第17回月例発表会

2012年10月27日に,第17回月例発表会が開催されました.
発表内容は以下の通りです.
・SVM を用いた病理データの識別精度の計測 吉田倫也(B4)
・細胞画像領域分割のための遺伝的プログラミングにおけるブロート抑制モデルの比較 山口浩明(M2)
私自身,発表者として参加させていただきました.
発表では,自分では見落としていた問題点など先生方をはじめとして多くの方から意見いただくことで,卒業研究を行っていく上で大変参考になりました.
研究の方針や発表の仕方などを考え直していきたいと思います.
質問や意見を下さった先生方,先輩方本当にありがとうございました.
【文責:B4 吉田】

 

第16回月例発表会

2012年9月19日に第16回月例発表会が開催され、私も発表者として参加ました。
発表内容は以下の通りです。
・iGA を用いた快画像抽出システム 松浦秀行 (B4)
・個人の感性モデルに基づく推薦システムのオンラインショッピングサイトデータへの適用 宮地正大 (M2)
・多峰性の嗜好を推定する対話型遺伝的アルゴリズムの交叉手法の検討 田中美里 (D2)
発表者は全員同じ研究グループ(iGA)に所属しており、インタラクティブなシステムに関する発表会になりました。
私は先月の15回月例発表会でも発表しており、今回は前回の発表ではわかりくかった点に関して補足するという意識で発表をしました。
発表に関して、皆さんにもかなり質問を頂き参考になる意見も多く、有意義な発表でありました。
また、今回は久しぶりに博士課程から田中さんも発表しました。
やはり研究の内容もさることながら、発表の仕方やスライドの構成などレベルの高さを感じました。
月例発表会後は、M1からプレゼンテーションゼミが行われました。
内容としては主に研究発表における準備や発表の構成、スライド作成のポイントなど多岐に渡る内容で、
まだ発表慣れしていない4回生だけでなく、すべての学生にとって参考になるいいゼミだったと思います。
【文責:宮地】

第15回月例発表会

2012年8月24日に,第15回月例発表会が開催されました.
今回は,修士1回生(以下M1)6名,学部4回生(以下B4)2名の計8名が発表を行いました.
M1は研究成果の発表,B4は今後の研究に向けての個人タスクの発表でした.
発表順,発表内容は以下の通りです.
臼井 智美(B4)「MRIによるふくらはぎの脂肪と筋肉の測定」
大村 歩(B4)「快・不快画像提示時における脳血流変化の検討」
林 貴之(M1)「NIRSとEEGによる感情画像刺激に対する効果の検討」
福島 亜梨花(M1)「Smith Waterman法による類似波形抽出のための再量子化の量子数の検討」
大堀 裕一(M1)「SVMと学習データ選択による病理データのクラス分類アルゴリズムの検討」
上堀 聖史(M1)「角膜内皮細胞のモデル画像におけるパラメータ制御手法」
布川 将来人(M1)「角膜内皮細胞画像特徴量抽出システムにおける学習画像作成の検討」
藤井 亮助(M1)「Federation型データグリッドにおけるデータレプリケーションの有効性の検討」
M1の先輩や,同回生の研究内容を聞く良い機会となった発表会でした.
先輩方の知識の幅は広く,発表だけでなく質疑の受け答えなどもとても勉強になりました.
また,私の発表においては,MRIを使用した研究発表がこの研究室では初めてということもあり,多くの質問や意見を頂くことができました.
質疑に上手く対応できないこともありましたが,研究の方針や発表の仕方などを考え直していきたいと思います.質問や意見を下さった先生方,先輩方ありがとうございました.
自分の知識の幅の狭さもありますが,知らないことを多く聞くことができ,これからの研究の肥やしにし,これからも精進して行きたいと思います.
【文責:大村】

2012年度ゼミ旅行

「仲間との交流を深めること」を目的に掲げ、8月9、10日の日程で三重県伊賀市へゼミ旅行に行ってきました。
2日前に月例発表会を終えた人も多く、待ちに待った2日間が遂にやってきたのです。
スケジュールは、次の通りです。
[1日目]
伊賀路
・昼食(豚トロとろろ弁当)
もくもくファーム
・ウインナー作り体験
・地ビール工房見学
・自由行動
・飯盒炊爨班分け、作戦会議
・ビアガーデン
ヒルホテル サンピア伊賀
・飲み会
[2日目]
イオン
・買い出し
岩倉峡公園キャンプ場
・飯盒炊爨(カレーコンテスト)
名阪上野ドライブイン
・お土産購入

