NeuroScience2013

2013年11月9日~13日にアメリカのサンディエゴで開催されたNeuroscience2013にて8名が研究発表を行いました。
発表タイトル
●山本詩子助教「Fiber tractography based on curvature and torsion for fibers
crossing area」
●井上楓彩「Effect of sound pressure level on brain function during memory
task using fNIRS」
●大西夏子「Discussion of brain functional on the effects of color
temperature on sustained attention using functional near-infrared
spectroscopy」
●木村茜「Impact of sustained attention on difference between visual and
auditory stimuli」
●杉田出弥「Effect on brain function in inhibitory control during go/no-go
tasks caused by changes in difficulty」
●早川温子「Brain function imaging using functional near-infrared
spectroscopy for the development of training: A study on ability
differences in stereopsis」
●将積彩芽「Gender differences in influence of sound environments on
performance of the memorizing numerical string task and cerebral blood
flow changes」
●真島希実「Analysis of working memory using the reading span test: Basic
research of regional brain activity on brain cortex using functional
near-infrared spectroscopy」
今回参加した大学院生のみなさんは国際学会で発表するのが初めてで、発表前や初めは自分の研究を英語で伝えることにとても緊張していましたが、発表時間が終わる頃には皆活き活きと自分の研究を紹介し、英語でコミュニケーションすることを楽しんでいました。
どのようにすれば自分の研究を初対面の方に伝えられるか、各自で考えて工夫することができており、学生のみなさんにはとても有意義で貴重な経験になったと思います
学会が開催されたサンディエゴは京都と同じくらいの気温で過ごしやすく、日が暮れても繁華街を歩けるほど安全な町でした。発表を終えた後に学会会場であるコンベンションセンターの屋上から見た夕日は忘れられない感動的なものでした。これからも研究活動に勤しんでいこうという勇気と活力を得られました。
【文責:山本助教】
P1160508 P1160396 P1160543
“NeuroScience2013” の続きを読む

高校生向け研究室紹介

2013年11月07日に青森県立八戸東高等学校の皆さんが生命医科学部の見学に来られ、当研究室も高校生向けに研究室紹介を行いました。
内容としては以前行われた、オープンキャンパスや学内高校生向け研究室紹介と同様、私たちの研究領域および研究内容について簡単に説明し、NIRS計測の実験を実演するといった形式でした。
私たち医療情報システム研究室からはM2の星野と林、M0の林沼と滝がメンバーとして参加し、任務を全うしました。
高校生の皆さんは疲れからかリアクションが薄かったですが、私たちの紹介を通して将来の目標や夢などが持てるきっかけになればいいと考えております。
IMG_20131107_173431
唯一の反省点をあげるとすれば、NIRS計測の実演が上手くいかなかったことです。
何度もリハーサルを行い、活性することを確認したにもかかわらず、本番では活性どころか減少してしまうというていたらくでありました。
原因は高校生を前にして緊張してしまったM2のHくんにあると考えていますが、脳機能計測を行う際に被験者の精神状態を検討しておくことの重要性を再認識することが出来ました。
相変わらず「発表」というものは難しいなと感じましたが、修論発表に向けていい経験となりました。
この場をおかりして先生方、メンバーの皆さん、高校生のみなさんにお礼申し上げます。ありがとうございました。
【文責:M2 星野】

スポーツ大会

2013年11月2日に毎年恒例のスポーツ大会が催されました.
今年は新田辺のマスターズボウルでボーリング大会を行いました.
ボーリング大会は,事前のスコアアベレージの自己申告を元に編成された,学年男女混合の1チーム3~4名からなるチーム対抗戦で,計3ゲーム行いました.
ストライクを連発するまでに上手な人もいれば,スコアが伸び悩む人もおり,様々な個性現れるプレーを見ることが出来ました.
良プレーが出れば共に盛り上がり,悪プレーが出ればプロフェッショナルな人からアドバイスをもらいつつ,各チームともスコアアップを目指して,盛り上がりながら楽しく投球が出来たのではないかと思います.

また,ボーリング大会の後には,時代屋で飲み会が開催されました.
私は飲み会に参加することはできなかったのですが,ボーリング大会の結果発表や景品配布などがあり,楽しい宴であったと聞いています.

