修士論文公聴会

1月30日金曜日に修士論文公聴会が開催されました.
発表題目は以下の通りです.
■MK201
1.関谷駿介:2値化と成長型ニューラルガスを用いた画像セグメンテーションによる培養角膜内皮細胞の培養指標抽出システムの提案
2.大西夏子:色温度環境が選択的注意時の課題成績および脳活動に及ぼす影響の検討
3.中村友香:fNIRSデータに対する体動除去手法の提案と評価
4.西村祐二:DICOMタグを用いたユーザへの通知機能を有する医用画像管理システム
5.井上楓彩:GPGPUを用いた時空間画像処理による細胞領域分割システムの精度向上と性能評価
6.後藤真櫻:ヒトの協調作業時における脳血流変化を用いた脳機能の検討
7.大久保祐希:肘関節屈曲運動イメージにおける左右識別のためのEEGを用いた特徴量の検討
8.吉田倫也:fNIRSデータにおけるチャンネル最適選択による関心領域の検討
9.大村歩:fMRIデータを用いた快のレベル識別の検討
■MK202
1.杉田出弥:視聴覚GO/NOGO課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討
2.將積彩芽:雑音環境が記憶作業時の脳血流変化と心理状態に及ぼす影響
3.白石駿英:2クラス分類の為の多目的遺伝的プログラミングによる特徴量変換手法の検討
4.松浦秀行:対話型遺伝的アルゴリズムを用いた専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システムの構築
5.木村茜:視覚刺激と聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の類似性の検討
6.真島希実:脳血流量変化によるワーキングメモリ容量の検討 -リーディングスパンテストを用いた検討-
7.早川温子:技能習得における習熟度と脳血流変化の関係の検討
M2の先輩方が3年間MISLで研究をされてきた,その集大成.研究室生活で助け舟を出していただく事も多々あり,普段から先輩方のすごさを感じていましたが,本日の先輩方が発表していた姿はやはり,いつもよりもさらに頼もしい姿でした.2年後には自分たちもこのような姿を自分たちの後輩に見せなければいけない時が来ると考えると,気を引き締めなければと感じます.
発表されたM2の先輩方,本当にお疲れ様でした.
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文責【B4:田中 那智】

第42回月例発表会【学内発表】

1月22日(木)に第42回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM2が各々の研究について発表しました.
以下に発表者と題目を記載します.
1.後藤真櫻 ヒトの協調作業時における脳血流変化を用いた脳機能の検討
2.早川温子 技能習得における習熟度と脳血流変化の関係の検討
3.井上楓彩 GPGPUを用いた時空間画像処理による細胞領域分割システムの精度向上と性能評価
4.木村茜  視覚刺激と聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の類似性の検討
5.將積彩芽 雑音環境が記憶作業時の脳血流変化と心理状態に及ぼす影響
6.真島希実 脳血流量変化によるワーキングメモリの検討-リーディングスパンテストによる検討-
7.松浦秀行 対話型遺伝的アルゴリズムを用いた専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システムの構築
8.中村友香 fNIRSデータに対する体動除去手法の提案と評価
9.西村祐二 DICOMタグを用いたユーザへの通知機能を有する医用画像管理システム
10.大久保祐希 肘関節屈曲運動イメージにおける左右識別ためのEEGを用いた特徴量の検討
11.大村歩   fMRIデータを用いた快のレベル識別の検討
12.大西夏子  色温度環境が選択的注意時の課題成績および脳活動に及ぼす影響の検討
13.関谷駿介  2値化と成長型ニューラルガスを用いた画像セグメンテーションによる培養角膜内皮細胞の培養指標抽出システムの提案
14.白石駿英  2クラス分類の為の多目的遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の検討
15.杉田出弥  視聴覚GO/NOGO課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討
16.吉田倫也  fNIRS データにおける チャンネル最適選択による関心領域の検討
今回の発表は,修士論文発表のリハーサルでもあったため,毎日多くのM2が遅くまで研究室で発表に向けて準備に取り組んでいました.
本番に向けた最後の月例発表会であるため,いつも以上に緊張感をもって発表に臨みました.
先生方の多くのアドバイスやご指摘から,より良い発表をするために最後の一週間で何をするべきか,気付かせて頂きました.
また,研究室の方々と議論できる最後の機会であったため,少しさみしい気持ちにもなりました.
当日は電車の大幅な遅延により,予定通りに発表会が行えませんでしたが,ミーティング担当の方をはじめ皆様のご協力により,無事月例発表会を終えることができました.
廣安先生,山本先生,田中先生,研究室の皆様,修士論文発表に向けて,多大なるご指導,ご助言を頂きまして本当にありがとうございました.
【文責:M2 大西】
 