目的が仲間との交流ということで、自由行動をできるだけ減らし、少しでも多くの時間を仲間と過ごせるように計画しました。
1日目のお昼ごはんは、とても豪華な豚トロとろろ弁当。自分で焼いて食べる豚トロは絶品でした。もくもくファームにおけるウインナー作り体験では、エプロン着用のもと一生懸命かつ楽しく肉を混ぜ、腸詰めする作業を行いました。初めてのこの体験は、年齢問わずわくわくどきどきのものでした。もくもくでの自由行動の後、次の日の飯盒炊爨の班分けを行い、
4つのテーマ「華麗なるカレー」、「夏の思い出カレー」、「オリンピックカレー」、「男気カレー」
に沿ったカレーを作るために、班に分かれて作戦会議。どんなカレーが出来るのか楽しみです。それぞれ大体の案が固まったところで、もくもくファームの地ビール飲み放題ビアガーデンで乾杯!バーベキューや流しそうめんとともに地ビールを堪能しました。
それからホテルに帰った後は、1つの部屋に集まり、会話を楽しみながら飲み明しました。
次の日、イオンで班ごとにカレーの買い出しを行った後、いざ飯盒炊爨。2時間かけてカレーライスがやっと完成。それぞれのカレーライスは予想をはるかに超えるとても素晴らしいものでした。
食器を買い揃えワインを付けるなど、見た目にとことんこだわり貴族の気分にさせてくれる「華麗なるカレー」
海苔で恋人を、野菜で花火を表現。過去の淡い思い出を思い出させてくれる「夏の思い出カレー」
サラダもつけて五輪の輪、聖火、選手の全てが揃った、匠な包丁技が際立つ「オリンピックカレー」
これこそ男気!ハンバーグ、ウインナー、ステーキなど男の欲を全て満たす「男気カレー」
投票の結果、優勝チームは廣安先生率いるオリンピックカレーチーム!ダントツの一位でした!またダントツビリチームの男気カレーチームにはおいしいネギトロ巻きをプレゼント…。
順位がどうであれ、とっても素敵な体験になりました。帰りには名阪上野ドライブインに寄り、周りの人たちへ思い出のおすそ分けを購入。これで今回の旅は終了です。
1泊2日といった限られた期間でしたが、研究室の部屋では得ることのできない貴重なものを多く得ることができました。旅行を通じて、仲間との距離は一層近づいたに違いありません!今回は参加できなかった人も含めて、研究室のメンバー全員でこれからも学業に、研究に励んでいきたいと思っております。
【文責:杉田】

第14回月例発表会

2012年8月7日に,第14回月例発表会が開催されました.
今回は,修士2回生(以下M2)4名,修士1回生(以下M1)1名,学部4回生(以下B4)13名の計18名が発表を行いました.
また,M2,M1は研究成果の発表,B4は今後の研究に向けての前段階として個人タスクの発表を行いました.
発表内容は以下の通りでした.
大久保 祐希(B4)「EEGを用いた前腕屈伸運動における左右判別の検討」
早川 温子(B4)「訓練に伴う習熟度の定量化を目的とした裸眼立体視時の脳血流変化の検討」
牛山 裕梨(B4)「切断面実形視テストによる空間認識時の脳血流変化の検討」
中村 友香(B4)「ICAを用いたNIRSデータの信号分離」
真島 希実(B4)「ワーキングメモリの処理効率の違いと 脳血流量変化の関係の検討」
後藤 真櫻(B4)「同期タッピングおよび交互タッピングにおける協調作業時の脳血流変化の検討」
大西 夏子(B4)「作業時における色温度が脳血流に及ぼす影響の検討」
杉田 出弥(B4)「視角変化によるGO/NOGO課題の難易度付けの検討」
木村 茜(B4)「PVTとGO/NOGO Task における視覚刺激と聴覚刺激の違いの検討」
井上 楓彩(B4)「音の種類が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討」
將積 彩芽(B4)「音環境が数字記憶課題成績と脳血流変化に及ぼす影響と男女差の検討」
星野 雄地(M1)「脳血流変化と数字記憶課題の成績を用いた音環境評価の検討」
関谷 駿介(B4)「角膜内皮細胞画像の細胞数自動計測アルゴリズムの検討」
西村 祐二(B4)「遠隔医療システム構築のための通信速度の計測とDICOMビューアの作成」
南谷 祥之(M2)「広域分散ファイルシステムを用いた階層型PACSにおけるDICOM通信機能の実装」
山口 浩明(M2)「細胞画像領域分割のためのGPを用いた画像処理フィルタ構築における画像のコントラスト改善手法の提案」
山中 亮典(M2)「DGAによるGAROPの検証」
宮地  正大(M2)「個人の感性モデルに基づく推薦システムのオンラインショッピングサイトデータへの適用」
M2,M1の先輩,また同回生の研究内容を聞くことができる良い機会となりました.
しかし,先輩方の研究内容は私自身の知識があまりにも乏しく,理解が及ばない部分がありました.
また,私の発表の際にも,多くの方に質問,意見を頂くことができました.
質疑に上手く対応できない場面もありました.
上記も含め,研究の方針,発表の仕方を考え直していこうと思います.
質問をくださった先生,先輩方ありがとうございました.
B4は今回初めて研究内容の発表を行いました.
この発表会で学んだ研究内容の発表の仕方などに関して改善していきたいと思います.
質問をくださった皆様ありがとうございました.
B4は先輩方を見習いながらこれからも精進していきたいと思います.
【文責:B4 早川】

