人工知能学会全国大会 【国内発表】

今回,自分は富山県富山市富山国際会議場で行われた第27回人工知能大会全国大会に参加させて頂きました.会期は6月4日(火)から6月7日(金)の4日間でしたが,参加者は1000人規模と想像以上に大きかったのが印象に残りました.今回の人工知能全国大会には研究室の田中美里さんとご一緒させて頂きました.4日間の間に特に印象に残った2つのエピソードを述べさせて頂きたいと思います.
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まず1つ目は5日(水)に行われました学生企画「研究室とリアル」です.東京大学他の学生の方と一緒のグループになり,研究室の現状とその改善策をテーマに2分ほどのポスター発表を行いました.研究室毎の取り組みなどは研究室によって違うことを実感できました.また,日頃全体ゼミで行っていた3分間スピーチの仕組みが功を奏し,発表をきちんと2分以内に収めることもできました.
2つ目は,自身の研究発表とそのセッション「脳科学とAI」に関してです.6日(木)の早朝だったにも関わらず多くの公聴者の方がいらして大変驚きました.また,そのセッション内には企業の研究者の方が多くいらっしゃり,脳科学と情報系の融合に関して社会的関心が非常に高いことが伺えました.また,企業の研究者の方々ですと学生の自分とは違った視点で物事を捉えていらっしゃると感じるような質問を頂き,実りの多い機会でした.
【文責:M2福島】

第4回進化計算学会研究会

第4回進化計算学会研究会が、2013年3月18-19日の日程で、神奈川県・防衛大学校で開催されました。
進化計算学会は、現在、廣安が学会長をつとめております。
会の開催に先立ち、防衛大学校の見学会が行われました。施設の見学や、どのように学生が過ごすかについて説明を受けました。
授業のカリキュラムなども公開されておりおもしろかったですね。
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さて研究会は、基調講演、口頭発表、ポスター発表などが行われ、多彩な研究が発表されました。
だんだんと応用分野がひろがっているような気がしました。
横須賀は、自衛隊や米軍の基地のにおいのする街でした。
軍艦などだけでなくて、食べ物や歩いている人たちも独特の雰囲気がある街でした。
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次回は9月。
室蘭です。

GPGPUとクラウドによる問題解決のためのミニシンポジウム

2013年2月5日に北海道大学で開催されました GPGPUとクラウドによる問題解決のためのミニシンポジウムに参加いたしました.本研究室からは廣安知之教授,南谷祥之(M2),藤井亮助(M1),西村祐二(B4)が参加致しました.発表題目は以下の通りです.
階層的なメタデータサーバを有する広域分散ファイルシステムを利用した医用画像保存通信システムの実装と評価
南谷祥之
広域PACSのためのデータグリッドにおけるレプリカ数と性能のトレードオフ関係を考慮したデータレプリケーションの検討
藤井 亮助
分散処理フレームワークHadoopを用いた並列画像処理
西村 祐二
個人的には,初めての学外での発表でしたので,かなり緊張しましたが,リハーサルなど研究室の皆様,廣安先生のサポートのおかげで無事発表を終えることができました.他大学の学生の発表では私と同じHadoopを用いた研究を行っている学生がおり,他大学の学生に負けないよう,これからも研究に励んでいこうという気持ちになり,とても刺激になりました.
また,発表の際の質問により気づかされたことがたくさんあり,質問してもらうことの大切さを実感しました.
最後に,今回のシンポジウムの参加にあたり,廣安先生をはじめに研究室の皆様は大変お世話になりました.本当にありがとうございます.この場を借り厚く御礼申しあげます.
【文責:西村】
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進化計算シンポジウム2012

