2013年12月21日に第30回月例発表会が開催されました。
この発表会では、4年生が研究成果についての発表を行いました。
発表者と題目は以下のようになっています。
- 岡村達也「fMRI を用いたマルチタスク時における脳活動と心理状態の検証」
- 森口 美紅「脳神経線維のファントムの作成と神経線維追跡手法の検討」
- 大谷俊介「MRI データから得られる脳神経線維と fNIRS データにおける脳活性部位の同時 3D 描画システムの構築」
- 小淵将吾「異なる方略を用いたワーキングメモリ課題訓練における脳活動と白質形態の統合性の影響」
- 佐藤之宏「リーディングスパンテスト課題時における fNIRS を用いた男女の脳機能検討」
- 滝謙一「fNIRS を用いた視聴覚刺激に対する脳の情報統合処理機構の考察」
- 高本哲弘「簡易型 fNIRS を用いた意思伝達装置装置開発のための基礎検討」
- 塙賢哉「DeepLearning を用いた脳血流変化量による被験者の状態分類の基礎的検討」
- 林沼勝利「テクスチャ特徴による胃内視鏡画像の領域分割手法の検討」
- 佐々木和幸「大腸腹腔鏡画像における腸間膜内走行血管の強調表示方法の基礎検討」
- 佐藤琢磨「起床検知システムにおける識別手法の検討」
今回の発表会は卒業論文初稿の提出直前ということもあり、白熱した議論が行われました。この研究室では、脳機能、医療画像、医療システム、データマイニングなど様々な分野に渡る研究が行われています。そのため、様々な分野の発表が行われることはもちろんですが、幅広い視点でアドバイスや質疑を頂くことができ、今まで研究を進めてきた中で気づくことのできなかった考え方や課題に気づくことができました。また、同回生の発表を聴く良い機会となり、刺激を受けました。私も発表を行いましたが、考察の甘さや,結果の示し方など課題が残る結果となりました。発表後には、先輩方や同回生からコメントシートを頂き、卒業論文の最終稿に向けて、的確な考察を進めていかなければと強く感じました。本番となる卒業論文の発表会では、指摘して頂いたように研究のコンセプトをうまく伝えることや、聴衆を惹きつけるリアリティを出していけるように頑張りたいと思います。
長い時間付き合って頂いた 廣安先生、横内先生、山本先生を初め研究室メンバーの皆様へ この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。【文責:B4 佐藤琢磨】