2011年7月18日から21日にかけて、アメリカラスベガス Monte Calro Resort & Casinoにて開催されました「World Comp 2011」に参加しました。
医療情報システム研究室からはM1の南谷、山中が参加しました。理工学部の知的システムデザイン研究室からも、M2の笠原さん、M1の吉井君が参加し、一緒に発表しました。各学生の発表題目は以下の通りです。
南谷, “Distributed PACS Using Network Shared File System”
山中, “A Framework for Genetic Algorithms in Parallel Environments”
笠原, “Evaluation of Illuminance Provided by the Intelligent Lighting System in Actual Office”
吉井, “An Intelligent Lighting System to Realize Individual Lighting Environments Based on Estimated Daylight Distribution”
南谷,山中,吉井君の3名が参加した学会は,The 2011 International Conference on Parallel and Distributed Processing (PDPTA2011)です。並列処理や分散処理に関する発表会です。
笠原さんが参加した学会は、The 2011 International Conference on Artificial Intelligence(ICAI2011)です。こちらは、人工知能に関する学会です。
World Comp 2011は、22もの学会が同時に開催される非常に大きなイベントであり、招待講演や企業展示などもありました。また、テレビ局による取材も行われているようでした。このような大きな国際学会に参加できたことは、非常に良い経験になりました。国際学会には初めての参加で、英語での発表および質疑応答も初の経験でした。発表に関しては、練習の甲斐もありうまくいったと思います。しかし、2つ頂いた質問に関しては、英語が聞き取れず的確な回答を行えませんでした。
発表終了後、観光としてグランドキャニオンに行ってきました。非常に壮大で見たこともない景色でした。日帰りプランのツアーだったのですが、機会があれば宿泊して観光してみたいと思いました。
初めての英語での発表、海外での生活を通して、英語力の不足が大きな課題であると痛感しました。今後は、研究を活発に進めていくことももちろんですが、英語に関する対策を行っていきたいと思います。
今回の学会参加にあたり、ご指導いただいた廣安先生、吉見先生ならびに研究室の先輩方に感謝します。ありがとうございました。また、廣安先生は学会当日も参加してくださり、質疑応答に関してフォローしていただき、ありがとうございました。
【文責:山中】
生命医科学研究科大学院入試
7月9~10日にかけて大学院入試が行われました。
1日目の9日には、基礎科目、英語の資格試験、2日目の10日には、応用科目、面接が実施されました。受験者は、日ごろの努力の成果を出す時が来ました。医療情報システム研究室からは、4人が推薦で受験し、4人が一般受験しました。その結果、全員合格という素晴らしい結果がでました。しかし、これで満足することなく、このままの勢いで研究に取り組むことが大切だと思います。
【文責:大堀】
高校生向けオープンキャンパス
7月24日(日)に高校生向けオープンキャンパスが同志社京田辺キャンパスで行われました。私たち医療情報システム研究室では、主に医用画像の画像抽出における研究紹介を行いました。
実際に、デモは3つのパートに分けて行いました。初めのパートは遺伝的アルゴリズムを用いた画像抽出の研究のデモ、次のパートはMRIやCTなどといった医療現場で使われている医用画像撮影装置の説明、そして最後のパートはリアルインテージと呼ばれるソフトウェアを用いて医用画像を体験してみるといったデモが行われました。
第3回月例発表会
2011年6月25日に第3回月例発表会が行われました.今回はM2の横田が発表しました.
月例発表会は日頃の研究成果を研究室のメンバーに向けて発信すると共に多くの人から意見をもらうことが出来る貴重な機会です.また,自身の行っていることを他の人に分かるように説明することは,あらゆる場面で要求されます.その意味でも発表者にとって成長できる場であると感じました.
発表では,自分では見落としていた問題点など,先生方をはじめとして多くの方から意見を頂くことができ,春学期の間に行うとした研究目標の達成に向けて大変参考になりました.ありがとうございました.
【文責:横田】
学内高校見学会
6月18日(土)に学内高校見学会が同志社大学京田辺キャンパスで行われました。私たち医療情報システム研究室では、主に光トポグラフィによる脳活動の研究について説明を行いました。
実際に光トポグラフィを使った実験を行い、脳活動によって血流量がどのように変化するかを高校生に見てもらいました。実験では、被験者の脳血流がうまく変化していったので、高校生に興味を持ってもらえたのではないかと思います。
学内高校見学会は4回生の働きもあり、特に問題も起きず研究室紹介や実験を行うことができました。この見学会をきっかけに研究に意欲的な学生が同志社を目指し、さらに医療情報システム研究室に配属してくれれば嬉しい限りです。
【文責:山口】
SACSIS2011:先進的計算基盤システムシンポジウム
2011年5月25日から27日にかけて,東京都千代田区 秋葉原コンベンションホール
にて開催されました「SACSIS2011:先進的計算基盤システムシンポジウム」に参
加しました.
医療情報システム研究室からは,南谷が理工学部の吉見先生と参加し,以下の題
目で発表を行いました.また吉見先生は以下の題目で,ポスターセッションを行
いました.
