日本ヒト脳機能マッピング学会

2015年7月2~3日に毎日新聞オーバルホールで開催されました第17回日本ヒト脳機能マッピ  ング学会に参加致しました.
本研究室からは,廣安知之教授,田中勇人(M1),村上晶穂(M1)の3名が参加しました.
発表した題目は以下の通りです.
・「照明環境が視覚探索時の脳活動に与える影響の検討」田中勇人,廣安知之
・「協調タッピング課題における脳活動の検討-他者モデルを有する機械系に対する人の脳活動の検討-」村上晶穂,後藤真櫻,横内久猛,廣安知之
私にとって初めての学会参加で,ポスター発表は緊張しましたが,研究室以外の方が自分の研究に興味を持って頂けたことがうれしかったです.
質問もいくつか頂けて有意義な時間を過ごすことができました.
また,研究に対する詰めの甘さを感じ,今後さらに研究を深めたいと思いました.abP1070219
最後に,リハーサルに参加してくださったり,アドバイスをくださった廣安先生
をはじめとする研究室の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います.
ありがとうございました.
【文責:M1 村上】
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【速報】2015年度 人工知能学会全国大会

2015年5月30日(土)〜6月2日(火)の日程で、公立はこだて未来大学にて開催された 2015年度 人工知能学会全国大会 に参加しました。
研究室からは、下記の発表を行いました。
題目 1G5-3 DPCデータと救急疾患データの Linked Open Data 化による問診型病院選択支援システム
著者 三島 康平(同志社大学院 医工学・医情報学専攻)
廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
題目 1N5-2 圧電セラミックセンサによる組み合わせ波形を用いた ベッド上における患者の行動推定システム
著者 佐藤 琢磨(同志社大学大学院生命医科学研究科)
糠谷 祥子(東京医科歯科大学医歯学総合研究)
田中 博(東京医科歯科大学難治疾患研究所)
廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
題目 3F3-OS-19a-4 fNIRS時系列データにおけるチャンネル最適選択による関心領域抽出の検討
著者 廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
吉田 倫也(同志社大学大学院/生命医科学研究科/医工・医情報学専攻)
題目 3F3-OS-19a-5 脳機能情報の対話型最適化への応用における嗜好のレベルの推定と課題
著者 田中 美里(同志社大学 理工学部)
三木 光範(同志社大学 理工学部)
山本 詩子(同志社大学 生命医科学部 医情報学科)
廣安 知之(同志社大学 生命医科学部)
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【速報】 the 37th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC'15)

The 37th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC’15) to be held in MiCo, Milano Conference Center, Milano, Italy on August 25-29, 2015.
– Algorithm of Emphasizing Mesenteric Blood Vessels in Colon Cancer Surgery Video Image by Laparoscope, by Tomoyuki Hiroyasu, Nachi Tanaka*, Akeo Hagiwara, Yuki Ozamoto, Hisatake YOKOUCHI
– Preprocessing With Image Denoising and Histogram Equalization for Endoscopy Image Analysis Using Texture Analysis, by Tomoyuki Hiroyasu, Katsutoshi Hayashinuma*, Hiroshi Ichikawa, Nobuaki Yagi
– Study of brain activities during synchronized tapping task ~Study of brain activities to machine system that has other model ~, by Akiho Murakami*, Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Hisatake YOKOUCHI
採択されました。

人工知能学会全国大会2015

5月30日から6月2日にかけて人工知能学会全国大会2015がありました.
今回の発表では,M2の佐藤琢磨と三島康平,そして,廣安先生と田中先生が発表いたしました.発表内容は下記の通りとなっています.
【発表タイトル】
・廣安先生:fNIRS時系列データにおけるチャンネル最適選択による関心領域抽出の検討
・田中先生:脳機能情報の対話型最適化への応用における嗜好のレベルの推定と課題
・佐藤琢磨:圧電セラミックセンサによる組み合わせ波形を用いた ベッド上における患者の行動推定システム
・三島康平:DPCデータと救急疾患データの Linked Open Data 化による問診型病院選択支援システム
今年で29回目となる人工知能学会全国大会は,近年の Deep Learning などを初めとする人工知能に対する強い関心もあり,例年に比べ多くの方々が参加なさったそうです.
そのような中で,発表できたことはとても良い経験でした.改めて自身の研究について考え直す機会をいただくことができ,さらに頑張ってより良い成果を出していこうと思いました.
自身の発表以外にも,様々な方面の注目を集めている研究に触れる機会や,人工知能についての歴史から近年の動向まで幅広く,知的好奇心をくすぐられる場面があり,とても有意義な時間を過ごせました.その中で,人工知能による囲碁の対局や初音ミクによる創作活動などは大変興味深かったです.
このような機会を与えてくださった廣安先生を初め,田中先生,研究室の方々や両親に改めて,この場を借りて感謝の意を表します.
 
