生体医工学シンポジウム2014

9月26日(金)27日(土)に東京農工大学小金井キャンパスにて生体医工学シンポジウム2014が開催されました.
本研究室からは廣安教授,西村祐二(M2),中村友香(M2),三島康平(M1),佐藤琢磨(M1)の5名が参加しました.
西村,中村,三島,佐藤,は約2分間のショートプレゼンテーションと1時間半のポスターによる発表を行いました.発表題目は以下の通りです.

・「自動的に画像タグへの情報付加機能を持つ医用画像管理システム」 西村祐二,山本詩子,廣安知之

・「fNIRS データに対する体動除去手法の比較」 中村友香,山本詩子,廣安知之

・「fNIRSを用いた言語の類似性が脳機能に及ぼす影響の検討」 三島康平,山本詩子,廣安知之

・「圧電セラミックセンサを用いたベッド上での行動検知システム」 佐藤琢磨,糠谷祥子,山本詩子,田中博,廣安知之

生体医工学シンポジウムは生体医工学分野の発展の一助とするため研究者間のコミュニケーションの場の提供,理工系・医学系研究者の研究活動促進,若手研究者の本分野への勧誘,迅速な研究成果報告の機会の提供を目的としています.
三島は9月26日(金)に,西村,中村,佐藤は9月27日(土)に発表いたしました.全員が違うセッションで参加しましたが,ショートプレゼンテーション・ポスターともに無事に発表を終えることができました.
本シンポジウムでの演題のテーマは幅広く,最初から最後まで興味深く発表を聞くことができました.また,短い時間の中で聴講者に「聞きたい」と思わせる研究紹介をすること,そしてポスターでは来訪者との対話をしながら相手の知りたい情報を簡潔に伝えることがいかに難しいのかを体験することができました.ポスター発表では,沢山の方々に研究を紹介し,そして自分の研究について議論を交わすことができ,大変有意義な時間を過ごすことができました.多くのアドバイスや質問をいただき,自分の研究の課題点を知ることができました.大変貴重な経験を積むことができたと感じています.今回いただいたアドバイスを生かして,今後の研究に励んでいきたいと思います.最後になりましたが,学会参加にあたり,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.ありがとうございました
【文責:M2 西村】

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【速報】第42回日本磁気共鳴医学会大会

第42回日本磁気共鳴医学会大会 が京都のホテルグランヴィア京都で開催されています。 研究室から下記の学生と教員が発表しています。 DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築 ○大谷 俊介 マルチタスク時の心理状態の差異が脳活動へ及ぼす影響の検討 ○岡村 達也 ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳活動と神経線維への影響 ○小淵 将吾 快の度合が異なる際の男女における脳活動の違い ○大村  歩 確的推論による脳画像の自動ラベリング手法の検討 ○山本 詩子 “【速報】第42回日本磁気共鳴医学会大会” の続きを読む

第42回日本磁気共鳴医学会大会

2014年09月18日~20日に京都のホテルグランヴィア京都で開催された第42回磁気共鳴医学会大会に参加致しました. 本研究室からは,山本詩子助教授,大村歩(M2),小淵将吾大谷俊介(M1),岡村達也(M1)が参加致しました.発表形式はポスター発表で,発表題目は以下の通りです.

・確率的推論による脳画像の自動ラベリング手法の検討:山本詩子
・快の度合が異なる際の男女における脳活動の違い:大村歩
ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳活動と神経線維への影響:小淵将吾
DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築:大谷俊介
・マルチタスク時の心理状態の差異が脳活動へ及ぼす影響の検討:岡村達也

私自身は去年も磁気共鳴医学会大会に参加しており,あまり緊張はしませんでしたが,M1は学会参加が初めてにも関わらず堂々とした発表で非常に素晴らしかったです.発表が終わてからは興味を持って下さった方々とディスカッションすることもでき,非常に有意義な時間を過ごすことができました.

