日本マインドフルネス学会が関西大学100周年記念会館にて開催されました。
研究室からは2名の学生がポスター発表しました。
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ゼミ旅行
9月3日(火)から9月4日(水)にかけて,ゼミ旅行に行って参りました.今年は京都と兵庫を横断しました.一日目は朝早くに京田辺を出発し,午前中に保津川でラフティングを楽しみました.ラフティングでは,学年・教員の壁を超えてみんなではしゃぎながら川を下り,崖の上から飛び込みなどもさせてもらい,大変楽しむことができました.
続いて宮津へ行き,天橋立付近をグループごとに散策しました.私たちは天橋立を自転車で横断し,海鮮丼を食べて戻ってくるという爽やかな過ごし方をしました.新鮮で楽しかったです.自由散策終了後はホテルに向かいました.今年はホテルがこだわっており,綺麗で景色も良い素晴らしいホテルでした.夕食はバイキング形式で好きなものを自由に食べ,後に宴会が行われました.今年はイベント担当が様々な企画を用意してくれており,班対抗のゲームなどをしとても盛り上がりました.
二日目は,兵庫県の城崎温泉街へ行きました.ロープウェイで大師山に登ったり,足湯に浸かったりとそれぞれのグループがまったりとした過ごし方を楽しんでいました.私たちは温泉卵を自分で作ることができるお店に行き,自分たちで育てた温泉卵を味わいました.アツアツでとても美味しかったです.二日目の最後は出石市城下町の自由散策でした.歴史的な町並みという感じで,とても居心地の良い場所でした.皿そばが有名だったようで,皿そば屋さんから出てくるグループをよく見かけました.
今回,M2である私にとって最後のゼミ旅行となりましたが,企画盛りだくさんで今までとは違った楽しみ方ができました.企画を通して学年の壁が良い意味で無くなり,普段なかなか接する機会のない後輩たちともコミュニケーションを取ることができました.後輩たちも同じことを思ってくれていると良いなと思います.この思い出を忘れず,これから研究を進めて行きたいと思います.
【文責:M2 吉岡】
第91回月例発表会
2019年8月27日に第91回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2 10名(山本,藤井,吉田,杉野,吉岡,奥村(康),奥村(駿),谷口,大澤,清水),M1 1名(松岡)の計11名が発表しました.
この月例発表会は,M2の学生が学部生の前で行う初めての口頭発表であり,研究内容だけでなく,発表の仕方やスライドの構成など,今後発表を控えた学部生に対してよい見本になったと思います.M1,M2共,これまでの発表よりも発表の仕方や質疑応答が堂々としており,成長が感じられ,頼もしく見えました.
9月となり秋学期が始まれば,卒論,修論発表に向けた私たちM2とB4の研究活動は佳境を迎えます.ただ論文を完成させるだけでなく,研究を通して自らの能力を高められるよう,残された時間を大切に過ごしていこうと思いました.
【文責:M2 藤井】
日本マインドフルネス学会 第6回大会
2019年8月24から8月25日にかけて関西大学にて開催されました第6回日本マインドフルネス学会大会に参加いたしました。この学会はマインドフルネス学会によって主催された学会で,マインドフルネスに関する科学的・学術的研究の発展に寄与するとともに,マインドフルネス実践の有効性と安全性を高めることを目的に開催されています.本研究室からはM2の山本,大塚,古家の3名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
- 「集中瞑想における「脳地図」の作成:第2報:個人毎の脳地図作成による個人差の検討」
古家 知樹,日和 悟,廣安 知之 - 「集中瞑想中の脳機能ネットワークにおける個人内変動の検討:第2報:高変動な脳領域の特定」
大塚 友樹,日和 悟,廣安 知之
この学会は去年も参加し今回で2度目の参加になりました.瞑想関連の脳機能研究を行なっている人がほとんどおらず,脳機能研究以外の人にも理解してもらえるよう努めました.発表では,脳機能研究以外の視点からの意見を多くいただき新たな発見もありました.質問等も多くいただき,様々な指摘もいただけたので,今後の研究や発表に生かしていきたいと考えています.
第90回月例発表会
2019年8月5日(火)に第90回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM1: 6名(青木,清野,田中,丹,辻本,藤田)が発表しました.
