第37回月例発表会

2014年9月1日 (月) に第37回月例発表会が開催されました。今回の月例発表会は、B4が自身の研究目的や卒論までの計画を発表する場でした。発表者と題目は以下の通りです。
ワーキングメモリのトレーニングによる汎化性の効果-fNIRS による脳機能計測のための基礎的検討- :長谷川 由依
fNIRS による一次視覚野における脳血流変化の検討:下村 絵美子
ゲーム課題に対する持続的注意の変化とその脳活動の検討:宮嶋めぐみ
人-機械間の同期タッピング課題時の脳活動の検討:村上 晶穂
SSVEP を用いた BMI システム構築の検討:森下 拓哉
脳神経線維描画における新規手法の開発:石田 和
脳神経線維のファントム作成と神経追跡結果の検討:伊藤 千幸
問診型病院推薦アプリケーションの提案:竹中 誠人
大腸腹腔鏡手術における腸間膜内走行血管の強調表示システムの構築:田中 那智
MOCS:後藤 優大
今回の発表は、B4が自分自身の行う研究背景と研究目的を明確にし、卒業論文に向けてどのように研究計画をたて、行っていくのかを先生、先輩方に発表する機会でした。私も発表させて頂いたのですが、2度目の月例発表会ということもあり、以前よりは上手く内容を伝えられたと感じた一方で、研究に対する知識の欠如を痛感致しました。卒業論文諮問会に向けて、先生や先輩方から頂いた質問や意見を一つずつ理解し解決していきたいと思います。最後になりましたが、長い時間付き合って頂いた廣安先生、山本先生、田中先生をはじめ研究室の皆様へこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。卒業論文まで、ご迷惑をおかけすると思いますが、今後ともよろしくお願い致します。
【文責:B4長谷川】
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第7回進化計算学会研究会

2014年8月28日から29日にかけて,近畿大学ブロッサムカフェにて行われました第7回進化計算学会研究会に参加致しました.本研究室からは廣安先生(進化計算学会会長),田中先生,白石(M2)の3名が参加致しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
・題目:服飾デザインにおける脳機能情報からの嗜好レベルの推定と最適化への応用
田中美里,廣安知之,山本詩子,三木光範
・題目:2クラス分類の為の遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の提案
白石駿英,吉田倫也,山本詩子,廣安知之
前回の人工知能学会よりも私の研究の背景により近い学会であり,充実した2日間を過ごすことができました.ポスター発表では,たくさんの先生方に発表を聞いて頂き,たくさんの質問やアドバイスを受けることができました.発表した印象では,私のしている研究と似た研究はあまりなかったので,今後この研究を深めていける余地はあるのではないかと思いました.まだまだ足らないことも多いので,残りの研究生活でより良い成果をだせるように努力していきたいと思いました,2日目の発表では田中先生のポスター発表があり,たくさんの人がポスターの前に集まっていました.田中先生はポスター賞もとっており,自分もポスター作りの参考にしたいと思いました.また,廣安先生の会長の任期が9月で終わるので,役員の引き継ぎがありました.廣安先生,会長職お疲れ様でした.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,研究室の皆様に,発表リハーサル等大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.【文責:M2 白石】
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2014年度ゼミ旅行

研究室から外へ飛び出し,普段とは違う環境で一緒に過ごす2日間.研究や勉強の事は少し忘れ,同じ研究室で共に研究に励む仲間と楽しい時間を共有し,絆を深める・・・
時は2014年8月19日(火),8月20日(水)の日程で石川県金沢市にゼミ旅行へ行ってきました.朝の9:30新田辺のゲンキ館前に集合.LA停止期間の最後ということもあり久しぶりに会う人も.皆で金沢に向けて出発しました.行きのバスではビンゴ大会を2回行いました.当選商品は,映画のサウンドトラックからチャンバラグッズまで幅広いラインナップ.バス移動の時間を皆で楽しく過ごせました.また広報担当が見てワクワクするような自己紹介冊子を作成し,全員に配布してくれたり,大好評同志社ゼミの第2回を行ったりと,とても充実した移動時間になりました.
約4時間のバス移動を終え,石川県は金沢市に到着すると,加賀友禅伝統産業会館へ.友禅染体験をしました.同じ柄,同じ色を使っても,人それぞれ違うように一人一人の作品からそれぞれの個性が感じられました.友禅染を終えるとそこから歩いて行ける距離にある兼六園へ.くじ引きで先生,先輩関係なくランダムに班分けし,班別で行動することにより普段あまり話さない人とも話す機会ができ,日本三名園の一つとして名を馳せる庭園を楽しみました.その後旅館へ向かい,夜は石田御一行様と書かれた大きな看板が掲げられた宴会場で夕食.飲み放題ということで,先生方,先輩方とたくさんお酒を酌み交わしました.夕食を終えると2次会へ.そこで予告していた同志社ゼミ番外編in金沢「知られざる音色」を実演.佐藤さんがマンドリンを生演奏してくださいました.次の日は,ゆのくにの森を散策し,その後山中温泉街を歩きました.お昼に東尋坊に到着し全員で記念撮影.自由行動であったため,海の幸を食べたり,東尋坊散策をしたり,お土産を買ったりと,それぞれ楽しい思い出を作りました.
ゼミ旅行を通して皆の絆を深め,とても楽しく充実した時間を過ごすことができました.金沢は日差しが強くとても暑い中のゼミ旅行だったのですが,体調が悪くなる人もいず,無事にゼミ旅行が終えられたことに感謝します.研究室の皆さんとの親交をより深め,残りの研究室生活を大切に過ごしたいと思いました.【文責:B4吉岡】
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WAC2014

