【速報】 The 22nd Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping

2016/6/26 ~ 2016/6/30の日程で、 Geneva, Switzerlandにて開催された The 22nd Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping に研究室から2名の学生がポスター発表しました。

  • A study of performances and brain activities during memorizing tasks under the influence of sound 片山 朋香(M1),日和 悟,廣安 知之
  • Examination of light environmental effects on brain activity using paper and computer screen 田中勇人(M2),日和悟,廣安知之

“【速報】 The 22nd Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping” の続きを読む

6月イブニングセミナー

6月22日(水),生命物理化学研究室の教授,吉川研一先生によるイブニングセミナーが開催されました.今回の講演では,医療情報システム研究室の学生だけでなく,他の研究室の教授,学生も参加されており,普段とは違った雰囲気があるような印象を受けました.講演は吉川先生の現在に至るまでのお話から始まり,今後学生がどのような姿勢で研究していくべきか,自分が幸せになるためにはどうしたらよいかなどと深いお話しまでしていただきました.個人的に,「競争心より,やりがいや好奇心が大事.そうすれば自分も周りもハッピーになる.」という言葉が印象的であり,これは吉川先生がこれまで様々な経験をしてこられたからこそ出てくる言葉なのだろうなと感じました.それと同時に,今後研究をしていく中で自分の中でやりがいや目標を持って同じ研究室の方々と協力しながら取り組んでいこうと強く思いました.
6eve1    6eve2
【文責:B4 下田】

2016年度 人工知能学会全国大会(第30回)

6月6日から9日にかけて2016年度 人工知能学会全国大会が福岡県の北九州市で行われました.
今回の発表では,M1の和田寛と玉城貴也,M2の田村陵大,そして日和先生が発表いたしました.発表内容は以下の通りとなっています.
【発表タイトル】
・日和先生:脳機能情報による瞑想状態の検討
・田村陵大:4Dimensional Convolutional Neural Networkを用いたfMRIデータ解析手法の提案
・玉城貴也:N-back課題時におけるCNNとLSTMを用いたfNIRS時系列データの識別と関連部位の推定
・和田寛:DPCデータのLinked Open Data 化による病院評価支援システム
今年で30回目となる人工知能学会全国大会は,近年非常に注目されている人工知能(AI)についての題目が多く,特にDeep Learningについての発表が目立ち,例年に比べ多くの方々が参加なさったそうです.
そのような中で発表できたことがとても良い経験となりました.いつもの研究室内の月例発表ではなく,自身の研究分野における専門家の方々から研究に関して質問やアドバイスをいただくことができました.この学会を通じて改めて自身の研究について考え直し,さらに頑張って良い結果を出していこうと思いました.
また,自身の発表以外にも,様々な方面の注目を集めている研究や企業ブースに展示されている最新の機器などに触れる機会があり,とても有意義な時間を過ごせました.
人工知能3  人工知能2
人工知能1
【文責:M1 和田】
“2016年度 人工知能学会全国大会(第30回)” の続きを読む

進化適応型自動車運転支援システム「ドライバインザループ」研究拠点形成平成27年度成果報告会

2016/03/24にMK101,MK102にて開催されました進化適応型自動車運転支援システム「ドライバインザループ」研究拠点形成平成27年度成果報告会に参加しました。
“進化適応型自動車運転支援システム「ドライバインザループ」研究拠点形成平成27年度成果報告会” の続きを読む

進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成シンポジウム

3月24日(木),進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成シンポジウムが,本学夢告館で行われ,廣安先生がヒト生体情報多次元解析技術グループの研究報告をされました.また修士1年の石原が「EEGを用いた左右の手の運動想起識別におけるBCIシステムの構築」と題しましてポスター発表を行いました.本プロジェクトは,自動システムの中に,ヒトの特性を組み込んだ,新たな形の自動車運転支援システムの研究開発を目標に,同志社大学の4つの研究グループが協力して取り組んでいる平成26年度 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の1つです.私たち,ヒト生体情報多次元解析技術グループである第3グループは,ドライバであるヒトの生体情報の解析技術を駆使し,ヒトの運転特性を把握することでより安全に車両を制御するための研究を進めています.今回の報告会では招待講演として慶応大学大学院の大前先生が「自動車の自動運転~慶応大の研究の取り組みの紹介と実用化に向けた課題の考察~」と題して発表してくださいました.他にも各グループから研究報告がなされ,より詳細な研究内容はポスターで発表されました.本シンポジウムは,私にとって研究室外に向けた初めての発表でしたが,多くの方にご質問をいただき,自分の研究を見つめ直す良い機会になりました.本プロジェクトはあと数年間で完成を迎える予定のため,第3グループの一員として大きな成果を出せるように,毎日の研究に精一杯励みたいと思います.
L1040930 L1040896
 
