【速報】Neuroscience 2015

Neuroscience 2015 が、October 17-21の日程で、Chicago  マコーミックプレイスにて開催されました。
下記の4件の発表を行いました。
Examination of the effect of light environment on brain activity during visual search task by fNIRS.
H. TANAKA*; T. HIROYASU
Cross-modal processing in the auditory and visual cortex: FNIRS study with a double-flash
illusion.
S. SHIGARAKI; K. HACHISUKA; E. OKUNO; T. HIROYASU*.
Suggestion of the analysis method to extract the relationship between the brain activity and salivary metabolites during acute psychosocial stress.
T. OKAMURA*; T. HIROYASU.
Study of working memory capacity by cerebral blood flow changes : Study using reading span test.
K. TAKI*; T. HIROYASU.
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Neuroscience2015

2015年10月18日から21日にかけてChicagoのMcCormick Placeにて開催されましたSociety for Neuroscience2015に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,岡村(M2),滝(M2),信楽(M1),田中勇人(M1)が参加し,学生4名がポスター形式で発表いたしました.発表題目は以下の通りです.
Suggestion of the analysis method to extract the relationship between the brain activity and salivary metabolites during actue psychosocial stress
Tatsuya OKAMURA, Masahiro SUGIMOTO, Tomoyuki HIROYASU
Examination of working memory capacity by cerebral blood flow changes : study using reading span test
Kenichi TAKI, Tomoyuki HIROYASU 
Cross-modal processing in the auditory and visual cortex : a fNIRS study with a double-flash illusion
Satoshi SHIGARAKI, Keisuke HACHISUKA, Eiichi OKUNO, Tomoyuki HIROYASU 
Examination of the effect of light environment on brain activity during visual search task by fNIRS
Hayato TANAKA, Tomoyuki HIROYASU
この学会は私たちのように非侵襲の計測機器を用いた研究者だけでなく,動物実験などの解剖学の研究者なども集まり,神経科学に関する学術的な発見を目指すものです.発表のポスターの数は15,000以上で,大規模な学会となっていました.
私たちもその中でポスター発表を行いました.当日の朝や,直前のバス移動の中で英語のシミュレートをするなど,みんな緊張していましたが,結果として自分の伝えたいことを伝えられたと思います.多くの人に自分たちの研究に対して興味を持ってもらうことが出来て非常に励みになり自信にもなりました.
このように意義のある発表を行うことが出来たのは支えて下さった研究室の皆様のおかげだと思います.リハーサルに参加してくれた方,英語の修正にお付き合いしてくださった先生方,ありがとうございました.今後ともご指導よろしくお願いいたします.
そして今回の発表での反省を元に,来年さらに良い発表が出来ることを祈っております.
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【文責:M2 滝】

生体医工学シンポジウム2015

2015年9月25日~26日にかけて岡山国際交流センターで開催されました生体医工学シンポジウム2015 inおかやまに参加いたしました.このシンポジウムは日本生体医工学会によって主催され,生体医工学分野の発展の一助とするため,研究者間のコミュニケーションの場の提供,理工系・医学系研究者の研究活動促進,若手研究者の本分野への勧誘,迅速な研究成果報告の機会の提供を目的として開催されています.本研究から,廣安先生,後藤優大(M1),田村陵大(M1),岡田雄斗(B4)の4名が参加しました.発表形式は,ショートプレゼンとポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
【非公開】 田村陵大
「角膜内皮細胞の生体内増殖における品質評価方法」 後藤優大
「NBI 内視鏡画像の胃癌診断時における客観的指標の構築のための色空間の検討」 岡田雄斗
発表では様々な方々にポスターまで来て頂くことができました.多方面の方々が参加している学会ということもあり,違う研究分野の話など幅広い内容でご意見を頂くことができ,非常に有意義な発表となりました.最後に,今回の学会参加に当たり,廣安先生,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場を借りて厚く御礼を申し上げます.
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【文責:M1 後藤】

