【速報】第20回 月例発表会

今日は月例発表会を行っています。
M2が修論発表のための発表練習をかねています。

  • 個人の感性モデルを推定するインタラクティブな商品推薦システム 宮地正大
  • 被験者の内在的要因を考慮したfNIRS データのクラス分類手法の提案と検討 福原理宏
  • 遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワークの提案と実装 山中亮典
  • 階層的なメタデータサーバを有する広域分散ファイルシステムを利用した医用画像保存通信システム 南谷祥之
  • 培養角膜内皮細胞のための遺伝的プログラミングを用いた画像セグメンテーションアルゴリズムの提案 山口浩明

プロジェクト特別演習最終報告会

2013年1月23日に、医心館G階多目的室にてプロジェクト特別演習最終報告会が行われました。
医療情報システム研究室からは博士課程1年が1人、修士課程1年が7人発表を行いました。発表テーマとしては以下の通りです。
D1 日和悟「カーネル主成分分析ソフトウェアの開発と評価」
M1 福島亜梨花「優位半球と聞き手の関連性の検討」
M1 林貴之「簡易型NIRSによる情動画像刺激に対する快・不快効果の検討」
M1 星野雄地「心拍変動と脳血流変化の関係性の検討」
M1 藤井亮助「医用画像保存通信システムへの利用を想定した分散ファイルシステムGfarmとGlusterFSの性能評価」
M1 布川将来人「遺伝的アルゴリズムを用いた角膜内皮細胞画像の特徴量抽出」
M1 大堀裕一「ニューラルネットワークとGAを用いた病理データのクラス分類」
M1 上堀聖史「ユーザの嗜好性を考慮したインタラクティブ画像処理システムの構築」
本プロジェクトの目的は、自身で設定した課題に対する結果だけでなく、研究者・技術者に求められる能力である「問題設定・解決能力」、「創造性」、「立案能力」、「自立した思考力」を身につける事であります。
普段から研究に取り組んできた私達にとって、上述の能力は鍛えられているであろうと考えていました。しかしながら、5ヶ月間という決められた期間の中で問題解決に取り組むだけでなく、結果をまとめ、ポスターを作成することはかなり大変でした。それだけでなく、先生方に対しプロジェクト内容を説明させていただく場でもあるため、自身のプロジェクト目的や内容、結果を十分に理解する必要がありました。当研究室のメンバーは日頃から月例発表会で鍛えられているため、皆上手く発表ができていたと感じました。
今回のプロジェクト科目は大変でしたが、それだけに得たものはたくさんあったと感じました。プロジェクトを通して学んだことを今後の研究生活に活かし、よりよい成果を出していきたいと考えております。
【文責:星野(M1)】

忘年会

この一年の研究室での苦労をねぎらうため、毎年恒例の忘年会が行われました。
一次会から三次会まで三条付近で行われました。
まず一次会は、おしゃれなガラス張りで、四条の町が一望できる夜景ダイニングで行われました。
まずは、全員でビールを片手に乾杯
しました。
料理はどれもおしゃれなものばかりで、今年一年の研究を振り返りながら、いろんな先輩とお酒と美味しい料理を食べながら話に花を咲かせました。
一次会の途中では、夏休みに開催されていたフォトコンテストの結果発表が行われました。
フォトコンテストは、「MISLっぽい写真」部門と「すべらない写真」部門の二部門での開催でした。
まずは、エントリーされた写真を一枚ずつみんなで見ながら、エントリー者の方から一言ずつコメントをいただきました。
それぞれ個性のある写真が多くエントリーされていて、エントリー者だけでなく、研究室のいろんな方の素顔を垣間見ることができました。
それぞれの部門の一位と二位の方には、すてきな賞品も贈られました。
フォトコンテストの開催にご協力いただいた廣安先生、フォトコンテストに参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
二次会は一次会とは雰囲気が代わり、和風の創作居酒屋で行われました。
座室で区切られた空間で、忘年会の雰囲気が漂うにぎやかなお店でした。
一次会と比べ、お酒の量も増え、研究の話だけでなく、プライベートの話など
普段研究室ではできない話を、先輩方とわいわいにぎやかにお話することができました。
私は三次会に参加することはできませんでしたが、
ボーリングが行われました。
年の終わりに、一年のことを振り返りながら、とても楽しい時間を過ごすことができました。
来年も、研究などで忙しい一年になりますが、頑張りたいと思います。
【文責:牛山】

