第100回月例発表会

2020年7月25日(土)に第100回月例発表会が開催されました.

本月例発表会ではM1 4名(瓦谷,豊福,渡邊(成),渡邉(翔)),の計4名がZoomを通して発表しました(敬称略).

月例発表会が今回で記念すべき第100回を迎えました.サッカー大会の天皇杯サッカー選手権大会(2020年)や全国高等学校野球選手権大会(2018年)も第100回を迎えており,歴史ある大会に肩を並べました.第1回月例発表会(ICT用語発表会)は2011年4月23日に行われており,無事に100回を迎えたことはとても素晴らしいことだと思います.

今回の月例発表会は発表者が4名ということもあり、先生方や研究室メンバーと研究に対する議論を活発にすることができ,私たちM1にとっては各々の研究への理解や方向性を再確認すことのできる良い機会となったと感じています.また,私にとっては「自分自身の研究の面白さを発表でうまく表現できているのか」といったことを考えさせられる月例発表会でありました.4回生も研究に興味を持ち,積極的に質問をしていました.

今回の発表で御指摘頂いたところを改善し,さらなる飛躍を求め,研究に取り組んでいきたいと思います.また,記念すべき第100回月例発表会に発表者として自分の研究内容を発表できたことはとても光栄でした.

【文責:M1豊福】

The 26th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping

2020年6月23日〜7月3日,および2020年7月15日〜7月17日に,OHBM2020が開催されました.今年は,モントリオールでの開催が予定されていましたが,COVID-19の流行により,オンライン形式での開催に変更となりました.この学会は,ヒトの脳組織および脳機能のマッピングに関する研究に携わる様々な背景を持つ研究者を集め,これらの科学者のコミュニケーションおよび教育を促進することを目的に開催されています.

本研究室からは日和先生,D1の山本が参加しました.4日間,各日1時間のポスター発表を行いました.発表題目は以下のとおりです.

 

  • ”Is interoceptive attention during breath-counting meditation reflected in functional connectivity?”
     山本渉子,廣安知之,日和悟

今年は,私にとってOHBMの参加は2度目となりました.今年から博士後期課程に進学し,初めての学会参加だったこともあり,昨年のabstract提出から力を注ぎ,参加を楽しみにしていました.モントリオールでの開催予定がオンラインでの開催となり,最初は残念に思っていましたが,オンライン会議という大きな変化を体験できて良かったと思っています.今回の反省点としては,この大きな変化にもかかわらず,私の考え方は従来から変えられていないことにまず気づくことができなかったことです.また,計画の立て方の甘さなども改めて実感しました.しかしこの経験により,自分が分かっていなかったこと,気を付けるべき点を知ることができて良かったと思います.また,この学会参加で驚いたのが,学会開催中にシステムがどんどん改良されたことです.SNSでも世界中の人から情報が発信され,それがシステムに組み込まれていきました.そのようなことも踏まえ,もっと世の中の動きに注目し,自分から情報を得て動くようにしようと思います.さらに,発表に際して,チャレンジすることを明確にして今後望んでいきたいと思います.

【文責:D1山本】

大掃除&2019年最終全体ゼミ&忘年会

12月26日(木)に,大掃除,最終全体ゼミ,忘年会が行われました.

大掃除では,実験備品の整備や毎日利用している部屋の清掃をしました.自分たちB4は春学期終了後に行った初めての大掃除の時に比べて,主体的に動くことが出来たと思います.また,実験備品の整備を通し,改めて多くの実験備品や,研究備品があり,恵まれた環境で研究を行えていることが実感できました.最終全体ゼミでは学会の表彰があり,先輩方の偉大さを実感しました.


最終全体ゼミ終了後,京都の四条で忘年会が行われました.開始早々,イベント担当主催のお笑いライブがあり,とても盛り上がりました.お笑いライブ後のカラオケでは普段見ることができない先生方や先輩方,同期の歌っている姿を見ることが出来て,とても面白かったです.


最後に行われたプレゼント交換会では各々の個性が光るプレゼントが見られ,思い出に残りました.終始飽きることはなく,時間があっという間に過ぎてしまったことを覚えています.楽しい忘年会を作り上げてくださったイベント担当の皆さん,ありがとうございました.



年が開けると修士論文・卒業論文の発表会が控えており,私たちのまとめの時期になりますが,ラストスパートをかけて頑張りたいと思います.先輩方や同期の一部が卒業し,新体制になる新年度においても,各々が研究を通じて自己を高めることができるように,日々努力していきたいと思います.


