【速報】 論文 Crossover Method for Interactive Genetic Algorithms to Estimate Multimodal Preferences

研究室に所属しているD3の田中美里さんが論文を発表しました。
コンピュータと人間がインタラクションして、商品推薦する際のコアとなるアルゴリズムの改良です。

Applied Computational Intelligence and Soft Computing
Volume 2013 (2013), Article ID 302573, 16 pages
http://dx.doi.org/10.1155/2013/302573
Research Article

Crossover Method for Interactive Genetic Algorithms to Estimate Multimodal Preferences

【速報】忘年会

昨日は、大掃除、年内最終前ゼミを行いました。その後、四条で忘年会やりました。
1年 過ぎました。
今年は、脳機能イメージングの分野でたくさん国際学会にいきました。
MRIのデータを出始めました。

大掃除・忘年会

12月26日(木)に医療情報システム研究室で「大掃除」が行われました。
今年も残すところあとわずかということで、普段使わせていただいている研究室を綺麗にし、来年度からも気持ち良く研究が出来る様、みんなで頑張って取り組みました。本研究室の掃除は汚れたところを綺麗にし、前回掃除した状態に戻すだけではなく、“今までよりも良くしていく”取り組みが毎回行われています。
今回はサーバールームのマシンの配置を移動したり、システム班の林沼君が作ったアプリで研究室内の書籍を管理するために、バーコードリーダーで情報を読み取ったりと情報系の取り組みが目立っていました。一方で、他の部屋をのぞいてみると、鼻歌交じりでfunctional near-infrared spectroscopy(fNIRS)のチャンネルを一つ一つ取り外し、綺麗に拭いて、設置し直しているfNIRS班の人の姿も見られ、生体と情報の2つの分野を包括するこの研究室の特色がよく感じられました。また、個人的には下駄箱の使い方(スリッパが上の段、靴が下の段)を初めて知り、これからはちゃんと整頓しようと思いました。掃除を終えると周りが綺麗になっており、来年度も気持ち良く使用できそうで良かったです。
さて、研究室の大掃除のあとには「忘年会」が行われました。場所はいつもと違い京都の四条でした。あいにくの雨でしたが多くの人が参加され、今年一年を振り返った話や全然関係ない話など、色々な話に花を咲かせておられました。お店の予約からスケジュール調整など、この忘年会のために尽力してくださったイベント担当の方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。非常に楽しい会でした、ありがとうございました。

大掃除&忘年会1 大掃除&忘年会2

本年度は研究に関して何も分からない状態の私を、親身に御指導くださった先生方や先輩方には非常にお世話になりました。また大変な時、一緒に助け合ってくれたB4の方々のおかげで何とか頑張ることが出来ました。研究室の皆様、本年度は本当にお世話になりました。来年度も精進致しますので、何卒よろしくお願い致します。それでは皆様、良いお年を!

【文責:B4岡村】

第30回月例発表会

2013年12月21日に第30回月例発表会が開催されました。
この発表会では、4年生が研究成果についての発表を行いました。
発表者と題目は以下のようになっています。

  • 岡村達也「fMRI を用いたマルチタスク時における脳活動と心理状態の検証」
  • 森口 美紅「脳神経線維のファントムの作成と神経線維追跡手法の検討」
  • 大谷俊介「MRI データから得られる脳神経線維と fNIRS データにおける脳活性部位の同時 3D 描画システムの構築」
  • 小淵将吾「異なる方略を用いたワーキングメモリ課題訓練における脳活動と白質形態の統合性の影響」
  • 佐藤之宏「リーディングスパンテスト課題時における fNIRS を用いた男女の脳機能検討」
  • 滝謙一「fNIRS を用いた視聴覚刺激に対する脳の情報統合処理機構の考察」
  • 高本哲弘「簡易型 fNIRS を用いた意思伝達装置装置開発のための基礎検討」
  • 塙賢哉「DeepLearning を用いた脳血流変化量による被験者の状態分類の基礎的検討」
  • 林沼勝利「テクスチャ特徴による胃内視鏡画像の領域分割手法の検討」
  • 佐々木和幸「大腸腹腔鏡画像における腸間膜内走行血管の強調表示方法の基礎検討」
  • 佐藤琢磨「起床検知システムにおける識別手法の検討」

