工学研究科情報工学専攻修士論文試問会

2013年2月1日~2日にかけて、同志社大学工学研究科修士論文試問会が開催されました。
我々の研究室からは、M2の5名が以下のタイトルで発表しました。
・被験者の内在的要因を考慮したfNIRSデータのクラス分類手法の提案と検討(福原理弘)
・個人の完成モデルを推定するインタラクティブな商品推薦システム(宮地正大)
・遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワークの提案と実装(山中亮典)
・階層的なメタデータサーバを有する広域分散ファイルシステムを利用した医用画像保存通信システム(南谷祥之)
・培養角膜内皮細胞のための遺伝的プログラミングを用いた画像セグメンテーションアルゴリズムの提案(山口浩明)
修士過程における研究の集大成としての発表であり、非常にクオリティの高い発表が出来たように思います。
主査である三木先生からも、全員が98~100点という評価をいただき、研究生活3年間を良い形で締めくくることができたと思います。
担当教員である廣安先生をはじめ、多くのかたの協力によって、研究を進められたと思います。
先生方、そして研究室の皆様、本当に有難うございました。
【文責:M2 山中】
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第20回月例発表会

1月29日(火)に医療情報システム研究室 第20回月例発表会が行われました。
この発表は現在研究室に在籍する修士二年生の修士論文発表会のリハーサルを兼ねた発表会であり、全員本番のつもりで緊張感を持って発表を行いました。
発表者および題目は以下の通りです。
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宮地 正大:個人の感性モデルを推定するインタラクティブな商品推薦システム
福原 理宏:被験者の内在的要因を考慮した fNIRS データのクラス分類手法の提案と検討
山中 亮典:遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワークの提案と実装
南谷 祥之:階層的なメタデータサーバを有する広域分散ファイルシステムを利用した医用画像保存通信システム
山口 浩明:培養角膜内皮細胞のための遺伝的プログラミングを用いた画像セグメンテーションアルゴリズムの提案
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全体的な印象としては、何度も発表をこなしてきたためか、いつも以上に集中力をもって臨んでいたように思います。
修士論文発表会本番までに多くの学生から議論していただける最後の機会でしたが、多くの学生からも質問を頂くことができ、議論の練習や、想定される質問の内容などの注意すべき項目が見えてきたように思います。
先生方からも、通常の学会発表とは違う指摘を頂きました。
本番まで残り時間は少なくなりましたが、最高の発表に仕上げたいと思います。
【文責:M2 宮地】
図1図2図3

【速報】第20回 月例発表会

今日は月例発表会を行っています。
M2が修論発表のための発表練習をかねています。

  • 個人の感性モデルを推定するインタラクティブな商品推薦システム 宮地正大
  • 被験者の内在的要因を考慮したfNIRS データのクラス分類手法の提案と検討 福原理宏
  • 遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワークの提案と実装 山中亮典
  • 階層的なメタデータサーバを有する広域分散ファイルシステムを利用した医用画像保存通信システム 南谷祥之
  • 培養角膜内皮細胞のための遺伝的プログラミングを用いた画像セグメンテーションアルゴリズムの提案 山口浩明