【文責:B4 荻原】

2019年度学位記授与式

2020年3月22日(日),同志社大学京田辺キャンパスにて,学位記授与式が行われました.本研究室からは修士12名,学士18名が卒業いたしました.新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,卒業式,学位授与式は中止となり,研究室単位での学位記の授与のみが行われました.また例年,卒業生,修了生だけでなく研究室に所属する全員が集まり,卒業,修了を祝い合う一方で,今年は卒業生,修了生のみが会場に集まり,学位記の授与が行われました.
卒業式が中止となり,学位記授与も小規模となってしまったことは非常に残念ですが,小規模でも先生方から直接学位記をいただけたことは,不幸中の幸いでした.学位記を受け取った後,廣安先生,日和先生からコメントをいただきました.今年度は謝恩会の開催も中止となり,最後に先生方や研究室のみんなとゆっくり話をする時間を作れなかったのは非常に寂しいです.でもその分次に会える時がより密度の高い時間になるのではないかと思うと今から楽しみです.

 

本研究室で過ごした3年間はかけがえのない日々であり,先生方,同期のみんな,先輩方,後輩たちと本当に恵まれた3年間でした.特に苦楽を共にした同期には感謝の気持ちでいっぱいです.卒業し日常的に会うことはできなくなってしまいますが,また会える日を楽しみに,社会人としてMISLで学んだことを活かしながら,日々を過ごしていきたいと思います.次に先生方や研究室のみんなに会うときには,成長した姿で会えるよう,努力していきたいと思います.

大掃除&最終全ゼミ

2020年2月26日に大掃除と2019年度最終全体ゼミが行われました.大掃除は研究に関わる場所を整理整頓し,清潔に保つことで快適な研究生活を実現することを目的としています.普段から綺麗な自慢の研究室ですが,恵まれている環境にいるとそれが当たり前になり,つい現状に胡座をかいてしまいます.しかし,今このような環境の恩恵を受けることができるのは,先人の努力があったからこそです.後人に何が残せるのか,今よりもより良い環境にしようという思いのもと大掃除に取り組みました.

最終全体ゼミでは,2つの学会参加報告と動画による1年の振り返りが行われました.学会は自分の研究成果を発表する場の一つです.初めて参加した人も含め皆 が達成感に満ちた表情をしていました.他の研究室メンバーへのいい刺激になったのではないでしょうか.そして,毎年恒例になりつつある年度末の1年の振り返り動画は,皆にどんなメンバーでどんな1年を過ごしたのかを思い出させます.あっという間の1年でした.楽しいことも辛いこともありました.マラソンのように1年を走り切ったという思いと共に,リレーのように次の1年に想いを託します.来年度からはまた新たなメンバーで研究室の新たな一歩が踏み出されます.

【文責:M2 谷口】

AROB 25th 2020

2020年1月22日〜24日にかけて大分県別府市にて開催されましたISAROB2020に参加致しました.本研究室からは廣安先生,清水さん(M2),藤井さん(M2),吉岡さん(M2),辻本(M1)の4名が参加致しました.発表形式は学生全員が英語による口頭発表でした.また,廣安先生は学生が発表するセッションの座長を担当されてました.学生4名の発表題目は以下の通りになります.

  • “Mindful driving: Relationship between driving operation and biological information during mind wandering”
    K.YOSHIOKA; Y.KAWARATANI; H.FURUTANI; T.HIROYASU; S.HIWA.
  • “Brain functional response to different categories of image stimulation using fNIRS”
    R.SHIMIZU; H.FURUTANI; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Effects of two-dimensional crossover in genetic algorithms”
    A.FUJII; H.FURUTANI; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Molecular graph discovery using machine learning approach”
    Y.TSUJIMOTO; Y.OE; H.FURUTANI; S.HIWA; T.HIROYASU.

今回の学会参加は私にとって初めての国際学会でした.初めての学会でしかも,国際学会の口頭発表という事もあり,発表時は大変緊張しました.しかし,別府に到着してからも,入念にスライドの作成や発表練習を行ったので,規定の発表時間内で自分の研究を伝えることができました.質疑応答は英語で答えれる質問もありましたが,古谷先生の質問には答える事ができなかったので,英語のスキルアップが今後の課題であると改めて実感しました.さらに,質問をして答えを聞くだけでなく,そこからディスカッションがある事で,研究発表から新たな知見を得る事が多いと感じました.また先輩方は英語での口答発表でしたが,特に堂々と自信を持って発表されてました.他のセッションでも多くの研究発表を聴講することができたため,今後の研究に活かしていきたいと考えます.