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博士論文公聴会

1/17(),わたくし 日和の博士論文公聴会が行われました.
タイトル: 意思決定のための設計空間探査と設計モード解析に関する研究
日時: 平成27117() 15:30 – 17:30
場所: 同志社大学 京田辺校地 医心館 4F 輪講室B
発表者: 日和 悟(博士後期課程3年)
要旨:
工学設計問題は,設計の善し悪しを定量的に評価するための評価指標と,これに影響を与える調整可能な設計変数を用いて,定式化できる.特に,実世界の設計問題には満たすべき要求が数多く存在するほか,設計変数の数も膨大であるため,このような高次元空間の中で良い設計を発見することは容易ではない.工学設計とは,複数の性能要求を満たす設計変数の組み合わせを探索し,自らが望む設計を選択していく,設計空間探査と意思決定のプロセスである.
本研究では,設計空間探査の課題は,設計変数が高次元であるため,探索すべき空間が膨大であり良好な設計を発見することが困難であること,また,性能要求を同時にすべて満足できないため,トレードオフを考慮して多様な設計候補群を求める必要があることである.意思決定の課題は,設計空間探査で得られた設計候補の数が膨大になった場合に,それらの特徴を1つ1つ吟味・比較して候補を絞り込むことの難しさである.本研究では,これら2つの主要課題に対して,多様かつ優れた解を高速に得るための設計空間探査技術と,高次元かつ膨大な設計候補群から主要な設計パターンを抽出し,その特徴を定量的に分析するための技術として「設計モード解析」を提案・開発し,その有効性を示した.
所感:
私は2007年に工学研究科の博士前期課程を卒業し,電機メーカーに就職しました.
その後2012年,再び同志社大学の門をくぐり,生命医科学研究科博士後期課程に入学しました.
卒業してから5年のブランクがあり,しかも働きながらということで,指導教授の廣安教授はじめ,関係者の皆様,また,所属会社の職場の同僚の皆様にも,多大なるご迷惑をおかけしながらなんとかここまでくることができました.
公聴会には学内関係者だけでなく,会社関係者の方にもご参加頂くことができ,
さまざまな視点からのご指摘を頂き,活発な議論を行うことができました.
皆様のおかげで,最後の発表を満足できる内容で締めくくることができました.
また,忙しい中,当日準備を手伝ってくれた研究室の学生の皆さんにも感謝しています.
企業のエンジニアとして仕事をしていると,個別の技術の新しさ,素晴らしさだけでなく
「それを使うことでビジネスとしてどんな価値が得られるのか」
「従来技術の使いこなしの方が実績があるので新しいものに変えるべきではない」
などの要求が時として優先され,技術そのものの面白さに拘って追求できないことがあります.
その点,大学での研究は自由度が高く,個人の興味もうまく織り込みながら
研究を進めることができたと思います.エンジニアとして,大変幸せなことです.
大学で得た技術や考え方は,きっとこの先も私のエンジニアリング活動に大いに
活用できると信じています.
最後に,ここまで私をご支援くださった皆様に心より御礼申し上げます.
ありがとうございました.
【文責:D 日和】
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第41回月例発表会

