【SuperComputing2011】2日目


本日の7:00pm-9:00pmにSC展示のOpening Galaのイベントの開催されました。Opening GalaはSC展示の前夜祭のようなイベントで、会場には多くの食べ物やお酒が用意されており、大勢の展示参加者で賑わっていました。また、私たち同志社大学のブースは、Opening Galaの開始と同時にブース展示のデモを行いました。デモの内容は、簡易型の光トポグラフィという脳計測装置を用い人の脳活動を測定するといったものです。このデモを行っている光景が面白かったのか、開始すると同時にとても多くの方々が私たちのブースを訪れてくれました。
また、英語での説明であったため、個人的にはとても緊張しました。話す内容を英語でまとめていたのですが、いざ本番になると文章が出てこず、研究を伝えることが難しったのですが、他のメンバーにも助けられながら後半は何とか外国人の方と話ができました。この日はとても疲れましたが貴重な経験が出来たと思います。
[文責:山口]

【SuperComputing2011】1日目

■12日
本日は1日シアトル観光をしてきました。 目的地第一弾は、モントリオール。ネイティブアメリカンの香りが色濃く残る街です。 こんな感じで色濃く残ってます。

トロルです。

はしゃぐ山中さんです。

みんなでパシャり。でも肝心のトロルが入っていませんでした。 そんなシアトルの街には像やオブジェが沢山あります。 こんなんとか。

こんなんとか。

面白いデザインの建物も数多くあり、芸術の街といった雰囲気でした。

疲れてきた私たちです。みんな元気がありません。 タイ料理のお店で昼食をとった後、目的地第二弾「シアトルセンター」へ。 シアトルには多くの博物館や美術館があり、 その一部がシアトルセンターという場所に密集しています。

これはその外観の写真です。 子供から大人まで楽しめる博物館の展示を楽しんだ後は、本日のメインイベントである廣安先生とのディナーです。 シアトルの特徴は何と言っても、雨。そして、寒さと海風。 この日も雨と寒さに悩まされながら、目的のレストラン”BROOKLYN”を目指しました。 寒さと雨を乗り越えた先には・・・ 絶品クラムチャウダー

オイスター

メインディッシュ

本当に、美味しかったです。 ...美味しかったです。雰囲気も素敵なレストランでした。 廣安先生、一緒に行って下さってありがとうございました。とても楽しい食事になりました。 日本語でジングルベルを歌える黒人に絡まれながら、無事にホテルに帰還し、2日は終了です。

[文責:山里]
 

生命医科学フォーラム

10月に行われた生命医科学部のフォーラムの場を借りて、後輩に対して就職活動セミナーを行う機会がありました。就職活動セミナーでは、就職活動を終えた4回生5名が個々の体験についてプレゼンと座談会を行い、後輩に対してのメッセージを伝えました。

 
私は、チームプレーというものをあまり経験したことがなかったのですが、今回はリーダーという立場でこの企画に携わりました。この経験で知ったことが3つあります。1つは、伝えたいことを相手に伝える難しさ。2つ目は、相手の話を聞くことの難しさ。最後は、チームだからこそできることです。
チームで何かを行うと、必ずと言っていいほど意見の食い違いが生じます。自分の理想と相手の理想にギャップがある中で、どこに妥協点を見つけるのか、それが大きな課題でした。意見の食い違いがもつれる中で気付いたのは、私は自分の目線でしか物事を見ていなかったということです。相手がなぜそう言っているのかを理解して、自分の言葉が相手にどう伝わるのかを考えて、初めて、自分の意見を相手に伝えることができるということを学びました。ただ、意見の不一致がある場合は、どうしても自分目線でしか物事を見られなくなる場合が多いです。その状況の中で相手の意見をきちんと聞くことの難しさも実体験として学びました。意見の不一致というのは、個々人の考え方の不一致からくるものですが、逆にそこがチームプレーの醍醐味であることも知りました。今回の企画においても、自分が考えもしなかった案が出たり、互いの足りない部分を互いに補完しあうことで、1人では出来ない結果を出せたと思っています。
セミナーでは多くの3回生と話すことができました。3回生と話すことで、すでに忘れかけていた就職活動中の気持ちをもう一度思い出すことが出来ました。私は来年から社会人となるのですが、社会人になったとしても初心を忘れないよう、そして今回のフォーラムで学んだことを活かすことができるよう、頑張っていきたいと思います。
【文責:山里】

