SSCI2017

2017年11月27日から12月1日かけてにかけてハワイ(ホノルル)のthe Hilton Hawaiian Village Waikiki Resortにて開催されましたThe 2017 IEEE Symposium Series on Computational Intelligence(SSCI2017)に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,郡(M2),原田(M2)の3名が参加しました.発表形式は郡・原田両名とも口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • “Sparse Feature Selection Method by Pareto-front Exploration ~Extraction of functional brain network and ROI for fMRI data~”
     Y.KOHRI; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Adaptive Weight Vector Assignment Method for MOEA/D”
     K.HARADA; S.HIWA; T.HIROYASU.


SSCI2017は,IEEE Computational Intelligence Societyが主催するコンピューターインテリジェンスに関する世界的に重要な学会で,理論やアルゴリズム設計、アプリケーションなどの新しい技術についてセッションが開かれ,様々な分野の講演を聞くことが出来ました.また,私の研究室で行っている研究と似ている分野のセッションもあり,とても面白かったです.私自身2回目の国際学会でしたが,英語での口頭発表ということもありとても緊張しました.今回は前回と比べて,結果を出すことに時間がかかり,発表準備が十分に出来なかったので,本番ではなかなか練習通りに発表はできませんでしたが,時間がない中でも自分なりの全力は出し切れたと思います.また,banquetや日常生活の中では去年に比べて積極的にコミュニケーションを取れたと思います.今後もこの貴重な経験を活かしてより一層頑張っていきたいと思いました.

 

【文責:M2 郡】

【速報】IEEE SSCI

IEEE SSCIがHawaiiで開催されます。
2017/11/30
11:15AM Adaptive Weight Vector Assignment Method for MOEA/D [#1355]
Kei Harada, Satoru Hiwa and Tomoyuki Hiroyasu
Doshisha University, Japan
2:00PM Sparse Feature Selection Method by Pareto-front Exploration -Extraction of functional brain network and ROI for fMRI data- [#1453]
Tomoyuki Hiroyasu, Yuuki Kohri and Satoru Hiwa
Doshisha University, Japan
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NU-Brainシンポジウム2017

2017年11月10日(金)~11日(土)にかけて宮古島のホテルブリーズベイマイリーナにて開催されましたNU-Brainシンポジウム2017に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,池田幸樹(修士1年),藤井聖香(修士1年)の3名が参加しました.池田,藤井は11日の【一般演題 口頭発表2】セッションにて講演を行いました.発表題目は以下の通りです.

  • 「fNIRSを用いた脳の賦活領域と脳機能ネットワーク解析による2状態推定法」 池田 幸樹,廣安 知之,日和 悟

  • 「fNIRSを用いたリアルタイム処理による初心者の瞑想実践支援」 藤井 聖香,日和 悟,廣安 知之


本学会は,毎年Nu-Brainシンポジウム単体で行われていましたが,今年は宮古島神経カンファレンスとの合同学術集会として行われました.個々の研究領域の垣根を越えた有機的な情報・意見の交換を目指して、臨床医学、基礎医学、医用工学、心理学など広い視点から神経科学の理解を深め、異分野の研究者たちが忌憚のない意見を交換することを目的とした学会です.1日目は,主に宮古島神経カンファレンスの発表があり,自律神経活動を検討する研究発表が多く行われました.2日目はNu-Brainシンポジウムの発表がメインであり,主にfNIRSを用いた発表が多く行われました.この他にも,招待講演として,普段なかなか聴くことのできない医師の講演もありました.


発表資料を作成するにあたって,医師の方もいらっしゃるということで,普段の月例発表会とは違ったアプローチを行う必要があり,流れのある発表を意識しました.また,質問もどんなものが来るのか予測しづらい中で様々な質問スライドを準備しました.普段,自分たちでは気づくことのできない観点から質問をいただき,とても貴重な経験となりました.

【文責:M1 藤井】

Research Complex 第8回人材育成フレームワークレクチャー

2017年11月9日に同志社大学学研都市キャンパスの快風館にて開催されましたResearch Complex 第8回人材育成フレームワークレクチャーに参加いたしました.本研究室からは郡(M2)が参加しました.発表形式はポスター発表で,発表題目は以下の通りです.

  • 「多目的最適化手法を用いたfMRIデータに対する重要な脳機能ネットワークと脳領域の抽出」 郡悠希,日和 悟,廣安 知之


この学会は,けいはんなリサーチコンプレックス事業が主催する学会で,フレームワークレクチャーを通じ大学・研究機関の研究者が進める研究内容や,研究が目指す未来像などを掘り下げ,話し合うことを目的に開催されています.そのため,学生だけでなく企業の方も参加しており,研究内容も様々でした.今回のフレームワークレクチャーでも,ポスター発表の他に「ヒューマンモデリング技術に基づく生活支援ロボット」と「自閉スペクトラム障害(ASD)が示す感覚運動情報処理の非典型性」の講演があり,自分の研究分野とはまた違った話を聞くことが出来ました.
今回は二回目のポスター発表ということもあり,あまり緊張せずに様々なことを議論し合うことが出来ました.この発表会では様々な分野の方がいらっしゃるため,どの様な背景でどの様な研究をしているのかをきちんと伝えられるように注意して発表を行いました.ポスター発表に来て下さった方々には面白い研究だと言って興味を持っていただけ,背景だけでなく手法や結果についてなどより深い議論をさせて頂くことが出来ました.今回の発表では,企業の方や他の研究室の学生など様々な背景を持つ研究室外の方と議論し,様々な考え方に触れることが出来たので,とても良い刺激を受けることが出来ました.今後もこの経験を活かして頑張っていきたいと思います.