第49回月例発表会

9月22日(火),第49回月例発表会が開催されました.
発表の順番とテーマは以下の通りです.
1.萩原里奈:同一オブジェクトに対するFA画像の差分の検討とn-back課題における成績と脳活動の検討
2.横山宗平:脳神経線維を模擬したファントムの再現性の確認と形状による神経追跡の影響
3.桂田誠也:喫煙者と非喫煙者のコルチゾールの日毎の変化量
4.金原宏樹:視線追跡技術を用いた視覚情報の分析
5.尾花遼汰:Kanizsa錯視時における脳血流変化の検討
6.福永昂平:錯覚現象についての検討
7.藪内優貴:2channel NIRSを用いた快の強度識別の検討
8.郡悠希:動画処理による顔認識
9.坂口暁美:Gaborフィルタを用いた内視鏡画像解析手法の検討
10.谷隼一:Scale-Invariant Feature Transformによる生体内角膜内皮細胞の大局的な画像の生成
11.山口直哉:ImageJを用いた生体内角膜内皮細胞の状態評価検討
今回の月例発表会は,前回の月例発表会に引き続き,B4の発表後半組が自分自信の研究や卒業論文に向けての今後の方針を先生,先輩方に発表するものとなりました.私自身発表しましたが,まだまだ未熟な部分が多く,先生方,先輩,同期の皆さんから頂いたアドバイスを真摯に受け止め,卒業論文に向けて改めて頑張っていこうと思えるような発表会でした.今後ともより一層精進していきたいと思います.
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【文責:B4 谷】

第43回日本磁気共鳴医学会大会

2015年9月10日から12日にかけて東京ドームホテルにて開催されました,第43回日本磁気共鳴医学会大会に参加いたしました.この大会は、磁気共鳴医学会によって主催され,”I love MRI”のテーマのもと,基礎から臨床現場までの幅広い方々が集まり,modalityとしての進歩,臨床のエビデンスや標準化,現場での創意工夫などの分野でお互いに情報を交換する場となることを目的に開催されています.
本研究室からは大谷俊介(M2),小淵将吾(M2),石田和(M1)が参加し,以下の演題でポスター発表を行いました.
・「DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位の神経線維3D描画システムの構築」
大谷俊介,山本詩子,廣安知之
・「ワーキングメモリの負荷量による脳内ネットワークの変化の検討」
小淵将吾,岡村達也,田中美里,山本詩子,廣安知之
・「ファントム溶液と撮像環境が神経追跡手法に及ぼす影響の検討」
石田和,山本詩子,廣安知之
 
昨年も参加しましたが,今年は参加人数がさらに多く,様々なセッションが用意されており,MRI関連では日本最大規模の大会だと感じました.一方で,口頭,ポスター発表の議論はあまり活発にできなかったように思います.さらに英語での発表が主流になってきており,今後英語で活発に意見を主張することが求められているのだと再認識いたしました.学会の内容は臨床から基礎まで幅広い発表があり,私はとくにMulti-bandやNODDIなどの撮像に関するものに興味を持ちました.MRIのシーケンスはとても奥が深く,難しいものでしたが,これら基礎検討により,臨床への応用の幅が広がることに魅力を感じました.さらに私の研究関連では神経描画のファントム作成や,脳内ネットワークをバイオマーカーにしアルツハイマー病の判定などの発表があり,勉強になるものばかりで楽しかったです.発表は落ち着いて行うことができ,先生方に興味をもっていただけて,とても有意義でした.
 
最後になりますが,今回の発表にあたり先生方をはじめとする研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして御礼申し上げます.  図1  図3図2  IMG_3868
 
【文責:小淵】

【速報】第43回日本磁気共鳴医学会大会

2015/09/10から2015/09/12にかけて,東京ドームホテルにて開催されました第43回日本磁気共鳴医学会大会に下記の学生が発表しました。
小淵将吾 ワーキングメモリの負荷量による脳内ネットワークの変化
石田和 ファントム溶液と撮像環境が神経追跡手法に及ぼす影響の検討
大谷俊介 DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築
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8月月例発表会

 
2015年9月7日(月)に第48回月例発表会が開催されました.
発表の順番と題目は以下の通りです.

