【速報】第43回日本磁気共鳴医学会大会

2015/09/10から2015/09/12にかけて,東京ドームホテルにて開催されました第43回日本磁気共鳴医学会大会に下記の学生が発表しました。
小淵将吾 ワーキングメモリの負荷量による脳内ネットワークの変化
石田和 ファントム溶液と撮像環境が神経追跡手法に及ぼす影響の検討
大谷俊介 DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築
“【速報】第43回日本磁気共鳴医学会大会” の続きを読む

【速報】2015年度 人工知能学会全国大会

2015年5月30日(土)〜6月2日(火)の日程で、公立はこだて未来大学にて開催された 2015年度 人工知能学会全国大会 に参加しました。
研究室からは、下記の発表を行いました。
題目 1G5-3 DPCデータと救急疾患データの Linked Open Data 化による問診型病院選択支援システム
著者 三島 康平(同志社大学院 医工学・医情報学専攻)
廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
題目 1N5-2 圧電セラミックセンサによる組み合わせ波形を用いた ベッド上における患者の行動推定システム
著者 佐藤 琢磨(同志社大学大学院生命医科学研究科)
糠谷 祥子(東京医科歯科大学医歯学総合研究)
田中 博(東京医科歯科大学難治疾患研究所)
廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
題目 3F3-OS-19a-4 fNIRS時系列データにおけるチャンネル最適選択による関心領域抽出の検討
著者 廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
吉田 倫也(同志社大学大学院/生命医科学研究科/医工・医情報学専攻)
題目 3F3-OS-19a-5 脳機能情報の対話型最適化への応用における嗜好のレベルの推定と課題
著者 田中 美里(同志社大学 理工学部)
三木 光範(同志社大学 理工学部)
山本 詩子(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
廣安 知之(同志社大学 生命医科学部)
“【速報】2015年度 人工知能学会全国大会” の続きを読む

【速報】 the 37th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC'15)

The 37th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC’15) to be held in MiCo, Milano Conference Center, Milano, Italy on August 25-29, 2015.
– Algorithm of Emphasizing Mesenteric Blood Vessels in Colon Cancer Surgery Video Image by Laparoscope, by Tomoyuki Hiroyasu, Nachi Tanaka*, Akeo Hagiwara, Yuki Ozamoto, Hisatake YOKOUCHI
– Preprocessing With Image Denoising and Histogram Equalization for Endoscopy Image Analysis Using Texture Analysis, by Tomoyuki Hiroyasu, Katsutoshi Hayashinuma*, Hiroshi Ichikawa, Nobuaki Yagi
– Study of brain activities during synchronized tapping task ~Study of brain activities to machine system that has other model ~, by Akiho Murakami*, Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Hisatake YOKOUCHI
採択されました。

【速報】IEEE Congress on Evolutionary Computation

仙台で行われた IEEE CECで下記の発表を行いました。
Investigation of Regions of Interest (ROI) through the Selection of Optimized Channels in fNIRS Data
HIROYASU TOMOYUKI, Yoshida Tomoya and Yamamoto Utako
A Feature Transformation Method usingMultiobjective Genetic Programming for Two-ClassClassification
HIROYASU TOMOYUKI, Shiraishi Toshihide, Yoshida Tomoya and Yamamoto Utako
Discussion on interactive Genetic Algorithm with brain activation measured by functional Magnetic Resonance Imaging
MISATO TANAKA, Mitsunori Miki, Utako Yamamoto and Tomoyuki Hiroya