プロジェクト特別演習最終報告会

2013年1月23日に、医心館G階多目的室にてプロジェクト特別演習最終報告会が行われました。
医療情報システム研究室からは博士課程1年が1人、修士課程1年が7人発表を行いました。発表テーマとしては以下の通りです。
D1 日和悟「カーネル主成分分析ソフトウェアの開発と評価」
M1 福島亜梨花「優位半球と聞き手の関連性の検討」
M1 林貴之「簡易型NIRSによる情動画像刺激に対する快・不快効果の検討」
M1 星野雄地「心拍変動と脳血流変化の関係性の検討」
M1 藤井亮助「医用画像保存通信システムへの利用を想定した分散ファイルシステムGfarmとGlusterFSの性能評価」
M1 布川将来人「遺伝的アルゴリズムを用いた角膜内皮細胞画像の特徴量抽出」
M1 大堀裕一「ニューラルネットワークとGAを用いた病理データのクラス分類」
M1 上堀聖史「ユーザの嗜好性を考慮したインタラクティブ画像処理システムの構築」
本プロジェクトの目的は、自身で設定した課題に対する結果だけでなく、研究者・技術者に求められる能力である「問題設定・解決能力」、「創造性」、「立案能力」、「自立した思考力」を身につける事であります。
普段から研究に取り組んできた私達にとって、上述の能力は鍛えられているであろうと考えていました。しかしながら、5ヶ月間という決められた期間の中で問題解決に取り組むだけでなく、結果をまとめ、ポスターを作成することはかなり大変でした。それだけでなく、先生方に対しプロジェクト内容を説明させていただく場でもあるため、自身のプロジェクト目的や内容、結果を十分に理解する必要がありました。当研究室のメンバーは日頃から月例発表会で鍛えられているため、皆上手く発表ができていたと感じました。
今回のプロジェクト科目は大変でしたが、それだけに得たものはたくさんあったと感じました。プロジェクトを通して学んだことを今後の研究生活に活かし、よりよい成果を出していきたいと考えております。
【文責:星野(M1)】

第19回月例発表会

2012年12月22日に,第19回月例発表会が開催されました。
発表内容は以下の通りです。
・音環境が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響と男女差の検討 将積彩芽(B4)
・音圧の変化が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討 井上楓彩(B4)
・視覚刺激と聴覚刺激の違いにおける注意の持続性への影響 木村茜(B4)
・裸眼立体視時の習熟度評価を目的とした脳血流変化の検討 早川温子(B4)
・脳波を用いた前腕屈曲運動における左右識別の検討 大久保祐希(B4)
・身体活動量による腹部の皮下脂肪量と下腿後面の筋肉量の関係の検討 臼井智美(B4)
・快の度合が異なる画像を提示した際の脳血流変化の検討 大村歩(B4)
・対話型遺伝的アルゴリズムを用いた細胞画像診断基準抽出システムの検討 松浦秀行(B4)
・任意ジェスチャによる直観的操作インターフェイスの提案 國貞壮司(B4)
・Hadoop を用いた画像処理高速化のための画像分割機能の実装と性能評価 西村祐二(B4)
・Support Vector Machine を用いた病理データのマルチクラス分類手法の検討 吉田倫也(B4)
・角膜内皮細胞画像における GP を利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価 関谷駿介(B4)
・脳のネットワーク解析のための類似波形抽出アルゴリズムの提案 福島 亜梨花(M1)
・NIRS-EEG を用いた快-不快判別における特徴量抽出の検討 林 貴之(M1)
・角膜内皮細胞のモデル画像におけるパラメータ制御手法 上堀 聖史(M1)
・指尖脈波から抽出した心拍変動成分と脳血流変化との関係性の検討 星野 雄地(M1)
・広域分散ファイルシステムへの利用を想定した多目的最適化のデータレプリケーションへの適用 藤井 亮助(M1)
今回は、修士1回生(以下M1)5名、学部4回生(以下B4)12名の計17名が発表を行いました。
M1の先輩方の発表では研究内容や発表の仕方、質疑の受け答えなどとても勉強になりました。
また、B4の発表では同回生が頑張っている姿を見て、とても刺激を受けました。
月に1回の発表会では、違うグループの研究内容を聴くことができるため、とても有意義な時間です。
先生方をはじめ、多くの方から頂いた質問や意見を参考に、卒業論文に向けて頑張っていきたいと思います。
質問や意見を下さった先生方、先輩方、本当にありがとうございました。
【文責:B4 臼井】