  1. 石原知憲:EEGを用いた運動想起における左右手首の動作識別の検討
  2. 木下知奈美:SSVEPを用いたBMIシステムの検討
  3. 片山朋香:雑音環境が記憶作業時の成績と脳血流変化に及ぼす影響
  4. 吉武沙規:血流動態反応関数を用いたfNIRS解析方法の検討
  5. 玉城貴也:【非公開】
  6. 岡田雄斗:NBI内視鏡画像の胃癌診断時における客観的指標の構築のための色空間の検討
  7. 石田直也:Growing Neural Gasを用いた培養角膜内皮細胞の細胞骨格抽出と細胞形状よる品質評価方法の検討
  8. 和田寛:DPCデータを使ったアプリケーションとその有用性

今回の月例発表会ではB4が現在の研究状況や卒論までの計画について発表しました.2回目の月例発表会ということで,緊張していると言いながらもみんな落ち着いて発表できたのではないかなと思います.しかし,質疑応答の中ではまだまだ知識や理解が足りないことを感じる発表ともなりました.先生や先輩方からご指摘頂いたことを改善し,美しい卒論ができるようさらに研究に励みたいと思います.廣安先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
8月月例3 8月月例2
8月月例1 
【文責:B4木下】
 

EMBC2015

2015年8月25日~29日にかけて,イタリアのMiCo – Milano Congressiにて開催されたEMBC2015に参加致しました.本研究室からは,廣安先生,林沼勝利(M2),村上晶穂(M1),田中那智(M1)の4名が参加しました.また,横内先生,福島亜梨花さん(MISL5期生)も参加され,にぎやかな学会となりました.発表形式は林沼,村上はポスター発表で,田中は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.
「Preprocessing with Image Denoising and Histogram Equalization for Endoscopy Image Analysis using Texture Analysis」林沼勝利
「Brain Activities during Synchronized Tapping Task」村上晶穂
「Emphasizing Mesenteric Blood Vessels in Laparoscopic Colon Cancer Surgery Video Images」田中那智
無事に3名とも発表を終えることができました.ポスター発表では多くの人に質問されており,口頭発表でも多くの人が発表を聞きに来てくださったため,非常に有意義な学会となりました.頂いた質問や意見,聴講した発表から得られた情報は今後の研究活動に活かして参ります.イタリアでは治安に関して不安もありましたが,最後まで大きなトラブルもなく滞在,観光もできました.
学会参加にあたり,ご指導くださった先生方,またリハーサルに参加して質問や意見をくださった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程宜しくお願い致します.
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【文責:M1田中那智】

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2015年度ゼミ旅行

2015年,その秋学期の始まりは,何かを予感したように,研究室全体が完全な色に輝いて見えた.時は2015年8月19日(水),20日(木), 夏季ゼミ旅行in岡山&姫路.その旅の始まりは波乱に満ちたものでした….
午前9:30に新田辺駅を出発し,一行は姫路城へ.行きのバス内では,広報担当がワクワクするような自己紹介冊子を配布し,ドキドキするような心理テストを繰り広げてくれました.その後,スタバカードからうまい棒まで幅広いラインナップのビンゴ大会を開催し,大盛況のまま移動時間を終えることができました.先生はビンゴで当たった自撮り棒を満足げに,多くの写真を撮影なさっていました.バス到着後,適当に分かれて軽食を取り,姫路城へ入城しました.
姫路城はまるで両翼を広げた白鷺のようにそびえ立ち,白鷺城の二つ名にふさわしい存在感を纏っていました.城内は狭く険しい階段が多く,疲れたのか次の目的地サッポロワイン岡山ワイナリーまでのバスは静かで一部はトランプなどで盛り上がっていました.一通りワイナリーを見学し,お土産を選んだ後,旅館へ向かいました.
旅館には温泉があり,各自ゆったりしたひと時を過ごした後飲み会へ.飲み放題ということで,先生,先輩方とたくさんのお酒を飲み交わしました.二次会はあまり大きな声を出すと近隣の宿泊客にご迷惑がかかるとこじんまりと行われました.
次の日は,趣のある街岡山の美観地区で自由行動.くじ引きで先生,先輩関係なくランダムに班分けし,班別で行動することにより普段あまり話さない人とも話す機会ができ,美術館を見て回ったり,お土産を買ったりと充実した散策ができました.ゼミ旅行の最後は桃狩りで締めくくり.甘くておいしい桃を食べ,楽しい思い出が作れたと思います.
ゼミ旅行を通して皆が絆を深め,充実した2日間を過ごすことができました.岡山,姫路は一時天気が荒れるなど,天候面でかなり不安でしたが,残暑を感じることなく涼しく過ごせたことに感謝します.また,それぞれご予定がある中ゼミ旅行にご参加いただきました皆様に感謝を示し,結びとさせていただきます.ありがとうございました.

 
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【文責:B4 藪内】