SMC2013

10/13~16にかけまして、マンチェスターにてIEEE SMC 2013が開催されました。SMCはシステム工学やサイバネティクス、ヒューマンマシンシステムといった分野における新しいアイデアや研究成果、研究ビジョンといったものを研究者が共有することを目的とした学会です。本研究室からは廣安先生、上堀聖史(M2)、関谷駿介(M1)、後藤真櫻(M1)が参加しました。
発表は口頭発表(発表12分・質疑3分)で行いました。
各発表者の発表題目は以下のとおりです。

・Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal  Endothelial Cells.
Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
・Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP.
Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
・A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS.
Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi
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上堀・関谷が3日目、後藤が4日目に発表しました。3名とも英語での発表は初めてとのことでしたので、発表練習など事前準備をしっかりと行っていきました。本番になるとかなり緊張した様子が伺えましたが、いざ発表になると堂々と話すことができ、また英語での質疑の受け答えもしっかりとできた学生もいました。また自身の発表以外では他の学生や先生方の発表を聞いていました。自分の研究や、自身の研究室で他の方が取り組んでいるものと関連がある研究が多くあったので、これからの研究活動に参考になったのではないかと思います。しかしこういった海外の場で様々な情報を得たり、コミュニケーションをするためには英語能力が大事であると改めて痛感したと同時に、英語スキルを磨きたいというモチベーションにも繋がりました。
この度学会参加にあたり、先生方、学生方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
【文責・M2上堀】

【速報】 SMC2013

IEEE SMC 2013に参加するために、マンチェスター/UKに来ています。
研究室からは下記の3件を発表します。

  • Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal Endothelial Cells
    Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
  • Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP
    Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
  • A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS
    Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi,

日本に比べて随分寒いです。雨ばかりだし。
料理はおいしいですよね。20年前とは大違いです。
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生体医工学シンポジウム2013

9月20日(金)21日(土)に九州大学伊都キャンパスにて生体医工学シンポジウム2013が開催されました.
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本研究室からは廣安教授,西村祐二(M1),大久保祐希(M1),吉田倫也(M1),中村友香(M1),後藤真櫻(M1)の6名が参加しました.
西村,大久保,吉田,中村,後藤は約2分間のショートプレゼンテーションと1時間のポスターによる発表を行いました.
発表題目は以下の通りです.
・「MapReduceによるDICOM画像からの特徴量高速抽出システム」
西村祐二,山本詩子,廣安知之
・「肘関節屈曲運動における左右識別のための脳波を用いた特徴量の検討」
大久保祐希,山本詩子,廣安知之
・「学習データの選択と識別による医用データの3クラス分類手法の検討」
吉田倫也,大堀裕一,山本詩子,廣安知之
・「協調作業による相互作用が脳活動に及ぼす影響のfNIRSを用いた基礎的な検討」
後藤真櫻,山本詩子,横内久猛,廣安知之
・「ICAと加速度センサを用いたfNIRSデータに対する体動除去手法の検討」
中村友香,山本詩子,廣安知之
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生体医工学シンポジウムは生体医工学分野の発展の一助とするため研究者間のコミュニケーションの場の提供,理工系・医学系研究者の研究活動促進,若手研究者の本分野への勧誘,迅速な研究成果報告の機会の提供を目的としています.
西村は9月20日(金)に,大久保,吉田,後藤,中村は9月21日(土)に発表いたしました.
全員が違うセッションで参加しましたが,ショートプレゼンテーション・ポスターともに無事に発表を終えることができました。
本シンポジウムでの演題のテーマは幅広く,最初から最後まで興味深く発表を聞くことができました.
ポスター発表では,1時間の中で,興味のある発表を全て周りきることができませんでした.
私自身は初めての学会であったこともあり,ショートプレゼンテーションもポスターもとても緊張しました.
2分という短い時間の中で聴講者に「聞きたい」と思わせる研究紹介をすること,そしてポスターでは来訪者との対話をしながら相手の知りたい情報を簡潔に伝えることがいかに難しいのかを体験することができました.
ポスター発表では,沢山の方々に研究を紹介し,そして自分の研究について議論を交わすことができ,大変有意義な時間を過ごすことができました.
多くのアドバイスや質問をいただき,自分の研究の課題点を知ることができました.
大変貴重な経験を積むことができたと感じています.
今回いただいたアドバイスを生かして,今後の研究に励んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたり,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.
この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.
ありがとうございました.
【文責:M1後藤】
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第42回 日本磁気共鳴医学会大会