12月23日(火)に第41回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではB4が各々の研究について発表しました.以下に発表の順番と題目を記載します.
1.森下 拓哉   点滅光刺激提示時の SSVEP を利用した脳波識別の検討
2.石田 和    活性部位領域間の神経線維の抽出
3.伊藤 千幸   拡散テンソル画像法による神経追跡結果検証のための拡散異方性ファントムの作成
4.吉岡 拓馬   DTI におけるファントム溶液が及ぼす影響の検討
5.吉田 拓也   音刺激に伴う快の度合に対する脳活動に検討
6.宮嶋 めぐみ  fNIRS を用いたゲーム課題に対する持続的注意と脳血流変化の検討
7.信楽 慧    ダブルフラッシュ錯覚時における感覚間相互作用の fNIRS を用いた検討
8.下村 絵美子  線分方位が異なる視覚刺激に対する脳血流変化の検討
9.田中 勇人   照明環境が視覚探索時の脳活動に与える影響の検討
10.長谷川 由依 ワーキングメモリのトレーニングが他のタスクの能力向上に与える脳機能的検討
-Nback課題のトレーニングがRSTとストループ課題に与える影響の検討-
11.村上 晶穂  人―機械系における同期タッピング課題時の脳活動の検討
12.伊藤 悟   クラスタリングによる n-back 課題成績と脳血流変化に基づく脳内ネットワークの検討
13.堀 真弓   Kinect を用いた体動検出システムの構築
14.竹中 誠人  DPC データに基づく病院選択支援システム
15.勝林 洋介  Convolutional Neural Network によるfNIRS データの識別と特徴量抽出
16.田村 陵大  Convolutional Neural Network を使用したN-back課題撮像時のfMRI画像の識別と検討
17.田中 那智  大腸腹腔鏡画像における腸間膜内走行血管強調システムの提案
18.西田 潤   進化的ネットワーク構造最適化を用いた特徴量選択によるfNIRS時系列データ解析手法の提案
今回の発表では9月の発表以来,研究してきた成果を発表致しました.各自の研究を開始して6ヶ月弱でありながら,とても興味深い成果を出すことが出来たと思います.また,今回の発表会は卒業論文初稿の提出直前ということもあり,発表が近付くにつれ夜遅くまで研究室に残って頑張っている同回生の姿が多く見られました.朝早くから夜までの長い時間でしたが,先輩方の素晴らしい進行のお陰で円滑に発表を行うことが出来ました.発表会,卒業論文作成に付き合って頂いた廣安先生、山本先生、田中先生をはじめ研究室の皆様へこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います.卒業まで残り数ヶ月ですが更に良い成果を残すために頑張って行きたいと思います!【文責:B4森下
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第40回月例発表会

12月02日(火)に第40回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM1が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.
1.滝 謙一   認知課題を用いた視聴覚間相互作用の検討
2.大谷 俊介  活性部位領域間の神経線維の抽出
3.岡村 達也  急性ストレス時における唾液内α-アミラーゼと脳活動の関係の検討
4.小淵 将吾  ワーキングメモリ負荷量による脳内ネットワークの変化
5.田中 健太  脳波を用いた注意散漫検出の検討
6.佐藤 琢磨  圧電セラミックセンサを用いたベッド上における患者の行動検知システム
7.塙 賢哉   脳血流変化量に対するDeep Learningを用いた被験者の性別分類の検討
8.林沼 勝利  同時生起行列とランレングス行列を用いた内視鏡画像解析における特徴量の検討
9.三島 康平  問診システムの構築に向けたDPCデータのLOD化の検討
学部4年生から継続してきた研究が,だんだんと形になってきて発表内容が難しくなってきた印象があります.しかし,その中でも一生懸命自分の研究を伝えようと試行錯誤の形が見えたり,それらを消化しようと傾聴している姿見れた熱い発表会でした.現在行っている研究が世の中でどのように役に立つのかなどの研究意義を考えると研究が楽しくなり,研究が楽しいとそれを伝える楽しさも増し,発表会という大多数の前で話すことも緊張せず楽しめて行えたと思います.今回の発表会で得られた様々なアドバイスや指摘を参考に,もっと研究に磨きをかけてもっともっと楽しく発表できるように,研究を楽しんでいこうと思いました.
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【文責:M1三島】
 