【文責:M1 辻本】

2019年度卒業論文審査会

2020年2月20日(木)に卒業論文審査会が開催されました.当研究室からはB4:17名(泉,浦喜,荻原,神野,瓦谷,菊池,川瀬,高橋(伸),豊福,中村,浅沼,布施,岡田,渡邉,渡邊,高橋(ひ),郷戸)が発表しました.
1年間の集大成であるこの日のために,スライドや言葉の使い方まで,最後まで調整を繰り返しました.発表をすることで,個々が自分の研究と向き合いより一層,研究に対し愛着が持つことができたと思います. 当日は緊張した面持ちでしたが,大きなアクシデントもなく発表を終えることができました.また,他の学生の発表を聞き,予稿に目を通すことで研究への姿勢に対する刺激を受けました.



自らの分野とは違う医情報学科の先生方,学生に研究内容を話すことは初めての経験である学生が多く,普段得られない貴重なご意見をいただきました.自分の研究を見つめ直す良い機会になったと思います.自身の研究が面白いと多くの方に思ってもらえるようにこれからも日々精進を重ねていこうと思います.



【文責:B4 郷戸】

2019年度修士論文諮問会

2020年1月30日に同志社大学大学院 生命医科学研究科 修士論文諮問会が開催されました.本研究室からはM2の12名(大澤,大塚,奥村(康),奥村(駿),清水,杉野,谷口,古家,藤井,山本,吉岡,吉田)が発表しました.


   

諮問会では,12名全員が無事に発表することができました.発表当日まで,私達全員が「他の研究室の先生方に伝わる発表にするにはどのような工夫が必要か?」ということを念頭に置き,発表やその後の質問に備え,練習を行いました.発表当日は,緊張や様々な視点の先生方の質問に戸惑うこともありましたが,皆が自身の研究に自信を持ち,発表できたのではないかと考えております.また,皆が自身の集大成である本発表で力を発揮することができたこと,本当に良かったと思います.そして私達は本発表後,3月に卒業します.研究室での生活を通して得たかけがえのない経験,学んだことは私達にとっての財産であり,今後の人生に欠かせないものです.4月からは社会人として,研究室生活で身につけたことを活用し,それぞれの分野で活躍したいと一同考えております.



【文責:M2 奥村(康)】

2019年度プロジェクト科目最終発表会

2020年1月22日に,生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の必修科目の一つである「プロジェクト特別演習」の最終課題発表会が医心館のG階多目的ホールにて行われました.
本科目は,それぞれの学生が独自に研究テーマを決定し,計画を立て実行し,結果についてディスカッションすることで研究者やエンジニアに求められる能力である問題設定・解決能力,実行能力,計画力等の向上を目的として行われています.
中間発表会ではプロジェクトの背景と課題,提案システムとその評価方法,行動計画の発表を行いました.また今年度は去年度と異なり,研究室での取り組みとして,毎週一コマ×15週という限られた時間内で,計画から実行まで行いました.決められた時間内だけで取り組むということで,計画的に進めることが私も含め苦戦した人が多くいましたが,最終的には受講者全員が一通りシステムを完成した形で終えることができました.

 

改めて計画を立てることの大切さを認識することができました.また,最終課題発表会では教員の方々も含め多くの人に聞いてもらい,積極的に議論ができたと思います.本発表で得た経験を生かし,これからの研究生活をより有意義に過ごしていきたいと思います.

【文責:M1 青木】

【速報】AROB 25th 2020

AROB 25th 2020が別府 B-Con plazaで開催されました。
Computational intelligence and cognitive science for human biosignals and human well-being
というセッションを企画しました。
セッションでは5件の発表が行われました。
OS5-1 Runtime analysis of linear functions using Markov chain method
Satoshi Ikeda, Yu-an Zhang, Hiroshi Furutani, Satoru Hiwa, Tomoyuki Hiroyasu
OS5-2 Mindful driving: The relationship between mindful driving and mind-wandering based upon biological information
Koma Yoshioka, Yuta Kawaratani, Hiroshi Furutani, Tomoyuki Hiroyasu, Satoru Hiwa
OS5-3 Brain functional response to different categories of image stimulation using fNIRS
Ryosuke Shimizu, Hiroshi Furutani, Satoru Hiwa, Tomoyuki Hiroyasu
OS5-4 Effect of two-dimensional crossover on search performance of genetic algorithm
Akihiro Fujii, Hiroshi Furutani, Satoru Hiwa, Tomoyuki Hiroyasu
OS5-5 Molecular graph discovery using machine learning approach
Yutaka Tsujimoto, Yohei Oe, Hiroshi Furutani, Tomoyuki Hiroyasu, Satoru Hiwa
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