・「Gfarmファイルシステムを用いた医用画像保存」南谷祥之(セッション
[データ処理] )
・「GPUプログラムの進化的計算によるパラメータチューニング手法の提案」吉
見真聡(ポスターセッション)
招待講演,一般セッション,企業展示,ポスターセッションがなどがありまし
た.招待セッションでは,東日本大震災を受けての地震津波シュミレーション技
術や地震の速報技術など,非常に興味深く聞かせて頂きました.また,学会は初
参加でしたが,発表の際は元気よく発表することを心がけました.聴講者は100
人以上と非常に大きな学会であり,正直緊張もしましたが,とてもよい経験がで
きたと思います.博士や教授の方の発表も多く,またその内容は非常に高度で.
まだまだ自分の研究は甘いと痛感させられました.
2日目に入り,ポスターセッションでは自分の研究に関連した分散ファイルシ
ステムについていくつか質問をさせて頂きました.東大の方のMogamiやyasuと
いったシステムについて非常に面白く聞かせて頂きました.他の分野について
は,やはり自分の知識不足を感じさせられました.懇親会では,同じM1,M2の方
と話す事ができ非常に楽しかったです.また,是非お話したいと思っていた
Gfarmの開発者である筑波大学の建部先生ともおはなしができました.SACSISで
は関東の大学の方の参加が非常に多く同志社から学生一人で参加した私はア
ウェー感が半端ない,もとい心細かったですが,本当に楽しい時間を過ごすこと
が出来ました.今後も,レベルの高い学会に参加できるよう研究を進め,良い成
果が出るように精進していこうと思います.
また,東京観光もさせて頂いたのですが,芸能界にスカウトされビビリまし
た.2回も.話を聞くとエキストラとしてどうですかだったので納得です 笑 .
今回の学会にあたり,ご指導頂いた三木先生,横内先生.廣安先生,吉見先
生,そして力を貸してくださった研究室の皆様に感謝致します.ありがとうござ
いました.
【文責:南谷】
SACSIS2011:先進的計算基盤システムシンポジウム
2011年5月25日から27日にかけて,東京都千代田区 秋葉原コンベンションホール
にて開催されました「SACSIS2011:先進的計算基盤システムシンポジウム」に参
加しました.
医療情報システム研究室からは,南谷が理工学部の吉見先生と参加し,以下の題
目で発表を行いました.また吉見先生は以下の題目で,ポスターセッションを行
いました.
・「Gfarmファイルシステムを用いた医用画像保存」南谷祥之(セッション
[データ処理] )
・「GPUプログラムの進化的計算によるパラメータチューニング手法の提案」吉
見真聡(ポスターセッション)
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第2回月例発表会
第二回の月例発表会は発表者がおらず,4回生向けの研究紹介となった.
研究紹介は研究室の生い立ちや研究グループを紹介,研究テーマの簡単な説明を行った後,各研究部ループに分かれて説明を行った.
研究グループの説明は,4回生が順々に研究グループごとの島を渡り歩いていくというもので,さながら企業説明会の様なスタイルで行った.
初めての試みで,うまくいかなかったところもあったが,少しは4回生が自身の研究を考え,決める手助けになったのではないかと思う.
【文責:横田】
情報処理学会第83回MPS研究会
2011年5月17日(火)に、岡山県立大学で開催されました「情報処理学会第83回MPS研究会」に参加しました。本研究室からは、修士1年の山口が参加し、「病理画像における癌胞巣特徴量の抽出アルゴリズムの検討」の題目で口頭発表を行いました。
私自身、初めての学会参加だったのですが、あまり緊張することもなく落ち着いて発表できたと思います。発表後の質問を5つ程頂いたのですが、的確な回答を行うことができず、課題の残るものとなりました。また、本研究会では聴講者が10数名程度と比較的少なかったためか、どの発表においてもあまり活発な質疑は行われなかった印象を受けました。今後は、頂いた質問などを参考により自身の研究を進め、多くの学会に参加していきたいと思います。
今回の学会参加にあたり、ご指導頂いた廣安先生ならびに研究室の皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。
【文責:山口】
第50回 日本生体医工学会
2011年4月29日(金)〜5月1日(日)に東京電機大学神田キャンパスで開催されました「第50回 日本生体医工学会」に参加しました。本研究室からは、廣安先生、横内先生、田辺さん、福原の4名が参加しました。以下題目で口頭発表を行いました。
田辺竜也「繰り返しタスクに対する脳血流変化のfNIRSによる検討」
福原理宏「認知的葛藤場面における近赤外分光法を用いたストループテストによる左右脳半球の検討」
本大会では、通常の一般講演に加えて、特別講演や、大震災対応特別シンポジウムといった様々なイベントが用意されていました。
今回私達は、「臨床心理」のセッションにて発表を行いました。私は、始めての学会発表ということもあり、非常に緊張しましたが、無事発表を行うことが出来ました。しかし、質疑応答では完璧な解答が出来たとは言えなかったので、次の成果発表までの課題のひとつであると考えています。
今回の学会参加にあたり、ご指導頂いた廣安先生、横内先生、そして発表リハーサルなど様々な面で力を貸してくださった研究室の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
【文責:福原】