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今回の発表会は卒業論文初稿の提出直前ということもあり、白熱した議論が行われました。この研究室では、脳機能、医療画像、医療システム、データマイニングなど様々な分野に渡る研究が行われています。そのため、様々な分野の発表が行われることはもちろんですが、幅広い視点でアドバイスや質疑を頂くことができ、今まで研究を進めてきた中で気づくことのできなかった考え方や課題に気づくことができました。また、同回生の発表を聴く良い機会となり、刺激を受けました。私も発表を行いましたが、考察の甘さや,結果の示し方など課題が残る結果となりました。発表後には、先輩方や同回生からコメントシートを頂き、卒業論文の最終稿に向けて、的確な考察を進めていかなければと強く感じました。本番となる卒業論文の発表会では、指摘して頂いたように研究のコンセプトをうまく伝えることや、聴衆を惹きつけるリアリティを出していけるように頑張りたいと思います。
長い時間付き合って頂いた 廣安先生、横内先生、山本先生を初め研究室メンバーの皆様へ この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。【文責:B4    佐藤琢磨】

【速報】 進化計算シンポジウム 2013

廣安が会長を務めます進化計算学会が主催する進化計算シンポジウム2013が鹿児島県霧島市 霧島ホテルにて行われました。
今年も100名以上の研究者・学生が集い、進化計算について議論しました。
研究室からは廣安以外に下記のものが発表しました

  • 細胞画像に対する領域分割フィルタ構築の為の多目的遺伝的プログラミングの検討
    布川将来人(m2)
  • 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム ‑データベースの利用によるシステム構築の検討‑
    松浦秀行(m1)
  • Comparism Study of MOEA Algorithms with High Dimensional Objective and Decision Spaces
    Heiner Zille

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進化計算シンポジウム2013

2013年12月14日から15日にかけて,鹿児島県霧島市で開催されました進化計算シンポジウ ム2013に参加致しました.本研究室からは廣安知之教授,Heiner
Zille(M2),松浦秀行(B4),そして布川将来人(M2),の4名が参加致しました. 発表題目は以下の通りです.
・ Comparison Study of MOEA Algorithms with High Dimensional Objective
and Decision Spaces Heiner Zille(Karlsruhe Institute of
Technology),Sanaz Mostaghim (niversity of Magdeburg),Sakito
Nunokawa,Mitsunori Miki ,Tomoyuki Hiroyasu (Doshisha University)
・専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム –データベースの利用によるシステム構築の検討- 松浦秀行,廣安知之,山本詩子,上堀聖史(同志社大学)
細胞画像に対する領域分割フィルタ構築の為の多目的遺伝的プログラミングの検討
布川将来人(同志社大学),渡邉真也(室蘭工業大学),山本詩子,廣安知之(同志社大学)
進化計算学会は,日本の進化計算研究の関係者の多くが参加している学会です.本シンポジウムは学会の年次総会も行われることもあり,多くの研究者が参加し,非常に濃い議論ができる場でありました.
私は2日目の午前のポスターセッションにて発表致しました.本シンポジウムは招待講演以外の全てがポスターセッションで構成され,深い議論を行うことができるのが特徴であり,私の発表においても提案手法で得られた結果に関して,進化計算の視点から見た議論を行うことができました.
また,留学生として本研究室に来ているHeinerも初めての学会でありながら,多目的の研究をされている教授の方々と有意義な議論を行っておりました.
最後に,今回の学会の参加にあたり,廣安先生には大変お世話になりました.本当にありがとうございます.また,横内先生,山本先生には普段から熱心なご指導を賜り,心より感謝致します.そして,支えて下さった研究室の学生の皆様方に,この場を借り厚く御礼申しあげます.
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【文責:M2布川】