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【文責:M2 三島】

CEC2015

 
5月25日(月)から28日(木)にかけて,宮城県仙台市仙台国際センターにて CEC2015(Congress on Evolutionary Computation)が開催されました. 本大会は進化的最適化の大きな国際会議であり,廣安先生も今大会のLocal Committeeとして参加されていました. 本研究室からの発表者は廣安先生,田中,そして昨年度院を修了した白石でした. 三者とも口頭発表で題目は以下の通りでした.
「Investigation of Regions of Interest (ROI) through the Selection of Optimized Channels in fNIRS Data」廣安知之
「Discussion on interactive Genetic Algorithm with brain activation measured by functional Magnetic Resonance Imaging」田中美里
「A Feature Transformation Method usingMultiobjective Genetic Programming for Two-ClassClassification」白石駿英

今回は発表は勿論ですが,色々なイベントや運営の手伝いに参加させてもらい,そちらの方が楽しかったです. 最適化の大御所と若手が飲むというイベントや,Registratin Deskの手伝い等,色々と勉強になりました. ほとんど会場に詰めていたため,あまり観光はできませんでしたが,その分発表を見て回ったり,人と話ができて良かったかも知れません.後に,リハーサルや準備等でお世話になりました廣安先生,研究室の学生のみなさま ありがとうございました.

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【文責:田中先生】

【速報】IEEE Congress on Evolutionary Computation

仙台で行われた IEEE CECで下記の発表を行いました。
Investigation of Regions of Interest (ROI) through the Selection of Optimized Channels in fNIRS Data
HIROYASU TOMOYUKI, Yoshida Tomoya and Yamamoto Utako
A Feature Transformation Method usingMultiobjective Genetic Programming for Two-ClassClassification
HIROYASU TOMOYUKI, Shiraishi Toshihide, Yoshida Tomoya and Yamamoto Utako
Discussion on interactive Genetic Algorithm with brain activation measured by functional Magnetic Resonance Imaging
MISATO TANAKA, Mitsunori Miki, Utako Yamamoto and Tomoyuki Hiroya

SSCI2014

2014/12/9-12にOrlandoにて開催されましたIEEE SSCI 2014に参加致しました.
本研究室からは廣安先生,大久保(M2),白石(M2),塙(M1),林沼(M1)が参加しました.
発表題目は以下の通りです.
1.Endoscope Image Analysis Method for Evaluating the Extent of Early Gastric Cancer Tomoyuki Hiroyasu, Katsutoshi Hayashinuma, Hiroshi Ichikawa, Nobuaki Yagi and Utako Yamoto
2.Gender classification of subjects from cerebral blood flow changes using Deep Learning Tomoyuki Hiroyasu, Kenya Hanawa and Utako Yamamoto
3.A feature transformation method using genetic programming for two-class classification Tomoyuki Hiroyasu, Toshihide Shiraishi, Tomoya Yoshida and Utako Yamamoto
4.Electroencephalographic Method Using Fast Fourier Transform Overlap Processing for Recognition of Right- or Left-handed Elbow Flexion Motor Imagery Tomoyuki Hiroyasu, Yuuki Ohkubo and Utako Yamamoto
この学会はComputer Intelligenceに関するIEEの学会のひとつであり,最適化やビックデータ解析,画像処理等様々な問題に対するアルゴリズムやシステムの提案が為されました.
また,今回の学会では脳波を解析する際のアルゴリズムやBCIシステムに関する研究も数多く発表されており,生体情報への応用に関する研究も行われていました.
私は3日目の夕方に行われたポスター発表のセッションで発表を行いました.
英語で説明することに苦労しましたが,いろいろな国籍を持つ人と私の研究に関して議論を行うことができました.
中には研究について興味深いとおっしゃってくれた米国人もいたので,つたない英語でしたが,充実感がありました.
今後よりより一層研究の深みを増していきたいと思います.
最後になりましたが,ご指導くださった先生方,またリハーサルでアドバイス下さった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 白石】
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進化計算シンポジウム2014

2014年12月19日から20日にかけまして,広島県廿日市で開催されました進化計算シンポジウム2014に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,田中先生,白石駿英(M2),松浦秀行(M2),吉田倫也(M2)の5名が参加いたしました.発表題目は以下の通りです.
・視覚刺激判別におけるfMRIボクセル選択への多目的最適化の応用の検討
【田中美里,山本詩子,三木光範,廣安知之(同志社大学)】
・2クラス分類の為の多目的遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の検討
【白石駿英,吉田倫也,山本詩子,廣安知之(同志社大学)】
・専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システムーデータベースの利用によるシステム構築の検討ー
【松浦秀行,山本詩子,小泉範子,奥村直毅,廣安知之(同志社大学)】
・fNIRSデータにおけるGAを用いたチャンネルの最適選択による関心領域の検討
【吉田倫也,白石駿英,山本詩子,廣安知之(同志社大学)】
進化計算学会は進化計算の研究をされている先生や学生の多くが参加している学会です.今回参加した進化計算シンポジウムは合宿形式であり,二日間にわたり64件のポスター発表が行われ,非常に活発な議論が交わされておりました.私は1日目の一番目のセッションにて発表しました.発表では多くの方々にポスターまで来て頂くことができました.進化計算の学会ということもありGAのパラメータの話や,システムの構成の話など幅広い内容でご意見を頂くことができ,非常に有意義な発表となりました.懇親会では,他大学の学生や先生方とお話をすることもでき,親交を深める良い機会にもなりました.
最後に,今回の学会参加に当たり,廣安先生,山本先生をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.参加者を代表し,この場を借りて厚く御礼を申し上げます.121_large図1図2
【文責:M2 松浦】
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Neuroscience2014【国際学会】