大学院入試

7月7日、8日に大学院入試が行われました。
1日目は基礎科目と英語の資格試験、2日目は応用科目と面接が実施されました。
今回、受験する4回生は15名いました。
そのうち,13名が推薦で受験し、2名が一般で受験しました。
僕は、推薦組ではなく一般組だったので、試験にはとても緊張して臨みました。
部活の大会が試験の一週間後にあり、なかなか試験勉強の方に時間が使えなかったので焦ったりもしましたが、何とか無事二人とも合格する事が出来ました。
今回の試験で改めて感じたことは、最後まで諦めないことと妥協しないことが大事だということです。
試験が終わるまでは本当に長いように感じましたが、良い経験になりました。
この結果をただ合格して終わりにするのではなく、励みにしてこれからも頑張っていきたいと思います。
最後に、今回の大学院試験の際にご協力して下さった先生方、皆さん本当にありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
【文責:B4 松浦】
7月7日(土),8日(日)に同志社大学大学院入学試験が京田辺校地夢告館にて行われました.
医療情報システム研究室からは,学部生13名が受験致しました.
初日は,前日からの大雨による電車の遅延がありテスト開始時間が遅れる事態もありましたが無事2日間の日程を終えることができました.
結果は13名全員,無事合格することができました.
私自身は,この入試を終えて勉強の楽しさを感じた反面自分自身の勉強不足も痛感いたしました.
学部生最後の研究生活1年はしっかりと真摯に学び,とても内容の濃い充実した1年にしたいと思っています.
最後になりましたが,私が同志社大学大学院を無事に合格できたのも,廣安先生,横内先生ならびに,研究室の先輩方や友人,家族の支えがあったからです.
この場をお借りして,皆様に心から厚く御礼申し上げます.
また,今後ともどうぞよろしくお願い致します.
【文責:B4 吉田】

成田市市役所御一行見学会

2012年6月28日、成田市市役所の方が生命医科学部の見学にいらっしゃいました。
医情報学科、医生命システム学科、医工学科の学科ごとの担当者が、医心館の施設を巡りながら研究内容の説明を行いました。本研究室も医情報学科を代表し、MRIやNIRSなどの脳機能イメージング装置を用いた脳情報処理の研究について説明しました。

説明時間は20分程で、その間にMRI装置とNIRS装置を設置した2部屋を回りました。MRI装置は当日がちょうどメンテナンスの日であり、稼動している様子をお見せすることはできませんでしたが、外装がはがれた状態を見れたのはとても珍しい体験であったのではないかと思います。NIRS装置は本研究室の学生である福島と大堀の2名による実演と説明が行われました。実際にタスクを行っている際の脳活動の状態が、リアルタイムでディスプレイに表示される様子を見て頂きました。見学の方も、タスクをしている学生に声をおかけになったり、いくつか質問をして頂いたりと、かなり強い興味を持って頂けたのではと思います。
【文責:田中】