第43回月例発表会

2月10日(火)に第43回月例発表会が開催されました.
今年度最後の月例発表会では,卒業論文公聴会を目前に控えたB4がこの1年間の研究について発表いたしました.
以下に発表者と題目を記載します.
1.下村絵美子 線分方位が異なる視覚刺激対する脳血流変化の検討
2.田中那智 大腸腹腔鏡手術動画における腸間膜内走行血管強調システムの提案
3.西田潤 ネットワーク構造最適化問題に対する2次元配列を個体表現とする遺伝的アルゴリズムの検討
4.伊藤悟 クラスタリングによるn-back課題成績と脳血流変化に基づく脳内ネットワークの検討
5.伊藤千幸 拡散テンソル画像法による神経追跡検証のためのファントム作成
6.吉岡拓馬 DTIにおけるファントム溶液が及ぼす影響の検討
7.村上晶穂 人ー機械系における同期タッピング課題時の脳活動の検討
8.石田和 決定論的tractographyにおける傾斜磁場軸数の変化が描画性能に与える影響の検討
9.森下拓哉 点滅光刺激提示時のSSVEPを利用したBMIシステムによる外部機器の操作
10.田中勇人 照明環境が視覚探索時の脳活動に与える影響の検討
11.竹中誠人 DPCデータに基づく病院選択支援システム
12.堀真弓 Kinectを用いた体動検出システムの構築
13.長谷川由依 ワーキングメモリのトレーニングが 他のタスクの能力向上に与える脳機能的検討 ―N-back課題のトレーニングが RSTとストループ課題に与える影響の検討―
14.勝林洋介 Convolutional Neural Network による fNIRS データの識別と特徴量抽出
15.宮嶋めぐみ fNIRSを用いたゲーム課題に対する持続的注意と脳血流変化の検討
16.後藤優大 角膜内皮細胞における部分像の結合による全体画像の生成
17.信楽慧 ダブルフラッシュ錯覚時における感覚間相互作用のfNIRSを用いた検討
18.田村陵大 Convolutional Neural Network を使用したN-back 課題撮像時のfMRI 画像の識別と検討
19.吉田拓也 音刺激に伴う快の度合に対する脳活動の検討
今回の月例発表会は,卒業論文公聴会のリハーサルでもあるということで,前日までほとんどのB4が遅くまで研究室で発表に向けて準備に取り組んでいました.
中には,研究室に泊まり込みで研究に打ち込む人もいました.
また,月例リハーサルの発表会では,修士論文を出し終えたM2やM1の先輩方が私達のために様々なアドバイスや御指摘を下さいました.
B4同士でも互いに,指摘し合うなどして本番まで必死に取り組みました.
本番当日,朝9時から始まり,先生から多くのコメントを頂き,研究を行っている意義などが明確になりました.
ミーティング担当の方をはじめ,先生・先輩方,皆様のご協力により,無事月例発表会を終えることができました.
廣安先生,山本先生,田中先生,研究室の皆様,卒業論文公聴会に向けて,多大なるご指導,ご助言を頂きまして本当にありがとうございました.
16330588597_3666078df3_k 16542051766_64a1bb1f5e_k 16516523375_a305b9240c_o
【文責:B4下村】

3回生向け研究室紹介

2015年1月26日に、医心館グランド階の多目的ホールにて、3回生に向けた研究室紹介が行われました。この研究室紹介は、学生たちが興味を抱いている研究室のブースに説明や質問を受けに行き、研究室に対する疑問や不安を解決することによって、配属したい研究室を最終決定するためのものです。私たちの研究室MISLからはM2が杉田、関谷、西村、M1が小淵、岡村、滝、B4が村上、後藤の7人が当日の説明係りを担当しました。
私たちは当日に向けて、1年の研究室生活や研究室で得られること、研究の全体像など、3回生が気になるであろうことを私達なりに予想し、研究室紹介ポスターや冊子を作成することで、説明のための準備を行いました。当日は、院進学を考えている学生を中心に、多くの3回生が聞きにきてくれました。今年から就職活動の時期が遅くなったことが影響し、就職活動を考えている3回生にとってMISLは対象外であるというのが私の素直な感想でした。またMISLは忙しい、休みがない、毎日の拘束時間が長いといった噂もたっており、その噂が3回生達を余計遠ざけていると感じました。私たちはそのイメージを脱却すべく、遠くからMISLを眺めている3回生達に積極的に話しかけ、噂がどこまで本当であるか、生徒の心配はどの程度本当なのかを素直に答えました。そうすることで大変だけど充実感のあるこの研究室は素晴らしいと少しでも伝えられたと思っています。
一方で、自ら説明を聞きに来てくれた3回生は、研究面でもイベント面でも充実しているMISLの話を聞いてとても満足し、志望度を高めているようでした。そしてまた担当者だけでなく、担当者以外の研究室メンバーも少しでも研究室の良さを知ってもらうために、3回生に積極的に話しかけたり、自分が作ったシステムを披露したりと協力してくれました。そのように愛情をもって研究室を勧めているみんなの姿を見て、私は改めてこの研究室で研究生活が送れてよかったなと思いました。
例え忙しくて、大変なことだらけでも、このように仲間との絆が育まれ、自らが成長出来る環境がある研究室は素晴らしいです。来年度も素敵なメンバーが配属され、研究室がより発展していくことを期待しています。新4回生の研究室配属は3月末。楽しみです!
 