M1は大学院生になって初めての,月例発表会でした.新たな研究テーマについて発表した同期や,学部4回生から引き続き行っている研究の課題について,改めて発表する同期もいました.本発表会では,単なる発表というよりも,それに加えて研究に関する議論の時間がいつも以上に多い月例発表会という印象でした.学会参加経験のある同期たちが,発表でも質疑応答でも自信を持って,受け答えしている姿を見て,同期たちの研究活動を通じた成長を感じました.また,質問する側として4回生が的確な良い質問をして,頼もしいと感じる一方,先輩としてM1ももっと気を引き締めて研究活動を行う必要があると再確認する良い機会でした.
【文責:M1 辻本】
オープンキャンパス
7月28日(日)に,同志社女子中学見学会とオープンキャンパスが開催されました.そして医心館では,生命医科学部主催の研究室紹介が行われました.私たちの研究室からは,清野,浦喜,菊池(研究室の紹介係)と吉田,渡邊(成)(学生の誘導係)の5名が担当しました.当日,同志社女子中学校の学生は,15人を1グループとした計3グループ,オープンキャンパスでは,10名~20名を1グループとした計3グループの高校生および保護者の方が参加されました.
私たちの研究室紹介では,現在主に取り組んでいる脳機能計測・イメージングと医用データ処理について,具体例と共に説明しました.最後には,ETG7100を用いて参加者から被験者を募り,暗算課題中の脳活動の変化をリアルタイムで見ていただきました.参加された方は,非常に集中して説明を聞いて下さり,また,デモ実験では脳機能の解明の面白さを学んでいただけたと思います.
私は脳機能の計測を被験者側の目線でしか見たことがなかったので,デモ実験では参加者の方と一緒に脳機能研究の面白さを学ぶことができました.研究室紹介では,聴衆が中高生や保護者の方々であるため,内容や話し方に工夫しました.特に,NIRSの原理や脳機能は難しい用語が多いため,事前に何度もリハーサルを行い,伝わりやすい表現を考えました.このような,聴衆に向けた話し方や内容の工夫は,学会での発表や修論審査会でも重要となってくるので,聴き手の立場を考えた発表構成やスライドの作成を常に心掛ける必要があると改めて実感しました.
【文責:M1 清野】
第22回日本光脳機能イメージング学会
2019年7月20日に星陵会館にて開催されました第22回日本光脳機能イメージング学会学術集会に参加いたしました.この学会は,光脳機能イメージング法に関心の高い研究者間の情報交換の場と研究協力を促進するための機会を提供する目的として開催されています.本研究室からは吉田早織(M2),藤田渉(M1)の2名が参加しました.発表形式はポスター発表およびフラッシュトークでした.発表題目は以下の通りです.
- 「ワーキングメモリ容量が脳機能に及ぼす影響」
藤田 渉,丹 真里奈,日和 悟,廣安 知之 - 「ダーツ投てき時の脳活動における体動除去手法の検討」
吉田 早織,日和 悟,竹田 正樹,廣安 知之
今回の学会が初めての学会だったので緊張しましたが,初めて研究室外の人へ自分の研究内容を説明する貴重な経験となりました.また,NIRS研究の最前線にいる人達のお話を聞くことで,今後検討するべきことや新しい解析手法を知ることができ,非常に勉強になりました.認知課題を用いたNIRS研究は情動や言語流暢性課題,ハイパースキャニングなどが多く,ワーキングメモリをテーマにしている人は少ないのかなと感じましたが,ポスターには多くの人が見に来てくださり,自分の研究に対する自信になりました.今回の学会で得られた課題を踏まえ,今後の研究や発表に活かしていきたいと思います.
【文責:M1 藤田】
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【速報】OHBM2019
OHBM2019にて発表しました。
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The 25th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping
2019年6月9日〜13日にかけて,イタリアのAuditorium Parco Della Musicaにて開催されましたThe 25th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mappingに参加しました.この学会は,ヒトの脳組織および脳機能のマッピングに関する研究に携わる様々な背景を持つ研究者を集め,これらの科学者のコミュニケーションおよび教育を促進することを目的に開催されています.M2の古家,大塚,奥村(駿),杉野,山本,吉田,M1の丹,風呂谷の計8名が参加しました.10日~13日のポスターセッションおよびポスターレセプションにおいて日和先生,古家,大塚,奥村(駿),杉野,山本,吉田,丹,風呂谷が発表しました.発表形式はポスター発表で計2時間参加者の方々と議論を行いました.