学会参加にあたり,ご指導くださった先生方,またリハーサルに参加して質問や意見をくださった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程宜しくお願い致します.
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【文責:M2大村】

第7回進化計算学会研究会

2014年8月28日から29日にかけて,近畿大学ブロッサムカフェにて行われました第7回進化計算学会研究会に参加致しました.本研究室からは廣安先生(進化計算学会会長),田中先生,白石(M2)の3名が参加致しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
・題目:服飾デザインにおける脳機能情報からの嗜好レベルの推定と最適化への応用
田中美里,廣安知之,山本詩子,三木光範
・題目:2クラス分類の為の遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の提案
白石駿英,吉田倫也,山本詩子,廣安知之
前回の人工知能学会よりも私の研究の背景により近い学会であり,充実した2日間を過ごすことができました.ポスター発表では,たくさんの先生方に発表を聞いて頂き,たくさんの質問やアドバイスを受けることができました.発表した印象では,私のしている研究と似た研究はあまりなかったので,今後この研究を深めていける余地はあるのではないかと思いました.まだまだ足らないことも多いので,残りの研究生活でより良い成果をだせるように努力していきたいと思いました,2日目の発表では田中先生のポスター発表があり,たくさんの人がポスターの前に集まっていました.田中先生はポスター賞もとっており,自分もポスター作りの参考にしたいと思いました.また,廣安先生の会長の任期が9月で終わるので,役員の引き継ぎがありました.廣安先生,会長職お疲れ様でした.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,研究室の皆様に,発表リハーサル等大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.【文責:M2 白石】
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WAC2014

2014年8月3日から7日にかけて,ハワイ島ヒルトンワイコロアビレッジにて行われましたWAC2014に参加致しました.本研究室からは山本先生,後藤(M2),中村(M2)の3名が参加致しました.発表形式は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.
・Brain Activity during Cooperative Work Determined by Simultaneous
fNIRS measurement in Two People and the Effect of Different Social
Skills on Cooperative Task Performance
Utako Yamamoto,Mao Goto,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
・Improving the Accuracy of the Method for Removing Motion Artifacts
from fNIRS Data using ICA and an Accelerometer
Utako Yamamoto,Yuka Nakamura,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
二度目の国際学会でしたが,思った以上の大きな会場でほどよい緊張感の中,無事に発表を終えることができました.昨年は質問をいただけませんでしたが,今回は質疑応答をすることができ,とてもうれしく思いました.また,セッション終了後にも,自分の研究についてアドバイスをいただいたりすることができました.様々な発表を聞いたり,いろいろな方とお話しできたり,とても勉強になり,有意義な時間を過ごすことができました.学会で学んだことを生かし,今後も研究に取り組んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.ありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 中村】
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第17回日本光脳機能イメージング学会

7月26日(土)に東京都千代田区永田町の星陵会館にて第17回日本光脳機能イメージング学会が開催されました.本研究室からは横内先生,眞島希実(M2),早川温子(M2),木村茜(M2)が参加しました.眞島,早川,木村はポスター発表で参加いたしました.
発表題目は以下の通りです.
●題目「リーディングスパンテストの高成績者と低成績者によるワーキングメモリの検討」
真島希実,山本詩子,横内久猛,廣安知之
●題目「脳血流変化を用いた訓練に伴う技能習得における習熟度変化の検討」
早川温子,山本詩子,横内久猛,廣安知之
●題目「視覚刺激と聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討」
木村 茜,山本詩子,横内久猛,廣安知之
日本光脳機能イメージング学会は,光脳機能イメージング法を利用・開発する臨床医,研究者,技術者等に情報を交換する場を提供し,光脳機能イメージング法を発展させ,その普及・促進を図ることを目的とした学会です.
第16回大会よりも参加者も増えたそうで,多くの先生方に発表を聞いていただくことができ,活発な議論をすることができました.自身の研究に自信が湧くと同時に,反省点課題もたくさん見つかり,とても有意義な学会参加になりました.
学会終了後は,近くで行われた第33回日本医用画像工学会大会に参加していた林沼くん(M1)と合流し,MISLの研究環境について横内先生とお話をさせていただきました.学会参加を含め,MISLでの研究は想像以上に注目されている分野であり,恵まれた環境で研究をさせていただいていることを再認しました.
廣安先生,山本先生,田中先生,所属班および研究室すべての皆様,学会参加にあたり,多くのご指導ご鞭撻を誠にありがとうございました.今後とも精一杯頑張りますので,よろしくお願いいたします.
【M2:木村】
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第33回日本医用画像工学会大会【国内学会】

 2014年7月24日から26日かけて東京慈恵会医科大学で開催されました、第33回日本医用画像工学会大会(JAMIT2014)に参加いたしました。本研究室からは廣安教授、林沼(M1)が参加し、林沼が以下の演題で1分30秒のショートプレゼンおよびポスター発表を行いました。

