高校生向け研究室紹介

2013年11月07日に青森県立八戸東高等学校の皆さんが生命医科学部の見学に来られ、当研究室も高校生向けに研究室紹介を行いました。
内容としては以前行われた、オープンキャンパスや学内高校生向け研究室紹介と同様、私たちの研究領域および研究内容について簡単に説明し、NIRS計測の実験を実演するといった形式でした。
私たち医療情報システム研究室からはM2の星野と林、M0の林沼と滝がメンバーとして参加し、任務を全うしました。
高校生の皆さんは疲れからかリアクションが薄かったですが、私たちの紹介を通して将来の目標や夢などが持てるきっかけになればいいと考えております。
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唯一の反省点をあげるとすれば、NIRS計測の実演が上手くいかなかったことです。
何度もリハーサルを行い、活性することを確認したにもかかわらず、本番では活性どころか減少してしまうというていたらくでありました。
原因は高校生を前にして緊張してしまったM2のHくんにあると考えていますが、脳機能計測を行う際に被験者の精神状態を検討しておくことの重要性を再認識することが出来ました。
相変わらず「発表」というものは難しいなと感じましたが、修論発表に向けていい経験となりました。
この場をおかりして先生方、メンバーの皆さん、高校生のみなさんにお礼申し上げます。ありがとうございました。
【文責:M2 星野】

スポーツ大会

2013年11月2日に毎年恒例のスポーツ大会が催されました.
今年は新田辺のマスターズボウルでボーリング大会を行いました.
ボーリング大会は,事前のスコアアベレージの自己申告を元に編成された,学年男女混合の1チーム3~4名からなるチーム対抗戦で,計3ゲーム行いました.
ストライクを連発するまでに上手な人もいれば,スコアが伸び悩む人もおり,様々な個性現れるプレーを見ることが出来ました.
良プレーが出れば共に盛り上がり,悪プレーが出ればプロフェッショナルな人からアドバイスをもらいつつ,各チームともスコアアップを目指して,盛り上がりながら楽しく投球が出来たのではないかと思います.

また,ボーリング大会の後には,時代屋で飲み会が開催されました.
私は飲み会に参加することはできなかったのですが,ボーリング大会の結果発表や景品配布などがあり,楽しい宴であったと聞いています.

今回のスポーツ大会は,誰もが親しみやすいスポーツ「ボーリング」であったため,鈍った体を動かつつ,研究室のメンバーと交流を深めるのには最適な機会だったのではないかと思います.
ボーリングで気分転換をしつつ,今後も研究室メンバーで切磋琢磨して研究に勤しみたいと思います.今回のスポーツ大会・飲み会を企画してくれたイベント担当の方々,ありがとうございました.
【文責:B4 森口】

第28回月例発表会

10月26日に第28回月例発表会が開催されました。この発表会では主に修士2回生が研究成果についての発表を行いました。発表者と題目は以下のようになっています。
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三島康平(B4) 「数理モデルを用いた脳神経構造の検討」
福島亜梨花(M2) 「MaPea-Multiple analogy Parts extracting algorithm-
星野雄地(M2) 「fNIRS 脳血流変化の類似度を指標とした活性部位と脳活動時間変化の推定
林貴之(M2)  「ニューラルネットワークを用いた快・不快識別の検討
藤井亮助(M2) 「広域医療連携システムのための性能とコストのトレードオフに基づいたデータレプリケーションの検討」
大堀裕一(M2)  「SVM と多目的最適化を用いた病理データの領域分類法の検討」
布川将来人(M2)  「細胞領域分割のための多目的遺伝的プログラミングの検討」
上堀聖史(M2) 「専門家が最良と判断する細胞画像を生成するシステムにおける画像呈示の高速化」
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今回の発表会は修士論文提出が近い時期での発表となりましたので、どの発表についてもそれぞれの集大成に近い濃い内容であり、大変白熱した議論が行われていました。私自身も発表を行いましたが、質問を受けた際に研究の目的やコンセプトをうまく伝えることができなかったと感じています。
しかし、修士論文発表に向けて自身の研究についてじっくり見直す良い機会となりました。もう一度自分自身の研究について振り返り、何をモチベーションにして行っているのか考える必要があると感じています。修士論文提出までまだ少し時間が残されていますので、気を引き締めて精進していきたいと思います。そして、本番の修士論文諮問会では自分の研究についてしっかり伝えることができれば幸いです。
最後に、長時間の発表に付き合っていただいた廣安先生、横内先生、山本先生を始め、研究室の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
【文責:M2大堀】

