第24回月例発表会

2013年6月21日に第24回月例発表会が開催されました。
今回の発表会では、M2が自身の研究成果に関する発表を行いました。
発表者とテーマは以下の通りです。
福島亜梨花「類似部分自動抽出アルゴリズムの類似度評価の検討」
星野雄地「不快情動刺激が生理的指標にもたらす変化と被験者による差異の検討」
林貴之「ニューラルネットワークを用いた快・不快識別の検討」
藤井亮助「性能とコストのトレードオフに基づいた多目的最適化を用いたデータレプリケーション」
大堀裕一「SVM と多目的最適化を用いた病理データの領域分類法の検討」
布川将来人「編集距離を用いた画像処理 GP における近傍関係の検討」
上堀聖史「専門家に応じた最良な特徴をもつ角膜内皮細胞画像を生成する対話型システムの構築」
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今回の発表会では先生方に自身の研究成果が伝わるように説明する一方で、
4月から研究室に入ってきた4回生に自身の研究を説明する初めての機会ということもあり、
研究に対する予備知識のない人へ如何に噛み砕いて理解してもらうという事が
今回の発表会における最も大きな課題であったかと思います。
発表会後に自身の発表に対する感想を書いたコメントカードには、
やはり発表内容が難しく理解できなかったという事が書かれたコメントが大半であり、
わかりやすくするためにもっとどのようにすれば良いのか考えなければいけない
という事を痛感した発表会になりました。
次回は、もっと理解して頂く発表になるように頑張りたいと思います。
最後になりましたが、長い時間付き合って頂いた
廣安先生、横内先生、山本先生を初め研究室メンバーの皆様へ
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
【文責:M2 藤井】

【速報】2013年度人工知能学会 全国大会 (第27回)

2013年度人工知能学会 全国大会は 2013年6月4日~7日の日程で富山市(富山国際会議場他)で開催されました。
研究室からは

  • 脳血流時系列データの 類似部分抽出、および神経活動の時 間 的遷移同定法の提案と検討 福島亜 梨花,廣安知之横内久猛 梨花,廣安知之横内久猛 梨花,廣安知之横内久猛 梨花,廣安知之横内久猛
  • リアルタイムfMRI によ る対話型最適化システムの検討 田 中 美里,山本 美里,山本 詩子,三木 詩子,三木 光範,廣安 光範,廣安 知之

の2件が発表されました。
また、廣安は「知識の利用と共有 -2」で座長を行いました。
富山は美しい街ですね。
思ったよりも新しいたてものも多く、市電も興味をそそりました。
学会終了後、称名滝というところに観光にいったのですが、すごい滝でした。
落差日本一の350mを誇る大瀑布。
なのだそうです。
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学内高校見学会

6月8日(土)に学内高校見学会が同志社大学京田辺キャンパスで行われました.私たち医療情報システム研究室は光トポグラフィ装置を用いて脳活動の研究についての説明を行いました.高校生10人~15人のグループを3つと4人のグループを対象に説明をしました.1グループ15分間の間に,光トポグラフィ装置の説明と実際に装置を使って実験を行いました.被験者はまず4回生がした後,高校生にもやってもらいました.実験を行うことで高校生に脳活動においてどのように脳の血流が変化するのかを見てもらうことができ,高校生に興味を持ってもらうことができたと思います.この見学会をきっかけに医情報学科,そして医療情報システム研究室に来てもらうことができれば嬉しい限りです.
【文責:B4 塙】
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人工知能学会全国大会 【国内発表】

今回,自分は富山県富山市富山国際会議場で行われた第27回人工知能大会全国大会に参加させて頂きました.会期は6月4日(火)から6月7日(金)の4日間でしたが,参加者は1000人規模と想像以上に大きかったのが印象に残りました.今回の人工知能全国大会には研究室の田中美里さんとご一緒させて頂きました.4日間の間に特に印象に残った2つのエピソードを述べさせて頂きたいと思います.
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まず1つ目は5日(水)に行われました学生企画「研究室とリアル」です.東京大学他の学生の方と一緒のグループになり,研究室の現状とその改善策をテーマに2分ほどのポスター発表を行いました.研究室毎の取り組みなどは研究室によって違うことを実感できました.また,日頃全体ゼミで行っていた3分間スピーチの仕組みが功を奏し,発表をきちんと2分以内に収めることもできました.
2つ目は,自身の研究発表とそのセッション「脳科学とAI」に関してです.6日(木)の早朝だったにも関わらず多くの公聴者の方がいらして大変驚きました.また,そのセッション内には企業の研究者の方が多くいらっしゃり,脳科学と情報系の融合に関して社会的関心が非常に高いことが伺えました.また,企業の研究者の方々ですと学生の自分とは違った視点で物事を捉えていらっしゃると感じるような質問を頂き,実りの多い機会でした.
【文責:M2福島】