テクスチャ解析を用いた内視鏡画像における早期胃癌の評価手法の検討」
林沼 勝利, 山本詩子,市川寛,八木信明,廣安知之

 今年のJAMIT2014のテーマが「医用画像工学と臨床現場との応用」であったため,実際に臨床実験が行われている研究の発表や医師の方から見た医工連携のお話があり,刺激的な3日間となりました.私は今回2回目の学会発表であったため,前回の発表よりも落ちついて説明することができました.私と似たような研究をされている方もおられ,研究に関して様々なアドバイスをいただくこともできました.このアドバイスを参考に今後も研究に励んでいきたいと思います.
 最後になりますが、今回の発表にあたり先生方をはじめとする研究室の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
【文責:M1林沼】
 
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OHBM2014

2014年6月8日~12日にかけて,ドイツの CCH-Congress Center in
Hamburgにて開催されたOHBM2014に参加致しました.本研究室からは,山本先生,横内先生,木村茜(M2),杉田出弥(M2),將積彩芽(M2),後藤真櫻(M2),早川温子(M2)の7名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
「The differences of changing task difficulties on brain activities
between high and low score groups」杉田出弥
「Impact of the different degree of attention to the auditory and
visual stimuli」木村茜
「Gender difference in performance and brain function during memorizing
task under influence of sound」將積彩芽
「A study of multiple brain activities during cooperative work by
simultaneous fNIRS measurements」後藤真櫻
「Examination of the proficiency level on skill acquisition using
cerebral blood flow changes」早川温子
無事に5名とも発表を終えることができました.2度目の国際学会だったこともあり,初めての国際学会よりは,緊張することもなく発表できたと思います.ポスターにはそれぞれ何人かの方が足を運んで下さり,貴重な質問や意見を頂くことができました.とても有意義な時間を過ごすことができました.この学会で頂いた質問や意見をモチベーションとし,これからも研究に励んでいきます.
ドイツのハンブルクは治安も良く,夜8時頃まで空も明るかったため長い時間学会への参加や観光をすることができました.
学会参加にあたり,ご指導くださった先生方,またリハーサルに参加して質問や意見をくださった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程宜しくお願い致します.
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【文責:M2 早川】
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【速報】2014年度 人工知能学会 全国大会(第28回)

2014年度 人工知能学会 全国大会が松山 ひめぎんホールで開催されています。
人工知能学会 全国大会

研究室からは下記の学生が発表します。

  • 1D3 「遺伝的アルゴリズムによる学習」
    • 1D3-2 2クラス分類の為の遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の提案 白石 駿英(M2)
  • 1F3 「脳の数理モデル」
    • 1F3-5 fNIRSから得られる時系列データ間の相関値を特徴量とする識別の検討 吉田 倫也(M2)
  • 1F4-OS-06a オーガナイズドセッション「OS-6 脳科学とAI」
    • 1F4-OS-06a-2 脳波を用いた肘関節屈曲運動イメージの識別法の検討 大久保 祐希(M2)
    • 1F4-OS-06a-4 色温度環境が注意の持続に及ぼす影響 大西 夏子(M2)
    • 1F5-OS-06b-2 脳血流変化量に対するDeep Learningを用いた被験者の状態分類の基礎的検討 塙 賢哉(M1)
  • 2D1 「遺伝的アルゴリズムによる最適化・AI応用」
    • 2D1-2 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム 松浦 秀行(M2)
    • 2D1-3 細胞領域分割のための画像処理GPにおける学習領域決定法の検討 関谷 駿介(M2)

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ENC2014

ENCに参加しました.
3月23日~28日までアメリカのボストンにて開催されました,55th Experimental Nuclear Magnetic Resonance Conference(ENC)に山本詩子助教が参加しました.
ENCと呼ばれるこの学会は,MRI(磁気共鳴画像法)画像の元となるNMR(核磁気共鳴)現象を利用して,生体内の対象とする組織に含まれる分子の構造や成分を解析することに焦点を当てた学会でした.
日頃はNMRを利用して得た信号をMRI画像として再構成した画像しか扱っていないため,NMRを用いた化学的な分子構造解析はあまり馴染みのないものでしたが,主に水素の原子核のみを計測対象とした計測では得られない情報を,生体内や造影剤に含まれる水以外の原子核を計測対象とすれば得られるということを知りました.
この学会は参加者のほとんどが長年毎年参加していて顔見知りで同窓会的雰囲気が強いそうです.山本は初参加でしたが日本人参加者が少ない学会だったため,日本人の先生方が山本を見つけて学会の雰囲気などを教えてくださいました.
夜にはHospitality sweetという,学会のスポンサーが出資して立食パーティーを行うイベントがあり,山本も1日だけ参加しました.企業の方が商品をどんどん紹介してくるというよりも,学会のメンバーと良い人間関係を作ることを重視しているようでとても良い雰囲気でした.
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【文責:山本先生】