ソフトボール大会

2013年10月19日に第3回ソフトボール大会が開催されました.
今回医療情報システム研究室は初のソフトボール大会出場ですが,B4の学生を中心に多くの学生が集まりました.
中には留学生のハイナー君も参加してくれました.
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結果は「初出場で初優勝」.
初めはキャッチボールもできなかったハイナー君は決勝ではサヨナラヒットを打つなどの目覚ましい成長を遂げました.
たまに大声を上げながら三振するも要所要所でヒットを打って塁に出る岡村,背は小さいが外野の守備の要となってくれた大谷,吹奏楽部だったにも関わらず守備も攻撃もうまい佐藤之君,高校球児の白石くんのダイナミックプレー,いてくれるだけでチームに癒しをくれた森口さんと真島さんの活躍の影に野球経験があるにも関わらずエラー連発でまったく打てないどこまでも面白い佐々木君などが盛り上げてくれたおかげで私自身も楽しく,真剣にプレイすることができました.
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例え遊びだとしても,真剣にプレイするみんなの姿はどのチームよりも輝いており,物事に真剣に取り組む態度は研究でも活かされているのだと学びました.
人数の足りない中,助っ人を含んでの優勝は少しできすぎかもしれないですが,本当に嬉しかったです.
次の日の筋肉痛は信じられない程の激痛で,日ごろの運動不足が露呈しました.
来年も開催されますので,それに向けて研究と同時並行でちょっとした運動もいい気分転換に繋がると思います.
最後になりましたが,大会に参加してくれた学生の皆さま,本当にありがとうございました.
【文責:B4 高本】

SMC2013

10/13~16にかけまして、マンチェスターにてIEEE SMC 2013が開催されました。SMCはシステム工学やサイバネティクス、ヒューマンマシンシステムといった分野における新しいアイデアや研究成果、研究ビジョンといったものを研究者が共有することを目的とした学会です。本研究室からは廣安先生、上堀聖史(M2)、関谷駿介(M1)、後藤真櫻(M1)が参加しました。
発表は口頭発表(発表12分・質疑3分)で行いました。
各発表者の発表題目は以下のとおりです。

・Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal  Endothelial Cells.
Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
・Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP.
Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
・A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS.
Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi
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上堀・関谷が3日目、後藤が4日目に発表しました。3名とも英語での発表は初めてとのことでしたので、発表練習など事前準備をしっかりと行っていきました。本番になるとかなり緊張した様子が伺えましたが、いざ発表になると堂々と話すことができ、また英語での質疑の受け答えもしっかりとできた学生もいました。また自身の発表以外では他の学生や先生方の発表を聞いていました。自分の研究や、自身の研究室で他の方が取り組んでいるものと関連がある研究が多くあったので、これからの研究活動に参考になったのではないかと思います。しかしこういった海外の場で様々な情報を得たり、コミュニケーションをするためには英語能力が大事であると改めて痛感したと同時に、英語スキルを磨きたいというモチベーションにも繋がりました。
この度学会参加にあたり、先生方、学生方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
【文責・M2上堀】