第23回月例発表会

2013年5月22日に,第23回月例発表会が開催されました.

通常の月例発表会では,研究発表を行いますが,今回は4回生に対して研究グループ紹介を行いました.各研究グループは,ポスターを使用しがら,研究紹介を行いました.

第23回月例発表会(1/2)第23回月例発表会(2/2)

4回生は,15分を1タームとし,計4ターム,自分が興味のある研究グループの説明を受けました.説明を行った研究グループは,以下の9グループです.

・データマイニング班【担当者:大堀,吉田,白石】

・fMRI班【担当者:田中,大村,小淵】

・iGA班【担当者:田中,上堀,松浦】

・医用画像班【担当者:布川,関谷】

・医療システム班【担当者:藤井,西村,井上】

・fNIRSグループ(データ処理班)【担当者:福島,中村,真島】

・fNIRSグループ(BMI班)【担当者:林,大久保,早川,後藤】

・fNIRSグループ(環境班)【担当者:星野,井上,大西,将積】

・fNIRSグループ(認知負荷班)【担当者:山本先生,木村,杉田】

なお,グループ毎の説明に入る前にM2の藤井から,各研究グループの目標と研究概要について,パワーポイントで説明を行いました.研究グループ紹介は約1時間に渡りました.4回生の皆さんは,本研究室でどのような研究が行われているかを理解することができたと思います.研究室に配属されて,ICT用語発表会を終え,約2ヶ月がたちました.今回の月例発表会は,自分の行いたい研究について考えて始める良い機会になったと思います.

【文責:M2林】

ICT用語発表会

2013年4月20日,ICT用語発表会を開催しました.
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学部4回生が,研究室に配属されてからの1か月間,それぞれに与えられた今話題のテーマについて調べ,発表を行いました.発表者とテーマは以下の通りです.
塙 賢哉   「メニーコアとXeon Phi」
小淵 将吾  「インメモリ・コンピューティング」
佐々木 和幸 「Software Defined Network:Open Flow」
林沼 勝利  「IPv6」
佐藤 之宏  「3Dプリンタ」
白石 駿英  「医療分野のビックデータ解析手法」
大谷 俊介  「PETと次世代PET」
森口 美紅  「バイオセンサー」
佐藤 琢磨  「コネクトーム」
岡村 達也  「エナジーハーベスト」
滝 謙一  「シェールガスとメタンハイドレート」
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今回の発表会は,4回生にとって多くの人を前にして発表する初めての機会であり,みんな緊張していたと思います.廣安先生はじめ,横内先生,詩子先生,学生の皆さんからは非常に的確な質問やコメントを頂きました.回答に戸惑う場面もありましたが,みんな深く調べられていて,内容の濃い発表会でした.発表後には多くの先輩方から温かい言葉をかけて頂き,今後の励みになりました.
私は「Open Flow」という,今まで聞いたこともなかったテーマを調べました.非常に面白い内容で,知的好奇心をくすぐる素晴らしい体験でした.これをきっかけにネットワークというものにとても興味を持ちました.
準備期間には,コーチの先輩に非常にお世話になりました.何も分からない私に,調べ方や内容の校正など,様々なアドバイスをして頂き,1か月間常に気にかけてくださいました.また,コーチ以外の院生の方々にも,自分では気付かないような視点や意見を提供していただきました.ありがとうございました.
私達4回生の研究室生活は始まったばかりですが,すばらしい先輩方に少しでも近づけるよう,精一杯努力していこうと思います.
【文責:B4佐々木】

【速報】4月月例発表会 (ICT用語発表会)