9月19日から21日にかけて徳島のアスティ徳島にて第41回日本磁気共鳴医学会大会が開催されました。本研究室からは山本先生とM1の大村が参加し、大村が「快の度合が異なる画像に対する脳の活性領域と度合の検討」という発表題目で口頭発表を致しました。
日本磁気共鳴医学会大会は、臨床・基礎・技術系の多様な参加者による自由で闊達な交流と議論の場となることを目的とした学会です。
私、大村の発表は2日目の20日で、発表時間は7分という短い時間だったので時間内に話したい内容を話しきれるか不安でしたが、発表時間ジャストで発表することができました。また、同じ発表セッション内には学生がおらず、論文で拝見したことがあるような偉大な先生方に囲まれての発表で緊張しましたが、大きな問題が起こることもなく、様々な質問やアドバイスを頂くことができました。非常に有意義な時間を過ごすことができました。
これらの意見を参考にさせて頂き、今後の研究を進めていきたいと思います。
最後になりましたが、学会参加にあたり、廣安先生、山本先生、リハーサルに参加してくださった皆様には大変感謝しております。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
【文責:M1大村】
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第5回進化計算学会研究会

9月12、13日と北海道の室蘭工業大学にて第5回進化計算学会研究会が開催されました。本研究室からは廣安先生とM2の藤井亮助が参加し、私、藤井が以下の発表題目でポスター発表を致しました。
性能とコストのトレードオフを考慮したデータグリッドにおけるデータレプリケーションの検討」
 進化計算学会は進化計算に関する研究の推進および知識の普及を図る事を目的として平成22年に設立された学会です。現在の学会長は、廣安先生が務められています。
 
私の発表日は2日目の13日で、発表時間は1時間20分と非常に長い時間でしたが、多くの先生方や同じ学生の方たちに見に来て頂き、あっという間に発表時間が終了致しました。頂いた質問の中には今まで考えていなかった今後の研究に繋がるものもありました。また1日目には、聴衆として参加し、たくさんの研究を聞く事ができました。他の大学の助教や教授の先生方の発表は、研究の内容だけでなく内容の見せ方・話し方も非常に参考にするものが多く、とても有意義な時間を過ごす事ができました。
 
最後になりましたが、学会参加にあたり、廣安先生、山本先生、またリハーサルに出て頂いた皆様には大変お世話になりました。この場を借り厚く御礼を申し上げます。
【文責:M2 藤井】
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ファジィ温故知新:新しきを識る企画セッション

第29回ファジィシステムシンポジウム大阪国際大学にて開催されました。
そのシンポジウムにて、ファジィ温故知新:新しきを識る企画セッションという特別セッションが行われました。
これは、新しい野心的な研究の紹介を行うセッションです。
このセッションにて廣安が下記の内容で研究紹介を行いました。
N22. 実世界問題における脳機能イメージング装置の利用
○廣安 知之(同志社大学)
生きている脳内の機能の活性状態を測定し画像化する装置である脳機能イメージング装置は、近年、
低価格化、高機能化が進んでいる。これまでの医療における診断での利用だけでなく、私たちの身の回
りに存在する問題を解決、理解するための利用法について参加者とともにディスカッションする。
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【速報】第16回日本光脳機能イメージング学会

7月20日(土)に東京・星陵会館にて、第16回日本光脳機能イメージング学会が開催されました。
研究室からは下記の発表がありました。

  • 裸眼立体視における訓練の進展に対するfNIRSを利用した脳血流変化の検討
    • 早川温子(M1)
  • 音環境が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の男女差の検討
    • 將積彩芽(M1)

非常に実りのある学会でした。
お会いした先生方、ありがとうございました。
次回は研究成果をもう少しまとめて、口頭発表したいですね。
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第16回日本光脳機能イメージング学会

