12月26日(水)に,大掃除,最終全体ゼミ,忘年会が行われました.大掃除では,来年度からも快適に研究が行えるように,この1年間で使用してきた研究室の清掃や研究備品の整理など,隅々まできれいにしました.研究室全体をきれいにし,普段使用している研究室へ感謝した後は,最終全体ゼミがありました.最終全体ゼミは,今年の研究活動を振り返ることはもちろん,学会参加報告がたくさんあり,今年を締めくくる素晴らしい全体ゼミになっていたのではないかと思います.私自身としては卒業論文第一稿の提出後であったため,この1年間研究に励み,その成果が第一段階で完成したことを改めて実感しました.
全体ゼミ終了後は,京都の三条にて忘年会が行われました.1次会では,研究室紹介冊子を使用したイベントや,MISLメンバーによる流行の芸の披露があり,非常に盛り上がりました.改めてMISLメンバーのことを知る機会にもなり,とても楽しい会でした.2次会にも多くのメンバーが参加し,MISLメンバーの様々な一面を知ることで終始笑顔の絶えない会になりました.2018年最後にふさわしいMISLでの素敵な1日になりました.
2019年になると,卒業論文や修士論文,プロジェクト科目など研究室全体が今年度を締めくくるために,自身の成果を纏め上げる重要な時期を迎えます.充実した生活があっという間に過ぎ去ることはこれまでの研究生活において実感しているので,自身の能力を最大限に発揮し,最後まで充実した研究生活を送りたいです.
最後に,今回のイベント企画から運営までして下さったイベント担当の皆さん,ありがとうございました.
【文責:B4 橋本】
第85回月例発表会
2018年12月18日(火)に第85回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2:8名(三好,水野,池田,石田(翔),中村(圭),西澤,小林,相本)とM1:3名(杉野,清水,奥村(康))の計11名が発表しました.
M2は修士論文審査会のリハーサルということで2年間の成果をどう10分に収めればいいのか,専門外の人にどう伝えればいいのか悩む場面も見られましたが,これまでの研究活動や学会発表が活かされ,それぞれの成長を感じる発表となりました.
また研究室内での最後の発表ということで,先生方からそれぞれの2年間の研究に対する思いをコメントして頂き,感慨深い1日となりました.修士論文審査会まであと1か月ちょっと2年間の集大成を発揮できるよう準備していきたいと思います.
M1の研究報告は,実験設計を新しく考え直していたり,新しいテーマに取り組んでいたり大きな進捗がみられる発表でした.また前回の発表よりも発表の仕方や質疑応答が堂々としていたように感じました.今回の議論を活かし,1年後いい修論が書けるようこれからも頑張って欲しいなと思います.
【文責:M2 水野】
【速報】第16回ITSシンポジウム2018
第16回ITSシンポジウム2018が、2018/12/13-2018/12/14の日程で同志社大学 今出川校地 室町キャンパスにて開催されました。
研究室から
・マインドフルな運転のためのfNIRSによる自動車運転中の脳活動状態の分析 藤原侑亮(M2)
がポスター発表しました。
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2018年度学科主催ソフトボール大会
11月17日(土)に,同志社大学京田辺キャンパス軟式野球場にて学科主催のソフトボール大会が開催されました.ソフトボール大会は,毎年11月に開催されますが,昨年度は天候不良で中止となったため2年ぶりの開催となりました.この大会には医情報学科に所属する学生が研究室内や,仲の良い友達同士などと自由にチームを組んで参加します.私たち医療情報システム研究室の学生は,非線形応用数理研究室の学生と合同でチームを組み,学部生チームと院生チームの計2チームで参加しました.大会への参加チームは私たちの2チームを含め,計5チームで,試合は予選として総当たり戦が行われ,その後,総当たり戦の上位4チームで決勝戦と3位決定戦が行われました.
本年度は,2チームで参加したため例年よりも参加者が多く,試合を行っていないチームが応援に回ることで,とても盛り上がった試合となりました.試合では,学部生チームは圧倒的な強さを見せ予選2位となり決勝戦へ.院生チームも粘りの試合で予選3位で3位決定戦へとコマを進めることができました.学部生チームの決勝戦,院生チームの3位決定戦ともに対戦相手と一歩も譲らぬ白熱した試合を繰り広げましたが,最終回にサヨナラ負けを喫するといった苦い結末になってしまいました.しかし,参加者は皆,研究とは離れて身体を動かすことで,楽しく気分転換ができたと満足していました.さらに,他の研究室の学生とも交流を深めることができ,特別な休日になったと思います.