2014年8月3日から7日にかけて,ハワイ島ヒルトンワイコロアビレッジにて行われましたWAC2014に参加致しました.本研究室からは山本先生,後藤(M2),中村(M2)の3名が参加致しました.発表形式は口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.
・Brain Activity during Cooperative Work Determined by Simultaneous
fNIRS measurement in Two People and the Effect of Different Social
Skills on Cooperative Task Performance
Utako Yamamoto,Mao Goto,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
・Improving the Accuracy of the Method for Removing Motion Artifacts
from fNIRS Data using ICA and an Accelerometer
Utako Yamamoto,Yuka Nakamura,Hisatake Yokouchi,Tomoyuki Hiroyasu
二度目の国際学会でしたが,思った以上の大きな会場でほどよい緊張感の中,無事に発表を終えることができました.昨年は質問をいただけませんでしたが,今回は質疑応答をすることができ,とてもうれしく思いました.また,セッション終了後にも,自分の研究についてアドバイスをいただいたりすることができました.様々な発表を聞いたり,いろいろな方とお話しできたり,とても勉強になり,有意義な時間を過ごすことができました.学会で学んだことを生かし,今後も研究に取り組んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.ありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
【文責:M2 中村】
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大掃除

85()に研究室の大掃除が行われました.普段利用している部屋を3班に分かれ.30人で楽しく清掃しました.IN223清掃班ではロッカーの上や冷蔵庫や窓など普段清掃しないような所を清掃すると共にしました.普段目につかない所にたくさんのほこりやゴミが溜まっていました.それを雑巾や粘着カーペットクリーナで入念に取りました.IN206Nではコードや本のほこりを取りました.コードなどはトラッキング現象などが起きる可能性もあるので普段から綺麗にしとく必要があると感じました.fNIS部屋プローブのコードを整理をしました.今回の大掃除で普段から物を綺麗に扱うことの大切さを改めて実感し心も綺麗になったような気持
ちです.

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【文責:B4 後藤

第36回月例発表会

7月31日(金)に第 36回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM1が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)
1.滝 謙一   fNIRSを用いた認知課題における感覚相互作用の影響の検討
2.大谷 俊介  fNIRS計測データを用いたデータ補間による脳機能情報のマッピング
3.岡村 達也  マルチタスク時における脳活動とストレス状態の検討
4.小淵 将吾  ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳内ネットワーク変化
5.佐藤 琢磨  圧電セラミックセンサを用いたベッド上における患者の状態検知システム
6.塙 賢哉   fNIRSから得られた脳血流変化量に対するDeep Leaningを用いた被験者分類の検討
7.林沼 勝利  Gaborフィルタを用いた内視鏡画像における早期胃癌の解析手法の検討
8.三島 康平  問診アプリケーションのためのLODの検討14862344617_3aa32125f2_o15048495192_fcc660cc90_o
今回の月例発表会は卒論発表会以来の研究発表だったため,M1みんな緊張感をもって準備しました.研究内容が決まらない人,結果がない人など問題を抱えている人がいましたが,無事に終了してほっとしました.M1はB4に研究内容が伝わるように,何度も訂正をして発表しましたが伝わったんでしょうか.とても気になるところです.質問なども活発に行われ,自分たちの課題も浮き彫りになったと思います.
今回の発表で御指摘頂いたところを改善し,さらなる飛躍を求め,研究に取り組んでいきたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:M1大谷】