【文責:M2 郡】

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Research Complex 第5回人材育成フレームワークレクチャー

2017年9月14日(木)にかけて同志社大学学研都市キャンパスの快風館にて開催されました,Research Complex事業第5回人材育成フレームワークレクチャーに参加いたしました.本研究室からはM1の相本武瑠と藤井聖香の2名が参加しました.ポスター形式で発表しました.発表題目は以下の通りです.

  • 「安静時・瞑想時における脳状態の個人内ばらつきの検討」
    相本 武瑠,日和 悟,廣安 知之
  • 「瞑想中の前頭部脳活動のfNIRSによる分析」
    藤井 聖香,日和 悟,廣安 知之


フレームワークレクチャーでは,大学や研究機関の研究者が進める研究内容や,研究が目指す未来像について幅広く学ぶ事が出来ます.今回の公演では,大阪大学大学院 医学系研究科准教授の大野 智氏と,京都大学大学院 医学研究科准教授の佐藤 弥氏の公演を拝聴しました.私達のポスター発表では,研究者や企業関係の方が質問に来て下さり,自分の研究を多くの方に聞いていただく事が出来ました.これからも今回得られた指摘や課題を参考にして,より一層研究に取り組んでいきたいと思います.


【文責:M1 相本】
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日本磁気共鳴医学会大会

2017年9月14~16日にかけて開催されました日本磁気共鳴医学会大会に参加いたしました.本研究室からは日和先生,萩原(M2),石田(翔)(M1)の3名が参加しました.

  • 「暗算課題中の脳機能ネットワークの分類と比較」 萩原 里奈,日和 悟,廣安 知之
  • 「非公開」 石田 翔也,日和 悟,廣安 知之


日本磁気共鳴医学会大会(JSMRM)への参加は2度目の学会参加であり,初の国内学会でした.私は学会初日にfMRIのセッションでポスター発表をしました.JSMRMはMRIに関する研究が主軸となっており,脳機能に関する研究発表は非常に少なく,その中で相手にうまく伝えることを意識して発表に臨みました.発表ではいくつかの質問をいただき,うまく対応することができたと感じています.オーラルのセッションにおいては聞きなれないような内容ばかりでしたが,MRIに関してさらに知識を蓄えることができたので,非常に勉強になりました.今回の学会参加を通して,分野の異なる人に対して自分の研究を伝える難しさを知ることができたため,研究室内の月例発表会などではできない体験ができたと感じています.本学会で学んだこと,反省すべきところを次回の学会に向けて改善していきたいと思います.

 

【文責:M1 石田(翔)】

日本光脳機能イメージング学会 第20回学術集会

2017年7月15日(土)に東京都千代田区永田町の星陵会館にて日本光脳機能イメージング学会第20回学術集会が開催されました.本研究室からは廣安先生,M1の中村(清),西澤,池田が参加しました.各学生がポスター発表,約2分のフラッシュトークにて自身の研究成果を発表しました.発表題目は以下のとおりです.

    ◆「ワーキングメモリ課題時における賦活脳領域の検討 –fNIRSとfMRIの比較-」
      池田幸樹,日和悟,廣安知之

◆「持続的注意課題時におけるfNIRSを用いた脳状態の遷移の検討」
西澤美結,日和悟,廣安知之
◆「自動車運転動画視聴時の脳活動のfNIRSによる検討」
中村清志郎,日和悟,廣安知之

光脳機能イメージング学会は,まだ歴史の浅い光による脳機能計測法の基礎研究を深め,光脳機能イメージング法に関心の高い研究者間の情報交換の場と研究を促進するための機会を提供する場です.基礎研究や医療応用の研究など様々な発表があり,興味深かったです.ポスター発表では,3名ともたくさんの方にポスターを見に来ていただくことができました.また,fNIRSを知っている方が多いこともあり深い議論や研究のアドバイスをいただくことができました.いただいた意見やアドバイスを研究室で共有し,研究に反映させていきたいです.学会終了後は,OBの方と合流し楽しい時間を過ごすことができました.


【文責:M1 池田】
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Research Complex 第4回人材育成フレームワークレクチャー

2017年7月13日(木)に同志社大学 学研都市キャンパス 快風館にてResearch Complex 第4回人材育成フレームワークレクチャーが開催されました.本研究室からはM2の石原 知憲が参加し,ポスター形式で発表しました.発表題目は以下の通りです.

    ◆「EEGを用いた運動想起型BCIにおける最適な電極配置と周波数帯域の検討」
      石原知憲,日和悟,廣安知之

けいはんなリサーチコンプレックス事業では,フレームワークレクチャーを通じ大学・研究機関の研究者が進める研究内容や,研究が目指す未来像などを交流する機会を設けています.第4回目となる本発表会では奈良工業高等専門学校 情報工学科の松村 准教授と,奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科の神原 准教授の講演を拝聴しました.京阪奈地域進められている他分野の研究や高校生が行っている研究を拝聴し,自分の研究を進める上でいい刺激となりました.
今回の発表会は私にとって5回目の国内での発表会ということもあり,緊張することもなく発表することができました.発表時間は短かったものの沢山の方に発表を聞きに来ていただき,自分の研究を聞いていただくことができました.また自分の研究を見直すいい機会にもなりました.また学会に参加できるように毎日の研究に励むと同時に,研究室全体が盛り上がるように日々精進していきたいと考えています.
 
【文責:M2 石原】
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