【速報】第18回 月例発表会

本日は、月に一度の月例発表会を行っています。
12月になりましたが、11月分です。
○ ICA を用いたNIRS データの体動除去手法の提案と検討 中村友香
○ 外乱を加えた同期タッピング課題時の脳血流変化の検討 後藤真櫻
○ ワーキングメモリ容量の個人差と脳血流量変化の関係の検討 真島希実
○ 切断面実形視テストによる空間認識時の脳血流変化の検討 牛山裕梨
○ GONOGO 課題の難易度変化による脳血流変化の検討 杉田出弥
○ 様々な色温度環境下における注意の持続性と脳血流変化の関係性の検討 大西夏子
○ 因子分析を用いたfNIRS 信号の内在的要因の抽出手法の提案 福原理宏
○ GAROP を用いた遺伝的アルゴリズムの一検討 山中亮典
○ 個人の感性モデルに基づく推薦システムによる楽天書籍データの推薦 宮地正大

第18回月例発表会

2012年12月1日に,第18回月例発表会が開催されました.
発表内容は以下の通りです.
・ICAを用いたNIRSデータの体動除去手法の提案と検討 中村友香(B4)
・外乱を加えた同期タッピング課題時の脳血流変化の検討 後藤真櫻(B4)
・ワーキングメモリ容量の個人差と脳血流量変化の関係の検討 真島希実(B4)
・切断面実形視テストによる空間認識時の脳血流変化の検討 牛山裕梨(B4)
・GONOGO課題の難易度変化による脳血流変化の検討 杉田出弥(B4)
・様々な色温度環境下における注意の持続性と脳血流変化の関係性の検討 大西夏子(B4)
・因子分析を用いたfNIRS信号の内在的要因の抽出手法の提案 福原理宏(M2)
・GAROPを用いた遺伝的アルゴリズムの一検討 山中亮典(M2)
・個人の感性モデルに基づく推薦システムによる楽天書籍データの推薦 宮地正大(M2)
私自身も,発表者として参加させていただきました.
発表では,自分の研究について先生方をはじめ,多くの方から質問や意見をいただきました.
今後の研究や,発表の仕方など参考にしていきたいと思います.
質問や意見を下さった先生方,先輩方ありがとうございました.
また,M2の先輩方の発表では研究内容,発表の仕方や質疑での受け答えなどとても勉強になりました.
月例発表会で学んだことを生かしながら,卒業論文に向けて頑張っていきたいと思います.
【文責:B4 中村】
 

第17回月例発表会

2012年10月27日に,第17回月例発表会が開催されました.
発表内容は以下の通りです.
・SVM を用いた病理データの識別精度の計測 吉田倫也(B4)
・細胞画像領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較 山口浩明(M2)
私自身,発表者として参加させていただきました.
発表では,自分では見落としていた問題点など先生方をはじめとして多くの方から意見いただくことで,卒業研究を行っていく上で大変参考になりました.
研究の方針や発表の仕方などを考え直していきたいと思います.
質問や意見を下さった先生方,先輩方本当にありがとうございました.
【文責:B4 吉田】

 

【速報】第17回月例発表会

本日は、月に一度の月例発表会。
研究進捗の谷間で2件の発表です。

  • SVM を用いた病理データの識別精度の計測 吉田倫也(B4)
  • 細胞画像領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較
    山口浩明(M2)

プロジェクト科目演習中間発表

10月3日(水)に生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の必修科目となる、プロジェクト科目演習中間発表が行われました。プロジェクト科目演習とは、研究者・技術者に求められる能力である「問題設定・解決能力」、「創造性」、「立案能力」、「自立した思考力」等を身につけ、これらを実践的に運用できる能力を獲得することを目的としています。そのため、学生が主体となって自ら研究テーマを決定して計画を立て、それを実行するという流れで進められます。今回の中間発表では、学生が決定した研究テーマとその方向性、計画などをポスターで発表するという形式となりました。医療情報システム研究室からは博士課程1年が1人、修士課程1年が7人発表を行いました。それぞれが自分の考えた研究方法を、教授の方々や学生に対してポスターを使って説明しました。
今後は、各々が研究テーマを自分が設定した計画に沿って実行していくという段階となります。私自身、今までにこういった経験をあまりしたことがないため不安ではありますが、1月に行われる最終発表に向けて準備していきたいと思います。
【文責:大堀】