第4回月例発表会

第4回月例発表会2011年7月30日に,第4回月例発表会が開催されました.今回は,修士2回生4名(以下M2)の米田さん,宮部さん,大西さん,西井さんと学部4回生(以下B4)5名丸尾,布川,星野,福島,大堀が以下の題目で発表しました.
・「EEG based interactive Genetic Algorithms」米田 有祐
・「薬効測のための多目的最適化を利用したSVM学習データ選択」宮部 洋太
・「NIRSを用いた作業時における色温度が脳血流変化に及ぼす影響の調査」大西 佑奈
・「ブラインドタッチにおける脳血流量の変化」丸尾 亜希
・「fNIRSを用いたn-back課題における脳賦活効果の検討」布川 将来人
・「光トポグラフィを用いた逆ストループ効果における脳活動調査 」星野 雄地
・「光トポグラフィを用いた逆ストループ効果の検討」福島亜梨花
・「fNIRSによる空間ストループ課題における脳の賦活部位」大堀 祐一
・「光トポグラフィデータ解析手段とその性能予測」西井琢真
M2の方々は,春学期の研究成果を発表され,私達B4は,個人タスクの結果を発表しました.M2米田さんから発表が,スタートしB4が間に挟まり,ラストは,M2の西井さんで飾るという順番でした.B4の私からしますと,やはりM2の方々はとても難しい研究をなさっていて,さらに発表も素晴らしいなと感じました.どの発表においても質問が,たくさん飛び交いました.私自身の発表の際も質問により気づかされたことがたくさんあり,質問してもらうことの大切さを実感しました.また反対に他の方へ質問することで,さらに理解を深めることができ,質問することにも重要な意味があるのだとも感じました.横内先生からコメントで,ストループ課題に取り組んだ3名に「ストループ現象がどのように実際使われるのか?」との問いに私自身も自分の実験がどのように役立つか考え込みました.ただ単に実験して確かめるだけでなく,実際どのように社会に役立つことのできるのかも考えることも重要だと考えました.
さらに,廣安先生からのコメントで「もっと論文を読まなければならない」というお言葉がありました.私は,論文は難しいものだと(特に英文)思って,避けてしまいがちです.しかし今回の発表を聞いて,やはり既存に確立しているものを知らないと研究はできないなと思いましたので,これから論文を読むことを避けてはいけないと思いました.

【文責:丸尾】