2017年11月11日(土)~15日(水)にかけてWashingtonD.C.にて開催されましたSociety for Neuroscience 2017 annual meetingに参加いたしました.この学会は,神経系や脳についての研究を行っている研究者たちの交流や,神経科学に関する学術的発展に寄与することを目的に開催されています.80以上の国から3万人ほど参加する規模の大きい学会でした.本研究室からは日和先生,藤原(M1),中村(清)(M1),西澤(M1),山本(B4)の5名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
- “Detecting meditative states through meta-state matching with time-varying functional connectivity matrices”
S.HIWA; T.HIROYASU.
- “Mindful driving:Brain functional state of mind wandering in driving and PVT task”
Y.FUJIWARA; S.HIWA; T.HIROYASU.
- “Discussions of brain activity and eye movement during driving”
S.NAKAMURA; S.HIWA; T.HIROYASU.
- “Brain activity and functional connectivity in attention and careless states by fNIRS”
M.NISHIZAWA; S.HIWA; T.HIROYASU.
- “Network analysis of brain activity during breath-counting meditation by fNIRS”
S.YAMAMOTO; S.HIWA; T.HIROYASU.
私にとって初めての国際学会で,英語での発表ということもあり不安だったのですが,多くの方が興味を持ってポスターを見に来てくださいました.研究室の人以外に英語で説明をし,様々な質問やアドバイスをしていいただいたことは今後の研究にとって非常に参考になると思います.しかし,自分の研究の理解が不十分であることや英語での説明の難しさを感じました.また,自分の同じような研究分野についての発表もあり,世界ではどのような研究が行われているのかを知ることのできた良い機会となりました.しかし,他の人の発表を理解するためには英語力が必要であることを痛感しました.今回の学会では,英語力が乏しいことにより自分が発表する時の説明や他の人の説明を理解できなかった場面が多くありました.そこで来年の国際学会に向けて,今回得られた知識や経験を活かし研究を深めていくことに加え,英語力の向上に努めていきたいと思います.
【文責:M1 藤原】
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