニケーションおよび教育を促進することを目的に開催されています.M2の古家,大塚,奥村(駿),杉野,山本,吉田,M1の丹,風呂谷の計8名が参加しました.10日~13日のポスターセッションおよびポスターレセプションにおいて日和先生,古家,大塚,奥村(駿),杉野,山本,吉田,丹,風呂谷が発表しました.発表形式はポスター発表で計2時間参加者の方々と議論を行いました.

  • “Manifold learning on time-varying functional connectivity matrices: A case study on meditation data “
     S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Functional parcellation of the meditative brain based on the amplitude of low-frequency fluctuation “
     T.FURUIE; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Intra- and inter-individual variation in the resting- and meditative-state functional connectivity “
     Y.OTSUKA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  •     

  • “Individual whole-brain parcellation reveals individual variability in functional connectivity “
     S.OKUMURA; K.NAKAMURA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Behavioral and functional connectivity analysis of Kanizsa illusory contour perception “
     R.SUGINO; S.HIWA; K.HACHISUKA; F.MURASE; T.HIROYASU.
  •     

  • “An fMRI study on the attentional state induced by breath-counting meditation “
     S.YAMAMOTO; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Motion artifacts removal method for fNIRS data to examine brain activity during dart throwing “
     S.YOSHIDA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  •     

  • “Working memory load-dependent changes in brain activity during the N-back task “
     M.TAN; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Extracting functional network structures using low-rank matrix factorization-based matrix clustering “
     Y.FUROTANI; S.HIWA; K.TANIOKA; H.YADOHISA; T.HIROYASU.


私は今回,初めて学会に参加しました.これまでの自分の成果を理解して頂けるように発表すると同時に,今後の研究に少しでも繋がるものを得たいと思い参加しました.そのため,他の方の聴講やポスター発表は,自分の研究に関連するものを中心に聴きました.私の研究課題の特徴であるデュアルタスクに関する研究やNIRSを用いた研究もあり,今後の参考にしていきたいと思います.また,自分の研究を上手く説明できるか不安で,発表当日は大変緊張しました.今回は手法や結果を尋ねられることが多く,ウェルネスダーツの概要を説明することは少なかったように思います.英語力が乏しく,質問内容を聞き取れないことやうまく伝えることができず悔しい思いをすることも多くありました.しかし,同じ解析方法を用いている方がいたり,研究内容や結果に興味を示してくださる方がおり,自分の研究に自信を持つことが出来ました.また,研究への指摘を頂くこともあり良い機会となりました.今回OHBMに参加し,研究を進める上で必要な基礎力や自身の研究の理解,英語力が不足していると感じたため,これらを踏まえ今後,取り組んでいきたいと思います.



【文責:M2 吉田】

Digestive Disease Week 2019


2019年5月18日~5月21日にかけてアメリカ サンディエゴにて開催されましたDigestive Disease Week2019に参加いたしました.本学会は,胃腸病学,肝臓病学,内視鏡検査,胃腸外科の分野における医師,研究者およびその業界の最大組織であり,一流の研究に対するアプローチを学びその分野の引導者とコミュニケーションを図ることで,自分の研究に対するフィードバックを得ることを目的に開催されています.本研究室からは廣安先生,奥村駿介(M2),清野允貴(M1)の3名が参加しました.発表形式は奥村(M2),清野(M1)がポスター発表を行いました.発表題目は以下の通りです.

  • “UNSUPERVISED MACHINE LEARNING BASED AUTOMATIC DEMARCATION LINE DRAWING SYSTEM ON NBI IMAGES OF EARLY GASTRIC CANCER”
     S.OKUMURA, T.YASUDA, H.ICHIKAWA, S.HIWA, N.YAGI, T.HIROYASU.
  • “MACHINE-LEARNING-BASED AUTOMATIC DIAGNOSTIC SYSTEM USING LINKED COLOR IMAGING FOR HELICOBACTER PYLORI INFECTION: EXAMINATION OF IMAGE AFTER ERADICATION”
     M.SEINO, T.YASUDA, H.ICHIKAWA, S.HIWA, N.YAGI, T.HIROYASU.



学会には共同研究者である朝日大学病院消化器内科の八木先生,同志社大学生命医科学部の市川先生も参加されました.DDWは医学学会ですが,近年臨床におけるAIの注目もあり,「医用画像に対するコンピュータ診断」のセッションが開設されておりました.我々は2名とも本セッションで発表を行いました.周りには画像処理や機械学習を用いて診断支援システムの構築を行っている先生方が多くおられました.発表時間は2時間でしたが,日本の先生のみならず,海外の先生や工学者の方々も多数我々の研究に興味をもってくださり,絶え間なくディスカッションを行うことができました.本ディスカッションより,現状の課題が明確になり,また他の発表を聞くことで,今後の研究方針のヒントも得ることができました.
今回得た知見とモチベーションを今後の研究に活かし,修了までの残り9ヶ月を有意義な時間にしたいと思います.また後輩の育成にもより一層力を入れていこうと思います.


 

【文責:M2 奥村(駿)】

 
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【速報】進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成最終成果報告会(第10回シンポジウム)

03/12に同志社大学 京田辺キャンパスにて進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成最終成果報告会(第10回シンポジウム)が開催されました。
研究室からは
が発表しました。
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ドライバ・イン・ザ・ループ最終成果報告会

3月12日(火),本学夢告館にて開催されました進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成 最終成果報告会に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,中村(清)(M2),藤原(M2),吉岡(M1),松岡(B4)の4名が参加しました.中村(清)(M2),吉岡(M1)がポスター発表を行い,藤原(M2),松岡(B4)のポスターが掲載されました.発表題目は以下の通りです.

  • 「自動車運転時のヒト脳活動状態の計測と分析」
     中村 清志郎,日和 悟,廣安 知之
  • 「マインドフルな運転のためのfNIRSによる自動車運転中の脳活動の分析」
     藤原 侑亮,日和 悟,廣安 知之
  • 「ドライブシミュレータと心電計測を用いたドライバ覚醒状態のリアルタイム推定」
     吉岡 昂馬,日和 悟,廣安 知之
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  • 「自動車運転による精神疲労が脳活動に与える影響の検討」
     松岡 宏明,日和 悟,廣安 知之

本プロジェクトは,平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の支援を受け,ドライバであるヒトと車の共存及び周辺車両や環境との強調を行う進化適応型自動車運転システムの確立を目指しています.同志社大学の4つの研究グループが取り組んでおり,私たちはヒト生体情報多次元解析技術グループである第3グループに位置しています.第3グループは,ドライバであるヒトの生体情報の解析技術を駆使することで,ドライバの運転特性を把握することによる運転支援技術を目指し研究を進めています.今回の報告会では,招待講演として名古屋大学 組込みシステム研究センター特任准教授の倉地亮さんが「自動運転時代におけるセキュリティの課題と現状」,Maas Tech Japan 代表取締役の日高洋祐さんが「モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ」というタイトルで発表してくださいました.他にも各グループからの研究報告がなされ,詳細はポスターで発表されました.私が本シンポジウムで発表を行ったのは昨年に引き続き2度目でした.昨年と比べて研究室外からの方々に多くのご質問,ご指摘を受け,私達の研究分野への注目度が高くなってきていると身をもって感じました.本プロジェクトは今回のシンポジウムで終了となりましたが,引き続きドライバの状態推定を追求し,多くの方と議論できるよう研究に励みたいと思います.


【文責:M1 吉岡】