第39回月例発表会

10月28日(火)に第39回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM2が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.
1.関谷駿介 2値化と成長型ニューラルガスを用いた細胞領域分割手法の検討
2.白石駿英 2クラス分類の為の多目的遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換方法の提案
3.吉田倫也 fNIRS時系列データを用いた類似度を特徴量とする識別とクラスタリングによる解析手法の検討
4.松浦秀行 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム -構築システムにおける交叉手法の検討-
5.西村祐二 MRI情報を用いた脳部位自動抽出システム
6.井上楓彩 顕微鏡動画から細胞輪郭を抽出する際のCPUとGPUの性能評価
7.大西夏子 色温度が視覚探索時の脳活動に及ぼす影響の検討 -脳血流モデルモデルの作成と検討-
8.大久保祐希 運動イメージにおける左右識別のための特徴量の検討
9.大村歩 fMRIデータを用いた快の度いの識別の検討
10.後藤真櫻 協調作業の作業評価と脳血流変化を用いた識別による脳部位の検討
11.真島希実 リーディングスパンテストの高成績群と低成績群によるワーキングメモリの検討
12.木村茜 視覚刺激と聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討
13.杉田出弥 視覚GO/NOGO課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討
14.將積彩芽 雑音環境が記憶作業と心理状態に及ぼす影響の検討
15.早川温子 立体視課題を用いた生理的指標による習熟度変化の検討
16.中村友香 fNIRSデータモデルに対する体動除去手法の検討
今回の発表会は修士論文提出が近い時期での発表であり,それぞれの集大成に近い濃い内容でありました.また,約12時間にわたる発表会でしたが,最後まで活発に議論が行われていました.私たちM2は,修士論文発表に向けて自身の研究についてじっくり見直す良い機会となりました.修士論文提出まで,今回頂いたアドバイスや指摘を参考に,3年間の研究をしっかりとまとめていきたいと思います.そして,本番の修士論文諮問会では自分の研究についてしっかり伝えることができれば幸いです.
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最後に,長時間の発表に付き合っていただいた廣安先生,山本先生,田中先生を始め,研究室の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます.
【文責:M2 將積】

第38回月例発表会

2014年9月30日(火)に第38回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではB4が各々の研究状況と卒論までの計画について発表しました.
以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)
1.西田 潤 インペインティングを用いたハレーション除去手法の検討
2.伊藤 悟  Pythonのpandasライブラリを用いたNIRSデータの操作及び分析
3.堀 真弓  Kinect for Windows v1,v2の性能比較と検討
4.勝林 洋介 Deep Learningを用いたNIRSデータの学習
5.田村 陵大 fNIRS時系列データを用いて脳深部の血流量変化を推測する手法の提案
6.田中 勇人 照度の差異における全脳の血流変化の検討
7.信楽 慧  ダブルフラッシュ錯覚時における感覚間相互作用の検討
8.吉田 拓也 音刺激の快の度合の違いによる脳活動の検討
9.吉岡 拓馬 FeCl3 を用いた DTI における自由水と組織水の検討
10.後藤 優大 遺伝的アルゴリズムを用いたテンプレートマッチング
今回の発表会は,前回の月例発表会に引き続き,B4が自分自身の研究テーマを先生,先輩方に発表する初めての機会でした.また,B4が発表者として臨む2回目の月例発表会となりました.B4がMISLに配属されてから半期が経ち,この研究室で学び,成長した様子が各々に感じられる発表だったと思います.同時に,まだまだ自分自身の未熟さを痛感する発表でもあったと感じます.先生,先輩方からご指摘頂いたことを改善し,卒論発表に向けて一層研究に励みたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:B4勝林】
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第37回月例発表会

2014年9月1日 (月) に第37回月例発表会が開催されました。今回の月例発表会は、B4が自身の研究目的や卒論までの計画を発表する場でした。発表者と題目は以下の通りです。
ワーキングメモリのトレーニングによる汎化性の効果-fNIRS による脳機能計測のための基礎的検討- :長谷川 由依
fNIRS による一次視覚野における脳血流変化の検討:下村 絵美子
ゲーム課題に対する持続的注意の変化とその脳活動の検討:宮嶋めぐみ
人-機械間の同期タッピング課題時の脳活動の検討:村上 晶穂
SSVEP を用いた BMI システム構築の検討:森下 拓哉
脳神経線維描画における新規手法の開発:石田 和
脳神経線維のファントム作成と神経追跡結果の検討:伊藤 千幸
問診型病院推薦アプリケーションの提案:竹中 誠人
大腸腹腔鏡手術における腸間膜内走行血管の強調表示システムの構築:田中 那智
MOCS:後藤 優大
今回の発表は、B4が自分自身の行う研究背景と研究目的を明確にし、卒業論文に向けてどのように研究計画をたて、行っていくのかを先生、先輩方に発表する機会でした。私も発表させて頂いたのですが、2度目の月例発表会ということもあり、以前よりは上手く内容を伝えられたと感じた一方で、研究に対する知識の欠如を痛感致しました。卒業論文諮問会に向けて、先生や先輩方から頂いた質問や意見を一つずつ理解し解決していきたいと思います。最後になりましたが、長い時間付き合って頂いた廣安先生、山本先生、田中先生をはじめ研究室の皆様へこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。卒業論文まで、ご迷惑をおかけすると思いますが、今後ともよろしくお願い致します。
【文責:B4長谷川】
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第36回月例発表会