7月20日(土)に東京都千代田区永田町の星陵会館にて
第16回日本光脳機能イメージング学会が開催されました.
本研究室からは廣安教授,横内教授,將積彩芽(M1),早川温子(M1)が参加しました.
將積,早川はポスター発表で参加致しました.
発表題目は以下の通りです.
「音環境が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響と男女差の検討」
將積彩芽,廣安知之,山本詩子
「裸眼立体視における訓練の進展に対するfNIRSを利用した脳血流変化の検討」
早川温子,廣安知之,山本詩子
日本光脳機能イメージング学会は,光脳機能イメージング法を利用・開発する臨床医,研究者,技術者等に情報を交換する場を提供し,光脳機能イメージング法を発展させ,その普及・促進を図ることを目的とした学会です.
私自身初めての学会だったこともあり,とても緊張しました.
発表時間は3分という短い時間だったため,時間内にきちんとポスターの内容をまとめることができるのかとても不安でしたが,大きな問題が起こることなく無事に発表を終えることができました.
発表後には様々な質問やアドバイスを頂くことができました.
これらの意見を取り入れて今後研究を進めていきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたり,廣安先生,山本先生には大変お世話になりました.
リハーサルなどに参加して下さった先生方,研究室の皆様には大変感謝しております.
ありがとうございました.
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【文責:M1 早川】

【速報】 IEEE EMBC2013

IEEE EMBC2013大阪中之島の国際会議場で開催されました。
研究室からは、M1の中村さんがICAと加速度センサを用いたfNIRSデータに対する体動除去手法 というタイトルで発表しました。
特別講演でiPS細胞の山中教授の講演が予定されていましたが、ビデオでした。残念。
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日本ヒト脳機能マッピング学会

2013年7月5~6日に東京大学で開催されました第15回日本ヒト脳機能マッピング学会に参加致しました.
本研究室からは,横内久猛教授,山本詩子助教授,杉田出弥(M1),木村茜(M1),眞島希実(M1),井上楓彩(M1),大西夏子(M1)が参加致しました.
発表題目は以下の通りです.
・視覚刺激と聴覚刺激の違いにおける注意の持続性への影響 木村 茜,福島 亜梨花(同志社大学),若村 智子(京都大学),山本 詩子,廣安 知之(同志社大学)
・GO/NOGO課題の難易度変化が脳の反応抑制に与える影響の検討 杉田 出弥,福島 亜梨花,山本 詩子,廣安 知之(同志社大学)
・色温度環境の差異が注意の持続に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討 大西 夏子,福島 亜梨花(同志社大学),若村 智子(京都大学),山本 詩子,廣安 知之(同志社大学)
・リーディングスパンテストを用いたワーキングメモリの検討 -fNIRSを利用した基礎的検討- 真島 希実,山本 詩子,廣安 知之(同志社大学)
・fNIRS実験時における音圧変化の影響の検討 井上 楓彩,星野 雄地,山本 詩子,廣安 知之(同志社大学)
日本ヒト脳機能マッピング学会は,脳機能イメージング装置による時間的要素を含めた脳機能マッピングと患者治療応用をテーマとした学会です. 私自身初めての学会参加で,学会の雰囲気に圧倒され緊張しましたが,非常によい経験になりました.学生参加者は少なく,医者の方が多いことが印象的でした.杉田,木村,眞島,大西は7月5日(金)にポスター,井上は7月6日(土)の口頭で一般演題にて発表致しました.
私が発表したセッションは,NIRSを用いた脳機能計測をテーマとしており,様々な課題や手法を用いて研究がされていて,どのポスターもとても興味深いものでした.研究室以外の場で,たくさんの方々の前で発表するのはとても緊張しましたが,無事に発表を終えることができてよかったです. 発表時間は7分間でしたが,セッションの1時間30分の間,たくさんの方々にポスターを見て頂き,色温度が作業効率や脳にかかる負荷に影響を与えるという結果が面白いと言って下さって嬉しかったです.
様々な質問やアドバイスを頂き,改めて自分の研究の意義や現在の反省点を見つめ直すことが出来ました. 他のセッションでは,NIRSだけでなくMRIやMEGなど様々な研究の講演を聴講しました.普段聞くことができない他の装置の研究や臨床応用に関して聴く事ができてとても勉強になりました.自分の知識不足により理解できなかった研究も多々あったので,たくさんの論文を読んで勉強していかなければならないと感じました. 最後になりましたが,学会参加にあたり,廣安先生,山本先生には大変お世話になりました.初めての学会参加で,たくさんの不手際がある中,支えて下さった廣安先生をはじめ研究室の皆さまには大変感謝しております.この場を借り厚く御礼を申し上げます.
【文責:M1 大西】
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