2012年12月15日から16日にかけて,長野県軽井沢市で開催されました進化計算シンポジウム2012に参加致しました.本研究室からは廣安知之教授,山中亮典(M2),布川将来人(M1),関谷駿介(B4),そして田中美里(D2)の5名が参加致しました.
発表題目は以下の通りです.
・ fMRI による生体情報を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの検討
田中美里,廣安知之,三木光範,横内久猛(同志社大学)
・遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワーク: GAROP
山中亮典,廣安知之,三木光範(同志社大学),吉見真聡(電気通信大学)
・選好情報に基づくMOEA/Dの検討
布川将来人(同志社大学),渡邉真也(室蘭工業大学),横内久猛,廣安知之(同志社大学)
・角膜内皮細胞画像におけるGPを利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価
関谷駿介,横内久猛,小泉範子,奥村直毅,廣安知之(同志社大学)
進化計算学会は,日本の進化計算研究の関係者の多くが参加している学会であり,今年の10月からは廣安知之教授が会長を務められております.本シンポジウムは学会の年次総会も行われることもあり,多くの研究者が参加し,非常に濃い議論ができる場でありました.
私は最初のポスターセッションにて発表致しました.本シンポジウムは招待講演以外の全てがポスターセッションで構成され,深い議論を行うことができるのが特徴であり,私自身始めたばかりである生体情報を用いた対話型最適化のテーマについて,大変良い指摘を頂けたと思います.
また,本シンポジウムに併設しまして,16日のシンポジウム終了後から17日にかけて「実問題のための多目的設計探査ワークショップ2012」が開催され,こちらには廣安先生と田中が参加致しました.実際に企業で進化計算を使って製品の設計を行っているケースの紹介など,普段なかなか見えない企業での進化計算の活用法について触れられる機会となりました.
最後に,今回の学会の参加にあたり,廣安先生には大変お世話になりました.本当にありがとうございます.また,三木先生,横内先生には普段から熱心なご指導を賜り,心より感謝致します.そして,支えて下さった研究室の学生の皆様方に,この場を借り厚く御礼申しあげます.
【文責:D2 田中】

【速報】進化計算シンポジウム2012

廣安が、進化計算学会の学会長として参加いたしました。
また、研究室からは下記の4件の発表をしました。
S1-9. 角膜内皮細胞画像におけるGP を利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価
関谷駿介, 横内久猛, 小泉範子, 奥村直毅, 廣安知之(同志社大学)
S1-14. fMRI による生体情報を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの検討
田中美里, 廣安知之, 三木光範, 横内久猛
S3-9. 遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワーク: GAROP
山中亮典, 廣安知之, 三木光範(同志社大学), 吉見真聡(電気通信大学)
S4-14. 選好情報に基づくMOEA/D の検討*
布川将来人, 渡邉真也(室蘭工業大学), 横内久猛, 廣安知之(同志社大学)
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windowsコンソーシアム

2012年5月25日(金)にSCSK株式会社の北浜オフィス(大阪)にてWindows ICCセミナーが開催されました.
本セミナーは同志社大学 Windows イノベーティングコンピューティングコンソーシアムが主催しているセミナーであり,今回は「使えるGPGPUとクラウド」というタイトルでの講演が行われました.本講演では廣安先生が司会をされ,また大学におけるGPUの応用研究として同志社大学 理工学部 知的システムデザイン研究室に所属されている吉見先生も講演を行われました.聴講者として医療情報システム研究室からはD2の田中,M2の山中,南谷,宮地,M1の藤井,布川そしてB4の國貞が参加しました.本セミナーでは,GPUの応用研究紹介(同志社大学:吉見先生),GPGPUを使えるようになる講座(白山工業株式会社:森野さん),Hadoop on Windowsの紹介(日本マイクロソフト株式会社:佐々木さん),分散ファイルシステムGlusterFS(SCSK株式会社:飯坂さん)の4つの講演を行われました.私自身はGPGPUとクラウドについて詳しく知らなかったため,深く理解することはできませんでしたが,どの講演も分かりやすくまた興味深い内容であり,機会があればGPGPUを利用してみたいと思えるほど面白い講演でした.
こういったセミナーに参加するのは初めてでしたが,今後もこのような機会があれば積極的に参加していきたいと感じました.
【文責:布川】

SACSIS2011:先進的計算基盤システムシンポジウム

2011年5月25日から27日にかけて,東京都千代田区 秋葉原コンベンションホール
にて開催されました「SACSIS2011:先進的計算基盤システムシンポジウム」に参
加しました.
医療情報システム研究室からは,南谷が理工学部の吉見先生と参加し,以下の題
目で発表を行いました.また吉見先生は以下の題目で,ポスターセッションを行
いました.
・「Gfarmファイルシステムを用いた医用画像保存」南谷祥之(セッション
[データ処理] )
・「GPUプログラムの進化的計算によるパラメータチューニング手法の提案」吉
見真聡(ポスターセッション)
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