EMBC2013

7月3日から7日にかけて大阪国際会議場にて行われましたEMBC2013に参加しました.
本年度は日本生体医工学会大会と併催されていました.
本研究室からは廣安教授,中村(M1)が参加致しました.
発表題目は以下の通りです.
Method for Removing Motion Artifact from fNIRS Data using ICA and an
Acceleration Sensor
Tomoyuki Hiroyasu,Yuka Nakamura,Hisatake Yokouchi
日曜日の朝8時からという早い時間のセッションでしたが,たくさんの方に発表を聞いていただけました.
はじめての学会,さらに英語での発表ということでとても緊張しましたが,無事に発表を終えることができました.
質問が何もいただけなかったのはとても残念でしたが,セッション終了後に話しかけていただけ,
自分の研究についてアドバイスをいただいたりすることができました.
様々なセッションの発表を聞いたり,いろいろな人と研究についてなどたくさん話すことができたり,
welcome receptionに参加し,海外の方とも仲良くなれたりと,とても勉強になり,
楽しく充実した時間を過ごすことができました.
学会で学んだことを生かし,今後も研究に取り組んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,
研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.
ありがとうございました.
【文責:M1 中村】
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Japan-Finland Joint Seminar 2013

日本、フィンランドの2国間 ジョイントセミナーが室蘭工業大学にて開催されました。
廣安が下記の内容で発表しました。
“Explorer Brain Function Mapping using Information and Artificial Intelligence Technologies”
主に数理モデルや最適化手法について議論しました。
今回のセミナーによって、フィンランドについての研究傾向を知るだけでなく、日本の現状についても再確認することができました。
特に、大学進学率については日本は50%程度であり、決して高くないことを知りました。
presentation
セミナー終了後、室蘭の湾内のクルーズに行きました。
鉄工所などの夜景は萌えましたね。美しかったです。寒かったですけど。
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ホストいただいた、鈴木先生、渡邉先生に感謝いたします。

【速報】2013年度人工知能学会 全国大会 (第27回)

2013年度人工知能学会 全国大会は 2013年6月4日~7日の日程で富山市(富山国際会議場他)で開催されました。
研究室からは

  • 脳血流時系列データの 類似部分抽出、および神経活動の時 間 的遷移同定法の提案と検討 福島亜 梨花,廣安知之横内久猛 梨花,廣安知之横内久猛 梨花,廣安知之横内久猛 梨花,廣安知之横内久猛
  • リアルタイムfMRI によ る対話型最適化システムの検討 田 中 美里,山本 美里,山本 詩子,三木 詩子,三木 光範,廣安 光範,廣安 知之

の2件が発表されました。
また、廣安は「知識の利用と共有 -2」で座長を行いました。
富山は美しい街ですね。
思ったよりも新しいたてものも多く、市電も興味をそそりました。
学会終了後、称名滝というところに観光にいったのですが、すごい滝でした。
落差日本一の350mを誇る大瀑布。
なのだそうです。
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人工知能学会全国大会 【国内発表】

今回,自分は富山県富山市富山国際会議場で行われた第27回人工知能大会全国大会に参加させて頂きました.会期は6月4日(火)から6月7日(金)の4日間でしたが,参加者は1000人規模と想像以上に大きかったのが印象に残りました.今回の人工知能全国大会には研究室の田中美里さんとご一緒させて頂きました.4日間の間に特に印象に残った2つのエピソードを述べさせて頂きたいと思います.
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まず1つ目は5日(水)に行われました学生企画「研究室とリアル」です.東京大学他の学生の方と一緒のグループになり,研究室の現状とその改善策をテーマに2分ほどのポスター発表を行いました.研究室毎の取り組みなどは研究室によって違うことを実感できました.また,日頃全体ゼミで行っていた3分間スピーチの仕組みが功を奏し,発表をきちんと2分以内に収めることもできました.
2つ目は,自身の研究発表とそのセッション「脳科学とAI」に関してです.6日(木)の早朝だったにも関わらず多くの公聴者の方がいらして大変驚きました.また,そのセッション内には企業の研究者の方が多くいらっしゃり,脳科学と情報系の融合に関して社会的関心が非常に高いことが伺えました.また,企業の研究者の方々ですと学生の自分とは違った視点で物事を捉えていらっしゃると感じるような質問を頂き,実りの多い機会でした.
【文責:M2福島】