- “Manifold learning on time-varying functional connectivity matrices: A case study on meditation data “
S.HIWA; T.HIROYASU. - “Functional parcellation of the meditative brain based on the amplitude of low-frequency fluctuation “
T.FURUIE; S.HIWA; T.HIROYASU. - “Intra- and inter-individual variation in the resting- and meditative-state functional connectivity “
Y.OTSUKA; S.HIWA; T.HIROYASU. - “Individual whole-brain parcellation reveals individual variability in functional connectivity “
S.OKUMURA; K.NAKAMURA; S.HIWA; T.HIROYASU. - “Behavioral and functional connectivity analysis of Kanizsa illusory contour perception “
R.SUGINO; S.HIWA; K.HACHISUKA; F.MURASE; T.HIROYASU. - “An fMRI study on the attentional state induced by breath-counting meditation “
S.YAMAMOTO; S.HIWA; T.HIROYASU. - “Motion artifacts removal method for fNIRS data to examine brain activity during dart throwing “
S.YOSHIDA; S.HIWA; T.HIROYASU. - “Working memory load-dependent changes in brain activity during the N-back task “
M.TAN; S.HIWA; T.HIROYASU. - “Extracting functional network structures using low-rank matrix factorization-based matrix clustering “
Y.FUROTANI; S.HIWA; K.TANIOKA; H.YADOHISA; T.HIROYASU.
私は今回,初めて学会に参加しました.これまでの自分の成果を理解して頂けるように発表すると同時に,今後の研究に少しでも繋がるものを得たいと思い参加しました.そのため,他の方の聴講やポスター発表は,自分の研究に関連するものを中心に聴きました.私の研究課題の特徴であるデュアルタスクに関する研究やNIRSを用いた研究もあり,今後の参考にしていきたいと思います.また,自分の研究を上手く説明できるか不安で,発表当日は大変緊張しました.今回は手法や結果を尋ねられることが多く,ウェルネスダーツの概要を説明することは少なかったように思います.英語力が乏しく,質問内容を聞き取れないことやうまく伝えることができず悔しい思いをすることも多くありました.しかし,同じ解析方法を用いている方がいたり,研究内容や結果に興味を示してくださる方がおり,自分の研究に自信を持つことが出来ました.また,研究への指摘を頂くこともあり良い機会となりました.今回OHBMに参加し,研究を進める上で必要な基礎力や自身の研究の理解,英語力が不足していると感じたため,これらを踏まえ今後,取り組んでいきたいと思います.
【文責:M2 吉田】
2019年度学内高校見学会
6月1日(土)に,同志社大学京田辺キャンパス医心館にて,学内高校見学会が行われました.約9人に分かれた高校生1グループにつき15分,計3グループに研究室の紹介,そしてfNIRSを用いた実験を行いました.実験では,1グループにつき1人被験者を募り,簡単な暗算課題を行いました.計算時の脳活動をリアルタイムで表示させることで,高校生はとても興味を持った様子でした.高校生からは脳の機能局在についてなどの質問が挙がりました.
ツアー後には希望者により,研究室の追加見学も行われ,学部や学科,研究室ならではの良さを,多くの学生に伝えることができたのではないかと思います.
私も高校生の時に,現在所属している研究室の見学に来たことがあり,懐かしい気持ちでいっぱいでした.今回は紹介する側となり,当時の自分を思い出し,何に興味があったのか,なぜこの学科や研究室に惹かれたのかなど,この紹介ツアーを通して原点に立ち返ることができました.
また,ツアーの準備を手伝う中で,自分の所属している学科・研究室について改めて理解し,当時たくさん悩んで自分自身で決めた選択は間違っていなかったと感じることができました.今回,参加した高校生から迷いを聞き,質問を受ける中で,そういった自分の経験から学科や研究室の良さを本音で伝えることができたのではないかと思います.私自身,そのときの見学の機会がなければこの学科を選択していなかったので,この見学会はこれからどんな道に進むかを決めるために,高校生にとって大切な機会だと思います.
今回,参加者の方の将来に向けた選択の1つとして,この見学会が少しでも役に立つことができれば嬉しいなと思います.
【文責:M1 丹】