【文責:M1 石原】

【速報】第18回日本ヒト脳機能マッピング学会

第18回日本ヒト脳機能マッピング学会が2016/03/07-2016/03/08の日程で京都大学桂キャンパス 船井鉄良記念講堂で開催されました。
研究室からは3名の学生が発表しました。

  • 異なる表示媒体が視覚探索時における脳活動に与える影響の検討 田中勇人
  • 雑音環境が記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討 片山朋香

“【速報】第18回日本ヒト脳機能マッピング学会” の続きを読む

第18回日本ヒト脳機能マッピング学会

2016年3月7日から8日にかけて京都大学桂キャンパス船井哲良記念講堂にて第18回日本ヒト脳機能マッピング学会が開催されました.本研究室からは日和 悟先生,田中 美里先生,村上 晶穂(M1),田中 勇人(M1),片山 朋香(B4)が参加し,村上(M1),田中(M1),片山(B4)がポスター形式で発表いたしました.発表題目は以下の通りです.
■fNIRSを用いたヒトの協調時の脳活動の検討
村上 晶穂,日和 悟,廣安 知之
■異なる表示媒体が視覚探索時における脳活動に与える影響の検討
田中 勇人,日和 悟,廣安 知之
■雑音環境が記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討
片山 朋香,日和 悟,廣安 知之
本学会には,脳機能計測やイメージングの最先端技術の情報や今後の展望を議論し合うことを目的に,医学,工学,情報学,脳神経科学などの多くの研究者が参加されました.私は2回目の国内学会参加ということもあり,ポスター発表ではあまり緊張することなく自身の研究について議論し合うことができました.聴講では,ニューロマーケティングの展望と課題,音楽療法の位置づけと方向性に関する演題が興味深く,NIRS,EEG,MEG,MRIを使用した幅広い研究分野に触れ合えて,非常に有意義な二日間を過ごすことができました.
本学会参加にあたり,廣安先生,日和先生をはじめとする研究室の皆様には,大変お世話になりました.今回の学会発表で得た経験を今後の研究生活に活かしていきたいと思います.本当にありがとうございました.
P1030715 IMG_6482 P1030697
【文責:田中勇人】

【速報】 第6回 NU-Brainシンポジウム

2月27日(土)に東京 島津製作所 東京支社イベントホール で開催された 第6回 NU-Brainシンポジウム にて2名の学生がポスター発表しました。
非常によく考えられたプログラムで、多くの示唆を得ました。

  • Kanizsa Figure錯視時におけるfNIRSによる脳機能の検討 尾花遼汰(B4)
  • クロスパワースペクトルを用いた個人特性を考慮したSSVEP-BMIシステムによる外部機器操作 木下知奈美(B4)

“【速報】 第6回 NU-Brainシンポジウム” の続きを読む

第51回月例発表会

11月24日(火)に第51回月例発表会が開催されました.
今回の月例発表会では,第50回月例発表会同様M1の計7名が,自分の研究結果に対して発表しました.
発表者の題目は以下の通りです.
「主成分分析を用いた腹腔鏡動画における腸間膜内走行血管の強調表示」田中那智
「二値化と成長型ニューラルガスを用いた角膜内皮細胞の生体内増殖における状態評価指標の抽出」後藤優大
「非公開」田村陵大
「非公開」信楽慧
「視作業効率の向上に適した照明環境の検討」田中勇人
「fNIRSを用いたヒトの協調時の脳活動の検討」村上晶穂
「進化計算手法を活用した脳神経線維追跡手法の提案」石田和
今回は,前回の月例発表会で行った自分たちが携わる研究プロジェクトの紹介とは違い,自分たちの研究成果を述べる発表でしたので,前回よりもM1全員発表姿勢が活き活きしていたように感じました.
また,各々学会にも参加し発表するようになってきたことから,より聴衆に伝わりやすいスライドの流れの提示や発表姿勢が身に付いてきたように思います.
しかし,発表会を通して,全体的に自分の今の研究成果における課題や足りていない事柄,今後どう対応していく必要があるのか等を明確に出来ていないと感じ,まだまだ自分の行っている研究を自分のものにしきれていないのかなと痛感しました.
M1は今年度最後の月例発表会でしたが,1月にはプロジェクト科目の発表会,2月に学会を予定しているメンバーもいるので,引き続き努力を惜しまず,邁進していきたいと思います.
P1280340 P1280385P1280398 P1280429
【文責:石田 和】