第4回進化計算学会研究会

第4回進化計算学会研究会が、2013年3月18-19日の日程で、神奈川県・防衛大学校で開催されました。
進化計算学会は、現在、廣安が学会長をつとめております。
会の開催に先立ち、防衛大学校の見学会が行われました。施設の見学や、どのように学生が過ごすかについて説明を受けました。
授業のカリキュラムなども公開されておりおもしろかったですね。
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さて研究会は、基調講演、口頭発表、ポスター発表などが行われ、多彩な研究が発表されました。
だんだんと応用分野がひろがっているような気がしました。
横須賀は、自衛隊や米軍の基地のにおいのする街でした。
軍艦などだけでなくて、食べ物や歩いている人たちも独特の雰囲気がある街でした。
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次回は9月。
室蘭です。

GPGPUとクラウドによる問題解決のためのミニシンポジウム

2013年2月5日に北海道大学で開催されました GPGPUとクラウドによる問題解決のためのミニシンポジウムに参加いたしました.本研究室からは廣安知之教授,南谷祥之(M2),藤井亮助(M1),西村祐二(B4)が参加致しました.発表題目は以下の通りです.
階層的なメタデータサーバを有する広域分散ファイルシステムを利用した医用画像保存通信システムの実装と評価
南谷祥之
広域PACSのためのデータグリッドにおけるレプリカ数と性能のトレードオフ関係を考慮したデータレプリケーションの検討
藤井 亮助
分散処理フレームワークHadoopを用いた並列画像処理
西村 祐二
個人的には,初めての学外での発表でしたので,かなり緊張しましたが,リハーサルなど研究室の皆様,廣安先生のサポートのおかげで無事発表を終えることができました.他大学の学生の発表では私と同じHadoopを用いた研究を行っている学生がおり,他大学の学生に負けないよう,これからも研究に励んでいこうという気持ちになり,とても刺激になりました.
また,発表の際の質問により気づかされたことがたくさんあり,質問してもらうことの大切さを実感しました.
最後に,今回のシンポジウムの参加にあたり,廣安先生をはじめに研究室の皆様は大変お世話になりました.本当にありがとうございます.この場を借り厚く御礼申しあげます.
【文責:西村】
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進化計算シンポジウム2012

2012年12月15日から16日にかけて,長野県軽井沢市で開催されました進化計算シンポジウム2012に参加致しました.本研究室からは廣安知之教授,山中亮典(M2),布川将来人(M1),関谷駿介(B4),そして田中美里(D2)の5名が参加致しました.
発表題目は以下の通りです.
・ fMRI による生体情報を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの検討
田中美里,廣安知之,三木光範,横内久猛(同志社大学)
・遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワーク: GAROP
山中亮典,廣安知之,三木光範(同志社大学),吉見真聡(電気通信大学)
・選好情報に基づくMOEA/Dの検討
布川将来人(同志社大学),渡邉真也(室蘭工業大学),横内久猛,廣安知之(同志社大学)
・角膜内皮細胞画像におけるGPを利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価
関谷駿介,横内久猛,小泉範子,奥村直毅,廣安知之(同志社大学)
進化計算学会は,日本の進化計算研究の関係者の多くが参加している学会であり,今年の10月からは廣安知之教授が会長を務められております.本シンポジウムは学会の年次総会も行われることもあり,多くの研究者が参加し,非常に濃い議論ができる場でありました.
私は最初のポスターセッションにて発表致しました.本シンポジウムは招待講演以外の全てがポスターセッションで構成され,深い議論を行うことができるのが特徴であり,私自身始めたばかりである生体情報を用いた対話型最適化のテーマについて,大変良い指摘を頂けたと思います.
また,本シンポジウムに併設しまして,16日のシンポジウム終了後から17日にかけて「実問題のための多目的設計探査ワークショップ2012」が開催され,こちらには廣安先生と田中が参加致しました.実際に企業で進化計算を使って製品の設計を行っているケースの紹介など,普段なかなか見えない企業での進化計算の活用法について触れられる機会となりました.
最後に,今回の学会の参加にあたり,廣安先生には大変お世話になりました.本当にありがとうございます.また,三木先生,横内先生には普段から熱心なご指導を賜り,心より感謝致します.そして,支えて下さった研究室の学生の皆様方に,この場を借り厚く御礼申しあげます.
【文責:D2 田中】