第85回 数理モデル化と問題解決 研究発表会


2011年9月15日(木)〜9月16日(金)にかけて,室蘭工業大学にて情報処理学会 第85回 数理モデル化と問題解決 研究発表会(MPS研究会)が開催されました.
MPS研究会は機械学習や最適化などの発表が数多くなされており本研究室からも多くの人が参加してきました.今回の第85回は研究室の2期生である渡邉真也さんが主催されました.本研究室からは横田山都が参加し,以下の題目で発表を行いました。
「ICAによる光トポグラフィデータからのノイズ除去手法」
光トポグラフィに関する発表は初めてでうまく伝えられるか不安な点もありましたが,研究室のリハーサルで受けた意見などを取り入れることで良い発表のかたちとなったのではないかと思います.研究の内容としては,意見や考えを裏付ける客観的なデータが無いなど,まだまだ解決すべき課題が山積していることも発表や質疑から再認識することとなりました.
他の発表では,大貧民の手札推定から不動産の価値とリターンの関係など幅広い分野の発表が行われており,非常に面白い研究会でした.
一日目の研究会の後には懇親会がありました.会場は「やきとりの一平」という室蘭名物 室蘭焼き鳥発祥の店でした.室蘭焼き鳥は「やきとり」という呼び名ながら,肉は豚肉で肉と肉の間にはネギではなくたまねぎが刺さっているというちょっとかわったものです.その他にもウズラの卵を焼いてからごと食べる串など珍しいメニューがたくさんありました.懇親会には多くの先生方が参加しており,大学の現状や今後に纏わる話を聞くことができました.
【文責:横田】
 
 

ミニシンポジウム 「広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システムの構築」 


2011年9月14日(水)に、北海道札幌市北海道大学にて、「広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システムの構築」ミニシンポジウムが開催されました。
このシンポジウムは北海道大学の情報基盤センターが主催するもので、同志社大学が共同研究先となっています。
同センターが新たに立ち上げた大型計算機システムの利用とその研究内容、また同志社大学側からは現在進められている医療画像に関する発表が3点ありました。
本研究室からは廣安先生、田中、横田が講演者として参加しました。
「広域分散ファイルシステムを用いた医用画像保存システム」(廣安知之先生)
「fMRIによる脳機能計測と脳活動データの処理」(田中美里)
「ICAによる光トポグラフィーデータからのノイズ除去手法」(横田山都)
シンポジウムの参加者はほとんどが超並列関連の研究をしているということで本研究室の発表は、聴講者の方々には馴染みのないテーマであったようです。私はfMRIの原理や計測データの処理について簡単な概要について話しましたが、できるだけ分かりやすく話そうと思っても、どうも伝わりきらないとろがあると感じました。今回の反省を元に、もっと容易かつ相手を魅き込む発表へとブラッシュアップをしていきたいと思います。
他の発表では、情報基盤センターのシステムの話、GPUのアプリケーションの組み込みや大型計算機システムのフレームワークに関する提案など、最近少し離れていたテーマの話を聞けて興味深かったです。
夜は2期生の安田さんと夕食をご一緒しました。私たちは翌朝早くにMPS研究会の開催される東室蘭へと移動するため、夜分遅くまで、とはいきませんでしたが、趣味や仕事の話を肴に、お刺身、うにの鍋と札幌の味覚を堪能させて頂き、とても楽しい時間を過ごしました。
【文責:田中美里】

EMBC '11

2011年8月30日〜9月3日にかけて,アメリカ合衆国 マサチューセッツ州BOSTON MARRIOTT COPLEY PLACE HOTELにて33rd Annual International Conference of the IEEE Enginerring in Medicine and Biology Society(EMBC ’11)という学会が開催されました.
EMBC ’11は生体工学,臨床応用,データマイニングなど多様なテーマをカバーする学会で,本研究室からは宮部洋太,福原,山口の三人の学生が参加し以下の題目で前者2名はポスター発表を後者一人は口頭発表を行いました.
福原 理宏:Measurements of Right / Left Hemisphere Activation Using Functional Near-Infrared Spectroscopy During Incongruent Stroop Test
宮部洋太:Training Data Selection Method for Prediction of Anticancer Drug Effects Using a Genetic Algorithm with Local Search
山口 浩明:An Algorithm for Cancer Nest Feature Extraction fromPathological Images

私は初日にポスター発表がありました.20人弱の参加者にポスターの説明,質問への回答を行いました.拙い英語ながら概ね,研究内容に理解していただけたものと認識しております.私の研究に興味を持っていただいて連絡先を交換した人もいました.自分の研究に対する応答は比較的良好にできたものの他者の研究を深く理解することがしく,語学力の不足を深く感じました.
合衆国への滞在中,廣安教授にcape codへのドライブに御同行させていただき,ロブスターや中華など普段の摂取している食事の10倍以上の価格がする御馳走をいただく機会に恵まれ観光という側面でも充実したものとなりました.
今回の学会が私にとって初めての学会参加となり,大きな舞台による研究成果の発表を行ったこと,1週間強に及ぶ海外滞在は私にとって意識を変え,自信つけるイベントとなりました.御指導いただき現地にて励ましの言葉をいただき,貴重な体験をさせていただいた廣安教授,横内教授,論文の提出やリハーサルに御協力いただいた研究室の学生方々に感謝いたします.
【文責:宮部洋太】

WCSMO-9(9th World Congress on Structural and Multidisciplinary Optimization)

2011年6月13日(月)~17日(金)にかけて,静岡県静岡市コンベンションアーツ「グランシップ」にて
WCSMO-9(9th WorldCongress on Structural and MultidisciplinaryOptimization)が開催されました。
本大会は機械系の学会で、廣安知之先生の恩師でいらっしゃる早稲田大学の山川宏先生がCongress Chairmanを務めていらっしゃいます。
本研究室からは田中美里が参加し、以下の題目で発表を行いました。
「Extraction and usage of Kansei meta-data in interactive Genetic
Algorithm 」(田中美里)
 