オープンキャンパス

7月27日(日)に同志社大学京田辺キャンパスにてオープンキャンパスが開催されました.
天気はあいにくの大雨で,気温・湿度共に高い環境下での開催となりましたが,多くの参加者に足を運んで頂き,無事に研究室紹介を成し遂げることが出来ました.
今回の研究室紹介も以前開催された高校生見学会同様に,本研究室についてスライドにて紹介を行った後,実際にfNIRS装置を使用し,言語想起課題を行った際の脳活動計測を実施いたしました.
以前の高校生見学会の時は,参加者は高校生のみでしたので終始和やかな雰囲気の中紹介を行いましたが,今回は高校生の親御様方も参加されましたので,非常に緊迫感のある中での研究室紹介となりました.
研究室紹介終了後も興味を持って頂いた参加者の方からの質問を受け,MISLの魅力を十分に伝えきれたかと感じております.
私も高校生の時,同志社大学のオープンキャンパスに参加しており,この大学に進学する一つのきっかけにもなりました.あの時の自分が今や説明される側から説明する側の一員になっているとは考えてもいませんでしたし,当時の私も想像していなかったと思います.
今回のオープンキャンパスが高校生の進路を決める上での一つのきっかけとなって頂けたらと願っております.
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【文責:B4石田】

第17回日本光脳機能イメージング学会

7月26日(土)に東京都千代田区永田町の星陵会館にて第17回日本光脳機能イメージング学会が開催されました.本研究室からは横内先生,眞島希実(M2),早川温子(M2),木村茜(M2)が参加しました.眞島,早川,木村はポスター発表で参加いたしました.
発表題目は以下の通りです.
●題目「リーディングスパンテストの高成績者と低成績者によるワーキングメモリの検討」
真島希実,山本詩子,横内久猛,廣安知之
●題目「脳血流変化を用いた訓練に伴う技能習得における習熟度変化の検討」
早川温子,山本詩子,横内久猛,廣安知之
●題目「視覚刺激と聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討」
木村 茜,山本詩子,横内久猛,廣安知之
日本光脳機能イメージング学会は,光脳機能イメージング法を利用・開発する臨床医,研究者,技術者等に情報を交換する場を提供し,光脳機能イメージング法を発展させ,その普及・促進を図ることを目的とした学会です.
第16回大会よりも参加者も増えたそうで,多くの先生方に発表を聞いていただくことができ,活発な議論をすることができました.自身の研究に自信が湧くと同時に,反省点課題もたくさん見つかり,とても有意義な学会参加になりました.
学会終了後は,近くで行われた第33回日本医用画像工学会大会に参加していた林沼くん(M1)と合流し,MISLの研究環境について横内先生とお話をさせていただきました.学会参加を含め,MISLでの研究は想像以上に注目されている分野であり,恵まれた環境で研究をさせていただいていることを再認しました.
廣安先生,山本先生,田中先生,所属班および研究室すべての皆様,学会参加にあたり,多くのご指導ご鞭撻を誠にありがとうございました.今後とも精一杯頑張りますので,よろしくお願いいたします.
【M2:木村】
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第33回日本医用画像工学会大会【国内学会】

 2014年7月24日から26日かけて東京慈恵会医科大学で開催されました、第33回日本医用画像工学会大会(JAMIT2014)に参加いたしました。本研究室からは廣安教授、林沼(M1)が参加し、林沼が以下の演題で1分30秒のショートプレゼンおよびポスター発表を行いました。

テクスチャ解析を用いた内視鏡画像における早期胃癌の評価手法の検討」
林沼 勝利, 山本詩子,市川寛,八木信明,廣安知之

 今年のJAMIT2014のテーマが「医用画像工学と臨床現場との応用」であったため,実際に臨床実験が行われている研究の発表や医師の方から見た医工連携のお話があり,刺激的な3日間となりました.私は今回2回目の学会発表であったため,前回の発表よりも落ちついて説明することができました.私と似たような研究をされている方もおられ,研究に関して様々なアドバイスをいただくこともできました.このアドバイスを参考に今後も研究に励んでいきたいと思います.
 最後になりますが、今回の発表にあたり先生方をはじめとする研究室の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
【文責:M1林沼】
 
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大学院入試

71213日に2015年度の同志社大学大学院生命医科学研究科入学試験が行われました。12日には専門基礎科目と語学試験、13日には専門応用科目と面接がそれぞれ行われました。今年の医療情報システム研究室からは先日から配属になった後藤君も入れて8名、そのうち7名が推薦で受験しました。入試の数日前から全員緊張しているような雰囲気がありました。特に面接のときに一番現れていたように思います。入試に挑むに当たりこのたび廣安先生をはじめとする研究室の皆様、本当にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。これから研究を行っていく中で、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

大学院入試

【文責:B4西田】