【文責:M2杉田】
 
P1240586 P1240572 P1240570

博士論文公聴会

1/17(),わたくし 日和の博士論文公聴会が行われました.
タイトル: 意思決定のための設計空間探査と設計モード解析に関する研究
日時: 平成27117() 15:30 – 17:30
場所: 同志社大学 京田辺校地 医心館 4F 輪講室B
発表者: 日和 悟(博士後期課程3年)
要旨:
工学設計問題は,設計の善し悪しを定量的に評価するための評価指標と,これに影響を与える調整可能な設計変数を用いて,定式化できる.特に,実世界の設計問題には満たすべき要求が数多く存在するほか,設計変数の数も膨大であるため,このような高次元空間の中で良い設計を発見することは容易ではない.工学設計とは,複数の性能要求を満たす設計変数の組み合わせを探索し,自らが望む設計を選択していく,設計空間探査と意思決定のプロセスである.
本研究では,設計空間探査の課題は,設計変数が高次元であるため,探索すべき空間が膨大であり良好な設計を発見することが困難であること,また,性能要求を同時にすべて満足できないため,トレードオフを考慮して多様な設計候補群を求める必要があることである.意思決定の課題は,設計空間探査で得られた設計候補の数が膨大になった場合に,それらの特徴を1つ1つ吟味・比較して候補を絞り込むことの難しさである.本研究では,これら2つの主要課題に対して,多様かつ優れた解を高速に得るための設計空間探査技術と,高次元かつ膨大な設計候補群から主要な設計パターンを抽出し,その特徴を定量的に分析するための技術として「設計モード解析」を提案・開発し,その有効性を示した.
所感:
私は2007年に工学研究科の博士前期課程を卒業し,電機メーカーに就職しました.
その後2012年,再び同志社大学の門をくぐり,生命医科学研究科博士後期課程に入学しました.
卒業してから5年のブランクがあり,しかも働きながらということで,指導教授の廣安教授はじめ,関係者の皆様,また,所属会社の職場の同僚の皆様にも,多大なるご迷惑をおかけしながらなんとかここまでくることができました.
公聴会には学内関係者だけでなく,会社関係者の方にもご参加頂くことができ,
さまざまな視点からのご指摘を頂き,活発な議論を行うことができました.
皆様のおかげで,最後の発表を満足できる内容で締めくくることができました.
また,忙しい中,当日準備を手伝ってくれた研究室の学生の皆さんにも感謝しています.
企業のエンジニアとして仕事をしていると,個別の技術の新しさ,素晴らしさだけでなく
「それを使うことでビジネスとしてどんな価値が得られるのか」
「従来技術の使いこなしの方が実績があるので新しいものに変えるべきではない」
などの要求が時として優先され,技術そのものの面白さに拘って追求できないことがあります.
その点,大学での研究は自由度が高く,個人の興味もうまく織り込みながら
研究を進めることができたと思います.エンジニアとして,大変幸せなことです.
大学で得た技術や考え方は,きっとこの先も私のエンジニアリング活動に大いに
活用できると信じています.
最後に,ここまで私をご支援くださった皆様に心より御礼申し上げます.
ありがとうございました.
【文責:D 日和】
2日和さん 日和さん1