2012年1月25日(水)に第9回月例発表会が行われました。
発表者と題目は以下の通りです。
・西井琢真「fNIRS データのSmith Waterman 法を利用した類似部分抽出システムの提案と評価」
・大西佑奈「作業時における色温度が脳血流量変化に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討」
・米田有佑「脳波を評価とする対話型遺伝的アルゴリスムの提案」
・宮部洋太「SVM と学習データの選択を用いた薬効予測システムの構築」
・横田山都「独立成分分析によるfNIRSデータ処理の検討~体動および心拍アーチファクトの選択的抽出~」
今回の月例発表会は修士論文諮問会のリハーサルを兼ねて開催されました。
4時間を超える長時間の発表会となりましたが、発表者1人1人が自身の研究について議論を深め修士論文諮問会へ向けて改善すべき課題を見つけることができたのではないかと思います。この月例発表会で得たものを本番に活かしたいと思います。
最後に,このような有意義な発表の機会を与えて頂いた、廣安先生、横内先生、研究室の皆様に、発表者を代表致しまして感謝を申し上げます。
【文責:米田有佑】
第8回月例発表会
2011年12月27日に,今年最後の月例発表会が開催されました.本発表会には,M2が一人(米田),B4が6人(丸尾,加藤,大堀,上堀,山里,藤井)発表しました.,M1が5人(南谷,山口,山中,宮地,福原)発表しました.発表のタイトルは以下の通りです.
1.EEG を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの提案 米田有佑
2. Linked Data を用いた医療アプリケーション「PANDA-D」の提案 丸尾亜希
3.刺激提示ソフトウェア“ Presentation ”を用いたVigilance Task における測定精度調査 加藤真輝
4. 抗がん剤効果予測システムのための学習データ選択アルゴリズムの提案 大堀裕一
5. 角膜内皮細胞における特徴量抽出のための疑似細胞画像生成 上堀聖史
6. 対話型遺伝的アルゴリズムにおけるdislike 探索の提案 山里真由
7.Gfarm のXML 拡張属性を利用した画像保存通信システム 藤井亮助
8.広域分散ファイルシステムGfarm を用いたPACS のユーザーインタフェース 南谷祥之
9.細胞領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較 山口浩明
10.GAROP:進化計算の並列処理フレームワーク 山中亮典
11.対話型遺伝的アルゴリズムを用いた個人の感性モデルに基づく記事推薦システムの提案 宮地正大.
12.ストループテストによる脳血流変化の被験者分類の検討 福原理宏
朝の9:30から開始し,12人が発表する長丁場の発表会となりました.長い時間ながらも,多数の質疑があり,活発な議論がなされました. M1にとっては今年一年の研究成果を発表する機会になりました.学生の中には研究グループの異なるM1の方々の研究内容を初めて知る人もいました.忙しい中で,研究を着実に進め,その安定した発表は尊敬に値するなと思いました. B4にとっては,卒業研究に関して現時点で成果を発表する機会となりました.卒論提出が間近にせまっている状況で中には研究の遅れが指摘される人もおり,年末年始を迎えるにあたって気を引き締めるイントとなりました.一方で成果が上がっているのに,その頑張りや成果が十分に発表に表されていないことが指摘され,発表の難しさ痛感しました.「発表の1/3は誰でもわかる内容に,1/3は同じ研究分野の人がわかるように,1/3は同じ研究グループの人がわかる内容」にするという指摘があり,こういったセオリーも意識しながらよりよい学会や卒論発表ができるように精進したいです.
第6回月例発表会
2011年10月29日に,第6回月例発表会が開催されました.今回は,学部4回生(以下B4)9名藤井、大堀、杉野、丸尾、大山、加藤、林、福島、上堀が以下の題目で発表しました。
・「Gfarm の XML 拡張属性を利用した医用画像保存通信システム」藤井 亮助
・「k-means 法と重心法による数値実験」大堀 祐一
・「GPU を用いた Smith Waterman 法の並列化手法」杉野 嘉紀
・「医療の質向上における問診票アプリケーション開発の提案」丸尾 亜希
・「クラウドコンピューティングを利用した光トポグラフィデータ解析システムの構築」大山 亮
・「刺激提示ソフトウェア”presentation” を用いた計測実験での遅延調査」加藤 真輝
・「NIRS と EEG による情動の解析」林 貴之
・「サーカディアンリズム研究のための Psychomotor Vigilance Task の指標の検討」福島 亜梨花
・「相関ルールを用いた疾患の診断基準抽出に関する検討」上堀 聖史
今回の発表ではB4の卒業論文のテーマと現段階の進行度を発表しました.質疑応答では30分以上、なかには1時間近く活発な議論が飛び交いました。初めての卒論の中間報告ということで、緊張もしましたが、自分に何が足りていないのか、何を伝えるべきか、のアドバイスをたくさん頂き、今後の方針も立ちました。同時に、他の発表者に発表に対して、疑問に思い、それを質問することもとても重要なことであるとも思いました。
また、自分以外のB4の発表では各自がどんな研究をしているのかを詳しく知る良い機会にもなりました。特に最後の上堀くんの発表では、自分で新しいアルゴリズムを見つけ、普段の研究の成果が現れるといったとても充実した内容でした。普段から自分で考えることがいかに重要であるかを再認識させられました。B4にとっては初めて各自で卒業研究を進めた結果を発表することなので、うまくいってる人、うまくいってない人、それぞれこれからの課題が明確になった良い発表となりました。
【文責:加藤】
第4回月例発表会
第4回月例発表会2011年7月30日に,第4回月例発表会が開催されました.今回は,修士2回生4名(以下M2)の米田さん,宮部さん,大西さん,西井さんと学部4回生(以下B4)5名丸尾,布川,星野,福島,大堀が以下の題目で発表しました.