第29回月例発表会

11月29日(金)に第29回月例発表会が開催されました.この発表会では主に修士1回生が自身の研究成果について発表を行いました.発表者と題目は以下のようになっています.
杉田出弥(M1)「課題の難易度変化による成績の違いが脳活動に及ぼす影響」
木村茜(M1)「注意の持続機能に関する反応時間と局所脳血流変化の基礎的検討」
大西夏子(M1)「言語想起における語探索過程の 脳血流変化に基づく検討」
将積彩芽(M1)「雑音が知的作業に及ぼす影響の 男女差の検討」
後藤真櫻(M1)「同期協調タッピング課題における複数人同時計測時の脳血流変化」
早川温子(M1)「裸眼立体視訓練の進展に伴う習熟度を判断するための指標の検討」
大久保祐希(M1)「リアルタイム解析に向けた 運動イメージ検出手法の検討」
真島希実(M1)「ワーキングメモリ部位と脳血流変化パターンの検討」
中村友香(M1)「ICAを用いた体動除去手法における体動成分の特定方法の検討」
大村歩(M1)「脳活動パターンを用いた 快の度合の識別の検討」
白石駿英(M1)「病理データに対するGPMFCを用いた 3クラス分類手法の検討」
吉田倫也(M1)「PCAを用いたSVMによる識別精度の検討」
松浦秀行(M1)「専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム-データベースの利用によるシステム構築の検討-」
西村祐二(M1)「MapReduceとMPIによる並列画像処理における処理速度の比較検討」
関谷駿介(M1)「細胞領域分割のための画像処理GPにおける学習領域決定法の検討」
大堀裕一(M2)「SVMと多目的最適化を用いた病理データの領域分類法の検討」
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今回の月例発表会におけるコンセプトは「秋学期の研究成果の発表」でした.各発表者は前回行われた研究発表との差異や今後の展望を明確に示し,自身の研究の方向性を再確認しました.修士の発表であったため,質疑応答の対応に慣れを聴衆の立場から感じ取れました.
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私自身も発表を行いましたが,研究や発表に関する心構え,質疑応答に関して多くの課題を感じました.発表を行うことで,研究だけでなく研究を伝えることの重要性も学ぶことができました.また,計16名の発表であったため,9時に開始し,終了時刻が20時以降と,とても長丁場な発表となりました.そのため,研究室の人達は長い発表に慣れる機会となりました.
最後に,長時間の発表に付き合っていただいた廣安先生,横内先生,山本先生を始め,研究室の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます.
【文責:M1大久保】

同志社大学キャンパスフェスタ

山口県の湯田温泉で開催されました同志社大学キャンパスフェスタに山本詩子助教が参加しました。
各学部から教員が2~3名ずつ参加し、現在通われている学生さんの保護者さまや、同志社大学への進学を希望している高校生やその保護者さま、また同志社大学を卒業された方などをお招きして大学の説明や交流を行いました。
村田 晃嗣 同志社大学長からの開会挨拶の後、入試関係や就職支援の説明会と並行して、個別相談を行いました。
医情報学科にどうしても行きたいという高校生のお母様が来られましたので、医情報学科のカリキュラムや主な就職先、研究室での研究テーマなどについてお話しました。
懇親会では商学部にご子息を通わせておられる保護者の方と、保護者さまからご覧になったご子息の大学生活に関する心配事などについてお話ししました。その保護者さまは山口県が地元の方でしたので、山口県の名産品についてお聞きしました。
山口の名産品というと私はフグしか知らなかったのですが、外郎(ういろう)と、お酒では獺祭(だっさい)という日本酒が有名らしく、オススメ頂いたものを買って帰りました。
どちらもすごく美味しくて山口新発見でした。
保護者や卒業生の方と交流でき、とても密度の濃い集まりになったと思います。
【文責:山本助教】
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