【速報】進化計算シンポジウム2012

廣安が、進化計算学会の学会長として参加いたしました。
また、研究室からは下記の4件の発表をしました。
S1-9. 角膜内皮細胞画像におけるGP を利用した細胞領域分割のルール抽出の提案と評価
関谷駿介, 横内久猛, 小泉範子, 奥村直毅, 廣安知之(同志社大学)
S1-14. fMRI による生体情報を用いた対話型遺伝的アルゴリズムの検討
田中美里, 廣安知之, 三木光範, 横内久猛
S3-9. 遺伝的アルゴリズムのための並列処理フレームワーク: GAROP
山中亮典, 廣安知之, 三木光範(同志社大学), 吉見真聡(電気通信大学)
S4-14. 選好情報に基づくMOEA/D の検討*
布川将来人, 渡邉真也(室蘭工業大学), 横内久猛, 廣安知之(同志社大学)
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DSCN24522012に11/25~11/28(29)の日程で、RSNA(Radiological Society of North America(北米放射線学会)) に行ってきました。
 
 
 
 
RSNAとは


RSNAとは、Radiological Society of North America(北米放射線学会)の略ですが、実態は国際放射線学会と言うべきもので、毎年11月から12月にかけてシカゴで開催される学術集会の外、放射線医療画像のデファクトスタンダードであるDICOM規格の策定に係るなど、世界で最も影響力のある医療団体です。

HPC業界のSuper Computing (SC)とSCと同様に講演会、チュートリアル、ポスター展示、企業展示などなど非常におおきな展示会となっています。 放射線学会なので、X線関連の医療機器、結果などが中心です。
展示会場は、ばかでかい会場でした。通常の設備を倍にしたような大きさです。
ですから毎年、シカゴで行われるのですね。
我々のグループもこの学会で発表できるようにがんばらねばなりません。
各種のオープンソースの話題など非常にためになりました。
【文責】廣安

SCIS-ISIS 2012

神戸で開催された SCIS-ISIS 2012 (The 6th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems The 13th International Symposium on Advanced Intelligent Systems, http://scis2012.j-soft.org/?file=home ) に,廣安知之教授,田中美里(D2),大堀裕一(M1),布川将来人(M1),日和悟(D1)が参加してきました.発表題目は以下の通りです:
■Discussion of the crossover method of interactive Genetic Algorithm for extracting multiple peaks on Kansei landscape
Misato Tanaka, Tomoyuki Hiroyasu, Mitsunori Miki, Masato Yoshimi, Yasunari Sasaki, Hisatake Yokouchi
■Classification method into determinable and indeterminable areas using SVM and learning data selection
Tomoyuki Hiroyasu, Yuichi Obori, Hisatake Yokouchi
■Algorithms for Automatic Extraction of Feature Values of Corneal Endothelial Cells using Genetic Programming
Tomoyuki Hiroyasu, Sakito Nunokawa, Hiroaki Yamaguchi, noriko Koizumi, Naoki Okumura, Hisatake Yokouchi
■Reference Point-Based Search Scheme for Multiobjective Evolutionary Algorithm
Satoru Hiwa, Tomoyuki Hiroyasu, Hisatake Yokouchi, Mitsunori Miki, Masashi Nishioka
SCIS-ISIS2012では,ソフトコンピューティング,知的なシステムに関する基礎理論から応用事例まで,幅広い分野にわたる講演が行われました.
私 日和は,多目的進化的最適化に関するセッション「Evolutionary Multiobjective Optimization and Multiple Criteria Decision Making」で発表を行いました.このセッションでは,国内の多目的最適化の著名な研修者が会し,この学会の中でもかなりの盛り上がりを見せたセッションであったと思います.
個人的には,6年ぶりのアカデミックな場での発表となり,ガチガチに緊張していたのですが,廣安先生のサポートも頂きつつ,無事発表を終えることができました.また,他大学の先生方にも貴重なご意見・ご指導を頂くことができ,大変有意義でした.自分の研究の方向性や課題を明確にするために,学会発表が有効な場であることを改めて認識しました.今後も可能な限り,参加していきたいものです.次はもうブランクは言い訳になりませんね.本学会への参加に際して,ご協力頂きました廣安先生はじめMISLの皆様に厚く御礼申し上げます.
【文責: 日和】
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