・「EEG based interactive Genetic Algorithms」米田 有祐
・「薬効測のための多目的最適化を利用したSVM学習データ選択」宮部 洋太
・「NIRSを用いた作業時における色温度が脳血流変化に及ぼす影響の調査」大西 佑奈
・「ブラインドタッチにおける脳血流量の変化」丸尾 亜希
・「fNIRSを用いたn-back課題における脳賦活効果の検討」布川 将来人
・「光トポグラフィを用いた逆ストループ効果における脳活動調査 」星野 雄地
・「光トポグラフィを用いた逆ストループ効果の検討」福島亜梨花
・「fNIRSによる空間ストループ課題における脳の賦活部位」大堀 祐一
・「光トポグラフィデータ解析手段とその性能予測」西井琢真
M2の方々は,春学期の研究成果を発表され,私達B4は,個人タスクの結果を発表しました.M2米田さんから発表が,スタートしB4が間に挟まり,ラストは,M2の西井さんで飾るという順番でした.B4の私からしますと,やはりM2の方々はとても難しい研究をなさっていて,さらに発表も素晴らしいなと感じました.どの発表においても質問が,たくさん飛び交いました.私自身の発表の際も質問により気づかされたことがたくさんあり,質問してもらうことの大切さを実感しました.また反対に他の方へ質問することで,さらに理解を深めることができ,質問することにも重要な意味があるのだとも感じました.横内先生からコメントで,ストループ課題に取り組んだ3名に「ストループ現象がどのように実際使われるのか?」との問いに私自身も自分の実験がどのように役立つか考え込みました.ただ単に実験して確かめるだけでなく,実際どのように社会に役立つことのできるのかも考えることも重要だと考えました.
さらに,廣安先生からのコメントで「もっと論文を読まなければならない」というお言葉がありました.私は,論文は難しいものだと(特に英文)思って,避けてしまいがちです.しかし今回の発表を聞いて,やはり既存に確立しているものを知らないと研究はできないなと思いましたので,これから論文を読むことを避けてはいけないと思いました.
【文責:丸尾】
第18回 MISL研究発表会
第18回 MISL研究発表会を開催しました。
発表者は 米田 有佑
タイトルは 光環境が脳血流に与える影響
第17回 MISL研究発表会
第17回 MISL研究発表会を開催しました。
発表者は 大西佑奈
タイトルは 光環境が脳血流に与える影響
12月に行われるプロジェクト演習を見据えての発表を行いました。
最適化シンポジウム
我々のグループの主力となる研究ツールに最適化手法がありますが、それを議論する最適化シンポジウムが名古屋にて開催されました。
廣安が特別セッション「進化計算とメタモデリングの融合と設計への応用」にて 「進化計算と遺伝的アルゴリズム」という題目で招待講演をおこないました。
また、我々のグループからは
- 組み合わせ最適化を用いたGPU-CPU 協調コードチューニングツール gPot の提案 戸松祐太 (工学研究科 M2)
が発表をおこないました。
第16回 MISL研究発表会
第16回 MISL研究発表会を開催しました。
発表者は 田中美里
タイトルは クラスタリングと主成分分析を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの交叉手法の検討
第13回 MISL研究発表会
第13回 MISL研究発表会を開催しました。
発表者は 米田 有佑
タイトルは The Effects of Button Arrangement on Evaluations In interactive Genetic Algorithms
前回の中国での発表を再度 研究室内で行いました。
第12回 MISL研究発表会
第12回 MISL研究発表会を開催しました。
– タイトル:ストリームメニーコアシステムの提案
– 発表者:横田山都
– 概要:組み込み用メニーコアシステムの有効なアーキテクチャ構造の一つとして、ストリーム型が考えられる。本研究では、ストリーム型組み込みシステムの基礎システムを構築し、医用画像フィルタ専用機を例に検討を行う。