第27回月例発表会

2013年10月5日に第27回月例発表会が開催されました。
今回の発表会では、博士課程の方や留学生、発表が延期されていた4年生というバラエティに富んだ面々が、自身の研究成果等に関する発表を行いました。
発表者とテーマは以下の通りです。
荒井源紘(B4)「遺伝子診断」
高本哲弘(B4)「簡易型fN IR Sを用いた意思伝達装置開発のための基礎検討」
砂野元気(B4)「テクスチャ特徴量を用いた類似画像生成方法の検討」
Blandine(M2)「fNIRS Analysis During a Stroop Test in Different Languages, Activated Areas and Link Between Language Proficiency, Stroop Results and Brain Activation」
Heiner(M2)「はじめまして」
田中美里(D)「完成情報を用いた対話型情報推薦システム」
日和(D)「Design mode analysis on solution」
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今回の発表会の内容は、これから研究を行う4年生が門出として自身の研究概要を研究室の方に説明する一方で、博士課程の方々が今まで積み重ねてきた非常にたくさんの研究成果を報告されるという非常に多岐にわたるものでした。
探り探り自分の研究に関して報告を行った4年生の発表者だけでなく、研究室の皆が難解な内容を非常に飲み込みやすく説明される博士課程の方々の素晴らしい発表に息を飲んだ会となりました。
また、留学生の英語による発表にも皆集中して聞き入りました。
本研究室でも英語の導入が進みつつあり、質疑応答についても多くの学生が英語を使ってコミュニケーションを図っていました。
私も研究概要の発表を行いましたが、その後の博士課程の方々の発表を見て、その立ち振る舞いやスライドの完成度に目を瞠り、この方々にもっと近づきたい、もっと頑張ろうと思える発表会でした。
今後、より一層精進に励みたいと思います。
最後になりましたが、発表準備から本番まで長い時間付き合っていただいた、廣安先生、横内先生、山本先生をはじめ研究室メンバーの皆様へこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
【文責:B4 砂野】

生体医工学シンポジウム2013

9月20日(金)21日(土)に九州大学伊都キャンパスにて生体医工学シンポジウム2013が開催されました.
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本研究室からは廣安教授,西村祐二(M1),大久保祐希(M1),吉田倫也(M1),中村友香(M1),後藤真櫻(M1)の6名が参加しました.
西村,大久保,吉田,中村,後藤は約2分間のショートプレゼンテーションと1時間のポスターによる発表を行いました.
発表題目は以下の通りです.
・「MapReduceによるDICOM画像からの特徴量高速抽出システム」
西村祐二,山本詩子,廣安知之
・「肘関節屈曲運動における左右識別のための脳波を用いた特徴量の検討」
大久保祐希,山本詩子,廣安知之
・「学習データの選択と識別による医用データの3クラス分類手法の検討」
吉田倫也,大堀裕一,山本詩子,廣安知之
・「協調作業による相互作用が脳活動に及ぼす影響のfNIRSを用いた基礎的な検討」
後藤真櫻,山本詩子,横内久猛,廣安知之
・「ICAと加速度センサを用いたfNIRSデータに対する体動除去手法の検討」
中村友香,山本詩子,廣安知之
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生体医工学シンポジウムは生体医工学分野の発展の一助とするため研究者間のコミュニケーションの場の提供,理工系・医学系研究者の研究活動促進,若手研究者の本分野への勧誘,迅速な研究成果報告の機会の提供を目的としています.
西村は9月20日(金)に,大久保,吉田,後藤,中村は9月21日(土)に発表いたしました.
全員が違うセッションで参加しましたが,ショートプレゼンテーション・ポスターともに無事に発表を終えることができました。
本シンポジウムでの演題のテーマは幅広く,最初から最後まで興味深く発表を聞くことができました.
ポスター発表では,1時間の中で,興味のある発表を全て周りきることができませんでした.
私自身は初めての学会であったこともあり,ショートプレゼンテーションもポスターもとても緊張しました.
2分という短い時間の中で聴講者に「聞きたい」と思わせる研究紹介をすること,そしてポスターでは来訪者との対話をしながら相手の知りたい情報を簡潔に伝えることがいかに難しいのかを体験することができました.
ポスター発表では,沢山の方々に研究を紹介し,そして自分の研究について議論を交わすことができ,大変有意義な時間を過ごすことができました.
多くのアドバイスや質問をいただき,自分の研究の課題点を知ることができました.
大変貴重な経験を積むことができたと感じています.
今回いただいたアドバイスを生かして,今後の研究に励んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたり,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.
この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.
ありがとうございました.
【文責:M1後藤】
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第5回進化計算学会研究会

9月12、13日と北海道の室蘭工業大学にて第5回進化計算学会研究会が開催されました。本研究室からは廣安先生とM2の藤井亮助が参加し、私、藤井が以下の発表題目でポスター発表を致しました。
性能とコストのトレードオフを考慮したデータグリッドにおけるデータレプリケーションの検討」
 進化計算学会は進化計算に関する研究の推進および知識の普及を図る事を目的として平成22年に設立された学会です。現在の学会長は、廣安先生が務められています。
 