月例発表会は、月に一度、研究室で行っている研究発表会です。
4月は毎年、ICT用語発表会と称して、4年生が最近のbuzz wordを調査して発表します。
配属されて1ヶ月で、TeXの勉強やら調べる勉強やら発表の仕方を学びます。
テーマは下記の通りでした。

  • メニーコアとXeon Phi 塙賢哉
  • インメモリ・コンピューティング 小淵将吾
  • Software De ned Network : Open Flow 佐々木和幸
  • IPv6 林沼勝利
  • 3D プリンタ 佐藤之宏
  • 医療分野のビックデータ分析手法 白石駿英
  • PET と次世代PET 大谷俊介
  • バイオセンサー 森口美紅
  • コネクトーム 佐藤琢磨
  • エナジーハーベスト 岡村達也
  • シェールガスとメタンハイドレード 滝謙一

朝からの発表会でした。
勉強になりました。

国際医用画像総合展ITEM2013

2013年4月13日(土)に国際医用画像総合展ITEM2013がパシフィコ横浜展示ホールにて行われました.
出展社は100社を越えており,X線撮影画像装置,CT,MRI,超音波診断装置など多数の医療機器が出典されていました.
医情報学科では,学部や大学院の授業で医用画像診断装置について学ぶ機会があります.実際に装置を見たり,企業の方に装置の原理や仕組みを説明して頂くことができ,より医療機器に関して興味をもつことができたと思います.
私は昨年度も参加させて頂きましたが,昨年度は超音波診断装置がたくさんあったことが印象的でしたが,今年度はタブレット端末を活用したPACSによる医療情報の連携システムが多かった印象でした.医療技術の発展とともに診断装置や需要の変化などを感じることができました.昨年度は規模の大きさに圧倒され,企業の方の話を受け身で聞くことが多く,あまり積極的に質問出来なかったのですが,今年度は興味のある医療機器に関して積極的に質問することができて良かったです.また,昨年一年間,医療情報システム研究室でたくさんのことを学ばせて頂いたおかげで,PACSなど様々な医療情報に関して,さらに知識を深めることができ,大変よい経験になったと思います.
医療の発展や課題点を知ることができ,とても良い機会を下さったことに感謝しております.
引率してくださった先生方,本当にありがとうございました.
【文責:M1大西】
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大学院入学式

2013年4月3日(水)に同志社大学大学院の入学式が同志社女子大学今出川キャンパス栄光館にて行われました.
医療情報システム研究室では15名が修士課程として同志社大学院に入学しました.
入学式では学長からの祝辞を賜りましたが,同志社には3点の特徴があるユニークな大学であるとのことでした.
1点目は京都に位置しているということ.
2点目は私学であることから,創始者である新島譲の教育理念が生き続けていること.
3点目にキリスト教であることでした.
この3点に共通することが多様性,寛容の精神,自立心で,21世紀のグローバル社会を生き抜くために必要不可欠であるということでした.
私は去年,基礎ゼミで同志社についての勉強会を行ったのですが,今回の入学式で同志社が素晴らしい大学であることを再認識致しました.
そして,この恵まれた環境で,廣安先生をはじめとする素晴らしい先生方や先輩方,同期の仲間と研究できることを誇りに思います.
さらに今年度からは後輩もでき,自分の研究だけでなく,初めてコーチングをすることになります.
去年により成長できるよう,色々なことに興味をもち,充実した研究生活を送りたいと思います.
皆様,今年度もよろしくお願い致します.
【文責:M1眞島】
入学式 同志社

新歓コンパ

3月26日,本研究室に着任されました山本詩子先生,配属された4回生14名を迎えて新歓コンパが行われました.
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当日,初めて会ったメンバーとの飲み会で,最初は少しぎこちない雰囲気もありましたが,お酒が進むにつれ,皆楽しんでいました.

そして廣安先生から頂いた『全員と喋る』,という目標のもと,それぞれお酒を交わしつつ,楽しい時間を過ごすことができました.

今回は,二次会も行われました.二次会ではお酒の量も増え,より一層会話も盛り上がりました.

これから,4回生はICT用語,基礎タスク,個人タスク,卒論と続き,M1は初めてのコーチングと研究,M2とDの方は研究,と忙しい日々が続きます.その新年度の始まりとして,皆との仲が深まり楽しい新歓コンパとなりました.
【文責:M2 星野】