第95回月例発表会


2019年12月17日に第95回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではB4 2名(布施,菊池)が発表しました.



私は今回が初めての発表だったため,とても緊張していました.自分の言葉で研究の説明が上手くできず,自分の研究について発表することの難しさを痛感しました.しかし,発表後に先生方や先輩,同期にたくさんのご指摘やアドバイスを頂けたため,自分にとってとても大きな経験になったと感じています.この経験を踏まえて,次の発表の機会では聞き手に自分の伝えたいことを理解してもらえるような発表を心がけていきたいと思います.今月末には卒業論文の第一稿の提出が控えているため,より一層研究に力を入れて取り組んでいきたいと思います.

【文責:B4 布施】

IEEE SSCI2019


2019年12月6日から12月9日かけてにかけて中国(厦門)のseaview resort xiamenにて開催されましたThe 2019 IEEE Symposium Series on Computational Intelligence(SSCI2019)に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,大澤(M2)の2名が参加しました.発表形式は発表者大澤(M2)が口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • “Performance Study of Double-Niched Evolutionary Algorithm on Multi-objective Knapsack Problems”
    R.OSAWA; S.WATANABE; T.HIROYASU; S.HIWA.




SSCI2019は,IEEE Computational Intelligenceによって主催された計算知能に関する主要な年次国際会議で,理論,アルゴリズム設計,アプリケーション,および関連する新興技術の推進をしている会議です.私が研究室で取り組んでいる進化計算に関するセッションが非常に多く,海外で活躍されている先生と交流できるという非常に貴重な経験をすることができました.私は初めての国際学会かつ口頭発表で,とても緊張しました.発表後には質問をしていただいた先生から貴重なアドバイスを頂けたり,banqueやランチやディナーのbuffe等でも他の学生や先生と交流する機会もありました. 今回の発表にあたり,発表準備が十分に出来なかったので,本番はとても緊張してしまいました.直前まで練習する機会をいただけたことで英語力が乏しいながらも発表を終える事ができました.今後も今回海外で過ごした経験や口頭発表を行った経験を活かし,活躍できるように頑張っていきたいと思いました.

 

【文責:M2 大澤】

第94回月例発表会


2019年11月30日(土)に第94回月例発表会が開催されました.
本月例発表会では修士1回生1名(丹),学部4回生4名(高橋(ひ),渡邉(翔),泉,浅沼)の計5名が発表しました(敬称略).



今回,B4は研究室配属後初めての発表でした.不安も多くありましたが,同期や先輩方のサポートがあって無事に発表を終えることができました.
MISLに在籍している学生は様々な研究をしており,持っている知識の範囲も異なっています.そのような環境では研究内容の説明も難しくなります.今回,その難しさを痛感し,スライドやレジュメの構成,説明の仕方をもっと工夫しなければならないと感じました.

卒論の提出も近づいてきており,その中で今回得た説明の工夫という教訓を実践していきたいと思います.


【文責:B4 渡邉(翔)】

第93回月例発表会

2019年10月29日(火)に第93回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではB4(浦喜,豊福,瓦谷)の3名が発表しました.

  

今月は先月と同じく3名での発表となりました.発表者が少なかったこともあり,研究に対する議論を活発にすることができ,私たちB4にとっては各々の研究への理解を見直すことのできる良い機会となったと感じています.
私個人としては2回目の月例発表会ということで,前回よりも自分の研究として主体的に取り組んできた成果を発表する場でした.そのため,今回の月例発表会は研究を通じた成長の実感が得られたと同時に,今後に向けて一層気を引き締めていきたいと感じられる場でした.


来月にはB4の多くが月例発表会を控えており,卒業論文の執筆も佳境を迎え始めます.
1年間の結果に胸を張れるよう,研究室一丸となって頑張っていきたいです.
【文責:B4 浦喜】

2019年度プロジェクト科目課題発表会

2019年10月16日(水)に生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の必修科目の1つである「プロジェクト特別演習」の中間課題発表会が医心館のG階多目的ホールにて行われました.本発表会ではM2 4名(清水,谷口,山本,吉岡),M1 8名(青木,清野,田中,丹,辻本,藤田,風呂谷,松岡)の計12名が発表しました.
この科目は各学生が独自に研究テーマを決定し計画を立て実行することで,研究者やエンジニアに求められる能力とされている問題設定・解決能力,実行能力,計画力等の向上を目的として行われています.今回はこれから取り組んでいくプロジェクトの背景,提案手法や計画をポスターで発表しました.

授業の一環とはいえ,初めてのポスター発表に少し緊張しましたが,普段のスライドと違うプレゼン能力が必要だと学ぶことができ良かったです.
また,私たちの研究室以外の方のポスターを拝見させていただくことで,自身の研究科でどのような事が行われているのかを学べるとても良い機会となりました.
これからはプロジェクト科目の最終発表会に向け,計画的に準備を進めていきたいと思います.


【文責:M1 松岡】

第92回月例発表会


2019年9月17日に第92回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2 2名(古家,大塚),M1 1名(風呂谷)の計3名が発表しました.


今回は発表者が3名と先月と比較すると少数でしたが,内容について活発な議論を学生間でも行うことができ,B4をはじめとする聴く側にも発表者にも有意義な時間になったと感じています.私の今回発表したパーセレーションを用いた瞑想時の脳機能研究はちょうど1年前に始動しました.先輩,同期にもアドバイスをいただき,国際学会や国内の学会でも発表する経験もできました.改めて今回月例で研究室のみんなに発表し,質疑応答でも自信をもって回答することができ,本研究室の目標である「研究を通じた自己の成長」を実感することができました.秋学期は特にM2とB4は卒業論文の提出を控えているので研究室で一体となって良い成果を出せるようにより一層研究に尽力し,研究室の雰囲気作りにも貢献していきたいと思います.



【文責:M2 古家】

第3回ヒト脳イメージング研究会


2019年9月6日から7日にかけて玉川大学にて開催されました第3回ヒト脳イメージング研究会に参加いたしました.この学会は,ヒト脳イメージング研究者が中心となり,若手からベテランまでが参加します.MRIやPET,MEGなどのイメージング手法を用いてヒトの脳の構造,機能,分子機構の解明を目指した研究者間の学術的交流,意見交換,若手人材育成の促進を目的としています.本研究室からは日和先生,丹(M1)の2名が参加しました.発表形式は丹(M1)がポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

    「ワーキングメモリ負荷量の増大に伴う脳賦活レベル変化の非線形性」
    丹 真里奈,日和 悟,廣安 知之


本学会は,脳研究をされている研究者の意見交換ができる,とても良い機会だったと思います.ポスター発表では,専門家の様々な意見をいただくことができ,これから自分がするべき分析方法が分かりました.また,学会をこれまで何度か経験したことで,以前より発表を聞いている人が分かるポスターを準備することができたのではないかと思います.

また,meet the expertにて専門家のお話を聞くことができ,scientistとして大切な「書く」「実験する」「共有する」ということ,論文を書く際に重要な4つのこと(「クリアに」「新しいか」「正しいか」「意義」)を教えて頂きました.研究が楽しいと思える考えや研究所と大学で働く違い,自分の研究テーマについても,ご意見をいただき,自分の今後の研究計画や進路を考える上で,重要な学会となりました.今後,脳機能の研究をしていくうえで自分が何に向かっているのか,何を知りたいのかを改めて考えるきっかけにもなりました.そのために今の解析や考察していることが重要であると感じることができ,より一層楽しみながら研究に励んでいきたいと思いました.


【文責:M1 丹】