ソフトボール大会終了後は参加者で打ち上げを行いました.非線形応用数理研究室の松島正知助教にもご参加いただき,お酒を交えながら楽しい1日を振り返ることができました.来年度も非線形応用数理研究室と合同でチームを組めたら良いですね.次こそは,今年度果たせなかった優勝を目指して頑張ってほしいと思います.
【文責:M2 三好】
【速報】第46回磁気共鳴医学会大会
2018/09/07~2018/09/09の日程で、 第46回日本磁気共鳴医学会大会
がホテル日航金沢にて開催されました。
研究室からは下記の学生が発表しました。
- データ駆動型クラスタリングに基づく性差が脳構造ネットワークに及ぼす影響の検討 奥村康平(M1)
- Finding characteristic functional connectivity structure of Kanizsa illusory contour perception 杉野梨緒(M1)
【速報】日本光脳機能イメージング学会 第21回学術集会
日本光脳機能イメージング学会 第21回学術集会 が、星陵会館にて開催されました。
研究室からは、下記の2名の学生が発表しました。
- fNIRSによる瞑想状態推定システムの構築 藤井聖香(M2
- fNIRSによる集中瞑想の神経基盤の検討 山本渉子(M1)
7月イブニングセミナー
7月4日(水)にNTTコミュニケーション科学基礎研究所の渡邊淳司さんと村田藍子さんによるイブニングセミナーが開催されました.今回の講演は,ウェルビーイングに関するテーマを扱い,前半は渡辺さんと村田さんの取り組みと後半がワークショップの2部構成となっていました.
前半のウェルビーイングでの取り組みの紹介では,渡辺さんは触感とウェルビーイング,村田さんは他人と情動を共有することについて話されました.ウェルビーイングとは,3つある意味があり,今回はそのうちのひとつである長期間でその人が能力を発揮してうまくやっていることを指します.渡辺さんは,ウェルビーイングにおいて,他人との関係において触覚が大きな役割を果たしているため,触覚がどのように他人と共感することにかかわっているのかについて話されました.次に村田さんは,人同士の共感の中に,無意識に他人の情動を共有する情動伝染や情動共有について,実際に行われた実験を紹介してくださいました.
後半のワークショップでは,4人を10班に分け各班でワークを行いました.ワークの内容は,自己診断と他己診断を行いレーダーの作成と,4人それぞれの悩みを班内で用紙を回して解決していく物語を作成することでした.後半の物語作成では,A3の紙を四つ折りにして,左上から右回りの順に1から4まで番号を振り,1に現在抱えている大学生活に関する悩み,2にその悩み場面で起こる突拍子な展開,3にその解決方法,4にオチをイラストなど用いて,1から4を班内で順番に担当して物語を作成しました.最終的に最後に各班で最良の物語を発表しました.
今回の講演で,ワークショップの前半に行った,自己,他己診断によるレーダーチャート作成において,自己診断と他己診断でのギャップから,自身について改めて考えるいい機会になりました.さらに研究室で扱っているテーマでもあるウェルビーイングについて深く知る機会となりました.
【文責:B4 佐原】
【速報】第57回日本生体医工学会大会
札幌コンベンションセンターで開催された第57回日本生体医工学会大会にて2名の学生が発表しました。
- fNIRSを用いたhyperscanningによる協調時の脳活動の検討 谷口尚(M1)
【速報】平成29年度 第12回人材育成フレームワークレクチャー
Research Complex 第12回人材育成フレームワークレクチャー
3月28日(水)に京都府木津川市の同志社大学学研都市キャンパス快風館にて開催されました平成29年度Research Complex第12回人材育成フレームワークレクチャーに参加いたしました.けいはんなリサーチコンプレックスによって主催された講演で,京阪奈地域における地域発の研究開発を推進する事業の一環として,大学・研究機関・関連企業の方が参加して京阪奈地域で行われている研究の目指す未来像などを紹介・議論することを目的に開催されています.本研究室からは奥村(康)(B4),大澤(B4)の2名が参加しました.発表形式は両名とも1時間のポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
- 「拡散テンソル画像法の精度評価法の構築と脳構造的特徴の抽出」 奥村 康平,日和 悟,廣安 知之
- 「EEGを用いた運動想起時の脳波におけるμ律動の検討」 大澤 僚也,日和 悟,廣安 知之
また,「ヒトの脳情報・多感覚情報の処理」をテーマに,同志社大学の櫻井芳雄教授と,情報通信研究機構(NICT)安藤広志氏による講演を聴講いたしました.国として行われている最先端の研究について知見を得られるとても良い機会でした.私は今回初めて外部で自分の研究の発表を行い,多くの方々に聞いていただき,様々な意見をいただきました.発表時間の1時間はとても濃密で大変有意義な時間を過ごしました.今回の発表に祭して得られた経験をしっかりと自分の物にしていきたいです.
【文責:B4 大澤】