今回のスポーツ大会は,誰もが親しみやすいスポーツ「ボーリング」であったため,鈍った体を動かつつ,研究室のメンバーと交流を深めるのには最適な機会だったのではないかと思います.
ボーリングで気分転換をしつつ,今後も研究室メンバーで切磋琢磨して研究に勤しみたいと思います.今回のスポーツ大会・飲み会を企画してくれたイベント担当の方々,ありがとうございました.
【文責:B4 森口】

BHI 20013

BHI 2013は良かったです。発表の前日に温泉に行ったから、リラックスすることができました。私の前の発表者が二人欠席だったので、私の発表する時に廣安先生はいなかったです。残念でした。色々な国から来た研究者は多かったです。キーノート発表者の発表は面白かったです。一番好きな発表はMarcel A. Just先生でした。先生は、脳は言葉をどのように処理するかを説明しました。ディナーの時にキーノート発表者と話して、美味しい物を食べて、日本の太鼓を聞く事ができました。
S__3358792 S__3358793 S__3358794
【文責:Blandine】

第28回月例発表会

10月26日に第28回月例発表会が開催されました。この発表会では主に修士2回生が研究成果についての発表を行いました。発表者と題目は以下のようになっています。
 図2図3
三島康平(B4) 「数理モデルを用いた脳神経構造の検討」
福島亜梨花(M2) 「MaPea-Multiple analogy Parts extracting algorithm-
星野雄地(M2) 「fNIRS 脳血流変化の類似度を指標とした活性部位と脳活動時間変化の推定
林貴之(M2)  「ニューラルネットワークを用いた快・不快識別の検討
藤井亮助(M2) 「広域医療連携システムのための性能とコストのトレードオフに基づいたデータレプリケーションの検討」
大堀裕一(M2)  「SVM と多目的最適化を用いた病理データの領域分類法の検討」
布川将来人(M2)  「細胞領域分割のための多目的遺伝的プログラミングの検討」
上堀聖史(M2) 「専門家が最良と判断する細胞画像を生成するシステムにおける画像呈示の高速化」
 図1
今回の発表会は修士論文提出が近い時期での発表となりましたので、どの発表についてもそれぞれの集大成に近い濃い内容であり、大変白熱した議論が行われていました。私自身も発表を行いましたが、質問を受けた際に研究の目的やコンセプトをうまく伝えることができなかったと感じています。
しかし、修士論文発表に向けて自身の研究についてじっくり見直す良い機会となりました。もう一度自分自身の研究について振り返り、何をモチベーションにして行っているのか考える必要があると感じています。修士論文提出までまだ少し時間が残されていますので、気を引き締めて精進していきたいと思います。そして、本番の修士論文諮問会では自分の研究についてしっかり伝えることができれば幸いです。
最後に、長時間の発表に付き合っていただいた廣安先生、横内先生、山本先生を始め、研究室の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
【文責:M2大堀】

プロジェクト特別演習の課題発表会

2013年10月23日に生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の設置科目であるプロジェクト特別演習の課題発表会が行われました。
プロジェクト特別演習では、研究者や技術者に求められる能力である問題設定・解決能力、創造性、立案能力、自立した思考力等を身に付け、これらを総合的に運用できる能力を獲得することを目的としています。
そのため、学生が自発的に研究テーマの決定・計画・実験・発表を行うことになっています。
今回の課題発表会は、自分の研究テーマの背景や提案手法,実験計画などをポスターを用いて説明するという形式でした。
医療情報システム研究室からは、修士課程1年の16人が以下の題目で発表しました。
井上楓彩「電子透かしを利用した画像へのメタ情報付帯システムの提案」
松浦秀行「指尖追跡を用いた、UIにおける操作負担軽減システムの構築」
西村祐二「ジェスチャ操作デバイスを用いた診断画像操作システム」
大久保祐希「モーションキャプチャ装置と脳機能計測装置を用いたゲームアプリケーション開発における基礎検討」
大村歩「MRIにおけるCosmetic Artifactの検証」
関谷駿介「ユーザの感性を考慮した画像に適した音楽提供システム」
白石駿英「BESOMモデルによる視覚情報処理アルゴリズムの実装」
杉田出弥「難易度の高い課題における被験者意欲の検討:脳波計測による覚醒度の評価」
吉田倫也「顔の動作を用いた生体インターフェイスの開発」
後藤真櫻「簡易型fNIRSによる複数人同時計測時の脳血流変化の検討」
早川温子「性別による思考過程及び脳血流変化の関係性の検討」
木村茜「日常環境下での注意の持続を計測する簡易システムの検討」
將積彩芽「片側優位性が課題遂行に及ぼす影響」
真島希実「英語学習用ツールの作成とリーディングスパンテストによるその効果の検討」
中村友香「前腕の動きの程度と脳血流変化の検討」
大西夏子「照度環境が作業者の心理状態および知的生産性に及ぼす影響の検討」
異なる分野の研究室の教授たちと研究について意見を交換する機会は滅多にないので、非常に有意義な発表会となりました。
今後は、1月下旬の最終発表会に向けて各自が研究を進めていきます。
正規の研究と並行しながら行う必要があるので、計画性をもって準備をしていきたいと思います。
【文責:M1関谷】
10452004804_8f2f2ce6bc_z           10452017705_f847dd3106_z

