fNIRS2018

2018年10月5日(金)〜8日(月)にかけて東京都の東京大学にて開催されましたThe fNIRS 2018 conferenceに参加いたしました.本研究室からは廣安先生,日和先生,池田(M2),西澤(M2),水野(M2),谷口(M1),山本(M1)が参加しました.ポスター発表にて自身の研究成果を発表しました.発表題目は以下の通りです.

    • “Analysis of working memory-load dependent changes in functional network properties using fNIRS”
      S.IKEDA; S.HIWA; T.HIROYASU.

 

    • “Detecting attentional and inattentional brain metastates based on dynamic functional connectivity analysis”
      M.NISHIZAWA; S.HIWA; T.HIROYASU.

 

    • “A fNIRS-based hyperscanning study of inter-brain neural synchronization during a cooperative task”
      M.MIZUNO; S.TANIGUCHI; S.HIWA; T.HIROYASU.

 

    • “A fNIRS study of attentional state induced by breath-counting meditation”
      S.YAMAMOTO; S.HIWA; T.HIROYASU.


The Society for functional near-infrared spectroscopy (SfNIRS)は,光学的方法を用いて生物組織,特に脳の機能的特性の理解を深める基礎科学者および臨床科学者の組織で, 本学会はアイデアの交換,学際的協力,教育の促進を目的として開催されました.ポスター発表では,多くの方々にポスターを見に来ていただくことができました.fNIRSデータを用いた脳機能ネットワーク解析やhyperscanningについて特に興味を集めていたと思います.他の発表では,fNIRSを用いるメリットである幼児を対象にした研究や運動課題の研究が多かったです.また,前処理に関して本研究室で用いている手法以外についても知ることができたため,本研究室でも共有し反映させていきたいです.また学会会期中,OB・OGの方々と合流し楽しい時間を過ごすこともできました.本学会の参加にあたり得られた研究に対してポジティブに取り組む姿勢や様々な知見を研究室内で共有し,今後の研究活動に生かしていきたいと考えています.

 


【文責:M2 池田】