第19回月例発表会

2012年12月22日に,第19回月例発表会が開催されました。
発表内容は以下の通りです。
・音環境が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響と男女差の検討 将積彩芽(B4)
・音圧の変化が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討 井上楓彩(B4)
・視覚刺激と聴覚刺激の違いにおける注意の持続性への影響 木村茜(B4)
・裸眼立体視時の習熟度評価を目的とした脳血流変化の検討 早川温子(B4)
・脳波を用いた前腕屈曲運動における左右識別の検討 大久保祐希(B4)
・身体活動量による腹部の皮下脂肪量と下腿後面の筋肉量の関係の検討 臼井智美(B4)
・快の度合が異なる画像を提示した際の脳血流変化の検討 大村歩(B4)
・対話型遺伝的アルゴリズムを用いた細胞画像診断基準抽出システムの検討 松浦秀行(B4)
・任意ジェスチャによる直観的操作インターフェイスの提案 國貞壮司(B4)
・Hadoop を用いた画像処理高速化のための画像分割機能の実装と性能評価 西村祐二(B4)
・Support Vector Machine を用いた病理データのマルチクラス分類手法の検討 吉田倫也(B4)
・角膜内皮細胞画像における GP を利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価 関谷駿介(B4)
・脳のネットワーク解析のための類似波形抽出アルゴリズムの提案 福島 亜梨花(M1)
・NIRS-EEG を用いた快-不快判別における特徴量抽出の検討 林 貴之(M1)
・角膜内皮細胞のモデル画像におけるパラメータ制御手法 上堀 聖史(M1)
・指尖脈波から抽出した心拍変動成分と脳血流変化との関係性の検討 星野 雄地(M1)
・広域分散ファイルシステムへの利用を想定した多目的最適化のデータレプリケーションへの適用 藤井 亮助(M1)
今回は、修士1回生(以下M1)5名、学部4回生(以下B4)12名の計17名が発表を行いました。
M1の先輩方の発表では研究内容や発表の仕方、質疑の受け答えなどとても勉強になりました。
また、B4の発表では同回生が頑張っている姿を見て、とても刺激を受けました。
月に1回の発表会では、違うグループの研究内容を聴くことができるため、とても有意義な時間です。
先生方をはじめ、多くの方から頂いた質問や意見を参考に、卒業論文に向けて頑張っていきたいと思います。
質問や意見を下さった先生方、先輩方、本当にありがとうございました。
【文責:B4 臼井】

【速報】進化計算シンポジウム2012

廣安が、進化計算学会の学会長として参加いたしました。
また、研究室からは下記の4件の発表をしました。
S1-9. 角膜内皮細胞画像におけるGP を利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価
関谷駿介, 横内久猛, 小泉範子, 奥村直毅, 廣安知之(同志社大学)
S1-14. fMRI による生体情報を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの検討
田中美里, 廣安知之, 三木光範, 横内久猛
S3-9. 遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワーク: GAROP
山中亮典, 廣安知之, 三木光範(同志社大学), 吉見真聡(電気通信大学)
S4-14. 選好情報に基づくMOEA/D の検討*
布川将来人, 渡邉真也(室蘭工業大学), 横内久猛, 廣安知之(同志社大学)
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【速報】第18回 月例発表会

本日は、月に一度の月例発表会を行っています。
12月になりましたが、11月分です。
○ ICA を用いたNIRS データの体動除去手法の提案と検討 中村友香
○ 外乱を加えた同期タッピング課題時の脳血流変化の検討 後藤真櫻
○ ワーキングメモリ容量の個人差と脳血流量変化の関係の検討 真島希実
○ 切断面実形視テストによる空間認識時の脳血流変化の検討 牛山裕梨
○ GONOGO 課題の難易度変化による脳血流変化の検討 杉田出弥
○ 様々な色温度環境下における注意の持続性と脳血流変化の関係性の検討 大西夏子
○ 因子分析を用いたfNIRS 信号の内在的要因の抽出手法の提案 福原理宏
○ GAROP を用いた遺伝的アルゴリズムの一検討 山中亮典
○ 個人の感性モデルに基づく推薦システムによる楽天書籍データの推薦 宮地正大