参加したセッションはポスターセッションで、学会期間の中日に行われました。
ポスター発表の前にフラッシュトークの時間があったのですが、各自の持ち時間が5分間と非常に長く、
通常の発表のように事前にリハーサルを行ってから臨みました。
その後のポスター発表では拙い英語ではありますが、何とか質問に答えることも出来ました。
とはいえ、やはり語学力の不足は否めず、リスニングだけでなくスピーキングについても、今後、より精進していきたいと思います。
他の発表も何件か見に行きましたが、英語と分野の壁に阻まれて、なかなか理解することが難しかったです。
 
また、今回は簡単なお手伝い程度ですが、運営に近い立場で参加させて頂きました。
団扇を作って渡したり、Welcome Reception やBanquetで撮影をしたりと、結構忙しく立ち回らせて頂き、
逆に助かったように思います。

ポスターセッションの日の午後からは、Excursionにより静岡市内の観光に行きました。
私が参加したコースは三保の松原、茶園、久能山東照宮を回るコースです。
久能山東照宮は、ロープウェイを使って参道の途中から登っていきました。
石段の一段一段が高くて足がとても疲れましたが、社殿などの建築物、特に随所に見られた透かし彫りが美しく、見に来た甲斐があったと思います。
残念ながらずっと曇りが続いたため、Excursionの時も含めて開催期間中ずっと富士山を見ることは適いませんでしたが、
観光、食事ともに静岡を満喫することが出来、とても楽しい学会参加でした。

PDPTA 2011

2011年7月18日から21日にかけて、アメリカラスベガス Monte Calro Resort & Casinoにて開催されました「World Comp 2011」に参加しました。
 医療情報システム研究室からはM1の南谷、山中が参加しました。理工学部の知的システムデザイン研究室からも、M2の笠原さん、M1の吉井君が参加し、一緒に発表しました。各学生の発表題目は以下の通りです。
南谷, “Distributed PACS Using Network Shared File System”
山中, “A Framework for Genetic Algorithms in Parallel Environments”
笠原, “Evaluation of Illuminance Provided by the Intelligent Lighting System in Actual Office”
吉井, “An Intelligent Lighting System to Realize Individual Lighting Environments Based on Estimated Daylight Distribution”
 南谷,山中,吉井君の3名が参加した学会は,The 2011 International Conference on Parallel and Distributed Processing (PDPTA2011)です。並列処理や分散処理に関する発表会です。
笠原さんが参加した学会は、The 2011 International Conference on Artificial Intelligence(ICAI2011)です。こちらは、人工知能に関する学会です。
World Comp 2011は、22もの学会が同時に開催される非常に大きなイベントであり、招待講演や企業展示などもありました。また、テレビ局による取材も行われているようでした。このような大きな国際学会に参加できたことは、非常に良い経験になりました。国際学会には初めての参加で、英語での発表および質疑応答も初の経験でした。発表に関しては、練習の甲斐もありうまくいったと思います。しかし、2つ頂いた質問に関しては、英語が聞き取れず的確な回答を行えませんでした。
 発表終了後、観光としてグランドキャニオンに行ってきました。非常に壮大で見たこともない景色でした。日帰りプランのツアーだったのですが、機会があれば宿泊して観光してみたいと思いました。
 初めての英語での発表、海外での生活を通して、英語力の不足が大きな課題であると痛感しました。今後は、研究を活発に進めていくことももちろんですが、英語に関する対策を行っていきたいと思います。
今回の学会参加にあたり、ご指導いただいた廣安先生、吉見先生ならびに研究室の先輩方に感謝します。ありがとうございました。また、廣安先生は学会当日も参加してくださり、質疑応答に関してフォローしていただき、ありがとうございました。
【文責:山中】
                

生命医科学研究科大学院入試

7月9~10日にかけて大学院入試が行われました。
1日目の9日には、基礎科目、英語の資格試験、2日目の10日には、応用科目、面接が実施されました。受験者は、日ごろの努力の成果を出す時が来ました。医療情報システム研究室からは、4人が推薦で受験し、4人が一般受験しました。その結果、全員合格という素晴らしい結果がでました。しかし、これで満足することなく、このままの勢いで研究に取り組むことが大切だと思います。
【文責:大堀】

第3回月例発表会


2011年6月25日に第3回月例発表会が行われました.今回はM2の横田が発表しました.
月例発表会は日頃の研究成果を研究室のメンバーに向けて発信すると共に多くの人から意見をもらうことが出来る貴重な機会です.また,自身の行っていることを他の人に分かるように説明することは,あらゆる場面で要求されます.その意味でも発表者にとって成長できる場であると感じました.
発表では,自分では見落としていた問題点など,先生方をはじめとして多くの方から意見を頂くことができ,春学期の間に行うとした研究目標の達成に向けて大変参考になりました.ありがとうございました.
【文責:横田】