修士論文試問会(工学研究科)

 
1月27日に工学部の修士論文試問会がありました.試問会は3年間の研究成果を発表する場所であり,この日のために度重なるリハーサルを行い準備を進めてきました.結果的に無事に試問会を終えることが出来ました.廣安先生,横内先生を始め,研究室の方々には様々なアドバイスを頂きました.ありがとうございました.
【文責:西井】

第9回月例発表会

2012年1月25日(水)に第9回月例発表会が行われました。

発表者と題目は以下の通りです。
・西井琢真「fNIRS データのSmith Waterman 法を利用した類似部分抽出システムの提案と評価」
・大西佑奈「作業時における色温度が脳血流量変化に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討」
・米田有佑「脳波を評価とする対話型遺伝的アルゴリスムの提案」
・宮部洋太「SVM と学習データの選択を用いた薬効予測システムの構築」
・横田山都「独立成分分析によるfNIRSデータ処理の検討~体動および心拍アーチファクトの選択的抽出~」
今回の月例発表会は修士論文諮問会のリハーサルを兼ねて開催されました。
4時間を超える長時間の発表会となりましたが、発表者1人1人が自身の研究について議論を深め修士論文諮問会へ向けて改善すべき課題を見つけることができたのではないかと思います。この月例発表会で得たものを本番に活かしたいと思います。
最後に,このような有意義な発表の機会を与えて頂いた、廣安先生、横内先生、研究室の皆様に、発表者を代表致しまして感謝を申し上げます。
【文責:米田有佑】

Windows ICC セミナー

来る2012年2月16日(木)に東京・品川にてWindows ICC セミナーを開催いたします。
Windows環境におけるHPCアプリケーションの新潮流 ~Windows7/Windows Server/クラウドの全方位活用~ という特集です。
Windows をOSとした計算環境で行うアプリケーションの新しい形を紹介します。
詳しくはこちらをご覧ください。

2011年終了、2012年もよろしくお願いします

2011年が終わろうとしています。
今年も大変にお世話になりました。
今年は、生命医科学部・医情報学科の学生が4年生になり、研究室に配属された初めての年でした。
工学部の学生と比較すると、いろいろと違うところもあることを実感した1年でした。
3月の初めには東北で震災があり、福島で原発の問題が発生しましたが、幸いこちらではあまり影響を受けることなく、教育・研究をすすめることができました。もちろん即応性の高いボランティアも必要ですが、研究が今後の災害において少しでも影響を少なくしたり被害がなくなったり、困った人を助けることができるように考えて行いたいとも思います。
学術論文誌には数的には多くの研究を発表することはできませんが、少しづつ種をまき、成長させている時期なのかと思います。
新しい国際学会にも参加しました。
例年どおりSCでも展示することができました。多分に今年が最後の展示となる感慨深いイベントでした。
研究室所属の学生のご両親もお招きし、オープンラボも初めて開催しました。
毎月の研究室内の発表会も定期的に行うことができました。
夏にはゼミ旅行、秋にはスポーツ大会も開催して懇親を深めました。
こういう成果をひとつづ、積み重ねていきたいと考えています。
これから修論発表、卒論発表とつづき、また新しい学生が配属されます。
2012年はさらに大きく飛躍できるように一丸でがんばりたいと思っています。
ご支援ください。

研究室紹介


研究室の研究についての紹介を、父母会のニューズレータにて掲載してもらいました。

忘 年 会 【2011/12/27】

2011年12月27日(火)に京都三条河原町の鳥貴族にて忘年会が行われました.

月例発表会後に行われましたが,多くの方が参加され皆さん楽しく飲んでいました.2次会や3次会に参加された方もいらっしゃいました.
この忘年会で発表会の反省ができ,また先生方や先輩方から多くのご助言を頂きました.研究室での今年の様々な出来事から感じたことや学んだことを整理し,来年に向けて気持ちを切り替える事ができたと思います.
【文責:杉野】

第8回月例発表会

2011年12月27日に,今年最後の月例発表会が開催されました.本発表会には,M2が一人(米田),B4が6人(丸尾,加藤,大堀,上堀,山里,藤井)発表しました.,M1が5人(南谷,山口,山中,宮地,福原)発表しました.発表のタイトルは以下の通りです.
1.EEG を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの提案 米田有佑
2. Linked Data を用いた医療アプリケーション「PANDA-D」の提案 丸尾亜希
3.刺激提示ソフトウェア“ Presentation ”を用いたVigilance Task における測定精度調査 加藤真輝
4. 抗がん剤効果予測システムのための学習データ選択アルゴリズムの提案 大堀裕一
5. 角膜内皮細胞における特徴量抽出のための疑似細胞画像生成 上堀聖史
6. 対話型遺伝的アルゴリズムにおけるdislike 探索の提案 山里真由
7.Gfarm のXML 拡張属性を利用した画像保存通信システム 藤井亮助
8.広域分散ファイルシステムGfarm を用いたPACS のユーザーインタフェース 南谷祥之
9.細胞領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較 山口浩明
10.GAROP:進化計算の並列処理フレームワーク 山中亮典
11.対話型遺伝的アルゴリズムを用いた個人の感性モデルに基づく記事推薦システムの提案 宮地正大.
12.ストループテストによる脳血流変化の被験者分類の検討 福原理宏
朝の9:30から開始し,12人が発表する長丁場の発表会となりました.長い時間ながらも,多数の質疑があり,活発な議論がなされました. M1にとっては今年一年の研究成果を発表する機会になりました.学生の中には研究グループの異なるM1の方々の研究内容を初めて知る人もいました.忙しい中で,研究を着実に進め,その安定した発表は尊敬に値するなと思いました.  B4にとっては,卒業研究に関して現時点で成果を発表する機会となりました.卒論提出が間近にせまっている状況で中には研究の遅れが指摘される人もおり,年末年始を迎えるにあたって気を引き締めるイントとなりました.一方で成果が上がっているのに,その頑張りや成果が十分に発表に表されていないことが指摘され,発表の難しさ痛感しました.「発表の1/3は誰でもわかる内容に,1/3は同じ研究分野の人がわかるように,1/3は同じ研究グループの人がわかる内容」にするという指摘があり,こういったセオリーも意識しながらよりよい学会や卒論発表ができるように精進したいです.
  

進化計算シンポジウム

12月17-18日にかけて宮城県岩沼市のモナタナリゾート岩沼で開催された進化計算シンポジウム2011と呼ばれる学会に参加し発表しました.

以下の題目でポスターセッションを行いました.
・「進化的画像処理を用いた細胞抽出の検討」布川将来人
進化計算シンポジウムという学会は進化計算と呼ばれる分野の研究を行う方々が集まる学会で,教授と学生を合わせて90人近くの人が参加していました.ポスターでの発表であったため,初めての学会にしては適度な緊張で発表を行う事ができました.発表自体は4つのセッションに分かれており自分の発表時間以外は色々な方々の研究について聞くことができ,有意義な時間を過ごせました.17日の夜には懇親会が行われ,他大学の学生や教授の方と色々な話ができ大変勉強になりました.初めての学会でしたが色々な方々の研究や大学について知ることができ,機会があればまた参加したいとかんじました.
今回の学会にあたり,ご指導頂いた横内先生.廣安先生,そして研究室の皆様に感謝致します.ありがとうございました.
【文責:布川】