IEEE WCCI 2012

2012年6月10日(日)~15日(金)にかけて,オーストラリア Brisbane Convention and Exhibition Centreにて
2012 IEEE WCCI (2012 IEEE World Congress on Computational Intelligence)が開催されました.
本会議は,ニューラルネットワークをテーマにしたIJCNN,ファジィのFUZZ-IEEE,進化計算のCECの3つの会議が同時に行われます.
本研究室は廣安先生とM2の山口が参加し,CECにおいて以下の題目で口頭発表を行いました.
「Comparison Study of Controlling Bloat Model of GP in Constructing Filter for Cell Image Segmentation Problems」(山口浩明)
発表に関しては,2回目の国際学会ということもあり,リハーサル通りに行えたのではないかと思います.
しかし,質疑応答では,前回と同様に質問内容を理解することができず,廣安先生に代わりに回答して頂きました.
考えられる限りの質疑応答用のスライドは準備していたのですが,やはり質問内容をまず聞き取らなければ,何もできないことを改めて痛感しました.
他の日本人学生の発表では,やはり発表内容のレベルが高い学生は,一人で対応できている印象を受けました.
もちろん英語発表なので,残念ながらあまり内容は理解できませんでした.
今回の経験を踏まえ,研究はもちろんのこと,英語に対しての学習もより精進したいと思います.
また,発表が最終日に予定されていたため,時間の合間を縫ってブリスベンを廣安先生と観光させて頂きました.
運良く学会期間中にブリスベンでサッカーの日本代表戦が行われており,スタジアムまで観戦に行きました.
ただ座席がオーストララリア人サポータの席でアウェー感でてました.
その他にも,動物園にまでコアラを見に行ったり,研究室OBの花田さんや小野さんと食事をご一緒させて頂き
学会以外でも本当に多くの貴重な経験をさせて頂きました.
今回の発表にあたり,研究を指導して頂きました廣安先生,貴重な画像データを提供して頂いた小泉先生と奥村先生,同じ研究班で貴重な意見を頂いた田中さんと布川くん,そして研究室の学生の方々に,この場を借り御礼を申し上げます.
どうもありがとうございました.
【文責:M2 山口】

学内高校見学会

6月23日(土)に学内高校見学会が同志社大学京田辺キャンパスで行われました。
私たち医療情報システム研究室は光トポグラフィ装置の説明と実際の実験を行いました。
説明時間が15分で、11人~12人のグループが3グループ来ました。
実験の内容はある文字から始まる語句を考えて答えてもらう、言語想起課題を行いました。被験者はまず私、次に高校生にやってもらいました。
1グループ15分という短い時間でしたが言語想起課題のはじめの一文字を高校生に言ってもらったり、実際に被験者になってもらったりと高校生とやり取りしながらできたので高校生に興味を持ってもらえたのではないかと思います。
この学内高校見学会をきっかけに医情報学科、さらには医療情報システム研究室に行きたいと思ってもらえれば私としても嬉しい限りです。
【文責:西村】

 

windowsコンソーシアム

2012年5月25日(金)にSCSK株式会社の北浜オフィス(大阪)にてWindows ICCセミナーが開催されました.
本セミナーは同志社大学 Windows イノベーティングコンピューティングコンソーシアムが主催しているセミナーであり,今回は「使えるGPGPUとクラウド」というタイトルでの講演が行われました.本講演では廣安先生が司会をされ,また大学におけるGPUの応用研究として同志社大学 理工学部 知的システムデザイン研究室に所属されている吉見先生も講演を行われました.聴講者として医療情報システム研究室からはD2の田中,M2の山中,南谷,宮地,M1の藤井,布川そしてB4の國貞が参加しました.本セミナーでは,GPUの応用研究紹介(同志社大学:吉見先生),GPGPUを使えるようになる講座(白山工業株式会社:森野さん),Hadoop on Windowsの紹介(日本マイクロソフト株式会社:佐々木さん),分散ファイルシステムGlusterFS(SCSK株式会社:飯坂さん)の4つの講演を行われました.私自身はGPGPUとクラウドについて詳しく知らなかったため,深く理解することはできませんでしたが,どの講演も分かりやすくまた興味深い内容であり,機会があればGPGPUを利用してみたいと思えるほど面白い講演でした.
こういったセミナーに参加するのは初めてでしたが,今後もこのような機会があれば積極的に参加していきたいと感じました.
【文責:布川】