第18回月例発表会

2012年12月1日に,第18回月例発表会が開催されました.
発表内容は以下の通りです.
・ICAを用いたNIRSデータの体動除去手法の提案と検討 中村友香(B4)
・外乱を加えた同期タッピング課題時の脳血流変化の検討 後藤真櫻(B4)
・ワーキングメモリ容量の個人差と脳血流量変化の関係の検討 真島希実(B4)
・切断面実形視テストによる空間認識時の脳血流変化の検討 牛山裕梨(B4)
・GONOGO課題の難易度変化による脳血流変化の検討 杉田出弥(B4)
・様々な色温度環境下における注意の持続性と脳血流変化の関係性の検討 大西夏子(B4)
・因子分析を用いたfNIRS信号の内在的要因の抽出手法の提案 福原理宏(M2)
・GAROPを用いた遺伝的アルゴリズムの一検討 山中亮典(M2)
・個人の感性モデルに基づく推薦システムによる楽天書籍データの推薦 宮地正大(M2)
私自身も,発表者として参加させていただきました.
発表では,自分の研究について先生方をはじめ,多くの方から質問や意見をいただきました.
今後の研究や,発表の仕方など参考にしていきたいと思います.
質問や意見を下さった先生方,先輩方ありがとうございました.
また,M2の先輩方の発表では研究内容,発表の仕方や質疑での受け答えなどとても勉強になりました.
月例発表会で学んだことを生かしながら,卒業論文に向けて頑張っていきたいと思います.
【文責:B4 中村】
 

DSCN24522012に11/25~11/28(29)の日程で、RSNA(Radiological Society of North America(北米放射線学会)) に行ってきました。
 
 
 
 
RSNAとは


RSNAとは、Radiological Society of North America(北米放射線学会)の略ですが、実態は国際放射線学会と言うべきもので、毎年11月から12月にかけてシカゴで開催される学術集会の外、放射線医療画像のデファクトスタンダードであるDICOM規格の策定に係るなど、世界で最も影響力のある医療団体です。

HPC業界のSuper Computing (SC)とSCと同様に講演会、チュートリアル、ポスター展示、企業展示などなど非常におおきな展示会となっています。 放射線学会なので、X線関連の医療機器、結果などが中心です。
展示会場は、ばかでかい会場でした。通常の設備を倍にしたような大きさです。
ですから毎年、シカゴで行われるのですね。
我々のグループもこの学会で発表できるようにがんばらねばなりません。
各種のオープンソースの話題など非常にためになりました。
【文責】廣安

SCIS-ISIS 2012

神戸で開催された SCIS-ISIS 2012 (The 6th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems The 13th International Symposium on Advanced Intelligent Systems, http://scis2012.j-soft.org/?file=home ) に,廣安知之教授,田中美里(D2),大堀裕一(M1),布川将来人(M1),日和悟(D1)が参加してきました.発表題目は以下の通りです:
■Discussion of the crossover method of interactive Genetic Algorithm for extracting multiple peaks on Kansei landscape
Misato Tanaka, Tomoyuki Hiroyasu, Mitsunori Miki, Masato Yoshimi, Yasunari Sasaki, Hisatake Yokouchi
■Classification method into determinable and indeterminable areas using SVM and learning data selection
Tomoyuki Hiroyasu, Yuichi Obori, Hisatake Yokouchi
■Algorithms for Automatic Extraction of Feature Values of Corneal Endothelial Cells using Genetic Programming
Tomoyuki Hiroyasu, Sakito Nunokawa, Hiroaki Yamaguchi, noriko Koizumi, Naoki Okumura, Hisatake Yokouchi
■Reference Point-Based Search Scheme for Multiobjective Evolutionary Algorithm
Satoru Hiwa, Tomoyuki Hiroyasu, Hisatake Yokouchi, Mitsunori Miki, Masashi Nishioka
SCIS-ISIS2012では,ソフトコンピューティング,知的なシステムに関する基礎理論から応用事例まで,幅広い分野にわたる講演が行われました.
私 日和は,多目的進化的最適化に関するセッション「Evolutionary Multiobjective Optimization and Multiple Criteria Decision Making」で発表を行いました.このセッションでは,国内の多目的最適化の著名な研修者が会し,この学会の中でもかなりの盛り上がりを見せたセッションであったと思います.
個人的には,6年ぶりのアカデミックな場での発表となり,ガチガチに緊張していたのですが,廣安先生のサポートも頂きつつ,無事発表を終えることができました.また,他大学の先生方にも貴重なご意見・ご指導を頂くことができ,大変有意義でした.自分の研究の方向性や課題を明確にするために,学会発表が有効な場であることを改めて認識しました.今後も可能な限り,参加していきたいものです.次はもうブランクは言い訳になりませんね.本学会への参加に際して,ご協力頂きました廣安先生はじめMISLの皆様に厚く御礼申し上げます.
【文責: 日和】
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【速報】第17回月例発表会

本日は、月に一度の月例発表会。
研究進捗の谷間で2件の発表です。

  • SVM を用いた病理データの識別精度の計測 吉田倫也(B4)
  • 細胞画像領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較
    山口浩明(M2)