ソフトボール大会

2013年10月19日に第3回ソフトボール大会が開催されました.
今回医療情報システム研究室は初のソフトボール大会出場ですが,B4の学生を中心に多くの学生が集まりました.
中には留学生のハイナー君も参加してくれました.
10361304103_020c9488ba_c
結果は「初出場で初優勝」.
初めはキャッチボールもできなかったハイナー君は決勝ではサヨナラヒットを打つなどの目覚ましい成長を遂げました.
たまに大声を上げながら三振するも要所要所でヒットを打って塁に出る岡村,背は小さいが外野の守備の要となってくれた大谷,吹奏楽部だったにも関わらず守備も攻撃もうまい佐藤之君,高校球児の白石くんのダイナミックプレー,いてくれるだけでチームに癒しをくれた森口さんと真島さんの活躍の影に野球経験があるにも関わらずエラー連発でまったく打てないどこまでも面白い佐々木君などが盛り上げてくれたおかげで私自身も楽しく,真剣にプレイすることができました.
10361360574_39a22e20b4_c
例え遊びだとしても,真剣にプレイするみんなの姿はどのチームよりも輝いており,物事に真剣に取り組む態度は研究でも活かされているのだと学びました.
人数の足りない中,助っ人を含んでの優勝は少しできすぎかもしれないですが,本当に嬉しかったです.
次の日の筋肉痛は信じられない程の激痛で,日ごろの運動不足が露呈しました.
来年も開催されますので,それに向けて研究と同時並行でちょっとした運動もいい気分転換に繋がると思います.
最後になりましたが,大会に参加してくれた学生の皆さま,本当にありがとうございました.
【文責:B4 高本】

SMC2013

10/13~16にかけまして、マンチェスターにてIEEE SMC 2013が開催されました。SMCはシステム工学やサイバネティクス、ヒューマンマシンシステムといった分野における新しいアイデアや研究成果、研究ビジョンといったものを研究者が共有することを目的とした学会です。本研究室からは廣安先生、上堀聖史(M2)、関谷駿介(M1)、後藤真櫻(M1)が参加しました。
発表は口頭発表(発表12分・質疑3分)で行いました。
各発表者の発表題目は以下のとおりです。

・Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal  Endothelial Cells.
Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
・Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP.
Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
・A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS.
Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi
smc2smc1

上堀・関谷が3日目、後藤が4日目に発表しました。3名とも英語での発表は初めてとのことでしたので、発表練習など事前準備をしっかりと行っていきました。本番になるとかなり緊張した様子が伺えましたが、いざ発表になると堂々と話すことができ、また英語での質疑の受け答えもしっかりとできた学生もいました。また自身の発表以外では他の学生や先生方の発表を聞いていました。自分の研究や、自身の研究室で他の方が取り組んでいるものと関連がある研究が多くあったので、これからの研究活動に参考になったのではないかと思います。しかしこういった海外の場で様々な情報を得たり、コミュニケーションをするためには英語能力が大事であると改めて痛感したと同時に、英語スキルを磨きたいというモチベーションにも繋がりました。
この度学会参加にあたり、先生方、学生方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
【文責・M2上堀】

【速報】 SMC2013

IEEE SMC 2013に参加するために、マンチェスター/UKに来ています。
研究室からは下記の3件を発表します。

  • Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal Endothelial Cells
    Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
  • Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP
    Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
  • A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS
    Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi,

日本に比べて随分寒いです。雨ばかりだし。
料理はおいしいですよね。20年前とは大違いです。
“【速報】 SMC2013” の続きを読む