2014/11/15-19Washington DCにて開催されましたSociety for Neuroscience 2014参加致しました本研究室からは山本先生,大村(M2)大西(M2),真島(M2),岡村(M1),滝(M1),大谷(M1)7ポスター形式発表致しました.発表題目は以下の通りです.

Anatomical labeling with probabilistic inference for diffusion tensor imaging of human brain

Utako Yamamoto, Masayuki Ohzeki, and Tomoyuki Hiroyasu

Sex differences of the pleasantness level of pictures upon cerebral activity using fMRI

Ayumi Omura, Misato Tanaka, Utako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

Analysis of color temperature to improve intelligent productivity -The effect for psychological states and brain activity-

Natsuko OnishiUtako Yamamoto, Mitsunori Miki, Tomoyuki Hiroyasu

Study on the related regions of working memory using reading span test

Nozomi MashimaUtako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

Relationship between brain activity and emotional state during multi task

Tatsuya Okamura, Utako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

Analysis of processing mechanism of the human brain with multiple sensory information using fNIRS

Keinichi TakiUtako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

3D drawing system to combine MRI data of nerve fibers and fNIRS data of activated brain regions

Shunsuke OhtaniUtako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu

この学会は神経科学の研究者臨床医などが参加する世界最大級の脳や神経系に関連する科学的な発見を目的としています.実際に15,000以上の科学的な技術や脳の構造健康病気および治療法に関する新しい研究のプレゼンテーションなされ,数多くの革新的な研究が披露されていました.私は学会開始2日目の発表ということでまだ学会の雰囲気や英語に慣れないまま本番を迎えることとなり,とても緊張しました.しかし,たくさんの方にお集まり頂き,言語の壁に苦しみつつも言いたいことを伝えられたのではないかと思います.数名の方にはinteresting! と言って頂いたことで,自分の研究に対して自信をもつことができさらに研究に磨きをかけていきたいと感じました.最後になりましたが,ご指導くださった先生方,またリハーサルでアドバイス下さった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 真島
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IES2014

11月10日(月)から12日(水)にNanyang Executive Centre, SingaporeにてThe 18th Asia Pacific Symposium on Intelligent and Evolutionary Systems (IES2014) が開催されました。
本研究室からは廣安教授、西村祐二さん(M2)、関谷駿介さん(M2)、小淵将吾(M1)の4名が参加しました。
西村さん、関谷さん、小淵は15分間の口頭発表を行いました。発表題目は以下の通りです。

・”Cell Segmentation using Binarization and Growing Neural Gas” Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, and Utako Yamamoto

・”Working Memory Training Strategies and their Influence on Changes in Brain Activity and White Matter”
Tomoyuki Hiroyasu, Shogo Obuchi, Misato Tanaka, Tatsuya Okamura, and Utako Yamamoto

・”Medical Image Management System with Automatic Image Feature Tag Adding Functions”
Tomoyuki Hiroyasu, Yuji Nishimura, and Utako Yamamoto

IES2014は人工知能や進化計算分野のアジア環太平洋諸国の研究者が集まり、情報交換や近年の研究結果、そしてコラボレーションを議論する目的として開催されました。

関谷さん、小淵は11月11日(火)に、西村さんは11月12日(水)に発表いたしました。全員が違うセッションで参加しましたが、20分間に及ぶ英語の議論を無事に終えることができました。

本学会での演題のテーマは幅広く、私の本来の分野とは異なる学会ではありましたが、今後のデータ処理についての知見が得られ、とても有意義な時間を過ごすことができました。多くのアドバイスや質問をいただき、自分の研究の課題点を知ることができました。今回いただいたアドバイスを生かして、今後の研究に励んでいきたいと思います。

シンガポールの街並みは都会で洗練された場所や伝統ある寺院が入り乱れ、とても魅力的な場所でした。また公共の交通機関が発達しており非常に観光するにも便利で良い街だなと感じました。

最後になりましたが、学会参加にあたり、先生方をはじめ、研究室の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
【文責:M1 小淵】
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