私の発表日は2日目の13日で、発表時間は1時間20分と非常に長い時間でしたが、多くの先生方や同じ学生の方たちに見に来て頂き、あっという間に発表時間が終了致しました。頂いた質問の中には今まで考えていなかった今後の研究に繋がるものもありました。また1日目には、聴衆として参加し、たくさんの研究を聞く事ができました。他の大学の助教や教授の先生方の発表は、研究の内容だけでなく内容の見せ方・話し方も非常に参考にするものが多く、とても有意義な時間を過ごす事ができました。
 
最後になりましたが、学会参加にあたり、廣安先生、山本先生、またリハーサルに出て頂いた皆様には大変お世話になりました。この場を借り厚く御礼を申し上げます。
【文責:M2 藤井】
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8月月例発表会

2013年8月27日に第26回月例発表会が開催されました。今回の発表会では、B4が自身の研究についてをどのように進めていくかといった研究概要に関する発表を行いました。発表者とテーマは以下の通りです。
大谷:MRIデータにおける脳神経線維と脳賦活部位の3D描画システムの構築
森口:脳神経線維のファントムの作成と線維追跡手法の検討
岡村:MRI を用いて唾液中のストレスマーカーを推定
小淵:リーディングスパンテストの方略の差異による脳活動パターン
滝:光刺激による脳血流変化の計測
佐藤之:簡易版NIRS-SPM
塙:Deep Learningを用いた脳血流データの類似部分の抽出システムの提案
佐藤琢:起床検知システムのための検知手法の検討
林沼:3次元画像認識技術を用いたドッキングシミュレーションの提案
佐々木:大腸内視鏡映像からの上腸間膜動脈強調表示方法の検討
今回の発表は,B4が自分自身の行う研究背景と研究目的を明確にし,今後どのようなことをやっていくのかを先生,先輩方に発表する機会でした.私も発表を行いましたが,卒論に向けての中間発表という位置付けにもかかわらず,卒論の研究目的を明確にできていなかったことが反省点です.また,自分自身の研究に対する知識の足りなさを痛感しました.発表が終わり,少し一息入れたいところですが,卒論に良い発表ができるように,先生や先輩方からの質問やコメントを解決して,研究に取り組んでいきたいと思います.最後になりましたが,長時間付き合って頂いた廣安先生,横内先生,山本先生を始め,研究室のメンバーの皆様へこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います.ありがとうございました.そして卒論まで,ご迷惑お掛けすることもあると思いますが,よろしくお願い致します.
【文責:B4 大谷】

 

大掃除

8月7日に医療情報システム研究室の大掃除が行われました。日頃、約30名の研究メンバーが真剣且つ笑顔溢れながら研究に没頭させていただいている研究室の大掃除です。皆が心地よく研究に励めるのも、この素晴らしい研究室あってのことです。そこで、研究室に感謝の意を込めて、皆が積極的に楽しく研究室を綺麗にすることに取り組んでいました。
研究メンバーが、5つのグループに別れそれぞれの場所をピカピカにしていきました。掃除という労働にも関わらず笑顔が絶えずどんどん綺麗になる様を見て、皆の研究室に対する愛情がひしひしと伝わってきました。
この日までに、研究室を綺麗にするための備品や段取り等を考え、当日スムーズに進むように計画を立てたおかげで、約1時間早く終えることができました。各場所の早く終わったグループは率先して別のグループの手伝いを行うといった連携プレーも見受けられました。普段、同じ部屋で一生懸命に研究に取り組んだり、より良い研究室にするために皆で話し合ったり、プライベートな話までする皆だからこそ生み出せた連携プレーだと思います。
今回は、研究とはかけ離れた大掃除という行事でしたが、日々の研究で培われた思考や行動力、団結力が発揮された大変よい行事でした。そして、この行事を成功させるために、大掃除の進行計画や備品管理、各役割振り等を行っていただいた方々に、この場を借りて御礼申し上げます。これからも、この素晴らしい研究室で研究を行っていけることを感謝しながら、研究に勤しんでいきたいです。皆で楽しく良い研究が出来るよう、努力を惜しまず邁進していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
【文責:B4 三島】
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