7月31日(金)に第 36回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM1が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)
1.滝 謙一   fNIRSを用いた認知課題における感覚相互作用の影響の検討
2.大谷 俊介  fNIRS計測データを用いたデータ補間による脳機能情報のマッピング
3.岡村 達也  マルチタスク時における脳活動とストレス状態の検討
4.小淵 将吾  ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳内ネットワーク変化
5.佐藤 琢磨  圧電セラミックセンサを用いたベッド上における患者の状態検知システム
6.塙 賢哉   fNIRSから得られた脳血流変化量に対するDeep Leaningを用いた被験者分類の検討
7.林沼 勝利  Gaborフィルタを用いた内視鏡画像における早期胃癌の解析手法の検討
8.三島 康平  問診アプリケーションのためのLODの検討14862344617_3aa32125f2_o15048495192_fcc660cc90_o
今回の月例発表会は卒論発表会以来の研究発表だったため,M1みんな緊張感をもって準備しました.研究内容が決まらない人,結果がない人など問題を抱えている人がいましたが,無事に終了してほっとしました.M1はB4に研究内容が伝わるように,何度も訂正をして発表しましたが伝わったんでしょうか.とても気になるところです.質問なども活発に行われ,自分たちの課題も浮き彫りになったと思います.
今回の発表で御指摘頂いたところを改善し,さらなる飛躍を求め,研究に取り組んでいきたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:M1大谷】

第35回月例発表会

6月28日(土)に第35回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM2が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)

  1. 脳血流変化を用いた訓練に伴う技能習得における習熟度変化の検討:早川温子
  2. fNIRSデータに対する体動除去手法の比較:中村友香
  3. オーバーラップ処理を用いた運動イメージ識別法の検討:大久保祐希
  4. fNIRS 同時計測による協調作業時の複数人脳活動の検討:後藤真櫻
  5. 色温度が視覚探索の課題成績に及ぼす影響と探索時の脳活動の検討:大西夏子
  6. fNIRS実験時における音圧変化の影響の検討:井上楓彩
  7. 雑音環境が知的作業に及ぼす影響の検討:將積彩芽
  8. リーディングスパンテストの高成績群と低成績群によるワーキングメモリの検討:真島希実
  9. 視聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討:木村茜
  10. 視覚課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響:杉田出弥
  11. 快の度合が異なる画像に対する脳活動の検討: 大村歩
  12. 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム -構築システムにおける評価手法の検討-:松浦秀行
  13. 2クラス分類の為の遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の提案:白石英駿
  14. fNIRSから得られる時系列データ間の類似度を特徴量とする識別と脳機能ネットワークの検討:吉田倫也
  15. 画像タグへの情報付加機能を持つ医用画像管理システム:西村祐二
  16. 成長型ニューラルガスを用いた細胞領域分割手法の検討:関谷駿介

M2は今までの研究の集大成を発表していたため,15分発表の人達が多くいました.しかし,今までの研究内容がその15分だけでは全てを伝えきれないという発表者も中にいたのではないのかと感じました.また,発表者が全員で16名と非常に多かったため,朝9時30分から開始し終了時刻が20時と長丁場になりました.しかし,公聴者は最後まで集中力を切らさず,発表内容を理解しようとしていたため質問も多く議論が活発になっていました.14368204707_2a8008ab9f_z14531589586_5ecc6efb16_z
B4の中にはM2の研究について初めて聞く人もいるため,M2はB4にも理解できるようなプレゼンの構成になっていたと感じました.この2年間MISLで過ごしたM2だからこそ,このように気遣えたのではないでしょうか.
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これからM2は修了論文の作成のため,更なる研究の研鑽を積む必要があります.そのため,これから自身の研究に邁進していきたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:M2大久保】