2015年度末大掃除・最終全体ゼミ

2016年2月24日に2015年度末大掃除と最終全体ゼミが行われました.
私にとっては3年半お世話になった,研究室最後の掃除.
3年半,この場所に費やしてきた時間を考えてみた.
基本的には平日9時から18時までいるので,9時間.
3年半の平日の日数は約860日なので,
9×860=7740時間
多くの時間を過ごしてきた.
私の荒いモノ使いによく耐えてきた場所たち,お疲れ様です.
机や棚をふきながら,本の整理をしながら,周りを見渡しながら,3年前を思い返してみた.
模様替えはあったけれど,今でも最初に研究室に入った時と変わりがない綺麗な研究室.
でもよくよく見ると,本が増えたり,加湿器が変わったり,机のキズが少し増えたりしていた.
3年間あまり自身の変化を感じていなかったけど,モノたちも少しずつ変化していくのだから,私たちも少しずつ変わったのだろうなと感じて,なんだか嬉しくなる.
変わっていくモノ,変わらないモノ.
いずれにせよ,大切にしていくには,掃除などのケアをする必要があるのだろうなと感じた.
そう思うと,この場所を去っていく私にとって,毎学期末掃除をして,大切にしてきたモノたちを手放す最後の大掃除なのだと,切なくなった.
3年半,お世話になりました.
大掃除の後に最終全体ゼミが行われました.
全体ゼミは報告事項などを皆に周知する場だと3年前は思っていた.
今はそれと同時に,全体ゼミは自分の気持ちを伝える場なのだと思っている.
どちらかといえば,私の中では全体ゼミは3分間スピーチがメインだ.
今回は西田くんが「Who is the genius that you think?」という題でスピーチをしてくれた.
天才というのはどういうことかを考えるきっかけになったし,そもそも天才って言葉は誰がどう思って生まれたのだろうと気になった.
彼が天才だと思う人,私が天才だと思う人,みんなが天才だと思う人がいる.
スピーチに対し,その主張はわからないと思う人がいたり,すごく共感できると思う人がいたりする.
そんな風に色々な意見を聞けるのが楽しい.
1日は24時間,それ以上でも以下でもない.
その時間を増やすには他人の時間を自分の時間にすることだと思う.
それはコミュニケーションをとって,他人の意見を取り入れるあるいはそれに対して考えて発信することだと思う.
それを簡単にできるのが全体ゼミだと思っている.
だから,最終なのにいつもと同じように進んでいくのはやっぱり少し寂しかった.
でも私も何かあるのを期待していただけで,動かなかったのだから意味がないのだが.
なので,この場を借りて少し後輩の皆さんに発信してみようと思います.
まず全体ゼミが楽しいか楽しくないかから考えてみてください.
楽しくないなら,楽しくなるようにしてください.
それがなくて苦痛でしかないならズル休みでもなんでもしてください.
こうしたら楽しいと思うものがあれば,ぜひ実践してください.
私は,まず3分間スピーチや報告事項,司会の振る舞いなどを見て,自分ならどうするかというのを考えることから始めました.
そんな特別な考え方じゃなくてもいいし,深くなくてもいい.
スピーチが良かったか悪かったかから始めれば良いと思います.
次に,発言しました.
何が言いたかったのかわからないって言われる時もありました.
その時はどう伝えればいいか考えたり,笑いにもっていこうと考えたりした気がします.
最後に,たかが全体ゼミなのだから失敗してもいいと思いました.
伝えなきゃいけない場面に出くわした時の練習にしようという魂胆です.
結局伝えたいことは,どうせ発言した細かい内容なんか誰も覚えていない.
全体ゼミで褒められようが何しようが,みんなそれぞれ意見があるのだからそれでいい.
ただ,全体ゼミに出席するのであれば,楽しめるように頑張ってみては?ということです.
3年半皆さんと,毎週顔合わせて話たことは本当に楽しかったです.
ありがとうございました.
【文責:M2 小淵】
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